北半球大陸地域気候の寒冷化、乾燥化、強風化
気象通報:2010-2020
・ ヨーロッパおよび東北アメリカの主要な人口密集地帯の回りにある農業地帯は10年間を通じて危険な旱魃を持続します。
・ 平均的な毎年の気温は、アジアで華氏5度(摂氏2.8度)、北アメリカ華氏6度(摂氏3.3度)以上低下します。
・ オーストラリア、南アメリカ、および南アフリカのいたる所で気温が華氏4度(摂氏2.2度)上昇します。
・ 変化の影響を詳しく調べると、冬季の嵐と風は激化します。
・ 西ヨーロッパと北太平洋では激化した西風が吹き荒れます。
北ヨーロッパのいたる所で2010年から2020年の毎年について、平均気温の低下が見られます。
この地域の平均年間降水量は30%近く減少します。
そして、風は平均して15%強くなります。
気象条件は、北アジアおよび北アメリカの大陸内部地域でより激化します。
農業地帯、居住地帯において気温の低下による悪影響よりもむしろ旱魃の影響は破滅的です。
これらの地域の降水量の継続した減少により、湖は干上がり川の流量は減少し、そして真水の供給は、節約しても蓄えを使い果たしても、尚圧縮されます。
メガ干ばつは、南中国と北ヨーロッパの主要な地域で2010年ごろ始まり、まるまる10年間継続します。
同時に、過去数10年間にわたって比較的乾燥していて、伝統的に乾燥地農業に頼った地域は、猛烈な降雨と川の氾濫に見舞われます。
北大西洋から北アジアを横切る地域において、寒冷化は冬季の中心、12月、1月、及び、2月、季節を通じて長引く影響を受け、尚且つ寒冷化は予期し得ないほどますます猛烈に進行します。
山岳地帯での降雪量が増大する為、夏季にも寒冷化は広がります。
寒冷化及び夏季の乾燥化に加えて、地域性の増大により大気循環が増進し風力風速が巨大化します。
世界中において気候変化の始まりにより気候様式が混乱させられている間、(すなわち)熱塩循環崩壊後の最初の5年間、北ヨーロッパはその影響をもっとも受けると断言できます。
その後の5年間までに、この寒冷化や厳しい気象状況は南ヨーロッパ、北アメリカ、そしてその向こう側の地域へと深く広がります。
北ヨーロッパの寒冷化が長期化するに伴い、北大西洋は海氷が一面を覆い、冬季の表面気温はさらに進んだ寒冷状態となります。
極から赤道への強い温度勾配に伴い、気圧分布はそれを分配するため、強風が吹き荒れます。
寒冷な空気がヨーロッパ大陸を横切る為、農業にとって特に厳しい状況が引き起こされます。
風と乾燥の組み合わせは、広範囲にわたる砂嵐、および大地損失の原因となります。
ほとんどの大西洋の南方地域では温暖化の増進が見られますが、乾燥化は(北部と)同じです。
この10年間の終わりまでに、ヨーロッパの気候はほとんどシベリアのようになります。
続きを読む