神サタンのつぶやき NO4 |
やつらは同じ物を食べ、同じものを着ているぞ。 だから互いに身内だと思ってしまうんだ。 |
一人にはめちゃくちゃ美味しいものを食べさせ、良い物を着せてやろう。 |
そうすれば、他の者はうらやましがるだろう。 |
そこから敵対心が生まれるかもしれんぞ。 |
でもどうやって? |
やつらは狩猟や木の実を集めて生活しているぞ。 |
あれだとどうも貧富の差はできないぞ。 |
食べ物は食べきれないほど保存しておく方法が無いもんな。 |
食べ物はすぐ腐るから保存できないぞ。 |
でも何とか貧富の差を作らねば。 |
そうだやつらに貨幣を持たせよう。 |
悪い宇宙人は人間の間に降りていって、どうやって貨幣を作るかを教えました。 |
人間は悪い宇宙人の計略など見抜けませんでした。 |
そこで、ありがたく貨幣制度を受け入れました。 |
これによりだんだん貧富の差ができてきました。 |
こんどこそ仲間割れが起こるぞ! |
悪い宇宙人はわくわくして観察しました。 |
でも仲間割れが起こりませんでした。 |
貧しい人間は貧しいなりに満足して暮らしていきました。 |
ゲゲッ! |
何で仲間割れを起こさないだ! |
おれなら金持ちから奪ってでも自分が満足するぞ! |
ちきしょ~! |
仲間割れを起こさせるのがこんなに難しいとは思わなかったぞ。 |
悪い宇宙人は人間に仲間割れを起こさせることに没頭しました。 |
これで少し暇つぶしができました。 |
まてまて、もう一ついい考えがうかんだぞ。 |
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