神サタンのつぶやき NO54
おお、今日はうれしいニュースがあるな。
人間どもが読んでいる新聞に載っているな。
これは2002年4月12日付けの朝日だな。
11日付けの米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、ブッシュ政権が進めるミサイル防衛計画に関し、ラムズフェルド米国防長官が核弾頭を搭載した迎撃ミサイルの開発を検討している報じた。ミサイル防衛計画に関する諮問機関「国防科学委員会」ウィリアム・シュナイダー委員長の話として伝えたもので、長官は同委に研究調査を命じたという。同委員長によると、核搭載型迎撃ミサイルは、けた外れの爆発力と放射線で周囲を破壊しつくことができる。しかし専門家の中には、核爆発によって民間の衛星や米国の軍事衛星が危険にさらされる恐れなどを指摘する声もあるという。
これを見るととうとう人間どもが本格的に俺様たちの軍隊と戦う決意を固めてきたらしいな。
核などを使えば専門家が指摘するように民間の衛星や米国の軍事衛星は木っ端みじんになるぞ。
彼らはそんなことは百も承知で核弾頭を宇宙向けのミサイルに搭載するつもりなんだな。
これを見たら一般国民は、その戦う相手は誰だ?と不審がる者も出てくるかもしれんな。
「自国の軍事衛星を巻き添えにしてまでまさかそんな強力なものを爆発させる必要はない」
「地上のミサイルならピンポイントで相手を狙って落としたほうが戦略上ずっと得だ」
「何に対してそんな強力なものを爆発させねばならぬの!?」と普通思うぞ。
アメリカは宇宙でUFOに攻撃を加えるつもりだな。
だがわれわれのUFOは核爆弾ぐらいで破壊されるようなチャチなものではないぞ。
そりゃ表面は多少焦げるかもしれんが内部は全くOKだ。
宇宙では空気がないから核を爆発させてもその破壊力は地上に比べて半減するぞ。
だいたい核の威力というのは爆風と熱と放射線の3つなのだが、宇宙では爆風が起こらないぞ。
ただ高い温度と放射線だけだ。
これらはUFOには通用しないんだ。
オッ! そうか。
月を攻撃するつもりなのか!!
それも月の内部への入り口を見つけて、そこから奇襲核攻撃をしかけるつもりなんだ。
なるほど!
やれるものならやってみな!
俺様は楽しみにしているぞ。
ただうれしいのはアメリカ合衆国が本格的にわれわれと戦う意志を固めてきたということじゃ。
それでこそわれわれが50年以上もかけて闘牛場の最高の牛として育ててきたかいがあるというものよ。
こりゃ、都市攻撃の日が楽しみになってきたぞ。
どれぐらい骨のある抵抗をして見せてくれるか・・・