1.
二ビル惑星Xが明確に姿を現しませんから、予言のサイドから少し検討してみましょう。
1-1. 予言によれば、 「太陽が二つあるかの様に見える」 とあります。 急に太陽が現れる分けはありません。
そこで、二ビル惑星Xが太陽の光を強烈に反射しているの例えとして考えます。
1-2. 他には「二つの月」とも表現されているようです。
この場合は月型の宇宙船の接近も考えられますが、二ビル惑星Xの接近した時、それが太陽の光の反射している姿として考えます。
1-3. ただ、一方は「二つの太陽」、他方は「二つの月」の表現です。
つまり明るさに格段差があります。
そこで、一応、「二つの月」の場合は 「戻りの二ビル惑星Xが地球に接近している状態」 とします。
また、「二つの太陽」の場合は 「戻りの二ビル惑星Xが地球から離れている状態」 とします。
1-4. 他には、 「夜の二ビル惑星Xの反射光が強くて真昼の様である」 の意味にも受け取れます。
また、昼間の二ビル惑星Xの反射光は太陽に負けますので、 「月と同じ様な明るさに見える」 意味にも受け取れます。
いずれにしても、 「見ている時間帯の相違」 と受け取ります。
2-1. 月は直径が3476kmで、地球と月の距離は384400kmです。 2-2. 木星は直径が142984kmで、地球の質量の約318倍です。 2-3. 太陽は直径が1392000kmで、地球との距離は 149600000kmです。 2-4. 二ビル惑星Xについては下記の2通りを考慮します。 2-4-1. 直径が三倍説で、バカボンのパパの情報より木星の質量の約20倍です。 直径は 428952kmで、地球の質量の約6357倍です。 2-4-2. 直径が二倍説で、バカボンのパパの情報より木星の質量の約5.93倍です。 直径は285968kmで、地球の質量の約1883倍です。 2-5. 以後のデ-タは三倍説は「地球の質量の③約6357倍です」 二倍説は「地球の質量の約②1883倍です」と表現することがあります。 2-6. 太陽からの距離は下記の通りです。 なお{}は 地球との距離です。 水星 0.387{0.613} 金星 0.723{0.277} 地球 1.000{0.000} 火星 1.524{1.524} 木星 5.203{4.203} 土星 90554{8.554} |
いずれも、単純な比例計算でできます。 3-1. 月と同じ大きさに見える位置 三倍説では 距離=428952(二ビル惑星Xの直径)*384400(月-地球の距離) /3476(月の直径) 二倍説では 距離=285968(二ビル惑星Xの直径)*384400
三倍説では 距離=428952(二ビル惑星Xの直径)*149600000 二倍説では 距離=285968(二ビル惑星Xの直径)*149600000 3-3. この計算の結果に、皆さんも驚かれるであろう。 計算によれば、 「月と同じ大きさに見える位置」と「太陽と同じ大きさに見える位置」が2.8%の差しかないのである。 この程度の誤差は同じといってもいいのある。 これらの予言は 二ビル惑星Xを 「月の大きさ」又は「太陽の大きさ」 にたとえているだけと結論しても問題は無いと云える。 そして、この結果は三倍説でも二倍説でも同じ結果になるのである。 それはこれらの予言の信憑性を裏付けるだけでなく、この距離から軌道などの推定もある程度可能になっていくのである。 |
4-1. 月と同じ大きさに見える位置 4-1-1. 三倍説 地球の中心から釣り合う位置=47436000/6357=7462km 4-1-2. 二倍説 地球の中心から釣り合う位置=31620000/1883=16790km 4-2. 太陽と同じ大きさに見える位置 4-2-1. 三倍説 地球の中心から釣り合う位置=46100000/6357=4835km 4-2-2. 二倍説 地球の中心から釣り合う位置=30733300/1883=16321km 4-3. この計算が何を意味しているか、分からない方がいるかもしれない。 この計算は地球の表面との関係を概算で推定しているのである。 ご存じの様に、地球の半径は6378kmである。 そうすると、 4-3-1. 月と同じ大きさに見える位置の三倍説では 7462km-6378km=1084kmとなる。 すると、地球の1084km上空にあり、それ以上の周回軌道をとっている人工衛星は奪い取られてしまうことになる。 4-3-2. 月と同じ大きさに見える位置の二倍説では 16790km-6378km=10412km となり、地球の10412km上空にあり、それ以上の周回軌道をとっている人工衛星は奪い取られてしまうことになる。 4-3-3. 太陽と同じ大きさに見える位置の三倍説では 4835km-6378km=-1543km となり、地球の地下1543kmのマントル層にあり、地球の表面は奪い取られてしまうことになる。 4-3-4. 太陽と同じ大きさに見える位置の二倍説では 16321km-6378km=9943km となり、地球の9943km上空にあり、それ以上の周回軌道をとっている人工衛星は奪い取られてしまうことになる。 4-4. 以上の概算の結果、地球の表面が奪い取られる計算になる条件があるが、予言では地球が第二の月を生み出す予言はない。 従って、三倍説は予言からは無いことになる。 しかし、いずれの場合でも月は地球の上空384400km(月-地球の距離)を周回しているために二ビル惑星Xの引力で奪い取られる。 すると二ビル惑星の衛星になるはずであるが、これも予言にはないのである。 従って、月はこの時、奪われないようにエンジンを駆動するものと推測される。 そのために、二ビル惑星Xの引力の影響だけでなく、月の力場の影響も地球は受けて「ノアの大洪水」に至るのかもしれない。 |
その結果、興味深い結果が幾つもでてきた。 今後のデ-タによっては結論や推論が変化していくと考えられるが、いずれにしても観測デ-タの積み増しが必要であるようです。 |