ケムログさんのサイトより

なかなか良い記事に巡り会えず、10月に入ってから更新もできずにかなり焦っていましたが、ようやく興味深い記事を見つけましたのでご紹介します。

今回は米国経済に関する記事です。どうやら思ったより深刻な事態のようです。
ま、日本も殆ど変わりませんし、今の政府の無策状態では米国以上に深刻な事態になるかもしれません。

このような状況では、ウェブボットなどでも言われているように、米国発の世界規模の暴動や革命が発生するのかもしれません。

経済とは関係ありませんが、本日10月13日は世界規模でUFOの目撃事例がある日とされています。アメリカ時間を基準としているようなので日本では、午後からになりますけど。
アラバマと同じ結果になるとは思いますが、今日1日ぐらいは希望を持ってUFOを待つことにしましょう。


27 Signs That The Standard Of Living For America’s Middle Class Is Dropping Like A Rock

27 Signs That The Standard Of Living For America’s Middle Class Is Dropping Like A Rock

アメリカの中間層の生活水準が岩が崩れ落ちるように悪化するという27の兆候

まだあなたが職に就いていて、食卓に食べ物を並べられ、帰ることが出来る暖かい家があるなら、あなた自身はとても幸運だと考えるべきだ。毎月毎月数十万のアメリカ人が中間層から脱落し、貧困に窮しているという事実がある。あなたが読みとろうとしている統計は、信じられないほど冷静だ。世帯収入は、全米で下降している。政府が実施している貧困絶滅プログラムの登録者数は、毎月毎月記録を塗り替えている。住宅保有率は低下し、個人破産はさらに増加しているが、十分な数の仕事が行き渡っている状況ではない。一方では、食料や医療などの生活基盤は値上がりが続いている。株式相場の値上がりや、ウォールストリートの記録的なボーナスに騙されないように。米国経済は回復などしていない。第二次世界大戦後、偉大なアメリカの経済マシーンは、世界の歴史上で最も巨大で最も活気ある中間層を作り上げたが、現在のアメリカの中間層は、目がくらむほどの速度で崩壊している。

アメリカの中間層の窮状について書く人の殆どは、現状が方向転換した結果、最終的に中間層はこれまで以上に強くなると考えている。しかし残念ながら、そんなおあつらえ向きの状況ではない。社会として、何十年間にも渡って我々は、自らの手段を遙か向こうへと先送りしてきている。現在、手形には満期が来ているのに、我々の指導者達の誰一人として何をしたら良いのか分かっていないように見える。

その間にも、米国経済は出現するワンワールド経済に急速に吸収されつつある。アメリカ人の中間層労働者は、今自らが地球の別の側にある最低賃金の労働者と、仕事を巡る直接競争状態にある事に気付いている。当然、多くの多国籍企業は、工場や仕事をブルーカラー労働者が時給1ドルで働く中国のような国に移転することで、この状況を上手く利用している。この状況はそのような国では、額面価格によっては生活水準上昇の手助けとなるが、アメリカの中間層の生活水準にとってそれは極めて壊滅的だと言える。

では、これら全てが意味する事とは?

米国経済が崩壊に向かっており、実際にアメリカ人の中間層が、本当の窮状に喘ぐ時期が避けられそうにない事をそれは意味している。

以下は、アメリカ人の中間層の生活水準が岩が崩れ落ちるかのように悪化する27の兆候を示している。

#1 中間層の世帯消費は、2009年には全米の所得者の5人に1人の割合で3.5%低下している。1984年に記録が抑制されて以来、これは1年の下げ幅としては最も急なものであった。

#2 米国における中位の家計収入は、2008年の51,726ドルから2009年には50,221ドルにまで低下している。

#3 最新のレポートによると、2009年にニューヨーク州の住民は、70年以上もの間で初めて丸一年間の衰退を味わったという。

#4 米国の大都市エリア52のうち、サン・アントニオ(San Antonio)市だけが、2009年に中位の家計収入の下落が無かったという。

#5 2009年の米国の住宅保有率は、3年連続の低水準となった。

#6 2009年、4百万人前後のアメリカ人が中間層から脱落し、現在連邦政府が設定する貧困ライン以下の生活をしている。

#7 フードスタンプ(食料切符)プログラムに登録するアメリカ人の数が、20ヶ月連続で空前の記録を更新している。

#8 7月(データが利用可能な最終の月)には、4,180万人のアメリカ人がフードスタンプに登録している。

#9 フードスタンププログラムに登録するアメリカ人の数は、2007年12月から2010年7月の間に55%以上に跳ね上がっている。

#10 2009年、4,800万人以上のアメリカ人が医療扶助制度に登録している。

#11 現在アメリカ人の6人に1人が、少なくとも1つの米国政府が実施する貧困絶滅プログラムに登録している。

#12 最近行われたある研究によると、2010年現在、全米の児童の21パーセント前後が貧困ライン以下の生活をしているという。

#13 ケイトウ研究所(Cato Institute)によると、米国政府が貧困絶滅に費やす額は、過去10年にわたって89パーセント増加しているという。

#14 全米の世帯における保健医療費は、2007年から2009年の間に9.6%という信じがたい増加をしている。

#15 結果的に、米国の全世帯のうち上位5パーセントだけが、1975年以来上昇している住宅費に調和する十分な副収入を獲得することになる。

#16 米国の全世帯のうち35パーセントが現在35,000ドルかそれ以下の生活をしている。

#17 ニューヨーク州の会計監査官、トーマス・ディナポリ(Thomas DiNapoli)によると、2009年のウォールストリートのボーナスは2008年と比較すると17パーセントも上昇したという。

#18 2009年に実施された世論調査によると、61パーセントのアメリカ人が「常に、或いは大抵は」給与ぎりぎりの生活をしているという。この数字は、2008年の49パーセント、2007年の43パーセントより実質的に上昇していると言える。

#19 現在、アメリカ世帯の28%が、常勤の職を探している家族を少なくとも1人は抱えているという。

#20 現在1,000万人近いアメリカ人が、失業保険を受給している。これは遡ること2007年の受給率のほぼ4倍に相当している。

#21 ピューリサーチ(Pew Research)の最新の概観では、景気後退が始まって以来、米国の労働者の55パーセントが解雇、減俸、労働時間短縮やパートタイム勤務への不本意な異動を経験しているという。

#22 2009年には、4,360万人のアメリカ人が貧困生活を送っている。悲しいことに、貧困生活を送るアメリカ人の数は3年連続で増加しており、2009年のアメリカ人貧困層4,360万人という数字は、米国国勢調査局が保有している51年間の記録の中で最も高い数字だという。

#23 25パーセントという信じられない数のアメリカ人の成人の信用度採点が599を下回っている。

#24 このことは、全アメリカ人の3分の1近くが信用度採点が低いため、ローンが組めない事を示している。

#25 米国史上初めて、銀行はアメリカの全世帯をひとまとめにした以上の価値がある、莫大な住宅ネット株式を保有している。

#26 2009年には、2008年と比較すると32パーセントもの驚くべき増加となる140万人以上のアメリカ人が、個人破産を申告している。

#27 米国国勢調査局の最新のレポートによると、米国の全給与所得者のうち高位5位が全所得の49.4パーセントを稼いでいるというのに、下位5位までは2009年の全収入の3.4パーセントしか稼いでいないという。

では、すぐに物事が転換するような何らかの希望があるのだろうか?

実際にそんなものは無い。

現時点では、国の経済専門家のトップでさえ我々が非常に困難な時期に向かっている事を認めている。

近頃ゴールドマンサックスは、米国経済がこの先6から9ヶ月において「相当悪化」或いは「非常に悪化」するかのどちらかだとの発表を行った。

それだけではなく、連邦準備制度理事会のベン・バーナンキ議長は、米国経済が悲惨で「維持できない」状況にあるとこの度話している。

経済のこととなると、ゴールドマンサックスやベン・バーナンキ議長が信頼されるべきだがそうとは限らない。

我々が直面しようとしている問題が到来した時、長期のトレンドの中に真実が見つかるだろう。まだそれが分からないならどうか「
米国経済を完全に破壊する11の長期トレンド」をお読み頂きたい。この記事は、我々の経済が現在直面している本当の脅威に関してあなたを目覚めさせるだろう。

しかし統計だけが真実を物語るのではない。

終わりのない経済統計の中で失われる物は、これを介して生きようとしている数百万のアメリカ人の非常に現実的な痛みなのだ。以下は、
Unemployed Friendsウェブサイトに到来するこの冬を生き抜く事ができるよう切望するリータ(Leetah)という女性が投稿した話だ。


私が今暮らしている場所は仕事もなく住む場所さえありません。私のフィアンセのロイ(Lloyd)と私はどんな事でもと思い探していますが、彼はマクドナルドでの職を失い、工場(生計を立てる唯一の仕事)は彼に保険負担を検討しています。私は親会社から出勤日数に関連して解雇された事があるため、工場に努めることが出来ません(病気で3日間欠勤しました)。そのため私たちは、新たな職と水と暖を求めてオクラホマシティのエドモンドに引っ越そうとしています。私たちはここ数年を暖や水を得ることなく過ごしていました。もし水と暖を得られる場所があるならそこは天国となるでしょう。

冬は足早にやって来ようとしていて私は不安でたまりません。昨冬、私たちは寒さで死にそうでした。そして今その寒さを考えると喉が塞がり動悸が激しさを増します。しかし世話するのは私たち自身だけではなく、犬の面倒も見なければいけません。生後5ヶ月から私たちと共にいる2歳の、アメリカン・ピット・ブル・テリアのマギーがいるのです。彼女は私たちの大切な赤ちゃんであり、彼女を失いたくはありません。彼女も寒さから失いかけました。それは私にとって非常に恐ろしい事です。私たちは間もなく彼女と共に車で生活する事になります。

新しい場所でも、私たちのフードスタンプが継続されるよう望んでいます。そうすれば食べる事だけは出来ますから。既に私は10以上の職に応募していますが、まだ何も返事がありません。このような状況ですが希望を持ち続けています。できれば、そこで簡単に仕事が見つかればと思っています。そうなれば、お金を貯めてアパートを借りる余裕も生まれるでしょう。しかし今は、私の素敵な犬とのアパート生活は別の話です。


失業中で路上生活を強要されようとしている人のために祈りを捧げましょう。

これは他人事ではなく次はあなたかもしれないのだから。