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不動心さんのメール

千成さん太陽さんお早うございます。

不動心です。

以下の記事は不思議館~古代の不思議~からの転載です。

 


http://members3.jcom.home.ne.jp/dandy2/works/works_14_2_a.html


神々の核兵器
~ソドムとゴモラの町に何が起きたのか?~

旧約聖書には、核爆発によって滅びたとしか思えぬ都市の惨状を詳細に、しかも生々しく描写している部分がある。また、その都市がソドムとゴモラの町を指していることは多くの人が周知しているはずであろう。

 それによると、ソドムとゴモラという2つの町の住民たちは、モラルを逸脱する悪徳行為を繰り返したため神の逆鱗に触れてしまったとある。人間を創造した神ではあったが、彼らの度を越すのぼせ上がった行ないは不快そのものであった。やがて、神は人間を創造したことを後悔して、彼らを計画的に抹殺してしまおうと考えたのである。

そこで、ソドムの住民の道徳的退廃がどの程度のものなのか、 神は、天使を派遣して調査をさせることとした。まず、アブラハムの家で一泊した天使たちは、ソドムの町目指して旅立った。そして、そこで、天使たちはソドムの町で行われている悪徳行為を目の当たりにした。ソドムとゴモラの町では、住人は、病める者と貧しい者を助けることもなく、好色にふけり、性別問わぬ強姦、盗み、ありとあらゆる悪徳行為が延々と行われていたのである。

神は、彼らを滅ぼすに先立ち、町に存在する唯一の善人、アブラハムの親戚であるロトとその家族の妻と二人の娘だけは助けることとした。そこで、神は彼らに忠告する。
起るべく破壊は、計画的であり、その時刻は決定され動かせぬものであった。
 一刻も早く町の外に脱出すること。そして、低地に留まらずに山中に逃れること。また、山中に入っても、いかなる事態になろうとも、決して後ろを振り返ってはならないということなどである。
しかし、その忠告にもかかわらず、ロトの妻は、残して来た財産への未練なのか後ろを振り返り、塩の柱に変わり果てて死んでしまうこととなる。

旧約聖書の創世記によれば、その時刻がくると、神は天から怒りの火を放った。突如、雨あられのごとく火と硫黄がソドムとゴモラの頭上に降り注いだ。かと思うと、目もくらむような閃光と耳をもつんざく大音響が鳴り響き、次の瞬間には、町もろとも、人々とそこに住む生きとし生けるもの一切合財が跡形もなく消滅してしまったのである。

その惨事が起った場所は死海の西、ソドム山脈の一角であったらしいが、その凄まじい大破壊は低地一帯をさらに陥没させ巨大なクレーターとならしめるほどのものであった。その結果、死海の水がその地になだれ込み、新たな一つの巨大な死の湖に変わり果ててしまった。

翌朝、アブラハムが低地帯の方角を眺めやるとソドムとゴモラが滅ぼされた付近では、かまどの煙のようなものが、うっすらと立ちのぼっているのが見えたとある。
このような惨事の様子と神の与えた忠告からは、一つの仮定がイメージとして浮かんで来ざるを得ない。それは、核爆発による一瞬の破壊と恐怖だ。計画的な破壊とは、カウントダウンが始まってしまったことを意味している。もし、そうであるなら、爆心地からの待避は一刻を争う事態になるわけで、爆発時に続く危険な放射線の影響を避けるためにも、岩壁のある山中に潜む必要がある。ロトの妻が死んだのは、強烈な核爆発による放射線をまともに浴びたせいではなかったか。

このような聖書に書かれている記述や神話と伝説に出てくる話が、全くの作り話ではなく、歴史上に実際にあった出来事をベースに組み立てられていることは、最近の考古学上の発見を見ても明らかである。

 この過去の大惨事は、旧約聖書のみならずメソポタミアの古文書にも、同様の記述があり記録されている。この古文書が同じ出来事を記述しているかどうかは不明だが、それによれば、7つの恐怖の武器が放たれるや否や目も眩むような閃光が四方へと飛散し、すべてのものが焼き尽された。そして、閃光はたちまち災いの雲を生み出し、災いの雲は空に向かってぐんぐん立ち上っていったとある。

ここまでくると、この描写からは、もはや核爆発のイメージしか脳裏に浮かんでこない。

直径1270メートル、深さ174メートルのアリゾナ隕石孔(世界最大)。今から3万年ほど前に、直径25メートルほどの隕石が衝突して出来たものと考えられている。

テクタイト

  今日、死海周辺には、テクタイトと呼ばれる黒い岩石が多数散在していることが知られている。テクタイトは超高温時に溶けた岩石が急激に冷えて出来るガラス状の物質で、その物質があるということは、過去にその地で、超高温が発生した事実を物語っているのだ。
その物質が作られるような出来事と言えば、彗星の激突か、核融合による高熱以外ありえないのである。決して火山の爆発程度で出来るものではない。

ソドムとゴモラが存在した位置については、現在の死海の南部の湖底に沈んでいるという見られ方が強い。
ソドムの廃墟は、魚も住めない死海の底、塩と泥の混ざった厚い層のはるか奥底に眠っていると見られているのだ。

その上、最近も、死海周辺で、紀元前2千年頃の都市の遺跡が発見されているが、それは、ある時まで大変繁栄していたものが、突如消失し、それ以降もその場所は、荒廃を続け、決して元に戻らなかった事実を明らかにしている。

この意味で、聖書に記されたソドムとゴモラの滅亡は、はるか昔に、シナイ半島、死海周辺で実際に起こった得体の知れない大惨事をモデルにして描かれたものではなかったろうか?
それは、彗星の衝突によるもの、核爆発と同レベルの大災害によるものと様々な説があって、決定的とは言えるものではないが、低地がさらに陥没し大きな湖となってしまうほどの大災害が起きたことに違いないと考えられているのだ。

死海と塩の固まり

 そして、核爆発によるものと仮定するならば、はるか太古に想像を絶する超越した力を持つ者が存在したことを意味している。それは、果たして一体何者なのか? やはり神なのだろうか? 今となってはわからない。これぞ、まさに神のみぞ知るということになろう。
このような、大災害の跡と考えられる場所はシナイ半島以外にも発見されている。
 悪徳とモラルを逸脱する行為が神の教えに背くことになり、神の逆鱗に触れることになるならば、まさしく今こそ危機的状況にあるような気がするのだ。

ネバダ砂漠の死の谷と呼ばれる場所には、大惨事で壊滅したらしい都市の廃墟がある。その周囲には、ものすごい高熱によって溶けたとしか思えない岩や砂の跡がガラス状になって残っている。これほどの高熱が何によって持たらされたのかはわからない。しかも、その場所には草一生えることはないという。やはり、この都市も、ソドムとゴモラのように神の怒りに触れて地上より抹殺させられてしまったのであろうか?

 

まさに、今の世は、地上がソドムとゴモラに近くなってきていると言い切っても、なんら疑う余地はない。いまや、世界全体、先進国の都市すべてが、かつてのソドムとゴモラの存 在と同じになりつつあるように思えてならない。発展途上国の都市も、こうした悪徳のはびこる先進国の都市のような存在になりたくて 懸命に競い合っているようにも見える。

かつて、ソドムとゴモラを滅ぼした神が、今日の世界を見て、実情を知るならば、その幻滅はいかほどのものであろうか? あるいは、神は再び怒りの火を降らしめることになるのであろうか?

そうなれば、ソドムとゴモラの運命が、今後の日本と世界の運命を暗示していない と、一体、誰が保証することが出来るだろう?

転載終了