http://www51.tok2.com/home/slicer93190/10-6045.html
 


ピオニーさんのメール

おはようございます。

千成さんのご質問にありました


一九(ひく)れを気つけて呉れよ、

日暮れよくなるぞ、

日暮れに始めたことは何でも成就するやうになるのざぞ、

一九(ひく)れを日の暮れとばかり思うてゐると、

臣民の狭い心で取りてゐると間違ぶぞ。

のくれのことを申すのざぞ。

九月の二十八日、

ひつ九のか三。

ピオニーさん何か感じられますか。

この帖は、ピオニーさんの暦の講義を受けた後に考えると、 ど うも、暦で考えると、解読が成就すると言っているような気がしてきた のですが・・・

一日考えてみました。

今回もまた暦のことが出てきますので、こよみのページを利用させて頂 きます。

http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://
koyomi.vis.ne.jp/sub/ rekicyuu.htm?20111027


もし暦を見て確認したい場合は、 上のこよみのページ 目次から「その他の暦日計算」(上から 11番目)を選択して開きます。

開きましたら次にその中から「暦注計算」(上から9番目)を選 択して開きます。

そうすると、一番上に年月を選べる欄がありますので、よろしくです。

まず、この帖は 地つ巻第23帖、1944年9月28 日の日付です。

そのまま1944年9月の暦を見ても何もわかりませんでした。

この帖には「九月二十八日」と書かれています。

わざわざ九月「の」二十八日だと「の」の字を入れる意味は何かと思い ました。

どうも、注意を促しているようにも思えます。 この九月二十八日は1944年9月の暦に当てはめるのではな く、違う九月「の」二十八日かもしれないと思い、 地つ巻第23帖の始めから見直してみました。

地つ巻 第23帖 (160)

この神示 心で読みて呉れよ、

九エたして読みて呉れよ、

病も直るぞ、

草木もこの神示よみてやれば花咲くのざぞ。

この道広めるには教会のやうなものつとめて呉れるなよ、

まとゐを作りて呉れるなよ。

心から心、声から声、身体(からだ)から身体へと広めて呉れよ、

世界中の臣民みなこの方の民ざから、早う伝へて呉れよ。

神も人も一つであるぞ、

考へてゐては何も出来ないぞ、

考へないで思ふ通りにやるのが神のやり方ぞ、

考へは人の迷ひざぞ、

今の臣民 身魂くもりてゐるから考へねばならぬが、

考へればいよいよと曇りたものになる道理分らぬか。

一九(ひく)れを気つけて呉れよ、

日暮れよくなるぞ、

日暮れに始めたことは何でも成就するやうになるのざぞ、

一九(ひく)れを日の暮れとばかり思うてゐると、

臣民の狭い心で取りてゐると間違ぶぞ。

のくれのことを申すのざぞ。

九月の二十八日、ひつ九のか三。



まず、十方暮の説明をしていた所で千成さんがこの 帖を持ち出されました。

つまり、千成さんは十方暮から日暮れを連想された わけであります。

日暮れを十方暮と考え 神示の中では、一九(ひく)れを気つけて呉れよ、 と言われています。 この帖の日付1944年は十方暮の一日目にあたる 甲申 (きのえさる)年でした。

年の十方暮の一日目である1944年甲申(きのえさ る)年を、一九(ひく)れの「一」とすると、 一九(ひく)れの「九」は十方暮九日目の壬辰(み ずのえたつ)の事になりそうです。 2012年も壬辰(みずのえたつ)の年でしたね。 十方暮の一日目である1944年甲申(こうしん)の年 と、十方暮九日目である2012年壬辰(じんしん)の 年を、一九(ひく)れ、と考えれませんかね 十方暮の一日目である1944年甲申(こうしん)年の 神示、地つ巻23帖を、2012年の壬辰(じんしん)の年 (十方暮九日目)に当てはめてみます。

先程も言いましたが、この帖の日付は九月、二十 八日と書いてあり、 「九月の」と、わざわざ「の」を入れているのはお そらく複数の意味を含んでおり、 十方暮れの九日目である壬辰(じんしん)の年2012 年「の」九月二十八日と言いたいのかもです。 そして2012年9月28日 、

この日もなんと、壬辰(みずの えたつ)の日でした。

壬辰(じんしん)年の壬辰(じんしん)の日という ことです。 十方暮の九日目の年の、十方暮れ九日目ということ です。 (九分九厘にも似ている気が...)

十方暮の九日目とは、十方暮の終わり頃なので「く れ」という感じでもあります。 一九(ひく)れとは、十方暮と一九(ひく)れをも じっているようです。

「一」=1944年甲申(きのえさる)年(十方暮一日 目)、 「九」=2012年壬辰(じんしん)年(十方暮九日 目)を一緒にしたかのようにみえます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/壬辰

http://ja.wikipedia.org/wiki/甲申

http://ja.wikipedia.org/wiki/干支

http://ja.wikipedia.org/wiki/十方暮

また、この帖の始めでは、

この神示 心で読みて呉れよ、九エたして読みて呉 れよ

とあり、 まず、九エたしての「九エ」を「クエ」と読みてみ ます。

暦の下段には、凶会日(くえにち、 くえび)という 日があります。 9月28日は壬辰(みずのえたつ)の日、そして、凶会 日(くえび)でありました。 凶会日(くえにち)とは、悪事の集まる凶日の意味 だそうで、 年の凶日(くえび)は以下になります。

一月

辛卯 庚戌 甲寅


二月

己卯 乙卯 辛酉


三月

癸亥 甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 壬申庚辰 甲申 丙申 甲辰 戊申 庚申


四月

戊辰 己巳 辛未 癸未 乙未 己亥 丙午丁未 丁巳 戊午 己未 癸亥


五月

丙午 壬子 戊午


六月

己巳 丙午 丁未 癸丑 丁巳 戊午 己未


七月

乙酉 甲辰 庚申


八月

己酉 乙卯 辛酉


九月

丙寅 甲戌 戊寅 庚寅 辛卯 壬辰 癸巳甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 壬寅 庚戌甲寅


十月

乙丑 己巳 丁丑 戊子 己丑 戊戌 己戌辛丑 壬子 癸丑 丁巳 癸亥


十一月

戊子 丙午 壬子


十二月

戊子 丁未 壬子 癸丑 癸亥


つまり、九エたして読みて呉れよとは、 凶会日(くえにち、くえび)をたしてよ見て呉れよ の意味なのではないですかね

八月の凶会日(悪事の集まる凶日)には辛酉(かの ととり)の日もありました。

2012年8月の凶会日(くえび)の辛酉(かのととり) の日は、8月28日になります。 また、神示の帖のはじめの方に、

病も直るぞ、

とありますが、この2012年壬辰(じんしん)年の、9月 28日壬辰(じんしん)の日は、 鬼宿日でもあります。

鬼宿日とは二十八宿での最上の吉日に当たり、百事 を行って、名誉、長寿を得る日と言われています。

長寿を得る日というのなら、病も治りそうですので 病も直るぞ、とは鬼宿日のことかもしれません。 あれ、変ですね、病が治るの「治る」の字がここで は 「直る」になっています。

これは、十二直の「直」と同じ字ですね。

それともただの間違いでしょうか

鬼宿とは、今で言う「かに座」のことだそうです。 蟹座の中にあるプレセペ星団という散開星団を指す のだそうです。

鬼宿日の説明 →

http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/ 200811150.htm

二十八宿の説明

http://ja.wikipedia.org/wiki/

二十八宿

また、中国では「鬼」とは死者の霊魂のことをい い、人が亡くなることを「鬼籍に入る」と言います が、「鬼籍に入る」とは、閻魔帳に記載されるようにな るという意味で、人が「死亡した」「亡くなった」 という意味。

鬼宿日は大吉日でありますが、上の意味の方は都市 攻撃も連想されてしまいます。

鬼宿日であるこの日は、2012年壬辰(じんしん)の 年の壬辰(じんしん)の日 つまり「十方暮九日目」の年であり、十方暮の九日 目でもあり、 1944年は甲申(きのえさる)年(十方暮の一日目) でした。 この帖は、十方暮とたいへん関わっている帖という 事になります。

また、

草木もこの神示よみてやれば花咲くのざぞ。

とあります、 十方暮の一日目である甲申(きのえさる)の甲(き のえ)とは、木の兄(え)陽の木の意味です。

十方暮の二日目である乙酉(きのととり)の乙(き のと)は、木の弟(と)陰の木のことです。

甲の字の「説文解字」の説明によると、

「東方の孟(はじ)めなり。

陽气萌動す」、若芽が 種の殻を被って生えている象形と、小篆体の形と五 行説を交えた解釈を述べる。

また古文の の解説 で「十に始まり、千に見(あら)われ、木の象に成 る」とする。

とありますので、 若芽が種の殻を被って生えている象形文字と、五行 の木である甲(きのえ)の意味と合わせ、 草木もこの神示よみてやれば花咲くのざぞ。 の草木とは、甲(きのえ)の事、つまり甲申(きの えさる)(十方暮一日目)のことを指しているのか も。 また、乙(きのと)の「乙」の字とは、草木が屈曲 しながら芽を出すことの象形だそう。

http://ja.wikipedia.org/wiki/乙部

http://ja.wikipedia.org/wiki/甲

http://ja.wikipedia.org/wiki/部首


心から心、声から声、身体(からだ)から身体へと 広めて呉れよ、

ともありますが、 「声から声」を音で読み、「せい」から「せい」と すると、二十八宿に星宿(せいしゅく)があります。 「心で読みて」や「心から心」などの「心」も二十 八宿には心宿があります。


心宿(しんしゅく・なかごぼし)二十八宿の一つで 東方青龍七宿の第五宿。

距星はさそり座σ星。

星官(星座)の心は、さそり座のσ、α(アンタレ ス)、τの3つの星によって構成される。

また、

世界中の臣民みなこの方の民ざから

この、 臣民の臣(じん)は=壬(じん)のことかもです、

この日は壬辰(じんしん)年の壬辰(じんしん)の 日。


考へてゐては何も出来ないぞ、

考へないで思ふ通りにやるのが神のやり方ぞ、

考へは人の迷ひざぞ、

今の臣民 身魂くもりてゐるから考へねばならぬが、

考へればいよいよと曇りたものになる道理分らぬか。

一九(ひく)れを気つけて呉れよ、

日暮れよくなるぞ、

日暮れに始めたことは何でも成就するやうになるの ざぞ、

一九(ひく)れを日の暮れとばかり思うてゐると、

臣民の狭い心で取りてゐると間違ぶぞ。

のくれのことを申すのざぞ。

考えるなと連発しているので、自分の考えでやらずに、暦を神示に当て はめてみなさいと言われているのかもです。

考へるなと言った後で、日暮れのことを言いだしています。

考へてゐての「ゐ」は、亥(ゐ)があります。 考へての「考」は「こう」と読むので「甲」のことで十方暮れの始まる 日、甲申(こうしん)かもです。


日暮れよくなるぞ、

とは、 日暮=十方暮のことでしたので、 2012年9月28日壬辰(みずのえたつ)の日は十方暮九日目。 十方暮の終わり頃(暮れ)という感じでもありますし、また、鬼宿日で ありましたね。 鬼宿日は二十八宿で最上の大吉日です。

十方暮は悪い期間ですが、日暮れよくなるぞとは、 9月28日は十方暮の終わり頃(暮れ)の鬼宿日(大吉日)なので 「よくなるぞ」とも言えそうです。


日暮れに始めたことは何でも成就するやうになるのざぞ、

鬼宿日は何事において行うのに良い日ですので、何でも成就するといえ そうです。


のくれのことを申すのざぞ。

とは、 十方暮のくれこと。

年の十方暮のくれ、2012年壬辰(じんしん)年(十方暮九日目) のこと。

もしくは、2012年壬辰の年の9月28日壬辰(じんし ん)の日(十方暮九日目) つまりは、十方暮れの期間のことかと思います。 ややこしいですね... まとまり悪いですが、こんな感じになりま した。

この帖では、単に暦でのその日の説明という訳ではなく、 一九れ、の 「一」=十方暮九日目1944年甲申(きのえさる)と、 「九」=十方暮九日目2012年壬辰(じんしん)の年から、 この帖の日付9月28日を2012年9月28日 に当てはめるという展開になりました。 また、神示にあります

心から心、声から声、

声から声を「せい」と読み、星(せい)=二十八宿の「星宿」や、

心か ら心を

「 心宿」と考えて 心宿から 心宿の間という大きな範囲でみますと、二十八宿は 28日でひとまわりしますので、 その中には辛酉(かのととり)の日8月28日も入ります。


九エたして読みて呉れよ、

9月28日壬辰(じんしん)の日は凶会日(くえにち)でした。

凶会日(くえにち)を調べた結果、八月の辛酉(かのととり)の日も凶 会日(くえにち)だと分りました。 少しづつですが、的がしぼられてきている感じがします。




千成のメール

ピオニーさん、ピオニーさんの今回の考察を読み終えて、ボーゼンとしています。

この考察、あまりにも凄すぎ!

「人々が神示を取り合いして読むときが来る」そうですが、ピオニーさんのこの考察を見たら、神示に興味のある方たちは、これをコピーして取り合いして読むことでしょう。

とんでもないすごい考察が出てきたものです。


九エたして読みて呉れよ、

ここ↑に出てくる 九エという暗号まで解けているではありませんかぁ。

まさかこの難解な神示がここまで解けるとは!

今回のこの考察はピンポイントで、ある出来事の起こる時期を暗号にして述べているようです。

もうこれだけ神示と暦の関係が明らかになってきたら、暦なしには神示は解けないとみなさん思うかも。