http://slicer93.real-sound.net/0-hl-space-11802.html

理論的には、黄道座標は、太陽の中心に観測原点を置いた「日心黄道座標」の方が、太陽系の天体の運動などを把握するには都合がよいのですが、実際に観測する際には、「地心黄道座標」が、観測者は地球にいるので都合よくなります。

「地心黄道座標」でも、「赤経・赤緯と視赤経・視赤緯」の関係に対応する、「黄経・黄緯と視黄経・視黄緯」の違いが出てきます、それは主として春分点の移動によるためです。

地球を中心とした黄道座標の場合、恒星等の位置を表現すると、地球の公転運動に応じる、「視差」の変動が出てきます。

非常に遠方の天体の場合、視差は問題になりませんが、数十光年とか、数百光年の距離の恒星等だと、「視差」が公転によって変化して来ます。

百光年程度内の恒星は大体、視差によって、その距離が測定されています。

太陽を中心とする黄道座標では、視差の問題は起こりませんが、それでも、太陽自身の銀河系内運動や、恒星などの固有運動で、時間の経過と共に、記載されている座標値が実際の値と食い違って来ます。

この食い違いは、地心黄道座標でも、赤道座標でも、恒星などの天体の位置を表現すると、時間と共にずれが起こって来るのです。

惑星等の位置を黄道座標で表現すると、観測の日時によって、天体の位置が変化します。

天体力学的に位置を計算することもできますが、惑星黄道位置表は、季節や日ごとの値が出ているので、何月何日の何時何分に観察しているかで、星表の座標から、近似計算をしないと、実際の「視黄経・視黄緯」は出てこないことになります。

例えば、一日刻みで、グリニッジ時ゼロ時で記載されている惑星の黄道座標値は、観測地点とグリニッジ時との実質時差を考えにいれ、世界時で考えて、例えば、3月3日0時が、黄道座標(8h10'25'', 4度22'40'')で、3月4日0時が、(8h10'47'', 4度22'6'')なら、世界時3月3日14時に観測する場合、この目標天体の座標は、14/24=7/12だけ、差分が進んでいると考えねばなりません。

3月3日から4日にかけての、黄経と黄緯の差は、22" と -34''です。

これに7/12をかけて、元の3月3日0時の値に加えると、実際の座標値が出てきます。

この場合、経度は+13''程度、緯度は、-20''程度です。

従って、この時刻での、実際に見える黄道座標値は、(8h10'38'', 4度22'20'')となります。

 投稿日時 - 2002-03-09 04:54:01

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http://www.ffortune.net/kazu/formula/astro-coordinate.htm

<天体座標の変換>

【各種座標変換】

(1)地平座標から赤道座標への変換


                  sin(δ)       = sin(φ)cos(z) - cos(φ)sin(z)cos(A)
cos(δ)cos(t) = cos(φ)cos(z) + sin(φ)sin(z)cos(A)
cos(δ)sin(t) = sin(z)sin(A)
ここで、cos(δ)>=0 であることに注意すると、時角t は下の2式からatan2で求めることができる。

δ=-90~90だから一番上の式からδが出る。

赤経を求めたければ、恒星時sから、α=s-t。

[式の根拠:天体Xに対して、北極Pと天頂Zが作る球面三角形△PZXにおいて、球面三角法の定理を適用する。

詳細略。

次の項も同様] (2)赤道座標から地平座標への変換


   sin(z)sin(A) =  cos(δ)sin(t)
sin(z)cos(A) = -cos(φ)sin(δ) + sin(φ)cos(δ)cos(t)
cos(z) = sin(φ)sin(δ) + cos(φ)cos(δ)cos(t)
ここで、sin(z)>=0 であることに注意すると、方位角A は上の2式からatan2で求めることができる。

z=0~180だから一番下の式からzが出る。

(3)赤道座標から黄道座標への変換

   cos(β)cos(λ) = cos(δ)cos(α)
cos(β)sin(λ) = sin(δ)sin(ε) + cos(δ)sin(α)cos(ε)
sin(β) = sin(δ)cos(ε) - cos(δ)sin(α)sin(ε)
ここで、cos(β)>=0 であることに注意すると、黄経λ は上の2式からatan2で求めることができる。

β=-90~+90だから一番下の式からβが出る。

[式の根拠:天体Xに対して、赤道の北極Pと黄道の北極Πが作る球面三角形△PΠXにおいて、球面三角法の定理を適用する。

詳細略。

次の項も同様]

(4)黄道座標から赤道座標への変換


    cos(δ)cos(α) =  cos(β)cos(λ)
cos(δ)sin(α) = -sin(β)sin(ε) + cos(β)sin(λ)cos(ε)
sin(δ) = sin(β)cos(ε) + cos(β)sin(λ)sin(ε)
ここで、cos(δ)>=0 であることに注意すると、赤経α は上の2式からatan2で求めることができる。

δ=-90~90だから一番下の式からδが出る。

(5)地平座標から垂直座標への変換

      sin(μ)        = -cos(A)sin(z)
cos(μ)sin(ν) = cos(z)
cos(μ)cos(ν) = -sin(A)sin(z)
ここで、cos(μ)>=0 であることに注意すると、垂経ν は下の2式からatan2で求めることができる。

μ=-90~90だから一番上の式からμが出る。

[式の根拠:天体Xに対して、XとX0と天頂Zが作る球面三角形△XX0Zにおいて、球面三角法の定理を適用する。

詳細略。

次の項も同様]

(6)垂直座標から地平座標への変換


       cos(z)       =  cos(μ)sin(ν)
sin(z)sin(A) = -cos(μ)cos(ν)
sin(z)cos(A) = -sin(μ)
ここで、sin(z)>=0 であることに注意すると、方位角A は下の2式からatan2で求めることができる。

z=0~180だから一番上の式からzが出る。




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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%90%
83%E5%BA%A7%E6%A8%99%E7%B3%BB

<天球座標系>出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

天球座標系(てんきゅうざひょうけい)とは、天文学で空の中での位置を表現するための座標系である。

天球座標では地球表面の測地系(経緯度)と同様の座標格子を用いるが、座標格子を天球にどのように投影するかによって、様々に異なった座標系が存在する。

それぞれの座標系の違いは基準面をどう選ぶかによっている。

この基準面によって空は二つの等しい半球に分けられ、半球の境界は大円になる。

(地球の測地系では基準面は地球の赤道である。)

それぞれの座標系はこの基準面のとり方によって名前が付けられている。

以下に座標系の名前と基準面・極の名前を挙げる。

地平座標系 - 地平線 - 天頂/天底 - 方位角(A) - 高度(h)

赤道座標系 - 天の赤道 - 天の北極/天の南極 - 赤経(α, R.A.) または 時角(H) - 赤緯(δ, Decl.)

黄道座標系 - 黄道 - 黄道北極/黄道南極 - 黄経(λ) - 黄緯(β)

銀河座標系 - 銀河赤道 - 銀河北極/銀河南極 - 銀経(l) - 銀緯(b)

超銀河座標系


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http://www.asahi-net.or.jp/~nr8c-ab/88seiza.htm

<88星座のお話>

★ 各々の星座の画像があります。


===4===============


http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa1776653.html?order=
DESC&by=datetime

<冬至の日付>

冬至の日付は

12月22日
12月22日
12月22日
12月21日
というように4年サイクルで、変わるようですが、これは永久に変わりませんか?もし、冬至の日付が21日か22日でなくなる。

もしくは、4年サイクルでなくなる年というのは、将来、来るのでしょうか?

分かる方、天文学に詳しい方、お願い致します。

投稿日時 - 2005-11-13 17:52:17

手元にアメリカ海軍天文台の天文計算ソフトMICAがあったので,それを用いて,今後2050年までの冬至の時刻を計算してみました。

(時刻は日本時間に直してあります)

冬至の時刻を含む日付が「冬至の日」となります。

2004/12/21 21:42
2005/12/22 03:35
2006/12/22 09:22
2007/12/22 15:08
2008/12/21 21:04
2009/12/22 02:47
2010/12/22 08:38
2011/12/22 14:30
2012/12/21 20:12
こんなふうに,22→22→22→21のローテーションが続きます。

また,時刻を見ていただくと,毎年だいたい6時間ずつ遅くなっていることが分かると思います。

正確な平均間隔は365日5時間48分45秒,これを1太陽年といいます。

(回答No.2で出てきた365.25636日=365日6時間09分09秒は,1恒星年といい,別物です)

ただ,惑星や月の引力の影響を受けて時刻は微妙に揺れ動きますので,あくまでも平均です。

(試しに,1年と何時間何分後に冬至になるか,それぞれ求めてみると面白いでしょう)

また,ぴったり6時間なら4年ごとに同じ時刻になるのですが,平均して5時間48分ですので,少しずつ時刻は早まっていきます。

閏年(2008,2012)では間に1日余分にはいるため,日付が1日戻って21日になり,その翌年にはまた深夜の0時を越えるので22日になる,というパターンです。

さて,これがどこまで続くかというと,

2013/12/22 02:11
2014/12/22 08:03
2015/12/22 13:48
2016/12/21 19:44
2017/12/22 01:28
2018/12/22 07:23
2019/12/22 13:19
2020/12/21 19:02
2021/12/22 00:59
2022/12/22 06:48
2023/12/22 12:27
2024/12/21 18:20
閏年で21日に戻りました。

2025/12/22 00:03 ここではかろうじて日付が変わって22日ですが,

2026/12/22 05:50
2027/12/22 11:42
2028/12/21 17:19
2029/12/21 23:14
とうとうパターンが破れました。

2030/12/22 05:09
2031/12/22 10:55
2032/12/21 16:56
2033/12/21 22:46
2034/12/22 04:34
2035/12/22 10:31
2036/12/21 16:13
2037/12/21 22:07
2038/12/22 04:02
2039/12/22 09:40
2040/12/21 15:33
2041/12/21 21:18
2042/12/22 03:04
2043/12/22 09:01
2044/12/21 14:43
2045/12/21 20:35
2046/12/22 02:28
2047/12/22 08:07
2048/12/21 14:02
2049/12/21 19:52
2050/12/22 01:38

と,22→22→21(閏年)→21,というローテーションに変わります。 

これもさらに続けていくと,また変わることは明らかでしょう。


 
2042/12/22 03:04
2046/12/22 02:28
2050/12/22 01:38
というパターンから見て,2058年か遅くとも2062年には22日ではなく21日になりそうです。

MICAというソフトでは2050年までしか計算できないので,別の資料を見てみました。

Astronomical tables of the sun, moon and planetsという本には,西暦1年から3000年までの,春分・夏至・秋分・冬至の日付・時刻がずらりと載っています。

ただし,示されている時刻は力学時といって,グリニッジ標準時より少し(現在は1分ちょっと)進んでいます。

また,両時刻の差は今のところ少しずつ広がっているのですが,地球の自転のスピードの微妙な変化によって変わる可能性があります。

それによると,(便宜上,力学時-世界時=1分としました)

2050/12/22 01:38
2051/12/22 07:34
2052/12/21 13:17 (閏年で戻った)
2053/12/21 19:10
2054/12/22 01:10
2055/12/22 06:56
2056/12/21 12:52
2057/12/21 18:43
2058/12/22 00:25 なんとか生き残りました。

2059/12/22 06:18
2060/12/21 12:02
2061/12/21 17:49
2062/12/21 23:43 ここでパターンが変わります。

という具合で,基本は4年サイクルなのですが,時々パターンが変わります。

理由としては,冬至から次の冬至までがぴったり6時間ではなく,少し短いこと。

しかも,その正確な時間差は年によって多少伸び縮みすること。

閏年の入れ方が4年に1度ではない(2100,2200,2300は閏年にならない)こと。

といった理由が挙げられます。

ところで,No.2さんの「2000年でも同じ事が言えます。」ってありますが,グレゴリオ暦では400年ごとの補正が一番長くて,2000年ごとの補正はないんですけど。

投稿日時 - 2005-11-15 01:21:05




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http://www.astroarts.co.jp/news/2010/12/
21subaru_exoplanet/index-j.shtml

<巨大ガス惑星の軌道からわかる、中心星に近づいた理由>

【2010年12月21日 すばる望遠鏡】

すばる望遠鏡による観測で、公転軌道が大きく傾いた系外惑星が2つ発見された。

木星より小さい海王星サイズでのこのような発見は世界初のことで、中心星に極端に近い巨大ガス惑星の来し方を探るうえではずみとなることが期待される。


恒星HAT-P-11と、その惑星HAT-P-11bの想像図。

地球の4.7倍の直径と25倍の質量を持つHAT-P-11bは、このサイズのものとしては初めて、大きく傾いて公転していることが証明された。

クリックで拡大(提供:国立天文台)

(つづく)