武山祐三さんのサイトより
http://takeyama-y.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-dcf0.html
<転載開始>

我々が小沢一郎氏を擁護しなければならない理由

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-c66b.html

 大略はこの植草一秀氏の記事にある通りです。そして、それに付け加える必要がある事は、これからの大激動期に於いて、確実な指導力のある政治家がどうしても国家体制を維持しつつ牽引力を発揮して、日本をあるべき姿に立て直す必要がある事です。

 ただし、この事は小沢一郎氏を何が何でも指導者として仰ぐべきだという事ではありません。自民党時代、小沢氏は金権政治で批判された田中派に属し、やはりカネで解決してきたと思われる案件も拭いきれないからです。その象徴は、いわゆる55年体制です。

 これからの新しい時代は、カネで物事を解決しようという考え方や、党利党略主義は既に時代遅れになって来ます。やはり、小沢氏が最近良く言っているように「国民主権の政治」がどうしても必要なのです。

 アメリカはもう直ぐその覇権を失います。もう戦力で他国を支配し、従わせる時代ではなくなるのです。

 まず第一に、地球全体が絶対平和を実現する時に至っているのです。第二に、産業構造の変革です。自動車産業に象徴されるように、洪水のような輸出だけではこれからの世界は維持できません。汚染を生みださない産業と、維持・再生可能な産業、フリーエネルギーを主眼においたモノ作り、などが中心に置かれた産業構造でなければなりません。

 もし、小沢氏がそれらを無視し、国民第一の政策を実行しないとしたら、その時は新しい指導者を求めなければならないという事です。金権政治は最も慎むべき政治手法です。

 何にしても、これから社会は大きく変わります。今はその過渡期であり、ふるいやり方や政治形態、ものの考え方は通用しなくなるのです。恐らく、税制や年金制度、医療システムも大幅に変更しなければならないでしょう。その見本・参考は、アメリカだけではなく、世界のどこにも存在しない事です。もちろんイギリスなどのヨーロッパ諸国にもありません。ただ求められるのは、その時、その時に応じて的確な指導力を発揮して、適切に国民をリードして行けるリーダーシップ溢れる政治家の存在なのです。

<転載終了>