なわ・ふみひろさんのサイトより
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/tsubuyaki20110105.html
<転載開始>
  いまこの国の行く末に暗雲が垂れ込めていることはどなたの目にも明らかになっていることでしょう。しかしながら、なぜ日本がこのような哀れな状態になってしまったのかということについては、識者の意見もさまざまで、決め手となる分析をしていると思われる人は今日ではあまり見かけません。少なくとも、テレビや大新聞によく登場しているような著名人の分析は全く焦点を外したもので、むしろ国民を幻惑することに利用されている(あるいは進んで協力している)としか思えないものばかりです。
  私はまだネットが今日のように普及していない段階から、書籍を通じてさまざまな識者の日本論に触れてきましたが、もっとも正鵠をついていると思った人物は馬野周二氏とヤコブ・モルガン氏(ペンネームでしょう)のお二人でした。それ以外では、太田龍氏(故人)や宇野正美氏(この方はご健在で活躍中)、山蔭基央氏などでしょうか。コンノケンイチ氏、副島隆彦氏の分析も大変参考になります。
  当サイトにもそれらの方々の著書の抜粋をアップしてますので、ぜひお目通しをいただきたいと思います。たとえば、『壊される日本』(馬野周二・著)や『混迷日本にとどめを刺せ』(ヤコブ・モルガン・著)などは、今日の日本の状況を早くから見通していた好著と言えるでしょう。
  さて、このような日本の哀れな状況を憂う方(Hさんとしておきます)から、昨年次のようなメールをいただきました。メールでのご質問に個別にお答えするほど時間の余裕がありませんので、基本的には回答はお断りしているのですが、多くの方が同じような疑問を抱いておられるのではないかと思いましたので、当欄で採り上げることをお約束しました。
  既に半年ほどの月日が流れていますが、本日そのご質問の内容をご紹介し、それに対する私の回答を後段に載せておりますので合わせてお読みください。

読者(Hさん)からのご質問

 
ホームページを度々読ませていただいている東京のH(女性です。)というものです。
  思えばなわさんの2012年の本を読ませていただいたことが、これから先の世界について勉強するきっかけとなりました。
  誠に恐ろしい真実が書かれていて私は度々本を伏せ、恐ろしさのあまりに先を読めなくなることがしばしばありました。
  一人でも多くの方々が目覚めることを願ってこの本をことあるごとに知人にお薦めしました。
  この世の中の烈しい変化に、ついてゆくのも青息吐息の私ですが、災害や紛争、食料危機や水不足とこれから先の困難にどう対処してゆくか真剣に、自分なりに考えていますが難しいですね。
  ところで、最近特に自国である日本の先行きが本当に危うく感じられ大変心配です。
  まさに国難の渦中にあるにもかかわらず、この国を実質支配している政治屋や惰眠を貪る多くの官僚どもはまるでそれらのことを意に介さず、誰が次期総理大臣になるのかばかりに夢中です。
  彼らの殆んどが国のことを思い、憂えておらず、気になるのは己の野心と地位や金のことばかり。
  そして、次も国会議員でいられるかとの心配しか頭にないようです。
  アメリカの世界支配のもくろみや、貧富の差に対する無策や災害に苦しむ中国は南下を企んでいるようで、何時その標的が日本に向けられるか分からない動向がとても心配です。
  とはいえ、私のような弱小国民一人がワイワイ言ったところで何かが変わるわけでもなく、ただただ、どうなるのか!と地団駄を踏むばかり。
  誰かに何かを聞いてみたいと思いますが、周りは毎日の生活に(私もですが・・・)追われてこんなことを考える余裕のある方はいないのが現状です。

  さて、なわさんは日本の現状やこれからのことをどう捉えておいでなのでしょうか?
  なんだか、日月神示の中に書いてある通りに世の中が進んできているように思えてなりません。
  ご意見をお聞きしたくメールを送信させていただきます。
  ご多忙のところ、お読みいただければ幸いです。


  Hさんのご質問にお答えする前に、私が特に信頼を置く2人の識者の代表的な著書をご紹介させていただきましたが、お目通しいただきましたでしょうか。『壊される日本』(馬野周二・著/プレジデント社)と『混迷日本にとどめを刺せ』(ヤコブ・モルガン著/第一企画出版)の2冊は、できれば原本を購入して読んでいただきたい本ですが、残念ながらどちらも既に絶版になっています。
  もともとこの手の本は「ユダヤ陰謀論」というひとことで“トンデモ本”に近い扱いを受けるのが常で、一般の人に読まれることも少なく、また読まれても一笑に付されることが多いのです。世界中が終末の様相を呈するようになった今日においても、多くの人にはまだなじめない本と言えるでしょう。
  しかしながら、今日の日本や世界の置かれた状況を理解する上で、この2冊の本に集約された情勢分析はまさに正鵠をついているといわなければなりません。イルミナティやフリーメーソン、300人委員会、ロスチャイルド、ロックフェラーといった「世界の黒幕」らしき組織や人物に関してもっともらしい評論を述べている識者は多数いますが、私はこの2人ほど黒幕に鋭く肉薄した識者はいないと思っています。

  では本題に入ります。本の表題にもありますように、混迷を続ける日本は今後どうなるのかということですが、いま進行している流れの行き着く先にあるのは、「いずれ、中国、ロシア、北朝鮮といった国の武装難民あるいは正規軍によって、この国土が徹底的に蹂躙されることになる」というのが私の予測です。
  最終的な破壊の標的とされているのは、日本人の心のよりどころとなってきた神社仏閣ではないかと見ています。中国の若者は日本を「かつての侵略国」として徹底的に憎むように教育されているといわれていますが、彼らはこの日本列島において呵責のない復習劇を演じるために育成されていると見るべきでしょう。
  既に日本蹂躙劇の主役となるべき人間が、合法的にも非合法の形でも日本に数多く潜入しているのは確かです。彼らは“号令”を受けて一斉に破壊活動を始めるべく、周到に訓練された上で潜り込まされているはずです。
  また、日月神示に「北に気をつけよ」とありますから、ロシアにも注目しておく必要があります。かつて多数の日本国民が住んでいた北方領土をソ連軍が蹂躙したときと同じように、現在のロシアが北海道あたりからこの国に軍隊を送り込むことになる可能性も高いと見ています。最近、尖閣諸島問題で揺れる我が国の足下を見るかのように、ロシアの大統領が北方領土を視察するという行動に出たのも、中国の動きと同じ設計図に基づいての行動であるとしか思えません。
  しかしながら、世界支配層が中国やロシア、場合によっては北朝鮮などを使って“日本蹂躙”を実行に移すためには、その前に2つの障害を取り除いておく必要があるのです。
  その一つは、日本に「国家として意思決定する能力」を失わせておく、ということです。今回の尖閣諸島問題においても、あるいはロシア大統領の北方領土訪問に対しても、日本は全く国家として強く抗議するなどの行動を起こすことはできませんでした。
  その原因は、政治の混迷ということです。ということは、問題が多かったとはいえ国家としての意思を示すことのできた自民党政権を崩壊させ、政党政治を行き詰まらせているのは世界支配層の意図するところだったとみる必要があります。つまり、フリーメーソンのメンバーあるいはシンパと見られる小沢一郎や鳩山由紀夫に与えられている役割は、「日本の政治を混乱させること」ということなのです。コントローラーとしての陰の勢力は、小沢一郎を総理にしようと考えているわけではなく、自民党時代の安定的な政権を崩壊させ、我が国が独自に政策を決定できないようにすることなのです。そういう意味では、衆参のねじれ現象を作り出すことで主たる目的は達成したということでしょう。

  “日本蹂躙”のための次の障害は「日米同盟」です。かつての「日米安全保障条約」をいつの間にか「日米同盟」という名称に読み替えたのは、「米軍が日本の安全を保障するという条約ではない」ことを明確にするためです。ということは、日本の安全が脅かされる事態がいずれ起こることを見越して、そのときに「アメリカは決して助けないよ」という意思表示と見ることができます。
  かつて「日英同盟」を破棄させられ、やがて太平洋戦争に引きずり込まれたのと同じ手口で、今度は「日米同盟」を破棄させられるか、有名無実化させられることになるのではないでしょうか。そのために鳩山前首相は、自民党時代にいったん決着がついていた普天間問題をいたずらに混乱させることによって、猿回しのサルとしての首相の“大役”を見事に務め終えたというわけです。
  このように、“日本蹂躙”の準備は着々と整いつつありますが、当の日本人は至ってのんきです。それは、既に世界支配層のコントロール下にあるテレビや大新聞といった主要マスコミが、この国が直面している危機を正しく報道することなく、無責任な政治評論家や政治素人のタレントなどを使って自国の政治家を嘲笑し、問題をぼかし続けているからです。政治をお茶の間の話題にして、内閣支持率や政党支持率といった意味のない人気投票によって政治家をコントロールしているのも、世界支配層の常套手段なのです。
  では、“日本蹂躙”の引き金はいつ、何をきっかけに引かれるのかということですが、これについてはまだ予測できていません。おそらく朝鮮半島に何らかの仕掛けがされているのだろうと思っていますが、いずれにしましても、「日米同盟」の行方をじっくり見守る必要があるでしょう。

  以上、簡単に私の近未来予測をまとめてみました。朝の出勤の時間となりましたので、これでいったん終わっておきます。この内容ではまだ不十分ですが、このテーマは今後も当サイトでタイムリーにとりあげ、解説していくつもりです。また、参考になるご意見がありましたらメールや投稿でお寄せいただきたいと思います。ご精読ありがとうございました。
<転載終了>