なわ・ふみひとさんのサイトより
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/tsubuyaki040.html
<転載開始>
2005年12月12日(月)掲載文を再編集しました
  私がこのホームページならびに同名の著書で発信している内容は、「このホームページがお伝えしていること(骨子)」と題して12項目にまとめています。その文章をご覧になった読者の方から、「では、どうすれば助かるのか教えてほしい。なわ・ふみひとはどのような生き残り策を考えているのか」という趣旨のお便りをいただきました。
  この「つぶや記」をご覧になっていると、日本が大変になることばかりが頭に残って、「タイタニック号」(「氷山に激突して沈没することがわかっているこの物質文明」のたとえ)の外の景色のことをお忘れになるのかも知れません。そこで、私がこの「沈没寸前のタイタニック号」の今後の運命を伝えようとしている目的について、改めて確認させていただきます。
  まず「このホームページがお伝えしていること(骨子)」の1番と2番を解説します。拙著『2012年の黙示録』(たま出版)のダイジェスト版的な内容になると思いますので、本を読み返していただくつもりでお目通しください。

 
1.現代の物質文明は間もなく終わりを迎え、地球と人類は次元アップを行なうこと
  になる。その期限は2012年12月22日となるらしい。

2.現代の物質文明の終わるのは、人類が過ちを犯したから(神から罰を受ける)と
  いうことではなく、宇宙の周期としてそのように定められているためである。
  別な表現をすれば、この度の地球の次元上昇というのは、ホモサピエンスが地
  球学校を卒業することを意味している。
 

  このホームページのタイトルに使っている「2012年」という年は、いまではかなり有名になってきました。「2012年」という単語で検索して当ホームページにアクセスされる方も結構いらっしゃいます。
  「黙示録」は新約聖書の「ヨハネの黙示録」から取った言葉です。「終末(この世の終わり)」を表す言葉として知られています。
  ということで、当ホームページは「
現代文明は2012年に終わり、人類社会は次の新しい文明へと進む」ことを前提として作成していることをご確認ください。
  そうは言いましても、この社会の中で生活をしていますと、あと数年のうちにこの世に終わりがくるなど、とても信じられないと思います。以前と違って地球環境に限界や異常が見られるようになっていても、多くの人はそのことを深刻に受けとめるのでなく、それよりもテレビのスポーツ番組や娯楽番組に興じているというのが実態です。それはあたかも、氷山に激突して船倉に穴が開いているのに船内でパーティーに興じている姿とイメージが重なります。
  多くの人はまだ「間もなく船が沈み始める(まもなくこの世は終わりを迎える)」ということを全く意識していません。それは船内での催しや出来事(オリンピックやサッカーのワールドカップを頂点とするさまざまなスポーツ大会、株や為替の動向、有名なプロスポーツ選手やタレントの結婚話やギャラの金額など)に関心を奪われているからです。
  この状態で船が沈み始めれば、その後に起こる事態はまさに「タイタニック」の乗客が遭遇したように、船内は大混乱になるでしょう。破局に直面するまでの1年半、日本は大変な状態になると言われていますから、人によっては阿鼻叫喚の生き地獄を体験させられることになるかも知れません。
  究極の姿は、乏しい食べ物を日本人同士が奪い合う姿です。他人を押しのけてでも自分や自分の家族を守ろうという、いわゆる「自己中心主義」がいろんな形に姿を変えて表面化するでしょう。『大本神諭』や『伊都能売神諭』およびそれらの神諭のアンカーとしての『日月神示』に、そのことが予言として述べられています。
  そのような状態をひとくちに言うと「我良し(自己中心主義)の姿のぶつかり合い」ということになります。「まず自分(や自分の家族など)が助かること」を最優先し、他人のことなど眼中にない生き方で、「弱肉強食」の今日の資本主義社会を生きるなかで、私たち日本人は計画的にそのような生き方に変化させられているからです。
                       ☆ ★ ☆
  さて、まもなく「この世に終わりが来る」ということはご理解いただけたとしましても、それが「なぜ2012年なのか」ということについては釈然とされない方が多いかも知れません。私が根拠としているのは以下のようなことです。

 ① マヤの暦が2012年12月22日で終わっているから。
 ② テレス・マッケンナという人の研究で、いま時間が収縮しつつあり、それによると
   2012年12月22日にゼロ・ポイントを迎えるらしいから。
 ③ 「日月神示」の中に、「新しい世界が始まるのは辰年」と述べられているから。
 ④ なわ・ふみひとが20年近く前から一種の啓示(ひらめき)を受けているから。


  ‥‥などです。
  それぞれにより詳しい解説をすることはできますが、たぶん、これだけの内容ではすべての人を納得させるだけの説得力は持ちえていないと思います。しかしながら、終末の日に現代文明が突然なくなってしまうということではありませんから、この世界で起こる出来事(終末現象)に注目していれば、これから2012年が近づくにつれて「世の終わり(船の沈没)」を実感する機会は増えるはずです。
  そういう意味では、「2012年12月22日」という刻限に必要以上にこだわるよりも、現実にこの社会で起こっていることから判断して「この世の寿命」を推測していただく方がよいと思います。
  しかも、新約聖書に拠れば、イエスが死後復活したように肉体のまま「神の国(新しい世界)」に移り住むことのできる人は、終末のギリギリ(2012年12月22日?)まで待たずとも、次々とアセンション(次元上昇=神隠し現象)していくとのことです。逆に、最後の最後まで肉体のまま残ってこの物質文明の崩壊する姿を経験させられる人は、神の国には入れない(救済されない)「毒麦」にたとえられています。
  聖書で「神の国」と呼ばれている新しい世界は、この世界とは波動の違う世界です。この物質文明の世界を「三次元」と呼んでいますが、新しい世界は、隣接していると思われる「霊的世界」などの四次元よりも更に高次元の世界になると言われています。
  そういう意味では、既に肉体を失って霊的世界にいる私たちの先祖も、今回の次元上昇では「ふるいに掛けられる」ということです。そのことが聖書にも、我が国の神道系の各予言にもはっきりと述べられています。「先に死んだ人は終末の洗礼を受けなくてすむ」ということではないのです。なぜなら終末とは、ホモサピエンスという現人類がこの世界での魂の進化を終了し、新しい次元へと飛翔するにあたっての「卒業試験」だからです。
  これまでにも人は死んだ後、再び新しい肉体を得て人生を経験し直しながら、多くのことを学んできたのです。つまり、輪廻転生を繰り返すことによって、気づきを得ながら魂を磨き、進化させてきたのです。その人生の中での試練の数々は、いわば人の魂の進化の度合いを測る「進級試験」でした。試験に合格した魂は、霊格を高め、次のステップに進むことができたのです。
  そして迎えた今回の「試験」は、これまでの進級試験の集大成ともなる「卒業試験」だというわけです。今回の試験に落ちれば、もはや追試や次回の試験に期待することはできません。また、「カンニング」も「一夜漬け」もできないとはっきり述べられています。つまり、「他人をあてにせず、自分が気づくことが不可欠」「(終末の)ギリギリになって助けてくれと言ってきても助からない」と言うことです。

  「2012年に人類は破局を迎える」ということについてまだ半信半疑の方も多いと思いますが、そろそろ覚悟を決めて「身魂磨き」に精励される方がよいのではないでしょうか。『日月神示(ひふみ神示)』にも、「土壇場で改心しても間に合わん」と何度も念を押されているのですから。
<転載終了>