なわ・ふみひとさんのサイトより
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/bookstand-Benjamin02.html
<転載開始>

闇の支配者に握り潰された世界を救う技術

ベンジャミン・フルフォード・著  講談社  2009年5月刊

 「プロジェクト・ブルービーム」で人類を奴隷に

  わたしの予想では、そのうち空に大きなキリストが現れる。さもなければ、宇宙人が円盤でやって来て、われわれに襲いかかる。
  「とても信じられない! 子どもじゃあるまいし」
  わたしも同感である。しかし、こんなことを本当に企てようとしている連中がいるのだ。これは「プロジェクト・ブルービーム」と呼ばれている。世紀末が来たと思わせることで、人々に奴隷のような支配を敷こうとするものである。これを計画しているのはNSAと、技術を封印してきた連中である。
  このプロジェクトの始まりは、1930年代にハーバート・ジョージ・ウェルズの『宇宙戦争』という小説が発表されてからだ。あるラジオ番組で『宇宙戦争』の中の、宇宙人が侵略してくる場面をアナウンサーが朗読した。最初にドラマとして断っていたが、多くの聴取者は本当に宇宙人が来たと思ってパニックになった。
  そこからヒントを得た、世界支配をもくろむ一部の権力が、宇宙侵略を人工的に演出しようと、長期の計画を構想したのだ。
  「プロジェクト・ブルービーム」の決行予定は2012年。これまで封印されてきた技術が総動員される。円盤を飛ばし、電磁波を発信する。レーザーを使ってホログラムをつくる。電磁波は脳に指令を送ることで気分をコントロールできるし、ホログラムは人々を無力化できる。本物であるかのような巨大な立体絵を浮かび上がらせるのだ。キリスト教の国ではキリスト像を、仏教の国ではブッダ像をといった具合に、国や宗教によって違う。
  今、世界各地の空で飛行機が粉をばらまいているのが目撃されている。実態は化学物質や金属物質の粒子で、「ケムトレイル」と呼ばれる。この技術も、映像を投影するスクリーンとして使われるはずである。
  そうやって人々がパ二ックに陥ったところで、宇宙人が助けに来るという筋書きだ。
  最近、新興宗教をつくるような怪しい集まりに呼ばれることがあるが、そこで、いい宇宙人と悪い宇宙人が戦争をする話がよく出てくる。この種の話は陰謀系の本やサイトで活発になっている。
  「悪い宇宙人」とされるのは、デーヴィッド・アイクなどが言っている爬虫類人間、いわゆる「レプティリアン」。一方、「いい宇宙人」とは、白くてかわいらしい、「グレイ」と呼ばれるタイプ。実際、そういうふうに見える人間を、遺伝子組み換えで一生懸命つくろうとしている。恐怖によって、人々がましなほう――「いい宇宙人」に支配されることを自ら望むことを期待しているのだ。
  はっきり言って、こんな筋書きを考えている連中は頭がおかしい。権力に執着するあまり、精神が病んでしまったとしか思えない。米軍の「エリア51」研究所や、ロスアラモス研究所など、一般の人が入れない施設で、世紀末劇をずっと研究しているのだ。UFOはアメリカ軍と自衛隊の秘密部隊が試験飛行させていて、富士山の裏には基地もあるらしい。
  彼らの最終目的は、すべての人間の脳みそに半導体を埋め込んで、家畜にすること。世紀末劇の先には、人類家畜化計画が用意されている。世界人口も、今の67億人から10億人まで間引く計画でいる。信じがたいが、証拠は山ほどあるのだ。

 2012年プロジェクト・ブルービームへの道

  空飛ぶ円盤の話をしたので、皆さんは宇宙人の存在についでも気になっていることだろう。わたしは宇宙人はいると思っている。われわれ地球人が宇宙で活動できないのは、宇宙人が許していないからだ。
  ただし、われわれが見る円盤の大半は人間がつくったものである。むしろ、そうやって宇宙人が地球に侵入してきていると思わせておくことが、利権を握った闇の権力者たちの策略なのである。
  その先にあるのが、世紀末ショー「プロジェクト・ブルービーム」だ。
  宇宙船や宇宙人、怪獣、天使などを映し出し、地球が宇宙人に侵略されたと思わせる大芝居である。今の世界権力者が目指す「新世界秩序(New World Order)」を完成させるための演出で、人類に危機感を与えて統一することを狙っている。「まとまることはよいことだ」と言われる人もいるかもしれないが、彼らが実現したいのは自分たち以外の「総人類家畜化」である。
  そのための第一歩として、何ヶ所かで地震を起こし、無力感を与えることが考えられる。同時に、人々に何かを発見させることによって今までの歴史観を変え、各宗教の教えが間違っていたと思わせる可能性がある。みんなが信じるものを失ったとき、初めて次のステージは始まる。
  この世紀末ショーに、彼らは今まで封印してきた技術を総動員させるだろう。飛行機が反射物質の粉をまく「ケムトレイル」や、円盤技術、ホログラム開発だけでなく、衛星や電磁波などの研究も、この「プロジェクト・ブルービーム」のために続けられてきたと言ったほうがいいかもしれない。
  そのための準備は、着々と進められている。
  実際にアフリカの砂漠の空では、キリストの姿がしばしば目撃されている。実験をしているのだろう。
  電磁波を使って、人間の脳内に声を発信する装置も開発している。神様が自分に何かを指示していると思わせるためである。携帯電話の電磁波発信器も使うつもりで、ペンタゴン(アメリカ国防総省)は「エリア51」などで人を操る半導体もつくってきた。
  また、すべての電子機器に特別な半導体を入れていて、画面に不思議な像が見えるようにする開発もしている。宇宙人やお化けが来ていると信じ込ませるためである。
  宇宙人による侵略を演出して各国をだまし、それぞれが持つ核兵器を使わせる。宇宙人の行動をやめさせるのに必要なものと思わせて、できるだけたくさんの人間が死ぬように仕向けるのだ。軍事力を消費させ、人々がすっかり疲弊したところで、「いい宇宙人」と「悪い宇宙人」を登場させて、すべての抵抗をやめさせる。両者のニセの争いを見せてから神様を登場させ、新しい救世主を紹介するのだ。
  この時点で、すべての宗教と民族意識はそがれ、家族は解体し、世界が一つの考え方によって統一される。これが闇の権力者の描くシナリオだ。
  こんなとんでもないプログラムだから、首尾よく実現できるかどうか彼らにとっても不安なはずである。そのため、抵抗の芽を摘む戦略も行なわれている。一つは情報を徹底的に管理すること。本当のことが知れ渡れば、大変なことになるからだ。
  闇の権力は、世界を網羅した秘密のインターネットを持っている。それを使って、各国の機密情報を人手している。中国の政治局の会話もすべて捕捉しているはずである。人々の行動を世界規模でシミュレーションするコンピューターも持っている。たとえば、こういう災害が起きたらみんながどう動くか、こういう事件が起きたらどういう反応を示すかを予測できる。

 ペンタゴン・NSA・グーグルが推進する「神の脳」計画

  ここまで、闇の支配者たちが金融を通じて重要な技術をいかに一般民衆から奪い、隠してきたかを見てきた。かき集めた科学知識をひそかに培養し、人類を家畜同様の奴隷に落とし込めようとする壮大な計画があることを紹介した。現状を知った読者は、まるで無力な気がしてきたかもしれない。
  ただし、完全にあきらめるのは早い。権力内部にも影響を及ぼすかもしれない、新しい動きが起きているからである。その鍵を握るのが「超能力」である。これが皆さんの持っているコンピューターとも結びつくことで、当初の意図とは違った威力を発揮しようとしている。
  盗聴や監視カメラの設置などを通じて、一般人を監視する仕組みを強化してきたことを前章で紹介した。彼らは最新技術を駆使して、地球全体を監視下に置こうとしている。その究極のプロジェクトが、ペンタゴン(アメリカ国防総省)とNSA(アメリカ国家安全保障局)、そしてインターネットの世界的検索エンジンを開発した、グーグル社が共同で取り組む情報集約事業である。これは「神の脳」プロジェクトと呼ばれている。
  グーグルの創業者、サーゲイ・ブリンは、同社の未来ビジョンを「神様の脳みそをつくること」と公言している。このプロジェクトは、すべての個人のパソコンや事業所の持つコンピューターの情報を網羅しようとしている。そうなれば、わたしたちが毎日話していること、考えていること、何を買い、何を売っているかも、支配者から丸見えになる。エージェントが毎日ウェブ上を巡回し、われわれが何を検索しているか、どういう情報を持っているかを調べ、わずかな変化も追跡している。
  インターネット動画サイト「YouTube」も情報収集手段として新たに加わった。われわれの映像データもすでに取られている。すべての人間の動きは、完全に捕捉されるというわけだ。
  携帯電話も同様だ。電話で話している内容はもちろん、GPSを搭載していれば居場所もわかる。電話から利用者の目をスキャンする機能も、近いうちに組み込まれようとしている。バッテリーを外しても意味はない。ICチップを抜かない限り、防ぐことはできない。
  だから、わたしがどうしても秘密にしたいことを伝えるときは、内容を紙に書いて相手に見せ、そしてそれを食べる。アナログ以外のものは信用してはならない。
  彼らが集めようとしている情報はそれだけではない。世界にある本や雑誌など、あらゆる活字媒体に記された情報を網羅する。そこには、絶版となった過去の本や公・私文書、学術資料、文学作品も含まれる。また、地球の各場所にセンサーを入れ、全地球を探知できるようにする。
  現在同社が提供する「ストリートビュー」がプライバシーの扱いをめぐって物議を醸しているが、このプロジェクトでは、街中のみならず、海や空、地中にもカメラや計器を入れ、土壌の分析や海底の生態系も把握できるようにする。
  プロジェクトの主宰者はいわば、全知全能の存在になろうとしている。それゆえ、優秀な数学者をはじめとする科学者はみんなそこへ吸収され始めている。この情報を一手に集める者は、聖人君子の振る舞いを実現させられることだろう。

 ロックフェラーが認めた「マイクロチップ埋め込み計画」

  NSAは実態があまり知られていない組織で、「ノー・サーチ・エージェンシー(存在しない局)」と揶揄されることがあるが、実は、世界一秘密情報を持った組織である。
  ホームページに公表されているだけで職員3万人を擁し、予算規模はCIAの3倍以上。敵国の通信を盗聴したり、電子情報を解読するため、第二次大戦後の1949年に前身の軍保安局(AFSA)がつくられた。表向きは敵対する国への諜報活動機関だが、アメリカ市民のすべての暗号解読や同盟国の諜報も行なっていると見られる。中国政治局の会話を聞いているのも彼らで、結局人類すべての情報を対象にしている。
  それどころか、ニューメキシコにある基地では、宇宙人の遺伝子と人間の遺伝子を混ぜて新しい種をつくっていると言われている。NSAのコンピューターをハッキングした、あるイギリス人によれば、宇宙部隊も持っているとされ、宇宙への扉も保有する。地球上で生活する異星人の監視にあたる秘密警察「メン・イン・ブラック」もこの組織に属する。
  「神の脳」プロジェクトの立案者たちは、NSAが中心になって集めた情報を使い、地球上のさまざまなシミュレーションを行なう。山にどれだけの雨が降れば、川がどれだけあふれるかといった予測を、政治・経済を含む社会事象に対して世界規模でやるのだ。
  未来予測のためだが、そのデータ確保のため、わざと事件を起こして反応を見ることもある。これは50年前から行なわれていることだ。あえて経済危機を起こし、自分たちの予測通りに社会が動くかどうかを検証する。結果を見て計算を修正し、さらに精度を高めていく。9.11事件もこの対象だった。
  すべての地球上のデータは彼らの心臓部である大型コンピューターに送られる。このコンピューターの大きさは、アメフトのグラウンド2つぶんあるという。このプロジェクトは、地球そのもののバーチャルコピーをつくるのが最終目的なのだ。
  それにしても、人々の行動を完全に把握し、地球上の虫や、海の波に至るまで監視しようとする姿勢は病的だ。誰が何曜日の何時に会社へ行って、何時に喫茶店を出たかなどを押さえている。ペンタゴンのある人物がわたしにこう言ったことがある。
  「地球は生命でいっぱいだから、わからないことが多すぎる」
  不安でしょうがない感覚なのだ。それで、こういうものをせっせとつくっている。
  旧約聖書にある預言では、世紀末が来ると人々は悪魔の刻印を身体に押され、それがないと買い物すらできないとされる。今、彼らが実際に起こそうとしていることは、これとまったく同じだ。
  最終的には、すべての人間の頭にマイクロチップを埋め込み、これがないと生きられないようにしたいと彼らは考えている。そうなると、生まれるときに入れられるマイクロチップの種類によって人生が決まる。永遠に単純労働を続ける人もいる。これはインドのカースト制度と同じである。
  すでに、マイクロチップを埋め込んでリモコンで操作されるイルカや、鳥の実験が、学会などで紹介されている。脳の喜怒哀楽の分泌するところに電気を加えれば、その動物が痛みや快楽などを感じるようになる。
  この計画は、ニコラス・ロックフェラーが映画プロデューサーのアーロン・ルッソをCFR(外交問題評議会)に勧誘したときに自ら明かしている。アーロン・ルッソは、エディー・マーフィー主演の『大逆転』や、ミドラー主演の『ローズ』などを手掛け、アカデミー賞ノミネートなど数々の賞に輝いた人物だ。接触を受けたのは、彼が政界への進出を決めた直後だった。
  彼がインターネットラジオのインタビューで話したことによれば、ニコラス・ロックフェラーはこう言ったそうだ。
  「僕らの仲間になるのなら心配するな。特別なマイクロチップがあるから」
  それがあれば、たとえば公衆の面前で人を殺しても、警察は何もできないという。
  「一般人のことなんか心配するな」と言うので、ルッソはこう尋ねた。
  「君はあり余るほどの財産を持っているし、十分すぎる権力もある。何が最終目的なのか?」
  ロックフェラーの答えはこうだった。
  「全市民の頭にマイクロチップを埋め込んで、社会全体を支配することだ。銀行家、エリート、知事などが世界を支配できるように」
  これはすなわち、彼ら自身が神になることを意味する。
  なお、これを世間に公表したルッソは、その約半年後、2007年8月に死亡している。死因は未だに不明だ。

 人類は知識を独占した脚本家の操り人形

  世界の支配者は昔から、自分たちが知識を独占して重要なことを決め、そのほかの人間たちをコントロールしようとしてきた。欧米人が「社会工学」や「帝王学」といった学問を生み出したのもそのためである。
  この管理手法は、古代バビロニアにさかのぼる。人間を家畜と同様に飼い慣らすことを考え、食べ物、情報、暴力、宗教、近代に入るとエネルギー、さらに1940年代からはプロパガンダでコントロールしてきた。
  これらはすべて社会心理学に基づいて操作される。世界で一番頭がいい人たちが秘密グループをつくって「次は、社会をこう変えましょう」とやっている。これが世界政治の実態だから、大統領も脚本を読む役者にすぎない。
  わたしは映画『タイタニック』のパーティーで、主演のレオナルド・ディカプリオに会って話したことがある。映画に出ている姿は凄いパワーの持ち主に見えるが、別に頭がいいわけではない。脚本家数人が一生懸命セリフを考えて、ディレクターやプロデューサーも「こういう感情でいきなさい」一つ一つ指示を送る。
  現代の政治家も同じではないか。隠れたグループが、自分たちの選んだインテリに政界も財界も管理させている。この社会工学の終点が、自分たちが神様になることだ。
  わたしは若いころ、「大学に行けば洗脳される」とみんなの口伝えで言われたので、文明の外へ逃げた。しかし、文明が世界を壊しているので文明に戻るしかないという結論に至った。そうして日本とカナダで欧米流の大学に通って、結局洗脳されてしまった。今、ようやく洗脳から脱出できたので、逆にその洗脳のやり方がわかるようになった。
  まず欧米社会はお金で管理されているので、そのお金をばらまく人たちが大学に流れるお金も管理している。大学の重要なポストに自分たちの仲間を入れる。そうしてみんなが全体をわからなくさせるために、学問を人工的に細分化する。細かく細かく知識を分けて、世界全体の仕組みがわからない人たちを育てるのが目的である。
  また、科学雑誌も管理しているので、彼らにとって邪魔な発明をする学者がいれば、その発明を発表できなくさせることもできる。もちろん科学だけではなく、他の分野の学術書も同じように圧力をかける。
  「一番何もわからない人を育てる方法は、MBA(経営学修士号)を取らせることだ」
  ある秘密政府の人が、わたしにそう言ったことがある。事実と現実が、わけのわからない数字や用語にすり替えられる。
  一番目立つ例は「金融」という言葉だ。金融というものの本当の意味は、人類の未来を決めるプロセスだ。それがばれないようにばれないように、どんどん複雑な数字や屁理屈が使われる。金を配ることによって、われわれを飼い慣らしていることがばれたら大変なことになるからだ。
  また洗脳にあたっては、人間の感情を繰る言葉がよく使われる。
  たとえば「イラク自由作戦(Operation Iraqi Freedom)」という言葉がある。イラクを自由にする計画というキャッチフレーズを使うことで、イラクの人々を殺したり、家畜にするプロセスを反対の言葉で隠すのだ。そうすると、洗脳された欧米人がイラク人を助けるためにイラク人を殺さなければならないと思うようになる。
  もう一つの洗脳の方法は、とにかく繰り返すこと。繰り返し、繰り返しで、嘘を本当に変えるのだ。
  二酸化炭素ガスによる「地球温暖化」がいい例だ。まずお金で飼い慣らした学者たちに、嘘の数字を使って、世界が大変熱くなっているという内容の論文を書かせる。そうして、その原因が二酸化炭素ガスだと言わせる。それに反対する論文は、学術雑誌になかなか載らない。またマスコミが、「二酸化炭素ガスによる温暖化」ということを、毎日、毎日繰り返す。そのうらわれわれはそれを動かない事実と勘違いする。
  もう一つ、われわれの思考回路を操る方法はトラウマだ。
  たとえばホロコースト――罪のない人々を大量虐殺するという、誰でも恐ろしいと感じることを、われわれに考えてほしくない概念と関連させる。たとえば昔のわたしの場合、「一部の人間が金融を使って人類を支配している」という論を聞いたら、まず考えることは「それはユダヤ人差別だ」ということだった。そしてやがて「ユダヤ人差別=ナチス」と次の段階に入る。最後に「ナチス=ホロコースト」となると、思考回路がそれで止まる。金融による支配があるかないか、といった証拠を見ようとしなくなる。
  日本人もトラウマによって洗脳された。
  たとえば、広島と長崎の原爆投下や、東京大空襲などは、明らかに必要のないものであった。そのとき、日本はすでに降伏しようとしていたのだから。この“大量虐殺”は、一種の調教のためだった。奴隷をつくるときは、必ずアメとムチで調教する。アメは、戦後の開発の援助である。
  そして日本人を、物事を考えない働き蜂に育てるために、自分の意見が言えないような人間を育てる教育が行なわれた。欧米人に対して劣等感を持つように仕向けられ、大量虐殺をした国――アメリカを、「素晴らしい国だ」と思い込まされた。

なわのひとこと ●
  世界支配層は2012年が特別な年になることを知っているのです。そして、その年に合わせて世界中の人々を幻惑し、“終末のカタストロフィー”を演出しようとしているのでしょう。その目的の一つは「無駄飯食いの人間を大量に葬り去ること」です。
  既に世界の人口は67億人を超え、間もなく70億人になろうとしています。どうみても地球のキャパシティーを超えていると思われます。一説によりますと、世界支配層は世界の人口を10億人まで削減する計画を持っているとも言われています。もしその計画が実行に移されるのであれば、これから2012年までの間に60億人近い人間が削減されることになります。
  もちろん、削減対象となるのは「無駄飯食いの人間」つまり、世界支配層にとって役に立たない人間、あるいは邪魔になる人間ということになります。
  その“選別”を行なうために、さまざまな先端技術が駆使されるということでしょう。私も、レーザーを使って空中にホログラム映像を映し出し、人々を惑わせる技術などは既に完成していると思います。
  神様が自分に何かを指示していると思わせるために、電磁波を使って人間の脳内に声を発信する装置も開発されているとか。霊界の低級霊によるいたずらよりも更に悪質な“神の声”によって、多くの人が惑わされる時代が訪れるような気がします。
  ひところテレビなどが騒ぎ立てたニセ予言者ジュセリーノなどは、もしかしたらこのような先端技術を試すためのモルモットだったのかも知れません。それでも一時は多くの人がそのでたらめな予言を信じたのですから、大衆はいとも簡単にコントロールされるということです。
  もし空にイエス・キリストのような巨大な映像が浮かび、人々の頭の中にメッセージを送ってくるようなことがあれば、たいていの人は神の声だと信じてしまうのではないかと思われます。そして、羊のように断崖絶壁へと誘導されることになるのでしょう。
  ただ、一つだけ気になりますのは、このような極秘情報を流し続ける著者のような人物が、闇の権力からなぜ抹殺されないのかということです。彼らにとっては、ベンジャミン・フルフォード氏は“邪魔者”ではないと見るべきでしょう。要するに、真実を幻惑するために体よく利用されているということです。
  そういう意味では、氏がさかんにアピールしている情報も、すべて真に受けるのでなく、何処かに“毒”が忍ばせてあると見ておく必要はあります。
  ここに出てくる携帯電話やマイクロチップの話、あるいは大統領などが単なる操り人形に過ぎないといった話は、間違いない事実だと思いますが‥‥。
<転載終了>