柿さんのメール 千成さんお疲れ様です。 まだまだHP完全読破までの道のりは長いですが少しずつ読み進めています。 そこで良く石鹸作っている関係上、避難生活時を清潔に過ごすための昔の知恵を紹介したいと思います。 避難生活時は清潔を保つのが難しくなりがちです。 そのため、気分的にも不快な思いをすると気力が失われがちかと思います。 避難時焚火等で出る灰を使って色々清潔を保つ方法をご紹介したいと思います。 まず使用するのは灰と水(お湯)だけです。 焚火で出た灰をとっておきバケツ等に入れて集めておきます。 ある程度たまったらその中に熱い熱湯を入れて一晩置いておきます。 使うのは沈澱して上部が透明になった上澄みです。 灰の量にもよりますが、強アルカリ水になっているはずです。 それは洗濯、洗髪等に使えます。 洗濯に使う場合はアルカリ度が高いまま使えます。 (指の腹でこするとヌルヌルします) 広口で水を入れてシェイクしても水漏れないボトル等があると便利です。 その中に下着や靴下を入れそのアルカリ水を入れシェイクして漬け置き洗いができます。 皮脂汚れなどはだいたい落ちるかと思います。 それもただのアルカリ水なのですすぎも一度で水の無駄遣いに成りません。 そのままそこらへんの土壌に水を捨ててもただのアルカリ水なので土壌汚染しませんので便利です。 避難中少しでも荷物を減らす事が出来るかと思います。 灰は古来石鹸の材料として使っていたので油を分解するアルカリ水を作る事が出来ます。 あと洗髪ですが強アルカリのままだと肌にきついので指で触ってヌメラない程度までお湯で薄め洗面器等に入れてその中に頭を入れて頭を洗ってください。 仕上げに、クエン酸もしくは酢等があればそれを少量垂らしたお湯で一度すすいで終わりです。 これも避難時に頭が洗いたいといった事が簡単にできるかと思います。 もしいきなり灰を扱うのに自信がなければ、重そうなどでも出来ます。 (自宅で実験してみてください何度かやってみるとコツがつかめるかと思います) 洗濯にはジュウソウでは少しアルカリ度が弱いのでアルカリウウォッシュ(スセキ炭酸ソーダ)等を用いる事も出来ます。 これも原理は同じなのでそこらへんの土壌に捨てても問題なりません。 では失礼いたします。 |
千成のメール 柿さん、良い情報助かります。 灰が、洗濯や洗髪に使えるなんて、避難には必須情報ですね。 避難していて、衣服や髪が清潔な人に出会ったら「貴方は、柿さんの情報を見て 灰を使ったのですか?」と尋ねてみます。 ありがとうございます。 |