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ヴェニュスさんのメール

千成さん、こんにちは。

ヴェニュスです。

一昨日、また超リアルな夢を見てしまいましたのでお知らせします。

邪悪なUFOが空から人間を攻撃してくる夢です。

私は夢の中で転職したようで、都内のあるビルに朝、入っていきました。

その日は初めてのプレゼンをしなくてはならず、書類をもって会場に行こうとしたのですが、天気が良いので急遽、戸外でやるということになりました。

その会社の入っているビルは20階建てぐらいで、2階から幅20メートル、長さ50メートルはあるぐらいのかなり広い人工的な一種中庭とも遊歩道ともつかないようなオープンスペースに出ることができ、その先は階段があって歩道に通じています。

茶色が基調のオープンスペースには、よくリゾート地で見られるようなパラソル付きのテーブルとイスがいくつも置いてあって、クライアントはゆったりとくつろいだ様子でプレゼンを聞くことになっているようです。

ああ、ここって飯田橋なんだ、と一瞬、思いました(飯田橋は副都心新宿から程近いJR総武線沿線にあります。

地下鉄は有楽町線と東西線が通っています)。

私の前に英語でプレゼンをやっていた2人の外人が終わり、次に私の番ということになりました。

スタンドマイクが設置された場所まで行こうとした時、ふと空を見ると、45度の高いところからハート型をした白い半透明のようなものが20個あまり、浮遊しながらこちらに向かってきました。

誰かが咄嗟に「あれUFOじゃないか?」と叫ぶや否や、いきなり光線のようなもので攻撃してきたのです。

クライアントの何人かは一瞬にして火に包まれ燃えていました。

私の位置からは左方向からの攻撃だったので、右の方に逃げなければと思い、右後方を見ると、うまい具合に死角となる通路が直角方向にありました。

とりあえず死角に身を隠し、様子を窺うと、そこかしこで人がたくさん燃えています。

光線はほとんど目に見えず、直撃すると人体が燃えてしまうようですが、かすったぐらいだと皮膚がケロイド状に焼け爛れるようです。

とにかく逃げないとやられると思い、3メートル先にちょうど地下鉄の駅の入り口があったので、下りて行こうとすると、下から半裸状態の人間がたくさん、熱い、熱い!と言いながら階段を上がってくるのです。

皮膚が焼け爛れている人もいました。

下からは確かにすごい熱気が上がってきて、照明は消え真っ暗なようです。

どうやら、アスファルトやコンクリートを透過するようなエネルギーをもった武器で攻撃しているようです。

不思議にまったく音はしません。

下にも逃げられないとすると超やばいぞ、と思ってふと右を見ると、階段の降り口にレトロな喫茶店があります。

とりあえず中に入って隠れようとドアを開けると、店主らしき六十がらみの男の人が、早くこっちに隠れて!と事情を知っているかのように匿ってくれました。

階段のとっかかりにある店なので外の通路側には窓があります。

その人は私に、窓の下の死角に潜むようにといいました。

それでその人はというと、店の奥に入っていってしまいました。

他に客は2、3人いましたが、床に横たわって死んだフリをしています。

怖いのは、攻撃自体に音がないことです。

すごく静かなのに、ちらっと外を見ると人がいっぱい燃えていたり、傷ついて逃げ惑っているのです。

急に人が発火してしまうのです。

建物はほとんど無傷なのに、人間だけが破壊されていく、そんな感じでした。

さきほど奥に入っていった店主がやにわに出てきて、今から助かる方法を知っている人に電話をするから、あなたが話をしてくれ、と言われました。

昭和の時代にあった懐かしいダイヤル式の黒い電話でした。

店主がダイヤルを回し、私に受話器を渡すと相手が出ましたが、ものの5秒で切れてしまいました。

恐らく、UFOの攻撃によって電話線自体が破壊されているのだと思いました。

もう万事休すだな、と思ったときに目が覚めたのでした。


千成のメール

ヴェニュスさん、怖い夢ですねぇ。

光線はほとんど目に見えず、直撃すると人体が燃えてしまうようですが、かすったぐらいだと皮膚がケロイド状に焼け爛れるようです。

う~ん!

こんな攻撃をされたらたまりませんね。

UFOで思い出しましたが、今日6月24日は、空飛ぶ円盤の記念日 だったのですね。