院長の独り言さんのサイトより
http://onodekita.sblo.jp/article/54278261.html
<転載開始>
 12月に政府が、事故収束宣言を行いました。あとは、ただ時が流れれば、なかったことになると思っていないでしょうか。実際政府は次のように話しています。

野田首相、冷温停止状態達成を宣言12/16(会見内容全て文字起こし&おまけあり)他方、原発それ自体につきましては、専門家による機密な作業を受けまして、安定して冷却水が循環し、原子炉の底の部分が、底の部分と格納容器内の温度が100度以下に保たれており、万一何らかのトラブルが生じても敷地外の放射線量が十分低く保たれるといった点が事実的に確認されました。
これを受けて本日わたくしが本部長を務める原子力災害対策本部を開催をし、原子炉が冷温停止状態に達し、発電所のそのものは収束に至ったと、判断をされる。との確認を行いました。
これによって、事故収束に向けた道筋のステップ2が完了したことを、ここに宣言をいたします。

事故発生以来、福島のみなさんはもちろんのこと、全ての国民の皆様、そして世界中の皆様に、多大なご心配をおかけし大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした

このたび、原子炉の安定状態が達成されたことによって、皆さまに不安を与えてきた大きな要因が解消されることになると考えます。


 もう福島では、線量の心配は必要なくなったかのような表現です。過去形ですしね。
 2012年3月2日の熊日記事『フクシマで続く屋外活動制限』
2012030401.jpg
 この中から書き抜きます。

 放射線事故の影響を考え、子どもの屋外活動は、保育園、幼稚園児は30分以内小学生は体育の時間を含めて3時間以内などと今も制限されている。
 当然だが、子ども達の暮らしはとても窮屈だ。
 待ちのイベントに勇んで出てきた鼓笛隊の幼稚園児は、室内で念入りに支度を整え、さあこれからと張り切っても、本番のパレードは30分以内で済まさなければならない。
 運動会も、小学校の半分くらいは校庭を使ったが、実際にグランドに降りてくのは出番が来た生徒だけ。他の生徒は校舎で待機、という有様だ
中略
 今、福島の子はおりの中で飼われているようなものだ。放射線の恐怖の中で発育に必要な体験を積めずに貴重な時間を失っている


 噂では聞いていましたが、郡山でこのような状態とは全く知りませんでしたし、報道もなされていない気がします。(筆者注-ここでは『放射線』と書くよりも、『放射能』と書く方が正しいと思います)どこが冷温停止状態なのでしょうか、そして、またこのような環境下に子どもを留め置いて、許されるのでしょうか。
 福島でタクシーに乗ると、「あー、あのへんは8くらいあるからな。」といった会話がされるそうです。そして、子ども達は、まるでお守りのように線量計が持たされています。
 
あなたにげんきをあげたくて!!より
2012030402.jpg
 当初、がんセンターがやりたかったことが着々と進められており、先日も紹介したように福島民報は、『いずれどうせまた世界のどこかで起こるであろう放射能被害に備えて、健康被害の有無を含めた情報を蓄積しておくことは、人類への貢献(福島民報)』などと書いておりますし、この放射能の被害を心配する保護者には、『信じられないのなら、日本国民をやめてもらうしかない。』と言い放ちます。
 他のどこでもない、この国で子ども達に行われている行為なのです。

生活手帳なるものも売り出されています。これは、この状況を見てやむにやまれず、子ども達を守るために作られた手帳です。このような手帳が必要なこと自体が大きな問題です。政府は一体何をやっているのでしょう。
2012030403.jpg
内部には線量を記入する欄まであります。
2012030404.jpg

 なぜ、このような行為が許されているのでしょう。除染や、ガレキ拡散の前にもっともっとやるべきことがあるのではないですか。

◆関連ブログ
福島県へ旅行に行きましょう!2011年12月19日
福島民報の一面から-汚染状況が株式欄に類似2011年10月31日
いずれどうせまた世界のどこかで起こるであろう放射能被害に備えて、健康被害の有無を含めた情報を蓄積しておくことは、人類への貢献(福島民報)2012年02月24日
信じられないのなら、日本国民をやめてもらうしかない。2011年06月28日
NHK仙台放送局からの取材電話2011年09月22日
<転載終了>