株式日記と経済展望さんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/b6aac521d9eae1adcf2c0dcd519b8ec5
<転載開始>

全国の厚生年金基金に天下りしたOBは、09年5月時点で646人に上る。
全国にあった614の厚生基金の約3分の2にそれだけの天下り役人がいた


2012年3月7日 水曜日

<厚生年金基金>運用経験者ゼロ8割…知識不足浮き彫り 3月2日 毎日新聞

全国595の厚生年金基金(昨年3月末時点)のうち、資産運用経験を持つ役職員のいない基金が8割に上ることが厚生労働省の調査で分かった。投資顧問会社「AIJ投資顧問」の企業年金消失問題では、運用知識の乏しい基金が高利回りを求めて同社に駆け込んだとされる。調査はそうした構図を裏付けた格好だ。

 調査は九州地方の基金が数百億円の損失を出したのを機に、昨年2月に実施した。資産規模に応じ100基金を抽出して調べた。運用経験者を役職員に採用していない基金は全体の79%。大企業などが単独でつくる「単独型」とグループ企業などでつくる「連合型」は67%、中小の同業者らでつくる「総合型」は82%に達した。

 同省は指針で、同基金の役職員には自らの判断で資産構成割合を決めることや、投資理論、資産運用への理解に努めるよう求めている。だが、現実は旧社会保険庁から天下った元役人ら未経験者が役職に就く例も多い。理事長を補佐する「資産運用委員会」を設置していたのは91%。ただ、外部の専門家を入れていたのは41%だけだった。【鈴木直】



旧社保庁OBがサラリーマンの年金を食い潰す 3月6日 日刊ゲンダイ

[追及第2弾]許すな!年金シロアリ役人

◆基金に天下り646人

どこまでもフザケたヤツらだ。年金にたかるシロアリの醜悪さは常軌を逸している。食い物にされたのは、AIJに委託した基金だけじゃなかった。

AIJ投資顧問の巨額損失事件では、旧社保庁OBの天下りネットワークが被害を拡大させたことが明らかだ。「天下りの総数は把握していない」とシラバックレていた厚労省もついに観念したのか、きのう(5日)になって、旧社保庁など国家公務員OBの「厚生年金基金」への天下り人数を発表した。

それによると、全国の厚生年金基金に天下りしたOBは、09年5月時点で646人に上る。当時、全国にあった614の厚生基金の約3分の2にそれだけの天下り役人がいたというのだ。これは何も法的な根拠があるわけではない。半ば強制的に役所が押し付けてきたのである。

「旧社保庁のOBから聞いた話ですが」と前置きして、役人の天下り問題に詳しいジャーナリストの若林亜紀氏が明かす。

「基金への天下りは、ほとんどが常務理事か事務長の立場で、年収は1000万円以上。表向きは、基金の側から『業務に精通している人材が欲しい』という書面を役所に出させて、適任者を送り込むことになっていますが、実態は厚労省からの押し付けです。OBの天下りを受け入れない基金には、受け入れるまで徹底的に嫌がらせをしたそうです。年金制度は複雑なうえ、法律がコロコロ変わる。基金向けに毎年、制度説明会が開かれるのですが、逆らう基金には説明に出向かなかったり、届け出を突き返したりする。それで、基金側は、嫌がらせをされないため、運用のプロでもないOBを受け入れざるを得ないのです」

こうなるとヤクザ顔負けだ。OBを押し付けるために、わざと制度をフクザツにしているようにも見える。
「ある基金関係者は『ヤクザや総会屋より役所の方がタチが悪い』と嘆いていました。大きな基金になると、6~7人の理事を押し付けられることもある。そのうえ、基金の運営が適切かどうかを点検・監査する監事の側にもほとんどOBが天下っているので、ナアナアになりがちです」(若林亜紀氏=前出)

年金を預かる側だけでなく、運用会社もチェックする側にも、およそ年金と名のつくところには必ず天下り役人が巣くっている。しかも、連中は公務員年金だから、厚生年金基金がどれだけ損失を出そうが知ったこっちゃないのだ。サラリーマンにとっては、背筋が寒くなるような話ではないか。いつだって、庶民の年金を食いつぶすのは役人だ。それで連中は平気な顔をしている。

こんなデタラメがまかり通っていいはずがない。どう考えても、消費税増税の前にシロアリ退治が必要だ。国民をナメるのも、いい加減にしてもらいたい。


(私のコメント)

AIJ投資顧問に委託されていた2000億円の厚生年金基金が消えてなくなりましたが、これは誰も責任を取らされる事も無く、手続き上の違法行為がとらされるだけだ。制度上の欠陥があるからこのような巨額損失事件が発生しますが、巨額損失を出しているのはリーマンショック以降はかなりの数になるだろう。
それ以前でも大学などの資金運用で、慶応大学が225億円、駒澤大学が154億円の評価損を出したことは以前にも書きました。駒澤大学などは大学の用地などを担保に銀行から金を借りて清算しましたが、学生からの学費や受験生などからの受験料で返済していくしかない。これでは何のための資産運用か分かりませんが、デフレの時代には短期の国債で持っているのが一番だ。
それを高利回りを謳ったアメリカの投資銀行やヘッジファンドに預けてリーマンショックで資金の大半が消えてしまった。今度の事件は厚生年金基金ですがAIJ投資顧問に委託したら運用の失敗でどこかに消えてしまった。サラリーマンの給料から天引きされた厚生年金が運用の失敗で消えてしまうのだからやり切れませんが、それだけ将来の年金額がカットされてしまう。
AIJはケイマン諸島などのファンドを通じて運用させていましたが、正体不明のファンドであり責任追及しようにもペーパーカンパニーみたいなものだから実体が分からない。厚生年金の運用はリスクの高い投資には適さない資金であり、国債や一流企業の社債などに限られていた。ところが規制緩和で投資顧問会社が認められて、厚生年金基金などが社保庁OBのコンサルタントの紹介でAIJに委託された。
厚生年金基金は数千億円もの巨額資金だから専門家による運用がなされているものと思われていましたが、実際には中小の基金には担当者が一人しかおらず、しかも社保庁の天下りなどが646人もいた。天下りを受け入れないといろいろと嫌がらせなどをしていたようですが、こんな調子で資産運用しているのだから2000億円も消えて無くなるのだ。
私が大学を出て銀行に就職したのも資産運用のプロになりたかったのですが、外回りの営業ばかりやらされた。だから自分の資金を貯めて株などに投資をして、当時は株も右肩上がりだったから連戦連勝で一回の投資で数百万円も儲けた。ある程度資金が貯まった時点でオーストラリアドル債に投資をして数百万円損した。その時点で株や外債から不動産に投資を変更しましたが、アパートを建てて毎年二百数十万円の収入が得られるようになって、銀行を辞めて独立した。
アパート経営の成功を実績にして、今度は都内のオフィスビルを建てて毎年二千万円以上の家賃収入が入るようになりましたが、今度はバブルの崩壊でテナント料が暴落して酷い目にあった。このような経験豊富な私から見れば、年金基金などの資金運用者はサラリーマンであり、自分の金を運用してきたわけではない。
どんなプロのファンドマネージャーでも成功と失敗の繰り返しですが、最終的にはプラスで資金運用するのが本当のプロの世界だ。だから財務省の官僚も日銀の官僚も実戦経験がないサラリーマンであり市場の流れが分からない。ニューヨークのウォール街には百戦錬磨のファンドマネージャーが沢山いますが、アメリカの財務長官もゴールドマンサックスのCEOなどがなっている。
それに対して日本の安住財務大臣はCDSが何なのかも分からなかった素人だ。最近の日銀総裁も日銀官僚であり、日本の円高に対してどうすべきかが分からない素人だ。物価の安定を図るのが日銀の役割ですがデフレにして円高にしてしまった。早くからインフレターゲットを取り入れていればと思うのですが、頑なにインフレターゲット政策を拒否した。その意地が円高を招いた。
AIJの2000億円消失事件は、日本には資金運用のプロがいないことの証明であり、多くの投資顧問会社が運用損を抱えている。私自身は毎年8%以上の運用益を稼いでいますが、多くが銀行への返済に消えてしまっている。数億円銀行から借りて元利合わせて毎年数千数百万円返済しているから大変なのですが資金運用から見れば、こんな時代でも8%の運用利回りを稼いでいるのだから、私は天才と言われてもいいだろう。どなたか投資顧問会社に雇ってもらえないだろうか?

5 コメント

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<AIJ問題>運営難52基金に拡大も…厚労省調査 (Unknown)
2012-03-07 14:56:25
AIJ投資顧問の企業年金損失問題で、厚生労働省は7日、同社に運用委託していた74厚生年金基金(厚年基金)のうち、公的年金の一部を国に代わって運用している「代行部分」まで積み立て不足に陥る基金が52に達するとの見通しを明らかにした。財政状況の厳しい「指定基金」は現在の81から最大100を超える可能性がある。

【ニュースの一報】AIJ投資顧問:年金2千億円の大半消失…123社分運用

 7日の民主党厚労、財務金融両部門会議などの合同会議で厚労省が示した。同省の調査(10年度末)では、AIJに委託していた74基金中、31基金で既に代行部分の積み立て不足が生じている。同社への委託資金が全額失われれば、さらに21基金が積み立て不足となり、計52の基金が厳しい運営難に直面する。

 代行部分の積み立て不足が一定程度を超えると「指定基金」に指定され、財政健全化計画の策定を義務づけられる。21基金の積み立て不足が大きければ指定基金となり、今回の問題で指定基金が最大102基金になる恐れがある。

 厚労省は併せて、全595厚年基金(同)の純資産総額17・6兆円に対し、将来の年金給付に必要な責任準備金は19兆円であることも明らかにした。制度全体で1・4兆円が不足していることになる。代行部分の給付に必要な最低責任準備金は14・8兆円。

 全国の厚年基金のうち代行部分が積み立て不足に陥っているのは213基金あり、不足総額は6289億円に上っている。【石川隆宣、鈴木直】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000027-mai-soci
Re シロアリ (Unknown)
2012-03-07 15:42:34
2012年キーワードだな。あとは、コミンテルン、スイス民間防衛、情報戦、敗戦利得者、パチンコ、創価、橋下、統一教会、小坂英二、etc,,,
Re 慶応大学が225億円、駒澤大学が154億円の評価損を出した (Unknown)
2012-03-07 15:45:33
アメリカ崇拝の代償でしょ。しかも、(シオニスト)ユダヤ国際金融資本の。
>消費税増税の前に (Unknown)
2012-03-07 15:48:33
パチンコ年間21兆円を国民一人に換算すれば120万円になる、今すぐにでも、できる事だろ。パチンコ天下り廃止だな。
何で溶かしたか (Unknown)
2012-03-07 17:31:35

まったく言及なし!!!

株式投資で失敗したのか、どこかの社債や公債を溶かしたのか一切報道がありませんね。
損した人がいれば儲けた人がいる訳で・・・

世界政府からのご指示でしょうか(笑)
<転載終了>