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youさんのメール

各位さま、 youです。

家庭用の非常用電源の作り方について、実践いたしましたのでご理解できる方は参考にされて下さい。

A、最初にこの必要性について考えます。 3月11日の震災の時、また台風などにより電力会社からの電源がストップしたと想定します。


(一般の停電状態ですね)

また、長時間かつ夜間などては危険な時もあります。

その時、自動で立ち上がり必要な電力を家庭で作り出す事とします。

B、どんな電源か。 ①停電に至った時、蓄電池からAC100V電源のインバータが間髪入れず立ち上がり、必要なセクタ(家庭では部屋)に代替供給する。


②停電でない通常時は、蓄電池を管理し、常にフル充電状態としてくれる。

③インバータは中古であり、誰でも低価格で入手できる。

④インバータに内臓されいる蓄電池は中古製品なので信頼性がない。

よって、車用品店に行き12Vの一番低価格な蓄電池を2個購入した。

⑤内部蓄電池は取り外してしまうが外部の蓄電池に接続する電線がない。

よって取り外した蓄電池に接続されていた電線に、2系統の電線をせつぞくし外部に出す。

その電線を2つの購入してきた蓄電池に接続する。

⑥設置は家庭の電線をいじる必要がありますので、導入される方は自分の責任でお願いいたします。

ちなみに、遮断器盤の契約している遮断器は電力会社の物ですが、それより後の遮断器からは個人の持ち物となっていますので、回路の変更については問題ありません。

但し、法律から電気工事士の免許が必要となります。

⑦ここまで大きな作業をしなくとも、セクタ(部屋単位)を負荷とせず、例えば電球一つを負荷とすれば、通常のコンセントから電気を貰う程度で出来ます。

C、回路図は此処に入れました。 http://younan.dip.jp/123sinji/img/dengen/4.jpg


D、設置した写真。 http://younan.dip.jp/123sinji/img/dengen/1.jpg


http://younan.dip.jp/123sinji/img/dengen/2.jpg

http://younan.dip.jp/123sinji/img/dengen/3.jpg

接続箱には、端子台を取り付けて、各機器が分離できるようにしています。

直に取り付けると、トラブルが発生した場合、交換作業に手間取ったりすることのないようにしています。

E、その他。 此処まで、大規模にする必要は無いかも知れませんが、最終的には、蓄電池の充電回路を太陽電池パネルから直に行なうようにDC-DCコンバータを製作し、セクタ(部屋)毎に電力会社から切り離す予定です。


東電に接続される最後の機器はAC200Vのエアコンのみと考えています。

それ以外の電力は自分の家庭で作り出す。

今回はその最初の一歩として、非常用インバータ、蓄電池、家庭に設置しました。

まだ、蓄電池を固定していませんので、完成はしていませんが、時間があり次第据え付けなども手を入れる予定です。

①、太陽電池パネルの活用は何も電力会社にいつまでも接続されている必要は無いと考えます。

②、蓄電池の寿命は、電力会社に接続されている限り、予想では7年。

車用品店では、車以外で使用することから保証書を出してくれませんが、低価格の車様の蓄電池は2年が保障期間です。

今回はフル充電が確保されることてら、その3.5倍は持つと勝手に思い込んでいます。

③、電線は、家庭に接続する物はFケーブルです。

蓄電池に接続される電線は何でも良いと思いますが、車用品店で扱っている太い物が良いでしょう。

考え方として、1sqあたり10Aを超えないようにして下さい。

図面では1sqあたり5Aで作っています(実際にそうしています)。

④蓄電池に接続する電線は絶対に極性を間違えないで下さい。

一瞬でインバータが焼損します。

以上、報告ですが、参考にされて下さい。

尚、インバータなどはYahooオクで安く入手できます。

またハードオフでも更に安く売られています。

機種については、多種多様あり12Vの蓄電池から供給されている物であれば、大抵どんな物でも使えるでしょう。


千成のメール

youさん、停電対策情報ありがとうございます。

いざという時は電気が頼りですが、ひょっとしたら今年の夏は、停電があるかもしれませんね。

そういう時、youさんの情報を参考にして造られる方が大勢おられると思います。