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<転載開始>
敗戦後、日本人の暮らしはガタガタになり、衣食住すべてが絶対的に
不足する困窮状態、食べるものもない有様だった。
だが、不思議なことに、日本人の表情は底抜けに明るかった。
なぜか?
今が最低、最悪。これ以上悪くなることはない! いや、必ず良くなる!
という希望があったからだ。
夢と希望がありさえすれば、人間は、どんな艱難辛苦にも耐えられる。
いまの日本はお先真っ暗だ。夢も希望もない。
これから、もっともっと悪くなる。
安全な食べ物がなくなり、とくに魚類は食べられなくなる。
感染症が蔓延して死人が増え、自殺者も増えていく…。
さらに、人口を削減したい勢力に加担しているような民主党の政府…。
どうして、こんなヒドイ国、生きづらい社会になってしまったのか?
悪夢をみているようだ。が、この辛く苦しく悲しい日々は現実なのだ。
もう誰を恨んでも何のタシにもならない。
こーなったら、自力(じりき)で生きていくしか無い!
そー考えるヒトが増えている。自覚し、覚悟を決めたヒトたち…。
知恵を絞り、暮らしの隅々にまで工夫をこらし、生き抜いていこう!と、
たくましく、したたかに、今までとは違う人生を歩みはじめたヒトたち…。
鷲は先日、『白蛇は、神様のお使い』という文章に、「開運の白蛇様」
の写真を掲げた。これがエライ人気で、大勢の方々がスマホやパソコン
のデスクトップに貼り付けて、拝み、「願」(がん)をかけはじめた。
昨日などは…、
「飯山さんの白蛇の写真を見た瞬間、飯山さんに会う運命を感じた!」
と、祖父が金庫に大切に保管していたという「脱皮した白蛇の抜け殻」
を後生大事にかかえて、関空から飛行機に乗り、鷲に会いに来た妙齢
の美しいご婦人と、霧島で夕食を共にした。
その夕食の席には、最初に「開運の白蛇様」を鷲に紹介してくれた因縁
のヒト、鹿児島市のメリーさんも偶然に同席していた…。
なんという巡り会わせなのか?! まさに因縁の白蛇様である。
だが…、
大阪から来られた美しい婦人の美しい手が、物々しい箱を開け、巨大な
白蛇のヌケガラを我々に見せて…、
「どーぞ ごゆるりと ごらんあそばせ」
と美しい鈴が鳴るような美しい声で言われたのだが、さすがのメリーさん
も震えはじめた。
大阪から運ばれて来た白蛇のヌケガラは、それほど巨大だったのである。
「開運の白蛇様」を、迷信の トンデモのと批判するのは簡単だ。
しかし、鷲は、庶民が辛い日々のなかで、わずかでも開運の切欠(きっかけ)
をつかもうとするささやかな信仰心は大切にすべきだとおもう。
が救われるプラシーボ(偽薬効果)はあるのだから…。
<転載終了>