http://www.geocities.jp/atelier_efraym/cain1.htm
<転載開始>
『カインをぶら下げている日本人』では、聖書のエピソードと日本語との関係を説明した。しかし、日本人の大多数が知りたいのはもっと身近な日本語である。例えば、神社の名前の意味とか、郷土の地名とかである。それで、続編として聖書に出典のない日本語を取り上げることにした。ただし、聖書のエピソードに日本語解明の鍵があるので、前回同様に聖書の記述は登場する。サイトでの公開を目的とするため、項の番号を今回はA、B~などとし、前回の数字とは差別している。
A.ヒエログリフの音読みと訓読み
a.恩人のルーツ
漢字には音読みと訓読みがあるが、漢字の中国読みは音読みではない。中には似ているものもあるが、基本的に別である。古代に漢文が教養とされた頃は、遣隋使や遣唐使によって本場の読み方が移入されたが、それでも日本独自の音読みは無くならなかったのである。それは何故か?
実は、音読みと訓読みのルーツは、漢字ではなくヒエログリフにある。前18世紀頃、日本人の祖先イスラエル12部族はエジプトに住んでいたが、ヒエログリフに対するイスラエルの読み方が訓読みで、エジプトの読み方が音読みだったのである。音読みのオンとは、エジプトの宰相だったヨセフの義理の父、オン(ヘリオポリス)の祭司ポテペラのオンだったのである。
イスラエルの別名を持つヤコブが最も愛したヨセフは、兄弟の妬みからエジプトへ売られてしまう。だが、ヨセフの悲劇はまだまだ続く。今度は、仕えた家の妻からセクハラの偽証で訴えられ、獄中に13年間も繋がれてしまうのである。普通の人間ならこういう場合に絶望するが、ヨセフは獄中でも獄卒に気に入られて特別扱いをされた。そして、この獄中時代に、ヨセフはエジプト語とヒエログリフの構造研究を成したと思われるのである。
やがて、王の見た夢を判じるために獄から出されると、ヨセフは一躍、宰相に任命されることになる。だが、13年間の獄中を無為に過ごした人間に宰相は無理なのである。ここから、ヨセフが獄中に黙々と自分を磨いていたことが理解されるのである。
ヨセフは、王の命令でオンの祭司ポテペラの娘アセナテを妻とするが、ポテペラとアセナテはヨセフを愛して篤くもてなした。それで、ヨセフが感激したので、彼らは恩人となったのである。もうお分かりのように、恩、御、温、穏、音、遠、など、オンと読む言葉はヨセフの外戚であるポテペラを指していたのである。ヨセフ達が住んだテーベから見てオンは遠く、穏やかで温かな恩人の住む、美しい音楽の満ちる有り難い土地だったのである。そして、ヒエログリフに対するポテペラ達の読み方が音読みとなり、ヘブル人ヨセフ達の読み方が訓読みとなったのであるが、訓読みについては説明が必要である。
古代エジプトの神にはモデルがあり、アメン神はヨセフがモデルである。妻のアセナテはイシスのモデルとなり、孫娘のセラはハトホルのモデルとなった。さらに、ヨセフの父ヤコブはクヌム神のモデルとなったのである。羊飼いのヤコブがモデルだったので、クヌムは羊がシンボルとされるのである。
だが、クヌムという読み方は間違いである可能性が高い。本当は、クンムが正しいはずである。クンムは一文字ずつをはっきり発音するのではなく、最後のムはほとんど発音しない。すると、クンムはクンと聞こえる。そう、これが、君、訓、勲、燻、薫、などと、クンと読まれる言葉のルーツなのである。
ヨセフに招かれてエジプトへ来たヤコブは、エジプト第2王朝最後の王カセケムイに謁見し、ヨセフを育てたことで勲功を与えられた。ヨセフが父親のヤコブを良く言ったので、ヨ(セフ)ノ口と書く君の文字が作られたのである。返礼としてヤコブは王を祝福したが、その言葉が川が流れるように淀みがなかったので、言葉に川と書く訓という文字が作られることとなる。薫と燻は、ヤコブが主に捧げた薫香を意味する。
このように、クンと読まれる言葉は、ヤコブに関するものである。さらに、エジプト語の分からないヤコブは、ヒエログリフを好きなようにヘブル読みして周囲を笑わせた。ヤコブもヨセフも非常にユーモアに長けた人物だったので、エジプト語による既成の読み方にこだわらなかったのである。これがクン読みとして定着し、オンの読み方とクンの読み方の二通りの読み方をする習慣ができ、それが後の時代に漢字にも当てはめられたのである。
c.男と女
では、実際にヒエログリフの音読みと訓読みが行われたであろう文字は何だろう。例えば、美しいを意味するネフル
nfrは、元々は音が満ちあふれることから来ている。また、フルはヨセフの母が埋葬されたエフラタの真ん中の2文字であり、フラは豊饒を意味するフルの変化形と考えられる。天理市の旧名の布留(ふる)はこれが語源と思われるが、エフラタは後のベツレヘムであり、イエスが生まれた場所としても知られている。それで、原始キリスト教に似ている天理教が、ベツレヘムの別名を持つ天理市で生まれたのである。話が逸れたが、ヨセフは母の記念としてフルを大切にし、それで息子のエフライムにもフラという形で用いた。従って、ネフルはヨセフ達イスラエルに属する言葉と考えられ、音フルと書くことができるのである。
このように、音の読み方であるネとオトはイスラエルの訓読み、オンは音読みとなるが、オトに関しては別の言葉での説明が必要となる。それは、男と女の読み方である。オトコとはオトの男子を意味し、音子と書くのが正しいのである。対して、女はオンの娘を意味し、音ナと書くのが正しいのである。実は、これは秘中の秘に属する奥義であり、一番大事な核はここでは明らかにできないが、男と女は共に音を意味する言葉なのである。「グーの音も出ない」などと表現される音(ね)も同じで、だから神道の神様を御琴あるいは身琴(みこと=命、尊)と呼ぶのである。身琴がどのような奥義であるか、男と女の奥義と共に考えられたし。
さて、オトコは訓読みであった。対してオンナは音読みであった。これは、オンナがオンの娘を始祖とすることを意味する。対して、オトコはイスラエルのオトである弟が始祖であることを意味する。この弟とは、もちろんヨセフのことであり、オンの娘とはアセナテを指す。このように、男と女の雛形としてのヨセフとアセナテから、国造り神話のイザナギとイザナミも、ヨセフとアセナテが雛形と考えられる。イザを伊雑と書くと、アセナテを意味する伊の字と、九つの木を組み合わせた雑の字が意味するヘリオポリス(オン)の九柱神が現れるからである。雑の旁(つくり)は、雉にも使われているので、鳥で象徴されたヨセフの縞模様と考えられるが、シマについては次の項を参照。
ネフルの例から、ヒエログリフで一般的な読まれ方をされているものが、実はイスラエルの訓読みであったことを説明した。従って、ヘブライ語の中に音読みと訓読みがあっても当然となる。また、エジプト語の中に音読みと訓読みがあっても同じく当然となる。ヒエログリフは大半が訓読みされているのではないか?復元されたヘブライ語は、実はイスラエルの中でも方言のような狭い使われ方をしたものではないのか?様々な疑問が頭をもたげるのである。
だが、ヒエログリフの本来の読み方であるエジプト語読みがオンの読み方とは違っていたものなら、ヒエログリフは三通りの読み方をされた可能性が出てくる。なぜならば、ポテペラの家族は今のイタリア出身の白人系と考えられるからである。これに関しても、次の伊勢の語源を参照。
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