二階堂ドットコムさんのサイトより
http://www.nikaidou.com/archives/32946
権力を握る
おこぼれに預かる
というのがよくわかります。
<転載開始>

橋下市長の奥下特別秘書。
奥下秘書の位置づけは、下記の条例に基づく特別職の公務員です。

○特別職の秘書の職の指定等に関する条例
平成24年1月31日
条例第1号
特別職の秘書の職の指定等に関する条例を公布する。
特別職の秘書の職の指定等に関する条例
(趣旨)
第1条 この条例は、地方公務員法(昭和25年法律第261号。以下「法」という。)第3条第3項第4号の規定に基づき、特別職の秘書の職を指定するとともに、当該秘書の職を占める職員の定数及び任期を定めるものとする。
(秘書の職の指定)
第2条 法第3条第3項第4号の条例で指定する秘書の職は、市長の秘書の職とする。
(定数)
第3条 前条の市長の秘書の職を占める職員(以下「秘書」という。)の定数は、2人以内とする。
(任期)
第4条 秘書の任期は、1年とする。ただし、再任を妨げない。
附 則
この条例は、平成24年2月1日から施行する。

根拠となる地方公務員法第3条第3項第4号とは、

第三条  地方公務員(地方公共団体及び特定地方独立行政法人(地方独立行政法人法 (平成十五年法律第百十八号)第二条第二項 に規定する特定地方独立行政法人をいう。以下同じ。)のすべての公務員をいう。以下同じ。)の職は、一般職と特別職とに分ける。
3  特別職は、次に掲げる職とする。
四  地方公共団体の長、議会の議長その他地方公共団体の機関の長の秘書の職で条例で指定するもの

です。

特別職の地方公務員は、地方公務員法第4条第2項に基づきます。
第四条  この法律の規定は、一般職に属するすべての地方公務員(以下「職員」という。)に適用する。
2  この法律の規定は、法律に特別の定がある場合を除く外、特別職に属する地方公務員には適用しない。

というわけで、普通の職員(公務員)だと制限される事項が特別職には適用されません。

そこで、アジアプレスがこんな記事。
橋下市長特別秘書の奥下氏 業務内容記録ゼロ
http://www.asiapress.org/apn/a......113222.php
抜粋・引用すると、

「政治資金オンブズマン」が情報公開を求めた内容を見てみよう。
(1) 特別職の秘書として雇用した人物・特別職の秘書の業務内容を定めた文書
(2) 同秘書に奥下剛光氏を採用した理由などを記載した文書
(3) 同秘書の平成24年2月1日から平成24年10月末日までの出勤状況を示す文書(タイムカードがあればその文書)
(4) 同秘書の平成24年2月1日から平成24年10月末日までの間に業務日誌など名称に拘わらず、同人の従事した業務内容を記載した文書。
(5) 同秘書が平成24年2月1日から平成24年10月末日までの間に参加した会議、行事などを記載した文書
(6) その他、同秘書が関与した活動などについて記載した文書。

11月26日、大阪市から回答があった。回答したのは政策企画室秘書部。そこには短く、次の様に書かれてあった。
「当該公文書をそもそも作成又は取得しておらず、実際に存在しないため」

ゼロ回答などという生易しいものではない。条例を作って採用した秘書について、業務内容に取り決めも無く、また採用するにあたっての理由も明確でなかったということだ。また、業務内容についての記録は一切残されていないという。参加した会議や行事についても一切の記録が残っていないという。

大阪市は「政治資金オンブズマン」の情報公開に対して、ある数字を出してきた。それは奥下氏に支払われた給与の詳細だ。月額35万円余り。しかし不可解なのは賞与だ。2月に採用されてわずか4か月後の6月に、賞与が80万円余りが支払われている。これは入社(大阪市の場合は入庁)間もない人間の最初の賞与として有り得るのだろうか?

こうした状況について「政治オンブズマン」共同代表の阪口徳雄弁護士(大阪弁護士会)は次の様に指摘する。

「大阪市に情報公開請求をしてみて驚いた。特別秘書は本来どのような仕事をするのか、条例制定にあたって何の定めもない。採用後に奥下秘書が日々どのような仕事をしているのか、その業務内容を記載した文書も一切ない。仕事は何をしているのか不明だが、給与だけは毎月確実に支払われ、80万円余の高額の夏の賞与が支給されている。
これでは、後援会でお世話になった幹部の息子を大阪市民の税金で雇い、私設秘書と同じ仕事をさせていると批判されても仕方がない」

橋下徹が大阪府知事時代には私設秘書だったため、その行動がわかりにくく、公開請求のしようも無かったのですが、今回は条例に基づく特別職だったので、請求に踏み切ったのは当然ですが・・・

さすがにマズイですね、これは。
私の同期の秘書課長はどう思っているのかな?

<転載終了>