In Deepさんのサイトより
http://oka-jp.seesaa.net/article/355211852.html
<転載開始>

▲ 北朝鮮の国境警備隊の女性兵士たち。なんとハイヒールを履いています。これには驚きました。写真のキャプションは「殺人ヒール( Killer Heels )」でした。 ミラーより。
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なんとなく、北朝鮮の動きに関する報道なども少なくなっているような雰囲気もある最近ですが、あえて関連記事をご紹介しておきます。
そういえば、北朝鮮の記事の時にはなんらかの動画などを春ことも多いですが、今回は、北朝鮮の国営ウェブサイトの日本語版(および各国語版)に、現在表示されているフラッシュ動画です。
音はないです。
北朝鮮国営サイト日本語版トップに掲載されているフラッシュ映像
明後日(4月15日)は「太陽節」という、北朝鮮では多分最大の祝祭日を迎える日です。これは日本でいえば、「盆と正月と建国記念日とみどりの日が一緒に来た」ような日だと考えてもさほど間違いではないと思います。Wikipedia から抜粋しておきます。
ということで、今年2013年は「101回目の太陽節」ということになるわけで、キム・ジョンウンさんも盛大にやろうとしているのではないかとは思います。しかし、そんな中、昨日の英国の大衆紙ミラーは、中国と北朝鮮の国境近辺から取材した映像と写真を載せた記事を掲載しました。死んだ少年なども写っている、やや衝撃的なものでもあります。
以前、
・北朝鮮の「カニバリズム(人喰い)」報道に世界中の人たちが騒然とする理由
2013年01月30日
という記事を記したことがありました。

▲ その記事に載せたアジアプレスの動画より。警官に楯突く北朝鮮の住民。
その記事は北朝鮮地方の飢餓についてのことを書いたものでしたが、ごく普通に考えてみても、以前よりも孤立している現在の北朝鮮の食糧事情が良いわけはないはずで、地方では以前よりひどいものだと思われますが、このことが、
・戦争を回避する方向に働くことなのか。
・それとも追い詰められて戦争に進む方向なのか。
は私にはよくわかりません。
70年前の日本も国際社会から見た国家としての状態としては、今の北朝鮮と同じような見方をされていたはずです。
日本は大戦争に突き進みました。
北朝鮮はどうなのか。
やはりわからないです。
その英国ミラーの記事をご紹介します。
ミラーのサイトには動画もあります。
Inside North Korea: Shock video and photos show true horror of Kim Jong-un's evil regime
ミラー (英国) 2013.04.12

北朝鮮の内側:衝撃映像や写真が示す金正恩の邪悪な政権の本当の恐ろしさ
北朝鮮の国境で取材した記者の報告が示すことは、戦争を挑発するキム・ジョンウンは、外の世界を見たいとは思っていないというとだった。
兵士たちが家族を養うためにトラックにコメを積み込んでいる横で、道ばたで座ったまま少年が死んでいた。10歳くらいの男の子だろうか。
少年は大人用の大きなよれよれの軍服のジャケットを被ったまま、道ばたで座ったまま力尽きてしまったように見える。しかし、周囲の人々はその子供に憐憫を与えている余裕もない。

▲ 道ばたで死亡している少年を誰も気に留めない。
彼の周囲の子供たちの話によるとと、このあたりの村では人々はゴミをあさったり屋外で食べ物を探しに歩くが、食べ物はほとんどなく、樹木の皮や、あるいは死体さえ食べているという。

▲ 空腹で死んだ子供の横では、大人たちが食糧をトラックに積んでいる。
この場所からそれほど遠くない場所に、北朝鮮の強制収容所のひとつがある。そこには凍った土地から作物を収穫しようとしている人々の姿があった。

▲ 強制収容所。凍った土から、あるのかないのかわからない食べ物を収穫する収容者たち。
これらの光景も間違いなく北朝鮮のひとつの真実だ。
戦争を挑発しているキム・ジョンウン(金正恩)は、自分の周囲とピョンヤンなどの土地を取り上げ、北朝鮮があたかもバラ色の夢の国のようなプロパガンダを繰り返しているが、現実は彼らの言う事実から程遠い。
そして、キム・ジョンウンはその真実の世界を見ようとは思っていないようだ。
戦争の緊張が高まって以来、キム・ジョンウンは国境をはじめとする前線の兵士には食糧を頻繁に送っていることが確認されている一方で、地方で飢えている人たちの存在を完全に無視した。

▲ 強制収容所から石を拾うために歩かされている収容所の囚人たち。

▲ 強制収容所。物資を運ばされる収容所の囚人たち。

▲ 警備兵。兵士は私たち記者のカメラマンにも狙いを定めた。
これらの写真と映像は北朝鮮と中国との国境近くで撮影されたものだ。
国境にハイヒールを履いた女性の警備兵がいたことが印象的だった。
私たちは今は韓国に住む脱北者の元北朝鮮の人物から衝撃的な話を聞いた。
「北朝鮮ではあまりの飢えのために人間の共食いが起きているのです」。
彼は続ける。
「近所の人物が警察に連行され処刑されたことがありました。処刑の理由は、その人物が人間の肉を食べ、そして残った肉を他人に売ったことによるものだったのです。その人物はすぐ処刑されました。あの国では今、人々は動物のように生きているのです」。
彼は今、韓国で牧師をやっている。
彼によると、現在の北朝鮮ではあらゆることに賄賂が存在し、電車や船や国境を越えることも 5000ポンド(約 100万円)払えば可能なのだという。つまり、お金さえ渡せば、入国して上のような写真を撮ることも、脱北することさえもできる。
逆にいえば、お金のないものは食べ物も含めて何も手に入らない。
上の写真にある道路で死んだ少年のように、飢えてどこかで死亡していくしかないという状態なのだという。
現在の北朝鮮はユートピアのように喧伝されるピョンヤンと「地獄そのもの」の地方とが存在するホラー映画のような国家となっている。
(訳者注) またカニバリズムのことが出てきたのですが・・・実は、私はずいぶん以前に買った本で、『食人宴席 - 抹殺された中国現代史』という本を持っていまして、今はアメリカに住む中国人のジャーナリストが、1960年代の文化大革命時に中国各地で催されたとされる「人肉宴会」を取材してまとめたものです。

まあ、普通の人だと気持ち悪くなる内容かもしれないでので、さすがにお薦めしなないですが、この 1960年代の中国の時は「飢えが原因」とは言い切れない面がありまして、そこが今の北朝鮮とは違うような気がしました。
これまで「飢えと戦争」のことをずいぶん書いたことがありますが、考えてみれば、キム・ジョンウンという人自体が飢えを知らないわけで、本当にこの後、どうなっていくのかわからない面はあります。
<転載終了>
http://oka-jp.seesaa.net/article/355211852.html
<転載開始>

▲ 北朝鮮の国境警備隊の女性兵士たち。なんとハイヒールを履いています。これには驚きました。写真のキャプションは「殺人ヒール( Killer Heels )」でした。 ミラーより。
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関連記事:
・開戦前夜(1): 北朝鮮が米韓との戦争に勝つ可能性があるとすると? を考えてみる
・開戦前夜(2): 中国人民解放軍の機械化師団が北朝鮮との国境に向けて大規模な移動を開始
・開戦前夜(3): 米国当局はずっと EMP 兵器実験としての北朝鮮の実験の成否を監視していた
・開戦前夜(4):「朝鮮半島からブラックスワンが現れた」と題する記事を書いた米国記者
・開戦前夜(1): 北朝鮮が米韓との戦争に勝つ可能性があるとすると? を考えてみる
・開戦前夜(2): 中国人民解放軍の機械化師団が北朝鮮との国境に向けて大規模な移動を開始
・開戦前夜(3): 米国当局はずっと EMP 兵器実験としての北朝鮮の実験の成否を監視していた
・開戦前夜(4):「朝鮮半島からブラックスワンが現れた」と題する記事を書いた米国記者
なんとなく、北朝鮮の動きに関する報道なども少なくなっているような雰囲気もある最近ですが、あえて関連記事をご紹介しておきます。
そういえば、北朝鮮の記事の時にはなんらかの動画などを春ことも多いですが、今回は、北朝鮮の国営ウェブサイトの日本語版(および各国語版)に、現在表示されているフラッシュ動画です。
音はないです。
北朝鮮国営サイト日本語版トップに掲載されているフラッシュ映像
101回目の太陽節を2日後に控えて
明後日(4月15日)は「太陽節」という、北朝鮮では多分最大の祝祭日を迎える日です。これは日本でいえば、「盆と正月と建国記念日とみどりの日が一緒に来た」ような日だと考えてもさほど間違いではないと思います。Wikipedia から抜粋しておきます。
太陽節
▲ 北朝鮮の初代最高指導者 金日成(キム・イルソン)主席のポートレイト。
朝鮮民主主義人民共和国の建国指導者・初代最高指導者であった金日成主席の誕生日、1912年4月15日を祝うことを趣旨としている。
「太陽」は北朝鮮国内において金日成主席を指す言葉でもある。
なお、2012年の太陽節で主席生誕100周年を迎えた。
ということで、今年2013年は「101回目の太陽節」ということになるわけで、キム・ジョンウンさんも盛大にやろうとしているのではないかとは思います。しかし、そんな中、昨日の英国の大衆紙ミラーは、中国と北朝鮮の国境近辺から取材した映像と写真を載せた記事を掲載しました。死んだ少年なども写っている、やや衝撃的なものでもあります。
以前、
・北朝鮮の「カニバリズム(人喰い)」報道に世界中の人たちが騒然とする理由
2013年01月30日
という記事を記したことがありました。

▲ その記事に載せたアジアプレスの動画より。警官に楯突く北朝鮮の住民。
その記事は北朝鮮地方の飢餓についてのことを書いたものでしたが、ごく普通に考えてみても、以前よりも孤立している現在の北朝鮮の食糧事情が良いわけはないはずで、地方では以前よりひどいものだと思われますが、このことが、
・戦争を回避する方向に働くことなのか。
・それとも追い詰められて戦争に進む方向なのか。
は私にはよくわかりません。
70年前の日本も国際社会から見た国家としての状態としては、今の北朝鮮と同じような見方をされていたはずです。
日本は大戦争に突き進みました。
北朝鮮はどうなのか。
やはりわからないです。
その英国ミラーの記事をご紹介します。
ミラーのサイトには動画もあります。
Inside North Korea: Shock video and photos show true horror of Kim Jong-un's evil regime
ミラー (英国) 2013.04.12

北朝鮮の内側:衝撃映像や写真が示す金正恩の邪悪な政権の本当の恐ろしさ
北朝鮮の国境で取材した記者の報告が示すことは、戦争を挑発するキム・ジョンウンは、外の世界を見たいとは思っていないというとだった。
兵士たちが家族を養うためにトラックにコメを積み込んでいる横で、道ばたで座ったまま少年が死んでいた。10歳くらいの男の子だろうか。
少年は大人用の大きなよれよれの軍服のジャケットを被ったまま、道ばたで座ったまま力尽きてしまったように見える。しかし、周囲の人々はその子供に憐憫を与えている余裕もない。

▲ 道ばたで死亡している少年を誰も気に留めない。
彼の周囲の子供たちの話によるとと、このあたりの村では人々はゴミをあさったり屋外で食べ物を探しに歩くが、食べ物はほとんどなく、樹木の皮や、あるいは死体さえ食べているという。

▲ 空腹で死んだ子供の横では、大人たちが食糧をトラックに積んでいる。
この場所からそれほど遠くない場所に、北朝鮮の強制収容所のひとつがある。そこには凍った土地から作物を収穫しようとしている人々の姿があった。

▲ 強制収容所。凍った土から、あるのかないのかわからない食べ物を収穫する収容者たち。
これらの光景も間違いなく北朝鮮のひとつの真実だ。
戦争を挑発しているキム・ジョンウン(金正恩)は、自分の周囲とピョンヤンなどの土地を取り上げ、北朝鮮があたかもバラ色の夢の国のようなプロパガンダを繰り返しているが、現実は彼らの言う事実から程遠い。
そして、キム・ジョンウンはその真実の世界を見ようとは思っていないようだ。
戦争の緊張が高まって以来、キム・ジョンウンは国境をはじめとする前線の兵士には食糧を頻繁に送っていることが確認されている一方で、地方で飢えている人たちの存在を完全に無視した。

▲ 強制収容所から石を拾うために歩かされている収容所の囚人たち。

▲ 強制収容所。物資を運ばされる収容所の囚人たち。

▲ 警備兵。兵士は私たち記者のカメラマンにも狙いを定めた。
これらの写真と映像は北朝鮮と中国との国境近くで撮影されたものだ。
国境にハイヒールを履いた女性の警備兵がいたことが印象的だった。
私たちは今は韓国に住む脱北者の元北朝鮮の人物から衝撃的な話を聞いた。
「北朝鮮ではあまりの飢えのために人間の共食いが起きているのです」。
彼は続ける。
「近所の人物が警察に連行され処刑されたことがありました。処刑の理由は、その人物が人間の肉を食べ、そして残った肉を他人に売ったことによるものだったのです。その人物はすぐ処刑されました。あの国では今、人々は動物のように生きているのです」。
彼は今、韓国で牧師をやっている。
彼によると、現在の北朝鮮ではあらゆることに賄賂が存在し、電車や船や国境を越えることも 5000ポンド(約 100万円)払えば可能なのだという。つまり、お金さえ渡せば、入国して上のような写真を撮ることも、脱北することさえもできる。
逆にいえば、お金のないものは食べ物も含めて何も手に入らない。
上の写真にある道路で死んだ少年のように、飢えてどこかで死亡していくしかないという状態なのだという。
現在の北朝鮮はユートピアのように喧伝されるピョンヤンと「地獄そのもの」の地方とが存在するホラー映画のような国家となっている。
(訳者注) またカニバリズムのことが出てきたのですが・・・実は、私はずいぶん以前に買った本で、『食人宴席 - 抹殺された中国現代史』という本を持っていまして、今はアメリカに住む中国人のジャーナリストが、1960年代の文化大革命時に中国各地で催されたとされる「人肉宴会」を取材してまとめたものです。

まあ、普通の人だと気持ち悪くなる内容かもしれないでので、さすがにお薦めしなないですが、この 1960年代の中国の時は「飢えが原因」とは言い切れない面がありまして、そこが今の北朝鮮とは違うような気がしました。
これまで「飢えと戦争」のことをずいぶん書いたことがありますが、考えてみれば、キム・ジョンウンという人自体が飢えを知らないわけで、本当にこの後、どうなっていくのかわからない面はあります。
<転載終了>
