mariscoさんのサイトより
http://ameblo.jp/koji-kitano/entry-11505988635.html
<転載開始>
『精神エネルギー』
~ Spiritual Energy ~
政木和三
第二章 地球と人間の科学
惑星の崩壊
最近のUFOの出現、超常現象の多発は人間に何かを悟れという警告ではないだろうか?
夜空に尾を引いて光る流れ星が、その過去を語っているとすれば、それはわれわれ人間に対して忠告していることになる。また隕石のルーツについて知らされるかもしれない。
隕石の起源について科学者の中には、過去のある時期に崩壊した一個の惑星のなごりだろうと信じている者もいる。奇妙なことに、ボーデの惑星距離の法則によると、火星と木星の間に一個の惑星があるはずだが、現在はその空間を小惑星帯が占めている。
ひとつの惑星が崩壊したのか、またはそこで惑星大の凝集形態を取りそこねた破片かのいずれかである。これがたった一度起こった例だというのはまったく奇妙なことである。木星が至近距離にあるために、その強い引力場が惑星の形成を妨げたのであろうか。だが、木星は多数の衛星を従えており、その中のいくつかは、かなり大きいから、それも考えにくい。
これまでのところ、隕石の成分からは、惑星が崩壊した結果として生じたものか、どうかを知ることができない。放射性元素年代測定法は、隕石の年齢を五十億年としたが、これは地球の年齢とほぼ同じである。
石と鉄でできている隕石は、かなりの大きさの惑星のものであることを暗示している。いくつかの隕石の中からダイヤモンドが発見されたことは、それらが巨大な圧力を受けて形成されたに違いないことを伝えているし、また一個の惑星を起源とすることも示している。西欧社会で記録されている最古の隕石は一四九二年で、以来千五百個ほどの数にのぼり、年々数個の落下が記録され続けている。隕石は大きく分けて、最も量的に多い石質、ほとんど鉄からできている隕鉄、それに数は少ないが、ほぼ両者の中間に位置するものの三種があり、この最初の石質隕石の中に二十数個の『炭素質コンドライト』(炭素質隕石)とよばれているものが含まれている。
http://ameblo.jp/koji-kitano/entry-11505988635.html
<転載開始>
『精神エネルギー』
~ Spiritual Energy ~
政木和三
第二章 地球と人間の科学
惑星の崩壊
最近のUFOの出現、超常現象の多発は人間に何かを悟れという警告ではないだろうか?
夜空に尾を引いて光る流れ星が、その過去を語っているとすれば、それはわれわれ人間に対して忠告していることになる。また隕石のルーツについて知らされるかもしれない。
隕石の起源について科学者の中には、過去のある時期に崩壊した一個の惑星のなごりだろうと信じている者もいる。奇妙なことに、ボーデの惑星距離の法則によると、火星と木星の間に一個の惑星があるはずだが、現在はその空間を小惑星帯が占めている。
ひとつの惑星が崩壊したのか、またはそこで惑星大の凝集形態を取りそこねた破片かのいずれかである。これがたった一度起こった例だというのはまったく奇妙なことである。木星が至近距離にあるために、その強い引力場が惑星の形成を妨げたのであろうか。だが、木星は多数の衛星を従えており、その中のいくつかは、かなり大きいから、それも考えにくい。
これまでのところ、隕石の成分からは、惑星が崩壊した結果として生じたものか、どうかを知ることができない。放射性元素年代測定法は、隕石の年齢を五十億年としたが、これは地球の年齢とほぼ同じである。
石と鉄でできている隕石は、かなりの大きさの惑星のものであることを暗示している。いくつかの隕石の中からダイヤモンドが発見されたことは、それらが巨大な圧力を受けて形成されたに違いないことを伝えているし、また一個の惑星を起源とすることも示している。西欧社会で記録されている最古の隕石は一四九二年で、以来千五百個ほどの数にのぼり、年々数個の落下が記録され続けている。隕石は大きく分けて、最も量的に多い石質、ほとんど鉄からできている隕鉄、それに数は少ないが、ほぼ両者の中間に位置するものの三種があり、この最初の石質隕石の中に二十数個の『炭素質コンドライト』(炭素質隕石)とよばれているものが含まれている。
一八〇六年三月十五日、南フランスのヴァラン村の、農夫親子の足もとよりわずか一五メートルほどのところに、子供の頭ぐらいの黒い物体が落ち土中にもぐり込んだ。これが後にアライス隕石と名づけられた最初の炭素質コンドライトである。この隕石は高名な化学者J・J・ベルセリウスに届けられ、彼は黒色の物質が炭素質に富み、腐土と非常によく似ていることに驚いた。
ついで一八三八年に、南アフリカのコールドボッケヴェルト、一八五七年にはハンガリーのガバに同様の隕石が落下した。このほうは有機化学の始祖ともいわれるF・ヴェーラーのもとに送られた。彼はアスファルトのような臭いのある物質を抽出し、有機物の存在を確認している。
そして一八六四年五月六日の夜には、南フランスのオルゲイユ村に、轟音とともに隕石が落下した。この黒いオルゲイユ隕石は、ナイフで削れるほど軟かく、とがらすと、それで鉛筆のように紙に字が書けた。
これら隕石の研究の結果、比較的多量の水を含み、炭素は大部分溶媒に溶けない重合物の形をしているが、溶媒に溶ける低分子量有機物も含まれていることがわかった。
この中には種々の炭化水素、酸素、窒素、硫黄、ハロゲンなどを含む化合物が検出され、さまざまな論争後、アミノ酸、脂肪酸、芳香族化合物なども確認された。
また一八六六年九月二十二日の朝、ソ連のアラタイール川の右岸にあるノボ・ユレイ村から五キロメートルほどはなれた畑の中に、重さ一・七キログラムの石質隕石が落下した。このノボ・ユレイ隕石は一八八〇年代の後半になって、ソ連のふたりの学者により研究され、岩石の結晶の間にある炭素物質の中に灰色のダイヤモンドの微結晶が含まれていることが発見された。硬度比重、化学成分、顕微鏡下の性質などから、これは疑いもなくダイヤモンドで、総重量八六グラムにも達した。
もしもこれらの隕石の中に含まれていたとするダイヤモンドが本物であれば、数億年前に破壊されたものと思われる火星と木星の間に軌道を持った惑星の一部だったかもしれない。
その惑星が太陽の熱により生命が存在できるような状態であったものであれば、そこに高度な知識を有する人間のようなものが住んでいた可能性も十分にある。それを仮にアルファー星人とすれば、そのアルファー星人は自分の星が崩壊することを予知し、地球に向かって生命の種を蒔(ま)いたのではないだろうか。それは数億年前のことであり、そのころの地球上には生命発生の環境が整っていた。
パスツールにより、生命は生命のみから生まれることが証明され、生物学は科学となったが、この原則を固持するには、生命は物質とともに宇宙に存在しなくてはならないことになる。
地球表面を覆っていた原始大気は還元的で、H、C、N、Oの簡単な原子は還元型分子(H2O CH4 NH3 H2)として存在し、遊離酸素なかった。長い進化の段階で原子から分子へ、さらに高分子、細胞へと進化発展してきた。
一九五三年、カルフォルニア大学のイラーは、還元的原始大気モデルを封じ込み、それに放電を行なうことによって、グリシン、アラニン、アスパラギン酸、アミノ酸等を検出した。これは生物の生命活動に必要な糖や、蛋白質等を合成できるものである。
五億年前の地球が、このように生命がいつでも住みつける状態にあったとき、アルファー星から多くの生命の種を宇宙船等によって、持ち込んだのではないだろうか。
アルファー星の崩壊の原因は知るよしもないが、非常に高度に発達した科学技術によって行なわれた核融合の失敗によるものか、あるいはそれよりもさらに高度なエネルギーを利用した兵器によって自滅したのかもしれない。アルファー星の崩壊を予知した良識人はそれを防ごうとしたであろうが、現在の地球におけるように、悪意なき大衆の悪には打ち勝つことができなかったのかもしれない。
現在の地球も、今その寸前の状態にあるのではないだろうか。。。
それらのアルファー星人が地球の将来を思い、UFOを現出し、私に科学では考えられないような奇跡を続発させて、一刻も早く人々に知らせよと警告しているのではないだろうか。
ハレー彗星は一九八六年、七十数年ぶりに太陽に近づいた。もしそのとき、彗星の尾の部分にあるガス体が、太陽と地球の中間に入っていれば、熱を吸収して、地球に届く熱を奪うようなことになり、地球は寒冷化の方向をたどることになったろう。地磁気の減少または逆転、そしてハレー彗星の近接等、地球は危険がいっぱいである。
地球には近い将来に何かが起こるのではないだろうか?
そのとき、世界中の若者は国境を払いのけ、協力して人類の滅亡を救わねばならない。“現代のノアの箱舟”を作り、滅びゆく地球から、新しい生命を他の天体に移す研究に全力を注入しなくてはならない。思想の違い、考え方の違い、政策の違い等は、話にもならない小さいことである。
人間の世界で、目前の利害得失にまどわされている間に、全人類滅亡の時期は刻々と近づいているのではないだろうか?
全世界の若者よ、一日も早く目覚めて、今こそ協力して全人類永遠の繁栄のために全力を尽くさねばならないときである!
初版発行:1987年6月25日
重版発行:1993年
著者:政木和三
発行人:赤尾文夫
編集人:新井政義
発行所:㈱旺文社
印刷:日新印刷㈱
製本:㈲市川第二製本所
政木和三先生は、昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご享受を賜ったそうです)、その後、数々のお仕事をお世話頂き、政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いをしていただき、今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
ご晩年にご発刊なされた『未来への発想法』を以前にこのブログ内にて全内容を紹介させて頂きましたが、政木先生からのご神示があり、同じく廃刊となった約26年前の著書である『精神エネルギー』を、これから毎日少しずつではありますが紹介させて頂きますので、暫しお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
<転載終了>
ついで一八三八年に、南アフリカのコールドボッケヴェルト、一八五七年にはハンガリーのガバに同様の隕石が落下した。このほうは有機化学の始祖ともいわれるF・ヴェーラーのもとに送られた。彼はアスファルトのような臭いのある物質を抽出し、有機物の存在を確認している。
そして一八六四年五月六日の夜には、南フランスのオルゲイユ村に、轟音とともに隕石が落下した。この黒いオルゲイユ隕石は、ナイフで削れるほど軟かく、とがらすと、それで鉛筆のように紙に字が書けた。
これら隕石の研究の結果、比較的多量の水を含み、炭素は大部分溶媒に溶けない重合物の形をしているが、溶媒に溶ける低分子量有機物も含まれていることがわかった。
この中には種々の炭化水素、酸素、窒素、硫黄、ハロゲンなどを含む化合物が検出され、さまざまな論争後、アミノ酸、脂肪酸、芳香族化合物なども確認された。
また一八六六年九月二十二日の朝、ソ連のアラタイール川の右岸にあるノボ・ユレイ村から五キロメートルほどはなれた畑の中に、重さ一・七キログラムの石質隕石が落下した。このノボ・ユレイ隕石は一八八〇年代の後半になって、ソ連のふたりの学者により研究され、岩石の結晶の間にある炭素物質の中に灰色のダイヤモンドの微結晶が含まれていることが発見された。硬度比重、化学成分、顕微鏡下の性質などから、これは疑いもなくダイヤモンドで、総重量八六グラムにも達した。
もしもこれらの隕石の中に含まれていたとするダイヤモンドが本物であれば、数億年前に破壊されたものと思われる火星と木星の間に軌道を持った惑星の一部だったかもしれない。
その惑星が太陽の熱により生命が存在できるような状態であったものであれば、そこに高度な知識を有する人間のようなものが住んでいた可能性も十分にある。それを仮にアルファー星人とすれば、そのアルファー星人は自分の星が崩壊することを予知し、地球に向かって生命の種を蒔(ま)いたのではないだろうか。それは数億年前のことであり、そのころの地球上には生命発生の環境が整っていた。
パスツールにより、生命は生命のみから生まれることが証明され、生物学は科学となったが、この原則を固持するには、生命は物質とともに宇宙に存在しなくてはならないことになる。
地球表面を覆っていた原始大気は還元的で、H、C、N、Oの簡単な原子は還元型分子(H2O CH4 NH3 H2)として存在し、遊離酸素なかった。長い進化の段階で原子から分子へ、さらに高分子、細胞へと進化発展してきた。
一九五三年、カルフォルニア大学のイラーは、還元的原始大気モデルを封じ込み、それに放電を行なうことによって、グリシン、アラニン、アスパラギン酸、アミノ酸等を検出した。これは生物の生命活動に必要な糖や、蛋白質等を合成できるものである。
五億年前の地球が、このように生命がいつでも住みつける状態にあったとき、アルファー星から多くの生命の種を宇宙船等によって、持ち込んだのではないだろうか。
アルファー星の崩壊の原因は知るよしもないが、非常に高度に発達した科学技術によって行なわれた核融合の失敗によるものか、あるいはそれよりもさらに高度なエネルギーを利用した兵器によって自滅したのかもしれない。アルファー星の崩壊を予知した良識人はそれを防ごうとしたであろうが、現在の地球におけるように、悪意なき大衆の悪には打ち勝つことができなかったのかもしれない。
現在の地球も、今その寸前の状態にあるのではないだろうか。。。
それらのアルファー星人が地球の将来を思い、UFOを現出し、私に科学では考えられないような奇跡を続発させて、一刻も早く人々に知らせよと警告しているのではないだろうか。
ハレー彗星は一九八六年、七十数年ぶりに太陽に近づいた。もしそのとき、彗星の尾の部分にあるガス体が、太陽と地球の中間に入っていれば、熱を吸収して、地球に届く熱を奪うようなことになり、地球は寒冷化の方向をたどることになったろう。地磁気の減少または逆転、そしてハレー彗星の近接等、地球は危険がいっぱいである。
地球には近い将来に何かが起こるのではないだろうか?
そのとき、世界中の若者は国境を払いのけ、協力して人類の滅亡を救わねばならない。“現代のノアの箱舟”を作り、滅びゆく地球から、新しい生命を他の天体に移す研究に全力を注入しなくてはならない。思想の違い、考え方の違い、政策の違い等は、話にもならない小さいことである。
人間の世界で、目前の利害得失にまどわされている間に、全人類滅亡の時期は刻々と近づいているのではないだろうか?
全世界の若者よ、一日も早く目覚めて、今こそ協力して全人類永遠の繁栄のために全力を尽くさねばならないときである!
初版発行:1987年6月25日
重版発行:1993年
著者:政木和三
発行人:赤尾文夫
編集人:新井政義
発行所:㈱旺文社
印刷:日新印刷㈱
製本:㈲市川第二製本所
政木和三先生は、昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご享受を賜ったそうです)、その後、数々のお仕事をお世話頂き、政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いをしていただき、今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。
ご晩年にご発刊なされた『未来への発想法』を以前にこのブログ内にて全内容を紹介させて頂きましたが、政木先生からのご神示があり、同じく廃刊となった約26年前の著書である『精神エネルギー』を、これから毎日少しずつではありますが紹介させて頂きますので、暫しお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
<転載終了>