アルさんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/artevita/archives/2013-10-04.html
<転載開始>
マリオという68歳になる友人がおりまして、しょっちゅう家に来ます。
彼は現在CCNLというイタリア全土の労働協約団体に関わっいて、定期的に
ローマ支部会議に出席したり、また時にはブルクセルのEU本部に呼ばれたり
もするんですが、一体この人がどうやって協会の一員になれたのかは謎です。
夕べは支部会議の後で家に来たんですが、会議の中で、経済が終結に
向かってるこの世界でイタリアはどう生き延びていくかみたいなことが話された
そうで、そこで世界の経済システムは「ウロボロスの輪」という風に例えられた
そうです。
ウロボロスというのは、

← これのことなんですけど、
「自分の尾を嚙んで円形をなす蛇または竜。ギリシア語に由来する。世界創造が
全にして一であることを示す象徴図として,天地創成神話やグノーシス派で用
いられた。終末が発端に帰る円運動,たとえば永劫回帰や,陰と陽のような
反対物の一致など,意味する範囲は広い。錬金術では,宇宙の万物が不純な
全一(原物質)から出て変容を重ねた後,純粋な全一(賢者の石)に回帰する,
創造・展開・完成と救済の輪を示すのに使用された」
http://blog.livedoor.jp/artevita/archives/2013-10-04.html
<転載開始>
マリオという68歳になる友人がおりまして、しょっちゅう家に来ます。
彼は現在CCNLというイタリア全土の労働協約団体に関わっいて、定期的に
ローマ支部会議に出席したり、また時にはブルクセルのEU本部に呼ばれたり
もするんですが、一体この人がどうやって協会の一員になれたのかは謎です。
夕べは支部会議の後で家に来たんですが、会議の中で、経済が終結に
向かってるこの世界でイタリアはどう生き延びていくかみたいなことが話された
そうで、そこで世界の経済システムは「ウロボロスの輪」という風に例えられた
そうです。
ウロボロスというのは、

← これのことなんですけど、
「自分の尾を嚙んで円形をなす蛇または竜。ギリシア語に由来する。世界創造が
全にして一であることを示す象徴図として,天地創成神話やグノーシス派で用
いられた。終末が発端に帰る円運動,たとえば永劫回帰や,陰と陽のような
反対物の一致など,意味する範囲は広い。錬金術では,宇宙の万物が不純な
全一(原物質)から出て変容を重ねた後,純粋な全一(賢者の石)に回帰する,
創造・展開・完成と救済の輪を示すのに使用された」
【竜】より
「…ゲルマンの叙事詩《ニーベルンゲンの歌》に登場する英雄ジークフリートも
竜を殺す。これらの竜はいずれも無意識・混沌を示す円環的時間(進歩のない
歴史)の隠喩であり,ギリシアではみずからの尾を嚙む竜ウロボロスで表された。
この永続が破れ,進歩へ向かう歴史(直進的時間)が開始される経緯を表した
のが竜殺しのテーマであるといえるかも知れない」
おそらく輪廻転生なんかもウロボロス的意味合いが深いかと思われます。
で、まあ人類は色々とウロボロス的なものに支配されて存在しているんですが、
現世界を支配しているのはウロボロス経済で、これは周知の所です。
ただマリオ曰く議会では更に一歩踏み込んで、「人間を支配するこの蛇や竜は
爬虫類型宇宙人を象徴するもので、世界経済は彼らの手に有り、また一般の
人間の中にも爬虫類型宇宙人のDNAがちょっと含まれていて人間自体も
そのDNAに支配されているから、お金に対してこうも欲が深いんだ」なんてこと
が話されたそうです。そのうえ、911は実際飛行機はビルに突っ込んでなくて
映像はCGで作られたって話にまで発展したらしく、会場が陰謀論で盛り上がった
そうです。
CCNLの市議会にまで陰謀論が出てくるとは、色々な意味で、世も末です。
さて、私達の友人で特殊な人達は多いですが、思考や性格やその人生の
波乱万丈さでマリオほど特殊な人も珍しいです。
彼とは私達が日本に発つ1年前の2009年トラステヴェレに住んでいる時に
知り合ったんですが、その時彼はトラステヴェレの広場で露店でスネークと
呼ばれる銀のアクセサリーを売ってました。

まさにウロボロスといった感じの代物なんですが、これはインドやバリ島の
伝統的なアクセサリーで手作りです。マリオはこれを現地で沢山仕入れて
きて売っていた訳ですが、露店でひとつ1万円から5万円もするアクセサリー
を売ること自体常軌を逸してるんですが、なにしろ免許なしで露店やってる
ので、警察からの退去命令や商品没収など日常茶飯事でした。
で、丁度商品没収された後で、彼が警察官に向かって意見している所に
出くわしたのがなれそめなんですが、彼の話がやたら説得力がありプロの
演説家みたいに素晴らしかったんで足を止めて見ていました。したら最初は
腕を組んで上から目線だった警察官も次第に心を打たれて涙目で
「だって俺だって命令に従わないと食べて行けないんだ」とか言い出して、
シェークスピアの悲劇を見ているみたいな感じでした。
その後警官が去った後に、何となく親近感が沸いて近付いて行ったんですが、
私を見るや否や、「君は日本人か」と言いまして、そうだと答えると、険しかった
表情が一気に優しくなり「自分は7年日本にいたことがあるんだ、人生で最良の
時だった」と言いました。
後で聴いた所によると、彼は元ステンドガラス職人でローマと東京とロンドンに
同時にアトリエを構えるほどにかなり成功した人なんですが、事業拡大に
オーストラリアに大きな工場を構えた所、政府側からの詐欺(とマリオは言って
いる)に合い、無一文になって、私達が合った時はなんと廃車の中で生活して
ました。
彼は80年代後半から90年代にかけて日本にいたそうですが、その時に
買ったイッセイ・ミヤケと山本寛斎とコムデギャルソンの服をいまだに大事に
していて、着るととても良く似合っています。
どんな境遇にあれど一流品をこよなく愛する人です。
で、マリオが魅力的な人物でその話がやたら興味深く勉強になるので、毎晩の
ように夕飯を彼の分も作って露店に持ってっては何時間も話をするようになり
友情を深めました。
当時私達は仕事が立て続けにあって懐が潤ってたんで、金銭的に援助して
あげると彼は、こっちがイイって言うのにその分の銀アクセサリーで返して
きました。律儀です。
現在マリオはちゃんと屋根のついた家に住んでるんですが、それも私が年金
貰えって説得したからです。それまで、以前沢山税金を払っていたのにも係わら
ず国の世話になるのなんか沽券にかかわると言ってました。
プライドが高く、また人の中に隠れた人間性を厚く信頼している人情派です。
マリオの口癖は、「宇宙規模のパラダイムシフトが起こる」。
年がら年中言ってます。
<転載終了>
「…ゲルマンの叙事詩《ニーベルンゲンの歌》に登場する英雄ジークフリートも
竜を殺す。これらの竜はいずれも無意識・混沌を示す円環的時間(進歩のない
歴史)の隠喩であり,ギリシアではみずからの尾を嚙む竜ウロボロスで表された。
この永続が破れ,進歩へ向かう歴史(直進的時間)が開始される経緯を表した
のが竜殺しのテーマであるといえるかも知れない」
おそらく輪廻転生なんかもウロボロス的意味合いが深いかと思われます。
で、まあ人類は色々とウロボロス的なものに支配されて存在しているんですが、
現世界を支配しているのはウロボロス経済で、これは周知の所です。
ただマリオ曰く議会では更に一歩踏み込んで、「人間を支配するこの蛇や竜は
爬虫類型宇宙人を象徴するもので、世界経済は彼らの手に有り、また一般の
人間の中にも爬虫類型宇宙人のDNAがちょっと含まれていて人間自体も
そのDNAに支配されているから、お金に対してこうも欲が深いんだ」なんてこと
が話されたそうです。そのうえ、911は実際飛行機はビルに突っ込んでなくて
映像はCGで作られたって話にまで発展したらしく、会場が陰謀論で盛り上がった
そうです。
CCNLの市議会にまで陰謀論が出てくるとは、色々な意味で、世も末です。
さて、私達の友人で特殊な人達は多いですが、思考や性格やその人生の
波乱万丈さでマリオほど特殊な人も珍しいです。
彼とは私達が日本に発つ1年前の2009年トラステヴェレに住んでいる時に
知り合ったんですが、その時彼はトラステヴェレの広場で露店でスネークと
呼ばれる銀のアクセサリーを売ってました。

まさにウロボロスといった感じの代物なんですが、これはインドやバリ島の
伝統的なアクセサリーで手作りです。マリオはこれを現地で沢山仕入れて
きて売っていた訳ですが、露店でひとつ1万円から5万円もするアクセサリー
を売ること自体常軌を逸してるんですが、なにしろ免許なしで露店やってる
ので、警察からの退去命令や商品没収など日常茶飯事でした。
で、丁度商品没収された後で、彼が警察官に向かって意見している所に
出くわしたのがなれそめなんですが、彼の話がやたら説得力がありプロの
演説家みたいに素晴らしかったんで足を止めて見ていました。したら最初は
腕を組んで上から目線だった警察官も次第に心を打たれて涙目で
「だって俺だって命令に従わないと食べて行けないんだ」とか言い出して、
シェークスピアの悲劇を見ているみたいな感じでした。
その後警官が去った後に、何となく親近感が沸いて近付いて行ったんですが、
私を見るや否や、「君は日本人か」と言いまして、そうだと答えると、険しかった
表情が一気に優しくなり「自分は7年日本にいたことがあるんだ、人生で最良の
時だった」と言いました。
後で聴いた所によると、彼は元ステンドガラス職人でローマと東京とロンドンに
同時にアトリエを構えるほどにかなり成功した人なんですが、事業拡大に
オーストラリアに大きな工場を構えた所、政府側からの詐欺(とマリオは言って
いる)に合い、無一文になって、私達が合った時はなんと廃車の中で生活して
ました。
彼は80年代後半から90年代にかけて日本にいたそうですが、その時に
買ったイッセイ・ミヤケと山本寛斎とコムデギャルソンの服をいまだに大事に
していて、着るととても良く似合っています。
どんな境遇にあれど一流品をこよなく愛する人です。
で、マリオが魅力的な人物でその話がやたら興味深く勉強になるので、毎晩の
ように夕飯を彼の分も作って露店に持ってっては何時間も話をするようになり
友情を深めました。
当時私達は仕事が立て続けにあって懐が潤ってたんで、金銭的に援助して
あげると彼は、こっちがイイって言うのにその分の銀アクセサリーで返して
きました。律儀です。
現在マリオはちゃんと屋根のついた家に住んでるんですが、それも私が年金
貰えって説得したからです。それまで、以前沢山税金を払っていたのにも係わら
ず国の世話になるのなんか沽券にかかわると言ってました。
プライドが高く、また人の中に隠れた人間性を厚く信頼している人情派です。
マリオの口癖は、「宇宙規模のパラダイムシフトが起こる」。
年がら年中言ってます。
<転載終了>
。
沽券、律儀、義理人情なんて、外国人には珍しい気がします。
日本を気に入ってくれたとは、自分の性分に合っていたのでしょうか。
「宇宙規模のパラダイムシフトが起こる」
うん、起りそうね・・・どうなるのか分からないけど。(゚∀゚ ;)