mariscoさんのサイトより
http://ameblo.jp/koji-kitano/entry-11674322410.html
<転載開始>
『この世に不可能はない』
~ The Power of Mu ~
生命体の 無限の力

政木和三

第4章

よみがえる古代の叡智

● 孫娘の生命体が書いた奇妙な文字

 私の孫娘が三、四歳の頃であった。まだ学校へ上がる前だから、文字も満足に知らないのだが、見たこともない奇妙な文字を、原稿用紙のマス目にすらすらと書いている。でたらめにしては、きれいに形も整っている。何を書いているのか、不思議に思っていた。

 ちょうどその頃、ムー大陸の謎を追う特別番組がテレビで放映された。海底に沈んだとされる幻のムー大陸が実在したことを、物的証拠を集めて証明しようという番組である。テレビの解説によると、大陸の大部分は六〇〇〇年前に水没したが、一部だけ沈まずに残ったのが沖縄であるという。その証拠に、沖縄にはムー大陸で使われていた文字が残されている、ということで、取材班が沖縄へ行って撮影してきたその文字を、画面に映し出した。文字は岩に刻まれている。

 思わず画面に吸い寄せられ、食い入るようにその文字を見つめた私は、次の瞬間、膝をたたいて『これだ!』と声を出していた。孫娘が書いていたのは、そこに映し出されていたのと同じ文字だったのである。

 一万四〇〇〇年前は、日本とムー大陸はまだ陸続きで、孫娘の生命体の須佐之男は、沖縄あたりにも行っていたのかもしれない。そのとき覚えたムー大陸の文字を孫娘が書いていたのだとしたら、驚くべきことである。それは、ありえないことではないだろ。

 地球上の陸地は、プレートの動きとともに絶えず移動している。たとえばヒマラヤ山脈などは、大陸移動の壮大な象徴だ。ユーラシア大陸とインド大陸がゆっくりと衝突し、両大陸の接触部分が長い間の押し合いの圧力でぎりぎりと押し上げられ、やがてヒマラヤ山脈が形成された。

 普通は海岸で見つかるはずの化石がヒマラヤ山脈で発見されたりするのは、そこがかつて海岸であった証拠である。

 いま、ハワイ諸島は日本へ接近してきている。ハワイは、海底火山が盛り上がって島になっているが、島は太平洋プレートの上にあって、プレートの移動とともに日本に接近してきているのである。何億年かかけて日本に近づき、やがてハワイは日本近海に沈んでいくだろう。

 ムー大陸も、六〇〇〇年前に同じような形で沈みこんでいったのかもしれない。

 先年、沖縄へ講演に行ったとき、沖縄本島の少し東にある無人島に案内された。私が何気なしに、自分の過去世は大山祇であると告げると、案内人は驚き、『この島に大山祇がやってきたことがあるんですよ。その跡が残っています』と言う。私も驚き、さっそくその場所へ案内してもらうと、そこは広い洞窟で、大山祇がかつて来たことがあるという石の標識がその前に立っていた。大山祇は父親の須佐之男と一緒にやってきて、その洞窟で何日かを過ごしたのだろうか。



初版印刷:1997年7月20日
初版発行:1997年8月5日
著者:政木和三
発行人:枻川恵一
発行所:㈱サンマーク出版
発売元:㈱サンマーク
印刷:共同印刷㈱
製本:㈱若林製本工場
©Kazumi Masaki. 1997
ISBN4-7631-9192-6 C0030





 政木和三先生とのご縁の始まりは、昭和五年生まれの私の実父が小学生時代の頃より電気のイロハを教わり(実際に、電気ギター制作等々、様々な電気技術のご教授を、家族ぐるみのご近所付き合いの中で個人的に無償で賜ったそうです)、その後、御晩年には、政木先生の素晴らしいご発明品の集大成のひとつとして“世のため、人々のため”に御余生をかけ陰徳にご尽力なさいました超強力 神経波磁力線発生器(改名機器、インパルス磁力線、そして、Mリングと、すべての御販売は㈲政木研究所、㈱ケントにて)の製造に至るまで、数々のお仕事をお世話頂き、政木先生がお亡くなりになる最後の最後まで、私も含め家族ぐるみのお付き合いを賜わり、今も尚、心の底よりとても尊敬し、感謝している恩師・師匠です。

 以前に紹介させて頂きました政木先生の御著書『未来への発想法』の約一年後にご発刊なされました御晩年の作品『この世に不可能はない』を、政木先生からのお教えである『目先の欲望を捨て去り、世のため、人々のために尽力せよ!』との仰せを引き続き継承するため、これから毎日少しずつではありますが紹介させて頂きますので、皆様には再度、暫しのお付き合いの程、何卒、宜しくお願い申し上げます。

深謝
m(__)m


<転載終了>