キチガイ医さんのFBより
https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/549606855123072
<転載開始>
【食品系サプリメント】
「食品系サプリメント」とは、多種多様な栄養成分を豊富に含む補助食品のことです。一般に言う健康食品や特定保健用食品の一部が、これにあたります。多種類のファイトケミカルを含む野菜飲料なども、広い意味で食品系サプリメントとして見なすことができます。
食品系サプリメントは、次で述べるような特定の栄養素(ビタミン・ミネラルなど)だけを分離・抽出したり、化学的に合成したものではない―「食品の性質や形態を残したサプリメント」と言えます。食品に準じるもので、日常的に摂取しても問題のない補助食品のことです。アロエベラ・クロレラ・ローヤルゼリー・青汁・ニンニクエキス・ウコン・アガリクス・プロポリス・酵素食品・乳酸菌などです。
多くの健康産業では、こうした食品系サプリメントを売り出す際に、「これ1つだけ摂れば病気が治る」「不調が癒される」といった形でPRしますが、そうした都合のいい食品(サプリメント)は、この世には存在しません。(※「食品系サプリメント」は品質や価格の差が大きいので、選択には注意を要します。
【栄養素系サプリメント】
「栄養素系サプリメント」とは、食材・食品の中から特定の栄養素を分離・抽出したり、化学的に合成して、錠剤やカプセル(粉末)・液体・ソフトゲルなどの形態にしたものです。栄養素系サプリメントは、食品からある栄養素だけを抽出したものですので、単一の栄養素を高濃度に含んでいますが、自然の食品や食品系サプリメントほど多種類の栄養素をバランスよく含んではいません。
栄養素系サプリメントの摂取には、注意が必要です。適正量を超えて過剰に摂取することによる副作用(過剰症)や、単一の栄養素を大量に摂ることで他の栄養素とのチームワークを乱し、栄養素全体のバランスを崩すといった問題が生じます。したがって栄養素系サプリメントの効果を十分に引き出すためには、きわめて慎重な用い方をしなければなりません。現在は“サプリメントブーム”で手軽に入手できますが、それが必ずしもよい結果に結び付かないどころか、マイナスをもたらしている可能性もあります。
栄養素系サプリメントは、食品や食品系サプリメントに比べて“栄養素の活性”という点で多くの問題を抱えています。食品や食品系サプリメントには遠く及びません。しかし栄養素系サプリメントには―「特定の医療効果を引き出しやすい」という利点があります。短期に治療効果を上げたいときには、大きな力を発揮します。その意味では栄養素系サプリメントは、医薬品に近いと言えます。
サプリを使うのか使わないのか、なぜ使うのか、近年の日本の状況、それらを考慮してよく考えることが重要です♪。
<転載終了>
https://www.facebook.com/satoru.utsumi/posts/549606855123072
<転載開始>
【食品系サプリメント】
「食品系サプリメント」とは、多種多様な栄養成分を豊富に含む補助食品のことです。一般に言う健康食品や特定保健用食品の一部が、これにあたります。多種類のファイトケミカルを含む野菜飲料なども、広い意味で食品系サプリメントとして見なすことができます。
食品系サプリメントは、次で述べるような特定の栄養素(ビタミン・ミネラルなど)だけを分離・抽出したり、化学的に合成したものではない―「食品の性質や形態を残したサプリメント」と言えます。食品に準じるもので、日常的に摂取しても問題のない補助食品のことです。アロエベラ・クロレラ・ローヤルゼリー・青汁・ニンニクエキス・ウコン・アガリクス・プロポリス・酵素食品・乳酸菌などです。
多くの健康産業では、こうした食品系サプリメントを売り出す際に、「これ1つだけ摂れば病気が治る」「不調が癒される」といった形でPRしますが、そうした都合のいい食品(サプリメント)は、この世には存在しません。(※「食品系サプリメント」は品質や価格の差が大きいので、選択には注意を要します。
【栄養素系サプリメント】
「栄養素系サプリメント」とは、食材・食品の中から特定の栄養素を分離・抽出したり、化学的に合成して、錠剤やカプセル(粉末)・液体・ソフトゲルなどの形態にしたものです。栄養素系サプリメントは、食品からある栄養素だけを抽出したものですので、単一の栄養素を高濃度に含んでいますが、自然の食品や食品系サプリメントほど多種類の栄養素をバランスよく含んではいません。
栄養素系サプリメントの摂取には、注意が必要です。適正量を超えて過剰に摂取することによる副作用(過剰症)や、単一の栄養素を大量に摂ることで他の栄養素とのチームワークを乱し、栄養素全体のバランスを崩すといった問題が生じます。したがって栄養素系サプリメントの効果を十分に引き出すためには、きわめて慎重な用い方をしなければなりません。現在は“サプリメントブーム”で手軽に入手できますが、それが必ずしもよい結果に結び付かないどころか、マイナスをもたらしている可能性もあります。
栄養素系サプリメントは、食品や食品系サプリメントに比べて“栄養素の活性”という点で多くの問題を抱えています。食品や食品系サプリメントには遠く及びません。しかし栄養素系サプリメントには―「特定の医療効果を引き出しやすい」という利点があります。短期に治療効果を上げたいときには、大きな力を発揮します。その意味では栄養素系サプリメントは、医薬品に近いと言えます。
サプリを使うのか使わないのか、なぜ使うのか、近年の日本の状況、それらを考慮してよく考えることが重要です♪。
<転載終了>