真実を探すブログさんのサイトより
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-3891.html
<転載開始>
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政府が情報を秘密にすることが出来る法案である「特定秘密保護法」ですが、この法案が本格運用されるまでの段取りが判明しました。政府によると、10月上旬に特定秘密保護法の運用基準を閣議決定し、12月上旬には法案の運用を開始するとのことです。また、政府は日程の発表と同時に、特定秘密保護法の修正案を提示しました。修正案では反対を抑えるために「知る権利の尊重」が明記されましたが、根本的な変更は無く、今も懸念は残ったままです。

この前に行われた二度目の特定秘密保護法意見公募では、計23820通の意見が集まりました。多くが反対意見のようですが、政府はこのまま法案を運用する可能性が高そうです。10月は福島県知事選があるので、時期が悪いとそれで閣議決定の報道は埋もれてしまうかもしれませんね。

政府が公開した66ページの特定秘密保護法に対する考え方を読んでみましたが、殆どが「知る権利の尊重を明記したからOK」みたいな感じになっています(苦笑)。『「憲法に規定する基本的人権を不当に侵害することにないようにすること」を、「憲法に規定する基本的人権及び国民主権原理を侵害することのないようにすること」と改めるべきである』という質問にも国はこのように返答しているわけで、ちょっと酷いです。
フリージャーナリストや個人に対する範囲も曖昧のままで、今後も特定秘密保護法の動きには注意が必要だと言えます。


☆秘密保護法いよいよ 施行日、来月上旬に閣議決定
URL http://tanakaryusaku.jp/2014/09/00010039

引用:
 国民の知る権利を奪う「特定秘密保護法」の施行日は、来月上旬に閣議決定されることが、分かった。きょう東京地裁で開かれた「特定秘密保護法・違憲訴訟」の口頭弁論で、被告国側の弁護団が明らかにした。

 国の安全保障にかかわる情報を漏えいした者に重い罰則を科す「特定秘密保護法」は、国民の大多数の反対を押し切って、昨年末、国会で強行採決された。今なお反対の声は根強く、大規模集会やデモが絶えない。

 6月にはフリー表現者43人が「特定秘密保護法は違憲である」として国を相手どり、「執行の差止め」などを求める裁判を起こした。
:引用終了

☆「特定秘密の保護に関する法律施行令(案)」に対する意見募集の結果について
URL http://www.cas.go.jp/jp/tokuteihimitsu/ikenkekka/h260824_1.pdf

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☆情報保全諮問会議 特定秘密保護法の運用基準、修正案を提示(14/09/10)


<転載終了>