なわ・ふみひとさんのサイトより
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/browse1311-12.html
<転載開始>
<転載終了>
http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/browse1311-12.html
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もとはこちら | ||
平井謙次・著 致知出版社 | ||
もと こちら そのまま ぜんぶ あたりまえ ただ ありがたく すみません 以上五行の言葉は「あるがまま そのまま ぜんぶ もとはこちら あるがまま そのまま ぜんぶ あたりまえ ただ ありがたく ただ すみません」の略です。 この「もと」とは原因という意味で「こちら」とは自分という意味です。ですから「もとこちら」とは、「原因は自分にある」という意味です。すべての現象は、原因と縁によって生じ、また滅します。その生滅し、見え隠れする現象の姿のことを「結果」というのです。これは因果律をわかりやすく表したものです。すべては因縁によってのみ生じ、因縁によってのみ滅する、という意味です。 自分の身の上、または身の周りや運命上に現れてきたこと(結果)は、自分自身が内在に持っていた原因となるものに、縁が重なって出てきたことばかりです。この摂理、すなわち因果の法則によらない結果は絶対に起こってきません。そしてどのような縁でどのような結果を出したかということで、もともと自分が内在に持っていた内容(原因)を、おぼろげながらにも垣間見ることができます。 ところで、自分が体験したその結果は、好むことであろうが好まざることであろうが、また予測できることであろうが不測のことであろうが、そういうことには一切関係なく、因果の法則から見れば、すべては当然のことばかりのはずです。どれもがみなあたりまえのことのはずです。一つの例外もなく「そのまま全部あたりまえ」なのです。 受動的、他動的な事も「もとはこちら」 自分が能動的にしたことであっても、反対に他からされた受動的なことであっても、それらも全部自分自身が招いたことです。 受動的、他動的にされたことまで「自分がした」とは考えにくいでしょうが、これもよく考えれば「されたことをした」のであり、また「されるようなことを自分がした」と考えればおわかりいただけると思います。自分から意識して能動的にした場合は、原因者は自分であるということを納得しやすいのに比べ、無意識的、受動的なケースではなかなか納得しにくいものですが、本当はそういうものこそ、すなわち予測もできず、また無意識のうちに起きてきて体験した事ほど、その因縁の根も意味も深いと解釈せざるを得ないわけです。 要は、意識的であろうがなかろうが、自分が体験したこと(結果)は、もともと自分の内在にあった原因となるものに縁が重なり、現れてきたことばかりです。原因は自分自身にあるのです。自分に何の原因も理由もない無関係のことの結果だけを、自分が受け取るなどということは決してありません。結果を受け取るのは必ず原因者なのです。自分が種をまき、それを自分が育て、自分が刈り取るのです。 結局のところ、自分の人生の主人公、支配者、そして自分の人生の創造主は、他ならぬこの自分自身です。ですから、この地球上を選んだのも、「今」という時代を選んだのも、父母を両親として選んだのも、またその両親からその子供として選ばれるようなことをしたのも、わが子を選んだのも、またその子から親として選ばれたのも、兄弟姉妹や配偶者を選び選ばれたのも、また今の職業や社会的地位等、とにかく今の人生のすべてを選び選ばれたのは、この自分に他なりません。そして将来的に死ぬ時期を選び選ばれるのも、何もかもが結局は自分のすることなのです。 そしてまた、それらの結果を招くような縁を呼んだのも、結局は自分です。それらはすべて自分の内在智の働きであり、内在智のなす技です。内在智とは、潜在的自分、または自分と直結する神仏、と広義の意味で解釈することができます。 ともかく、もとはすべてこちらなのです。私は私の人生の主人公です。だれかのせいで、あるいは何かのせいでこうなった、ということは絶対にないのです。 ★ こちらも参考になります → 原因と結果の法則(蝶になる日) | ||
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はじめに はじめに [TOP] 世の中は変わりました。宇宙から降りそそぐ浄化のエネルギーが日ごとに増えていきます。 母なる地球も新しい時代に向けての準備にピッチをあげています。人類が夢見てきたユートピア、豊かな心に満たされた世界が実現するのです。 その光り輝く新世紀の黎明期が今です。 しかし、私たちはまだ物質文明に明け暮れて、我と欲望の心を増長させています。 一番おくれをとっているのが私たち人間です。 植物は植物として種の通りに生きています。種に仕組まれた通り、素直に生きております。 私たちも素直に、神様に仕組まれた通りに生きましょう。50年生きた人が50年の知恵で生きるから、愚かなことになるのです。この人間智をぬけて、宇宙の意識につなげて生きる「時」を迎えたのです。 花から花へ楽しく飛びかう蝶を見て、あの青虫が、あのさなぎが蝶の前身であったとだれが思うでしょう。あの青虫は翔ぶように仕組まれているのです。人間も神の子です。神になるまで輪廻転生をするのです。青虫も蝶になる時は体がどんどん透明になっていきます。それと同じように、私たちも自己中心的な「我」を宇宙のリズムに合わせて、心を澄みきらせ、肉体の汚れをとり、どんどん透明になっていきましょう。心と言葉と行ないにあなたの真実。 時は来たれり!! さあ、翔ぼう。宇宙への転生です。 根本的な 根本的なまちがい [TOP] 政治に目を向けてみましょう。政治は国民のためにあるのが本当なのに、政治屋さんの野心と謀略、汚職、対立抗争そのものです。「偉い人、大体みんな変な顔」という川柳が新聞に載っていましたが、そのとおりです。 産業界は、ただ利潤追求のみで、他者との醜い競争の明け暮れで、人の欲情をそそるものだらけです。そして資源のムダ使いをしております。 宗教界は、これまた他の宗教の排斥と争い、狂信者を増やすことに一生懸命です。人間の欲望をつつき、金儲けが目的で、まるで利潤追求の株式会社のような宗教法人がいくつも設立されています。もともと人間の不安や恐怖心を取り除くために始まったものなのに、反対に恐怖心でがんじがらめにして、そこから一歩も抜け出られないようにしてしまいます。どうも欲の深い人がこの中にはまり込んでしまうようです。 教育界は、唯物思想教育の弊害で、心を忘れ、大人はお金あってのもの種、子どもは点数あってのもの種と、受験戦争に火花が散っています。教師も、生徒も、長幼・親子の序列も無視され、先生は生徒に殴られ、先生もただ自分の感情だけで生徒をたたき、愛のムチとやらは見あたりません。また愛のムチであっても、それをそのように受け取るだけの心を親も子も持ち合わせていません。 友情という言葉すら忘れてしまったかのように、いじめがはやり、友人にもライバル意識をもやし、友人の一人もできない孤独な、思いやりのない、喜びもない人間をつくってしまいました。学校から帰ったら塾通いです。塾通いは半熟にしか育ちません。大自然のすばらしさを一番感じる頃、またそれが必要な頃、狭い教室に閉じこめられています。 親は子供という王様の奴隷になって、教育費を稼ぐため、夫婦共働きで疲れはてています。家庭のあたたかさはどこへ行ったのでしょう。家庭は下宿人の部屋になりました。 労働界は、就職難もひどいものです。賃金格差が大きく、富める者は巨億の富を築き、貧しい者は借金の地獄に落ちて、人の心も乱れに乱れ、恐ろしいくらいです。 ホームレスの人々が日に日に増えはじめました。結局は、人間に智恵でつくられてきた科学も、教育も、道徳も、みんなの幸せのためにはならなかったということです。 むしろ日を重ねるごとに悪い方に、悪い方に向かっているのです。このようなことをつづけていけば、人類はどうなるでしょうか。 もうひとつ大事なことは環境問題です。緑したたる地球を汚してしまったのは私たち人類です。地球に生かされていながら、地球を痛めてしまいました。地球の痛みは我が痛みなのです。 地球も生きものです。人間と同じように肉体を持っています。物事を考える脳も備わり、喜んだり、悲しんだりする感情も持っているということです。呼吸のもとである木を引き抜き、高層ビルの地下深く、ドカーン、ドカーンと打ち込まれる基礎は、生きものの肌に釘を打ち込んでいるのと同じで血しぶきがたっているそうです。このままだったら、地球がかわいそうです。地球は死にます。人間も滅亡です。 地球の身ぶるい 地球の身ぶるい [TOP] 核戦争、放射能の問題等考え出したらキリがありません。人間の欲望から出る悪波動が大気に溶け込み、海に流れ込み、大地にしみ込み、いよいよ飽和状態になりました。今まで黙って我慢に我慢を重ねていた地球が、身ぶるいを始めました。揺さぶりが始まるのです。 大異変は神の予告通りに進行しています。異常気象、噴火、地震、津波、事故、疫病、人心の乱れ等、新聞もテレビも、これでもかこれでもかと報じています。 このたびの地球の大変動は、7度目の大変動であり、大浄化のために、地球の物質そのものが質的に変化するのです。はやく言えば、地球が脱皮をし、地球の細胞が入れ替わる時が来たのだと私は思っています。 地球の次元アップで、高次元世界へ移行します。地球の大地も水も空氣も、動植物も、一段浄化された波動にレベルアップします。地球が7のリズムで完成する時でもあります。 すべてのものが光りだし、地上天国となります。その地球の産みの苦しみが現在なのです。したがって大きな浄化のエネルギーが、地球に降りそそいでいます。地球のクリーニングです。人類のクリーニングです。 おじゃま虫 おじゃま虫が蝶になる日 [TOP] 地球は着々とそのリズムの中で大事業を進めていますが、一番遅れをとっているのが人類です。地球のおじゃま虫をしているのが人間だともいえます。 このおじゃま虫が単なる虫で終わるのか、青虫がやがて蝶になって空を舞うように、レベルアップした光り輝く地球上で舞うことのできる人間になるのか、今が一番大切な時です。この重大な時期に生まれ合わせることができたことを喜びましょう。リレー競争だったら、決勝点を目の前にして走っているラストの走者です。アンカーはあなたです。私です。人類発生以来のバトンを引き継ぎ走り続けてきました。私たちの先祖は目を凝らしてこの私やあなたを見ています。どうか無事に走り込んでおくれ‥‥と。 もう目の前だ。今くずれてはダメ!! あと少し、あと少し、かんばれ、がんばってくれ、頼む、頼んだぞ‥‥との声援も聞こえます。 地球という星のレベルアップ、それは地上天国の実現。その天国の花園で蝶のように舞うことのできる私なのか、天変地異に巻き込まれて宇宙のもくずと消えていく私になるのか。 今です。今の私たちの生きざまが決定するのです。私ひとりではありません。この私には先祖もくっついているのです。無事に走り込めば先祖もろともに霊界までもレベルアップすることができます。 この重大な責任。この大事なバトンを受け継いだ私。自分の先祖ばかりではなく人類全体の先祖からも、「あなたならできる、あなたにぜひともお願いします」と熱望されてこのバトンを受け継ぎました。その時、私たちははっきりと言ったはずです。「大丈夫、がんばります。私に任せて」と。そのひとことを忘れないで、今こそ力を発揮する時です。ねっ、そうでしょ。ちょっと胸に手をおいて考えてください。胸の高鳴りを感じるなら、絶対そうなのです。 では、どのような心で、どのような日々の生活を重ねたらよいのか、みんなで考えることにしましょう。 薬はブラック 薬はブラックエネルギー [TOP] 新しい時代には、欲の塊、欲の権化でできたものは全部潰れると思ったらいいのではないでしょうか。欲の塊とか、権力の象徴とかでできているものは、新しい時代には無用の長物です。すべてなくなってしまうでしょう。 病院で出される薬は、人体に害がないことが証明されたものです。ということは、それは全部モルモットや二十日鼠などの小さな動物でいろいろな実験をした結果です。人間の病氣を治すという大義名分のために、動物が犠牲になっているのです。現代医学は、「殺す」ところから始まっています。ばい菌さえ殺せば安心と、菌を殺す研究ばかりしました。私たちは微生物によって生かされています。今度はこの微生物によって人間が殺されるのです。 食べ方 食べ方のルール [TOP] 生きていることは、何かを食べ続けていることです。また、人間は食べたものの化身ともいわれます。生きるために食べるという感覚からぐんと離れてしまって、現在では、よりおいしいもの、めずらしいものを腹いっぱい食べようという飽食の時代になりました。この飽食、いわゆる食べ過ぎから病氣は生まれているといっても過言ではありません。 今こそ食の原点に返る時です。人間の体は、七大栄養素(糖質、脂質、蛋白質、ビタミン、ミネラル、水、空氣)で生きていると学んできた現代栄養学も、ちょっとおかしくなってきました。その七大栄養素の向こうにあるもの、分析しても数値に出ない宇宙の素粒子こそ光であり、生命であるということをみんな知るようになりました。 現代栄養学的に食事をしても、本当の健康体にはなりません。では、どのような食べ物がパワフルな肉体とパワフルな心を生み出すのでしょうか。 食べ物を食べることは、結婚することと同じことです。食べ物を食べることによって細胞が生まれます。次の新しい生命を生み出すための結婚ですから、理想的な結婚と、してはいけない結婚があります。血族結婚がいけないのです。血族結婚をすると血が濃くなりすぎて障害児が生まれる率がとても高くなります。食べ物もこれと同じです。血族結婚のような食べ方が一番いけません。 たとえば、人間に一番近い獣(牛や豚)を食べると血が濁るのです。血液が酸性に傾きます。したがって獣を食べるより鳥のほうがいいのです。鳥よりも魚のほうがもっといいのです。この魚よりも虫がいいのです。魚は海藻やプランクトン(虫)を食べます。その虫よりももっとすばらしいのは草(野菜、穀類、豆類)です。 この宇宙こそ神(創造主)であり、この神に一番近いのが野菜(草)です。 人間にとって一番良い食べ物とは草、すなわち野菜、穀類、豆類です。人間から一番遠くて、宇宙(神)に一番近い存在です。宇宙エネルギーは草が一番もっているのです。自分から一番遠い所のものを食べることは血をきれいにすることです。 牛のあれだけ大きな体、カルシウムいっぱいの骨、蛋白質の宝庫である肉、そして栄養たっぷりのミルクは、全部牛が草を食べてできあがったものです。 草食動物と肉食動物を比べてみましょう。体の大きさ、力の強さ、寿命、持久力、頭の良さ、やさしさすべて草食動物がすぐれています。草食動物の王様の象は、とても小食です。そしてあの大きな体でなんの苦もなく百年以上も生きるのです。 一方、肉食動物の代表であるライオンやトラは、わずか7年の寿命といいます。 こう考えますと、私たちの食べ方として一番よいのは穀物菜食です。それは、玄米、麦、粟、稗、黍、豆、野菜ということになります。 今、地球には宇宙からすばらしい浄化のエネルギーが降りそそがれているそうです。新しいリズムが動き出しています。そして宇宙からのエネルギーも高くなっています。 やがて、あれやこれやと栄養を考えてお料理をして食べる必要がなくなります。たべてもほんの少し。それで大満足。大食しないと食事をしたような感じがしないという人は、そろそろ新しい時代に向けて、小食に慣らしていきましょう。小食にすれば、体のそれぞれの臓器が疲れないので、病氣もしません。細胞はどんどん若返っていきます。 宇宙からのエネルギーがどんどん高くなるので、大きく深呼吸を三度くらいしたら、今日のエネルギーはOK。新しい時代には、時々は20世紀を思い出して食事ごっこをしましょう‥‥などと、趣味みたいな楽しみごとに食事をとるかもしれません。 現在は食べるために生きています。過去を振り返っても、食べるために働き、食べるために争い、醜い日々を重ねています。今もちっとも変わりません。 もうそろそろ、これも卒業の時がきました。 原因と結果 原因と結果の法則 [TOP] 蒔いた種は生える‥‥といわれています。今、私たちのまわりに現れている現象はすべて自分の過去に蒔いた種の結果であることを知り、いかに現在を生きるべきかを学ぶのです。自分のまわりで起こるいろいろな出来事は、すべて自分が引き寄せて起こしているのです。その種を蒔いた人は自分なのです。だから、悲しいことや、腹が立つことなどがあっても、人のせいにしたり逃げたりしてはいけません。しっかりと自分の手で刈り取らなくてはなりません。そういう時こそ大きな学びの機会です。一番実力がつくのです。 「ありがとう」とはどうしても言えないことでも「ありがとう」と言うのです。それは蒔いた種を刈り取っているのだからです。人間は自分の身辺におこるすべてのことがらを肯定し、感謝できるようになるために人として生まれてきたのです。 もう90歳に近いおばあさんの話ですが、その方は「何でもかんでもありがたい。踏まれても蹴られてもありがたいのです」とおっしゃるのです。「なぜ踏まれて、蹴られてありがたいのですか?」とたずねましたら、「90年近くも生きてきて、人様に踏まれたり蹴られたりするのなら、それは私が踏まれるような、蹴られるようなことをしてきたのです。蒔いた種から芽が出たのです。私の目が黒いうちに、私の口がきけるうちに、その方の目をしっかりと見て、心から『わるうございました。許して下さいませ』と申しあげることができます。ありがとうございます!」とおっしゃいました。 このような心になった人だけが新しい世界の人になるのです。 すべてのことは すべてのことは自分の選択である [TOP] 人はそれぞれに魂の学びが異なっています。宇宙は創造主の意志によって目的をもって創造されています。エネルギーが不滅であるように、私たちの本質である魂は永遠不滅であり、この宇宙から消滅したり、逃れたりすることはできません。魂は一度きりの人生で死によって終わってしまうことはなく、霊界で修業して何十万回も生まれ変わって、進化を続けています。 今まではこれを続けていましたが、今回は総仕上げの時が来ました。輪廻転生もこれが最後ですと、早鐘が打ち鳴らされています。まさにあがきの時代です。新しい世界ではその進化レベルが高くなっていて、魂がそのレベルまで達していなかったら波動が合わなくて、そこには住めないのです。そのレベルまで達していない魂は、その波動に合った星に振り分けられ、そこでまた新たなる進化の過程を歩まなければなりません。「類をもって集まる」ということです。 魂は高いレベルに達しようととても急いでいるのです。しかし地球上では、優劣、上下を評価して競争意識を煽り、地位、名誉、金銭に対する欲求心が強く、ますます魂のランクを下げています。しかし、宇宙から送られてくる浄化のエネルギーの高さに氣づき、霊性を高めようとする努力をしている人が増えはじめました。 人間とは神と獣の間です。天国と地獄の間ともいえます。この分水嶺に立っているものです。何かのはずみに神になり、何かのはずみに獣になっています。天国と地獄も行ったり来たりししています。 怒った時は鬼や阿修羅、笑った時は恵比寿さん、ほほえめば観音様、緊張すれば不動さん、柔和になりきればお地蔵さん、どの顔をするかはあなたの選択です。宇宙創造主の清浄無垢なエネルギーを受けて生かされているのに、欲心にひかれて獣の世界、地獄の生活をする人もいます。また、そのような世界に引きずりこもうとするブラックのエネルギーもあるのです。この神と獣の間を半分ずつではなく1分でも1時間でも神に近づくように日々を過ごすことです。無邪気で淡泊な、飾らない人がいい。岩や木の根があっても、サラサラと水が流れるような自然で無理のない行動がいいなあと思います。 すべての人は選択の自由を与えられています。人のことを干渉しないことです。命令ひとつで動く全体的行動ではなく、一人ひとりが魂の向上に向かって別々に行動しているのに、すべてが無理なく融合している状態です。本を読んでも、人の話を聞いても、結論はあなたが出すのです。内なるものの答えは「ふと思う」こと、インスピレーションを大切にすることです。さあ次は迷わず実行です。 神はすべての 神はすべてのものの中に [TOP] とにかく一体感をもつことが大切です。花でも木でも鳥でも、自分とは別のものとして見ないのです。私が花で、花が私です。花になれば花の心を知り、水になれば流れてみて水の心を知る。創り主は同じ一つのエネルギーです。それは神です。そして神は私です。 神はすべての動物、植物、鉱物の中に存在し、姿や形はいろいろで数え切れません。それぞれの中にエネルギーとなって存在しているのです。極大は大宇宙から、極小は原子核まで、すべての中に神は息づいているのです。目に見えるものはもちろん、電気、電波、磁気、念波、霊波など、目には見えないものの中にも、さらに四次元以降の世界の中にも、神の息吹が通じています。この神の息吹の真っ只中に、私たちは生かされています。 新しい世の中 新しい世の中はこうなる [TOP] 常に持つべき正しい心の時は、宇宙の法則に合致した想念で、その人の体から発するオーラはとても美しく、細胞の一つひとつが輝いていて、細胞の老化というものもありません。肉体が年をとるのは、現在のこの世だけの特別なことなのです。年を重ねるといっても、いわゆる魂の成人式の35歳どまりです。 いかがですが。早く頭を柔らかくして、新しい世紀の住人になれるように行動を起こしましょうか? もう古い世は終わったのですよ。進化段階が低いほど、物質に執着します。新しい世紀は、仕事の義務はなくなります。自分の長所を伸ばし、何事も感謝で行動します。気候は体に一番良いさわやかな温度で、美しい花が咲き、小鳥はさえずり、地上の楽園です。 これがまさに蝶になる日です。超々になる日です。 著者 ● 著者略歴 ● 吉丸 房江(よしまる・ふさえ) 1934年4月17日、福岡県糸島郡前原町に生まれる。小学校と幼稚園の教諭を経験する。27歳から30歳までの間に両親を相次いで癌で亡くし、現代医学への疑問から、東洋医学、東洋思想を学び、老子の思想にふれる。その思想に基づいて、1978年、健康道場・コスモポートを開設し、多くの人を健康に導いた実績をつくる。 |
小さきものにも神は宿るし、カミサンもカミだよ。
クリスマスはただのイベントだし、色彩的にもクリスマスほど定着しないと思われるけど、ハロウィンもただのイベント。それ以上になりようがないのを真面目にお勉強して、自分の中にゴッドやデビルを生じさせない事だね。カボチャが駄目なら饅頭だって元は中国の生け贄の頭だろ。