浅川嘉富の世界へさんのサイトより
 http://www.y-asakawa.com/Message2014-2/14-message127.htm
<転載開始>
 
 

 
 


噴煙を上げる阿蘇山中岳の火口

火口の南側で火山灰が約7センチ積もっているのが確認され、
こぶし大の軽石も飛散していた。噴出物の成分や地形の隆起が
わずかながら起きていることから、気象台はマグマ噴火だと判断している。

 
 

我が国では長野北部の地震や九州阿蘇山の噴火など天変地異が次々と発生してきているが、世界に目を転じると、米国をはじめ、フランス、モロッコ、オーストラリアなどで寒波、大雪、洪水、ハリケーンなど記録的な自然災害が続出している。日本のマスコミは他国の自然災害についてはほとんど報道することがないが、いま地球は間違いなく巨大災害 発生に向けて進んでいる感じがする。

 

米国の寒波と大雪

感謝祭を迎えた米国では北東部を中心に再び厳しい寒波と大雪に見舞われ、多くの人々が家の中に閉じ込められ ることとなった。無理して親元や孫の元に向かった人々の中には、高速道路の閉鎖や1000便を超す飛行機の欠航や遅延で、七面鳥がテーブルに乗る前に目的地に着くことが叶わなかった人々も多かったようである。それにしても、この時期、体感温度がマイナス34℃という記録的寒波に見舞われたミネソタは 祝日どころではなかったようだ。

 
 

 
 


体感温度34度を記録したミネソタ州では、大雪の被害も広がっている (ABCニュース)

 
 

 
     


モロッコ南部の洪水

アフリカ北東部のモロッコでは南部一帯が大雨による洪水で40人が死亡、10人以上が行方不明となっている。洪水など滅多にない地方だけに住民の驚きは大きく、 記録的な死者や行方不明者が出るところとなったようだ。

 

 

 

 
 


モロッコ南部一帯は川が氾濫し、40人を超す死者が出ている (フランスF2)

 
 

 
     
 


フランスの豪雨

フランスではバール県を中心に広い範囲で大雨による洪水が多発し、現在もなお多くの川が水かさを増しており、被害が広がっている。

 
 

 
 


バール県の集合住宅では1メートル以上水につかり、車がぷかぷかと浮いている (フランスF2)

 
 

 
 


1階入り口の扉の半分まで水につかってしまった住民は、中から不安そうに外を眺めている

 
 


オーストラリアのサイクロン

記録的な高温に見舞われているオーストラリア東部では、28日、数十年に一度という記録的な暴風雨に見舞われた。クイーズランド州南東部のブリスベンでは風速63メートルに達する強風とゴルフボール大の雹が降り、100億円を超す被害が発生している。

 
 

 
 


風速63メートルの強風で鉄筋コンクリートの屋上が破壊され、
多くの窓が壊れて室内が水浸しとなった(オーストラリアABC)

 
 

 
 


樹木がなぎ倒され車が破損した風景があちらこちらに広がっている
 

 

 
<転載終了>