キチガイ医さんのFBより
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<転載開始>
美しくなるために♡

女性はいつも美容のことを考えていらっしゃいますが、そのためには食事を見直すことが一番の近道です。そして数ある食べ物の中でも砂糖と乳製品こそ、女性が最も多く食べていながら最も美容を損ねる食べ物だということが言えます。砂糖が脳にいいというのは部分的には嘘であり、筋肉にいいと言っているのも部分的には嘘です。観念的にいえば砂糖は筋肉を緩めるとよく言われます。

これは黒砂糖やてんさい糖や三温糖だから美容にいいなどということはありません。これらが急速に糖分をあげる限り、体の糖化(glycation)がおこり、コレステロールに影響を与え粥状動脈硬化を作り出し、活性酸素を生み出し過酸化を誘導します。糖化が進むと体内ではAGE(糖化最終生成物)が生成され、お肌や筋肉のハリを損ね、性格的にも悪い女性に見えるようになります。...

果糖はそれ以上の猛毒になります。フルーツばかり食べていて美しくなれることはありません。フルーツのビタミンやミネラルは確かに健康や美容にはよいですが、昨今のフルーツは糖度が増されているばかりか農薬がてんこ盛りです。なのでできれば無農薬のフルーツをホールフードでうまく食べて、果糖液糖やHFCS(高フルクトース・コーンシロップ)は決してとらないようにしましょう。ジュースやお菓子などによく入っています。

牛乳や乳製品も美容の大敵です。牛乳は骨を強くする作用はなく、カルシウムは逆に失われマグネシウムは入ってきません。栄養価が高い食品だというのも間違いで、子牛にとっては育つための栄養やホルモンが含有していますが、これの人間が取るとむしろ「早熟」と「早老」をもたらします。つまり肌も老化していき癌化しやすく、ビタミンCを使ってしまいコラーゲンの合成にも減ってしまうのです

また、現在の牛乳はホルモン剤や抗生物質やワクチンを多量に使用されており、体にとって猛毒であり乳癌、結腸癌、前立腺癌、子宮癌、卵巣癌などの危険性が増します。特に三大乳業メーカーである明治と森永と雪印は、どんな商品をとっても非の打ちどころがないほどに最悪であり、昔から牛乳利権で人の健康をむしばんできました。美しくなりたい女性の方はこのような食品に手を出すのではなく、発酵食品や野菜、質の良い魚貝類や肉やごまや海草や豆類、玄米や七分つきの米などもうまく活用して、ぜひビューテフォーになってください♡

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マクロビオティック

マクロビ自体は賛否両論あるようだが、元は食文化研究家の桜沢如一が考案したとされる。いわゆる玄米正食、菜食を副食とする基本としているといわれてきて、陰陽論を持ち出すのだが、この陰陽論は古い東洋医学の観念に照らし合わせてもかなり「ヘボい」ものだと言わざるを得ない。ただ良いこともいろいろ言っており、身土不二、砂糖使用不可、天然由来の食品添加物使用、天然塩の使用、乳製品はダメ、一物全採などは現代科学に照らし合わせても間違いとは言えない。

ではなぜマクロビが否定されるのか、これには二つの観点が必要である。一つはいわゆる動物性たんぱく質の拒否が、非常に非科学的なだけではなく不健康に直結するからだ。いわゆる人類穀食動物論は、すぐに論理崩壊してしまうくらいおかしな話であり、肉食動物で歯の本数がこの理論に合致しないものは無数に存在する。古代民族の食べ方と彼らの健康状態、マクロビが導入された時代背景(欧米食の流入によりおかしくなった点、政治背景)などを考慮する必要がある。

しかしマクロビも裏というか分派していったいくつかの派の主張を追っていくと、すべてが間違いではないことも垣間見える。まず真の意味で古き説に従った分派によれば、肉を食べることも野菜を食べることも一切否定していない。つまり現在肉食や魚食を否定しているようなマクロビはインチキだとまで主張する。これは私も同意できる話である。さらにいえば砂糖はダメで黒砂糖やてんさい糖が良いなどというのも、後世に分派した人々の作り事だとさえも主張する。この砂糖代替論がよく否定されるもう一つの観点だが、これもまた私は同意できる話である。

マクロビは宗教的だといわれるが、別に私は思想や哲学を重んじながら生きることが悪いとは思わない。問題は強制もさることながら明らかに生物として歪んだ方向に進んだことだ。桜沢が支持した生体原子転換は部分的には存在するが、これには旧来物理学を用いても証明などできないだろう。また、この食事が健康に悪いといわれる一方で、厳格にしている人でもしていない人でも、時に非常に健康で何の病気もなく虫歯も何もない人がいるのもまた事実だ。割合としては肌つや悪く血色不良な人が多いといわれるが、玄米菜食で健康な人の理由は単に栄養学だけでは説明できない時もある。

この世界では不食で生きている人がたくさんいる。海外にも多いし日本でも何人もいるのが現状だ。一日一食や二日に一食でも非常に健康な人もいる。これは部分的には栄養学や食養学の矛盾を意味しているし、逆にたくさん食べても健康的に見える人もいる。つまりここで確実にいえることは、これらにおいて普遍的に当てはめることが出来る理論など、まだ存在しないということである。多重因子も考慮できない中で食事だけで全てが決まることは決してなく、生きることと食べることの本質に常に向き合いながら、すべての人々が自問していく必要があるだろう。

<転載終了>