気象予報士Kasayanのお天気放談さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/kasayan77/archives/41649445.html
<転載開始>
これは昨日(4日)21時の北半球の寒気の様子。

雪雲を一人前?に成長させる-30℃以下の寒気が日本海を南下し・・・大雪の目安になる-36℃以下の寒気が北日本に迫っていることがわかります。
冬型の気圧配置が強まり・・・この寒気が日本に本格的に上陸する今日の午後から、日本海側中心に大雪が予想されているわけですが・・・
ロシアに目を転じると、モスクワの東・・・カザフスタン付近でも-36℃以下の寒気が、北極を中心にして東へと進んでいることがわかります。
この寒気・・・タイミング的には来週の週末頃に、日本付近にやってくる模様。
昨日発表された最新の一ヶ月予報も掲載しておきましたが(上から北日本・東日本・西日本・南西諸島)・・・やはり来週末13日(土)から、南西諸島を除いて、気温が平年を下回ることが予想されています。
http://blog.livedoor.jp/kasayan77/archives/41649445.html
<転載開始>
これは昨日(4日)21時の北半球の寒気の様子。

雪雲を一人前?に成長させる-30℃以下の寒気が日本海を南下し・・・大雪の目安になる-36℃以下の寒気が北日本に迫っていることがわかります。
冬型の気圧配置が強まり・・・この寒気が日本に本格的に上陸する今日の午後から、日本海側中心に大雪が予想されているわけですが・・・
ロシアに目を転じると、モスクワの東・・・カザフスタン付近でも-36℃以下の寒気が、北極を中心にして東へと進んでいることがわかります。
この寒気・・・タイミング的には来週の週末頃に、日本付近にやってくる模様。
昨日発表された最新の一ヶ月予報も掲載しておきましたが(上から北日本・東日本・西日本・南西諸島)・・・やはり来週末13日(土)から、南西諸島を除いて、気温が平年を下回ることが予想されています。
2週連続の週末寒波??

向こう一週間の気温傾向の計算値でも、12日(金)以降、気温が平年を下回る気配が見て取れます。
12月前半は、週末寒波が続くのか?
北半球の寒気が日本に流れ込むタイミングや、流れ込む位置から目が離せない状況です。
さて、今日未明・・・平年より2週間遅れで初雪(「みぞれ」だったようですが)の発表があった長野市ですが・・・

菅平高原方面はすっかり冬の景色。

望遠で拡大してみると・・・標高500~600m付近を境に、里山も雪に覆われています。
あと100~200m、雪が下りてくると長野市街地も雪に覆われることになるわけですが・・・
そんな今朝の実況。

東海上を低気圧が発達しながら北東進。
大陸からは冷たい高気圧がグイグイと張り出していますから、気圧配置は西高東低 冬型の気圧配置が強まり始める段階。
すでに日本海沿岸では雪雲が活発になっていて、晴天の太平洋側でも、地形的に雪雲が流れ込みやすい場所・・・たとえば豊後水道や紀伊水道・・・若狭湾~滋賀県方面に雪雲が流れ込んでいるのがわかります。
衛星の水蒸気画像を見ると・・・大陸の寒気を運ぶ偏西風が日本付近で大きく南に蛇行していて・・・悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(偏西風の南側への蛇行域)が東日本を通過中。
この上空の気圧の谷にドリブルされるように低気圧が急発達しながら北海道の東へ進み、冬型の気圧配置が完成し・・・蛇行する偏西風に流されて今季一番の強い寒気が南下・・・これから大雪モード入ると思われます。
ということで・・・
まずは普通の天気図を使って、明日夜までの気圧配置の変化と空模様の関係を、大ざっぱに把握しておきましょう。

今朝は西高東低 冬型の気圧配置が強まり始める段階。
そして明日夜は、西日本に高気圧が張り出して、上空寒気も北上を始めるようなので・・・冬型の気圧配置が弱まり始める段階。
ということは・・・今夜から明日朝にかけてが冬型のピークということになります。
で・・・今夜の天気図を見ると、西高東低 冬型の気圧配置が完成するとともに、日本海に弱い気圧の谷(黄色の点線:等圧線が高気圧側に湾曲して相対的に周囲より気圧が低い場所)が発生。
気圧の低い弱い気圧の谷では、周囲の風が集まって上昇気流が発生するので・・・集まった風の収束線に沿って帯状に雪雲が活発化し・・・収束線がかかる若狭湾~北陸付近で、特に降雪が強まると思われます。
となると・・・若狭湾の延長線上にあたる関が原付近や名古屋方面の降雪が強まれば・・・新幹線の運行など、交通機関への影響も気になってきます。
そんな様子・・・いつものように専門の天気図を使って、詳しくチェックしていきましょう。

まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・実況でチェックした上空の気圧の谷が東海上に抜けるのを皮切りに、日本付近には、断続的に上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が通過するようになります。
さらに、今回の冬型の気圧配置の背骨といえる寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が北海道方面に南下。
日本付近で、冬型の気圧配置の骨格がガッチリと出来上がり・・・上空の気圧の谷が通過するたびに、上空の気圧の谷から断続的に降り注ぐ悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)によって、雪雲が強まったり、弱まったりすることになるわけですが・・・
このような空模様の骨格に対応し、地上では・・・下段の図・・・今夜にかけて冬型の気圧配置が強まり、日本海や東シナ海方面で降水(雪)が活発化することが予想されています。
で・・・降るモノが雪になるのか?雨になるのか?・・・上空の寒気の様子ですけど・・・

こちらも上段の図から・・・空模様の骨格と同じ上空約5500mの気温分布ですが・・・暖かい日本海や黄海で発生した雲を、一人前の?雪雲に成長させる-30℃以下の寒気が今夜にかけて太平洋側まで南下し・・・雪雲に大雪を降らせるだけのチカラを与える-36℃以下の寒気が北陸以北に南下。
ちなみに能登半島の輪島上空に-36℃以下の寒気が流れ込むと大雪になるといわれていますけど・・・今夜、まさにそんな状態になることが予想されています。
一方、地上付近(地形の影響を受けにくい上空約1500m)でも・・・下段の図・・・雪雲から落ちてくる雪粒を、地上付近まで雪として維持させる-6℃以下の寒気が、西日本から太平洋側まで南下。
地形や都市化の影響等で、地上の気温が高くない限り、日本付近の降水のほとんどが雪になる可能性が高くなってきます。
では、具体的にどこで雪が降るのか?・・・もっと詳しく・・・
以上のチェックポイントを再確認しつつ、解像度の高いMSMモデル(スパコンのシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を、具体的にイメージしておきましょう。

普通の天気図でチェックした日本海の弱い気圧の谷・・・JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれていますが・・・見事なまでに雪雲の帯になることがわかります。
そんな雪雲の帯が・・・冬型の気圧配置の強まりとともに・・・平地で雪の目安=-6℃以下の寒気と一緒に南下してくるのが、若狭湾~北陸~東北南部。
風の収束線が通過した後、西風が北風に変化し・・・西から流れ込んでいた雪雲がストレートに北から流れ込むようになって・・・いつもの豪雪地帯中心に降雪・積雪が増えることが予想されます。
その後、収束線が若狭湾付近に停滞するので、若狭湾から濃尾平野に続く盆地に沿って雪雲が流入。
ちょうど東海道新幹線の沿線に雪が降ることが予想されます。
今週前半より広範囲でまとまった雪になりそうですが・・・

JPCZの収束線が上陸する今日15時~21時の中部地方の計算値を拡大しておきました。
夕方、収束線が通過して北風に変化したあと、雪雲が(これまで北アルプス等が西から流れ込む雪雲の流れをさえぎっていた)長野県北部や群馬県北部にドッと流れ込むことがわかります。
明日朝・・・Kasayanの住む長野市でも、おそるおそるカーテンを開けると雪景色・・・なんてことになるかも?
気象庁や気象台からは、大雪に関する情報(リンク:「・・・と気象庁は注意を呼び掛けています」というニュース原稿のもとネタ)が発表されていますから、以下に全文引用しておきます。


府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/
(マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
<転載終了>

向こう一週間の気温傾向の計算値でも、12日(金)以降、気温が平年を下回る気配が見て取れます。
12月前半は、週末寒波が続くのか?
北半球の寒気が日本に流れ込むタイミングや、流れ込む位置から目が離せない状況です。
さて、今日未明・・・平年より2週間遅れで初雪(「みぞれ」だったようですが)の発表があった長野市ですが・・・

菅平高原方面はすっかり冬の景色。

望遠で拡大してみると・・・標高500~600m付近を境に、里山も雪に覆われています。
あと100~200m、雪が下りてくると長野市街地も雪に覆われることになるわけですが・・・
そんな今朝の実況。

東海上を低気圧が発達しながら北東進。
大陸からは冷たい高気圧がグイグイと張り出していますから、気圧配置は西高東低 冬型の気圧配置が強まり始める段階。
すでに日本海沿岸では雪雲が活発になっていて、晴天の太平洋側でも、地形的に雪雲が流れ込みやすい場所・・・たとえば豊後水道や紀伊水道・・・若狭湾~滋賀県方面に雪雲が流れ込んでいるのがわかります。
衛星の水蒸気画像を見ると・・・大陸の寒気を運ぶ偏西風が日本付近で大きく南に蛇行していて・・・悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(偏西風の南側への蛇行域)が東日本を通過中。
この上空の気圧の谷にドリブルされるように低気圧が急発達しながら北海道の東へ進み、冬型の気圧配置が完成し・・・蛇行する偏西風に流されて今季一番の強い寒気が南下・・・これから大雪モード入ると思われます。
ということで・・・
まずは普通の天気図を使って、明日夜までの気圧配置の変化と空模様の関係を、大ざっぱに把握しておきましょう。

(スマホ版のブログではアニメが動きません。PC版に設定してご覧ください)
今朝は西高東低 冬型の気圧配置が強まり始める段階。
そして明日夜は、西日本に高気圧が張り出して、上空寒気も北上を始めるようなので・・・冬型の気圧配置が弱まり始める段階。
ということは・・・今夜から明日朝にかけてが冬型のピークということになります。
で・・・今夜の天気図を見ると、西高東低 冬型の気圧配置が完成するとともに、日本海に弱い気圧の谷(黄色の点線:等圧線が高気圧側に湾曲して相対的に周囲より気圧が低い場所)が発生。
気圧の低い弱い気圧の谷では、周囲の風が集まって上昇気流が発生するので・・・集まった風の収束線に沿って帯状に雪雲が活発化し・・・収束線がかかる若狭湾~北陸付近で、特に降雪が強まると思われます。
となると・・・若狭湾の延長線上にあたる関が原付近や名古屋方面の降雪が強まれば・・・新幹線の運行など、交通機関への影響も気になってきます。
そんな様子・・・いつものように専門の天気図を使って、詳しくチェックしていきましょう。

まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・実況でチェックした上空の気圧の谷が東海上に抜けるのを皮切りに、日本付近には、断続的に上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が通過するようになります。
さらに、今回の冬型の気圧配置の背骨といえる寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)が北海道方面に南下。
日本付近で、冬型の気圧配置の骨格がガッチリと出来上がり・・・上空の気圧の谷が通過するたびに、上空の気圧の谷から断続的に降り注ぐ悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)によって、雪雲が強まったり、弱まったりすることになるわけですが・・・
このような空模様の骨格に対応し、地上では・・・下段の図・・・今夜にかけて冬型の気圧配置が強まり、日本海や東シナ海方面で降水(雪)が活発化することが予想されています。
で・・・降るモノが雪になるのか?雨になるのか?・・・上空の寒気の様子ですけど・・・

こちらも上段の図から・・・空模様の骨格と同じ上空約5500mの気温分布ですが・・・暖かい日本海や黄海で発生した雲を、一人前の?雪雲に成長させる-30℃以下の寒気が今夜にかけて太平洋側まで南下し・・・雪雲に大雪を降らせるだけのチカラを与える-36℃以下の寒気が北陸以北に南下。
ちなみに能登半島の輪島上空に-36℃以下の寒気が流れ込むと大雪になるといわれていますけど・・・今夜、まさにそんな状態になることが予想されています。
一方、地上付近(地形の影響を受けにくい上空約1500m)でも・・・下段の図・・・雪雲から落ちてくる雪粒を、地上付近まで雪として維持させる-6℃以下の寒気が、西日本から太平洋側まで南下。
地形や都市化の影響等で、地上の気温が高くない限り、日本付近の降水のほとんどが雪になる可能性が高くなってきます。
では、具体的にどこで雪が降るのか?・・・もっと詳しく・・・
以上のチェックポイントを再確認しつつ、解像度の高いMSMモデル(スパコンのシミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を、具体的にイメージしておきましょう。

(スマホ版のブログではアニメが動きません。PC版に設定してご覧ください)
普通の天気図でチェックした日本海の弱い気圧の谷・・・JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれていますが・・・見事なまでに雪雲の帯になることがわかります。
そんな雪雲の帯が・・・冬型の気圧配置の強まりとともに・・・平地で雪の目安=-6℃以下の寒気と一緒に南下してくるのが、若狭湾~北陸~東北南部。
風の収束線が通過した後、西風が北風に変化し・・・西から流れ込んでいた雪雲がストレートに北から流れ込むようになって・・・いつもの豪雪地帯中心に降雪・積雪が増えることが予想されます。
その後、収束線が若狭湾付近に停滞するので、若狭湾から濃尾平野に続く盆地に沿って雪雲が流入。
ちょうど東海道新幹線の沿線に雪が降ることが予想されます。
今週前半より広範囲でまとまった雪になりそうですが・・・

JPCZの収束線が上陸する今日15時~21時の中部地方の計算値を拡大しておきました。
夕方、収束線が通過して北風に変化したあと、雪雲が(これまで北アルプス等が西から流れ込む雪雲の流れをさえぎっていた)長野県北部や群馬県北部にドッと流れ込むことがわかります。
明日朝・・・Kasayanの住む長野市でも、おそるおそるカーテンを開けると雪景色・・・なんてことになるかも?
気象庁や気象台からは、大雪に関する情報(リンク:「・・・と気象庁は注意を呼び掛けています」というニュース原稿のもとネタ)が発表されていますから、以下に全文引用しておきます。


府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/
(マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
<転載終了>