気象予報士Kasayanのお天気放談さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/kasayan77/archives/41698979.html
<転載開始>
昨日昼前の長野県北部、新潟県境の信濃町付近の様子。

積雪は18cm、気温は-1.5℃。
5日前は晩秋の景色でしたが、今回の雪で真冬の景色になりました。
今朝、Kasayanは信濃町の野尻湖畔に来ているのですが・・・・

最低気温は-7.1℃(06時55分)。
山小屋は雪に覆われ、窓はビッシリと結露していました。
さて・・・今日は12月8日・・・太平洋戦争の開戦日。
以前もこのブログでご紹介しましたが・・・この日から3年8ヶ月にわたって気象情報が軍事機密になり、台風の襲来でさえ国民に伝えられなくなりました。
http://blog.livedoor.jp/kasayan77/archives/41698979.html
<転載開始>
昨日昼前の長野県北部、新潟県境の信濃町付近の様子。

積雪は18cm、気温は-1.5℃。
5日前は晩秋の景色でしたが、今回の雪で真冬の景色になりました。
今朝、Kasayanは信濃町の野尻湖畔に来ているのですが・・・・

最低気温は-7.1℃(06時55分)。
山小屋は雪に覆われ、窓はビッシリと結露していました。
さて・・・今日は12月8日・・・太平洋戦争の開戦日。
以前もこのブログでご紹介しましたが・・・この日から3年8ヶ月にわたって気象情報が軍事機密になり、台風の襲来でさえ国民に伝えられなくなりました。
もちろん、この日の天気図は極秘扱い。
現在公開されている当日の天気図をKasayanがザックリと再現してみました。

西高東低 冬型の気圧配置ですけど、高気圧が西~東日本に張り出して冬型が弱まりはじめていることがわかります。
今朝の実況を見てみると・・・・

「ニイタカヤマノボレ」の朝と同様、高気圧が西日本に張り出して、冬型の気圧配置がゆるむ段階。
もっとも、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(偏西風の南側への蛇行域)が朝鮮半島付近に南下していて・・・これに対応する低気圧が朝鮮半島の南端を南東進しているのがわかります。
したがって、今日は冬型がゆるんでも西から下り坂に向かうことが予想されますが・・・
開戦日の天気図も、大陸東岸付近が気圧の谷。
新聞やラジオから天気予報が消えた開戦翌日、国民は西から下り坂に向かうことなど知る由もなかったことでしょう。
昨年、特定秘密保護法が成立し・・・有事法制の整備も声高になっていますけど・・・
現代でも気象情報は、特定秘密保護法に規定されている「防衛に関し収集した電波情報、画像情報その他の重要な情報」に該当する可能性が極めて高いと思われます。
国民の生命財産を守るという名目で、国民の生命財産がないがしろにされ・・・気象庁の職員が職務上知りえた気象情報を伝えるだけで罰せられるような世の中にならないことを祈ります。
さて・・・冬型がゆるみ始めるけど、西から下り坂に向かう空模様・・・
まずは普通の天気図を使って、明日夜までの気圧配置の変化と空模様の関係を、大ざっぱに把握しておきましょう。

西日本に張り出している高気圧は、今夜にかけて東海上へ。
日本付近は太平洋と大陸の高気圧に挟まれた気圧の谷になって・・・気圧の谷の中を通過する低気圧や新たに発生する低気圧の周辺を中心に下り坂に向かうことが予想されますが・・・
日本付近に2つの低気圧があるということは、2つの低気圧に挟まれたエリアは相対的に気圧の高い場所・・・高圧部になるはずです。
そうすると、低気圧に挟まれる東日本や北日本付近はそれほど天気が悪くならないんじゃないか?と思われます。
もっとも・・・ホントにそうなるの?ということは、普通の天気図では分からないので、後でご紹介する専門の天気図に任せるとして・・・
続いて明日・・・
気圧の谷が東海上に抜けて、大陸の高気圧が張り出してくるようなので、下り坂から一転、天気は上り坂(天気予報では使われない表現ですけど、雰囲気は伝わりますよね?)。
ただ、高気圧が張り出す直前・・・明日午前中は、西高東低 冬型のカタチにって・・・今回の寒波に続く弱い寒気の流れ込みも予想されていますから・・・一時的に日本海沿岸で雨や雪が活発化することが考えられます。
そんな様子・・・専門の天気図を使って、詳しくチェックしていきましょう。

まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・午前中、日本付近の偏西風は比較的ストレートに流れていて、空模様の骨格は一時的に平穏な状態になっていますが・・・・
朝鮮半島方面、そして東シナ海方面に、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が接近。
今夜にかけて西日本を通過することが予想されています。
また、北日本方面にも今回の冬型の骨格の背骨・・・寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)を反時計回りの回るように、上空の比較的浅い気圧の谷が断続的に通過していくことが予想されています。
このため地上では・・・下段の図・・・西日本に接近する上空の気圧の谷に対応して低気圧が日本海西部で発生し、日本海側の降水域が活発化。
また、東シナ海を通過する上空の気圧の谷の接近に伴い南東海上でも低気圧が発生し、関東沖に降水域が形成されることになります。
さらに・・・断続的に通過する上空の気圧の谷の影響で、西高東低 冬型の気圧配置のカタチが残る北日本の日本海側の降水(雪)はなかなか解消しない模様。
冬型がゆるんでも、天気の回復はイマイチですね。
続けて、今回の寒波の原因・・・上空の寒気の様子にも目を通しておきましょう。

こちらも上段の図から・・・空模様の骨格と同じ上空約5500mの気温分布ですが・・・今回の寒波の中心、大雪をもたらす-36℃以下の寒気はオホーツク海へ。
これで大雪モードも終わりということになりますが・・・・
朝鮮半島付近に南下してくる上空の気圧の谷が、雪雲を一人前に育て上げる-30℃以下の寒気を運んでくることがわかります。
このため日本海西部で発生が予想されている低気圧付近では大気の状態が不安定に。
ブリおこし、ハタハタおこしと呼ばれる落雷の発生や、突風の発生が予想されます。
また、降ってくるモノを雪にする地上付近(地形の影響を受けにくい上空約1500m)の寒気も・・・下段の図・・・今夜にかけて北上する傾向が見られますが、その速度はとてもゆっくり。
さらに、日本海の低気圧の西側から再び寒気の谷(寒気が南下している部分)がやってくるので、寒さはなかなか解消せず・・・一時的に冬型の気圧配置になることが予想される明朝、日本海沿岸で降るモノが再び雪に変化する可能性も考えられます。
天気の回復と同様、寒気の抜け方もイマイチですね。
それでは以上のチェックポイントを確認しつつ、解像度の高いMSMモデル(シミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を、具体的にイメージしておきましょう。

紫色は下層雲。
日本海と太平洋、それぞれに上空の気圧の谷が通過するので・・・日本海沿岸と太平洋沖で西から降水(雪)域が活発化しますけど・・・
両者の中間に位置する近畿~東日本の太平洋側は、やはり相対的な高圧部になって、そこそこ晴れ間が広がる模様。
また、弱い冬型の気圧配置が続く北日本の日本海側の降雪は、風の収束線付近を除いて弱まってくるようです。
ただ、気圧の谷が東海上に抜け、大陸の冷たい高気圧が張り出してくる明日未明・・・一時的に冬型の気圧配置になるとともに、日本海沿岸に(平地で雪になる目安=)-6℃ラインと一緒に雪雲の帯が南下。
日本海側の地域では、再び雪が活発化することが予想されています。
今回の寒波の影響・・・かなり尾を引くようですね。
なお、ここ数日お伝えしている今週末に予想されている寒波の様子。

最新の気温傾向のグラフでも、12日以降、再び強い寒波がやってくることがわかります。
そんな寒波の影響が始まる11日と12日の空模様を気象庁発表のGSMモデル(スパコンのシミュレーション)でまとめておきました。

今回の寒波と同様、次の週末も北陸付近を中心とした大雪になるかもしれないですね?
週間予報をマメにチェックして・・・今週の平日は雪下ろしなど、やれることをやっておくのがイイかもしれません。
府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/
(マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
<転載終了>
現在公開されている当日の天気図をKasayanがザックリと再現してみました。

西高東低 冬型の気圧配置ですけど、高気圧が西~東日本に張り出して冬型が弱まりはじめていることがわかります。
今朝の実況を見てみると・・・・

「ニイタカヤマノボレ」の朝と同様、高気圧が西日本に張り出して、冬型の気圧配置がゆるむ段階。
もっとも、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(偏西風の南側への蛇行域)が朝鮮半島付近に南下していて・・・これに対応する低気圧が朝鮮半島の南端を南東進しているのがわかります。
したがって、今日は冬型がゆるんでも西から下り坂に向かうことが予想されますが・・・
開戦日の天気図も、大陸東岸付近が気圧の谷。
新聞やラジオから天気予報が消えた開戦翌日、国民は西から下り坂に向かうことなど知る由もなかったことでしょう。
昨年、特定秘密保護法が成立し・・・有事法制の整備も声高になっていますけど・・・
現代でも気象情報は、特定秘密保護法に規定されている「防衛に関し収集した電波情報、画像情報その他の重要な情報」に該当する可能性が極めて高いと思われます。
国民の生命財産を守るという名目で、国民の生命財産がないがしろにされ・・・気象庁の職員が職務上知りえた気象情報を伝えるだけで罰せられるような世の中にならないことを祈ります。
さて・・・冬型がゆるみ始めるけど、西から下り坂に向かう空模様・・・
まずは普通の天気図を使って、明日夜までの気圧配置の変化と空模様の関係を、大ざっぱに把握しておきましょう。

(スマホ版のブログではアニメが動きません。PC版に設定してご覧ください)
西日本に張り出している高気圧は、今夜にかけて東海上へ。
日本付近は太平洋と大陸の高気圧に挟まれた気圧の谷になって・・・気圧の谷の中を通過する低気圧や新たに発生する低気圧の周辺を中心に下り坂に向かうことが予想されますが・・・
日本付近に2つの低気圧があるということは、2つの低気圧に挟まれたエリアは相対的に気圧の高い場所・・・高圧部になるはずです。
そうすると、低気圧に挟まれる東日本や北日本付近はそれほど天気が悪くならないんじゃないか?と思われます。
もっとも・・・ホントにそうなるの?ということは、普通の天気図では分からないので、後でご紹介する専門の天気図に任せるとして・・・
続いて明日・・・
気圧の谷が東海上に抜けて、大陸の高気圧が張り出してくるようなので、下り坂から一転、天気は上り坂(天気予報では使われない表現ですけど、雰囲気は伝わりますよね?)。
ただ、高気圧が張り出す直前・・・明日午前中は、西高東低 冬型のカタチにって・・・今回の寒波に続く弱い寒気の流れ込みも予想されていますから・・・一時的に日本海沿岸で雨や雪が活発化することが考えられます。
そんな様子・・・専門の天気図を使って、詳しくチェックしていきましょう。

まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・午前中、日本付近の偏西風は比較的ストレートに流れていて、空模様の骨格は一時的に平穏な状態になっていますが・・・・
朝鮮半島方面、そして東シナ海方面に、悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷(赤の点線:偏西風の南側への蛇行域)が接近。
今夜にかけて西日本を通過することが予想されています。
また、北日本方面にも今回の冬型の骨格の背骨・・・寒冷渦(寒気を運ぶ偏西風が大きく蛇行し、ついには流れから切り離された寒気の渦)を反時計回りの回るように、上空の比較的浅い気圧の谷が断続的に通過していくことが予想されています。
このため地上では・・・下段の図・・・西日本に接近する上空の気圧の谷に対応して低気圧が日本海西部で発生し、日本海側の降水域が活発化。
また、東シナ海を通過する上空の気圧の谷の接近に伴い南東海上でも低気圧が発生し、関東沖に降水域が形成されることになります。
さらに・・・断続的に通過する上空の気圧の谷の影響で、西高東低 冬型の気圧配置のカタチが残る北日本の日本海側の降水(雪)はなかなか解消しない模様。
冬型がゆるんでも、天気の回復はイマイチですね。
続けて、今回の寒波の原因・・・上空の寒気の様子にも目を通しておきましょう。

こちらも上段の図から・・・空模様の骨格と同じ上空約5500mの気温分布ですが・・・今回の寒波の中心、大雪をもたらす-36℃以下の寒気はオホーツク海へ。
これで大雪モードも終わりということになりますが・・・・
朝鮮半島付近に南下してくる上空の気圧の谷が、雪雲を一人前に育て上げる-30℃以下の寒気を運んでくることがわかります。
このため日本海西部で発生が予想されている低気圧付近では大気の状態が不安定に。
ブリおこし、ハタハタおこしと呼ばれる落雷の発生や、突風の発生が予想されます。
また、降ってくるモノを雪にする地上付近(地形の影響を受けにくい上空約1500m)の寒気も・・・下段の図・・・今夜にかけて北上する傾向が見られますが、その速度はとてもゆっくり。
さらに、日本海の低気圧の西側から再び寒気の谷(寒気が南下している部分)がやってくるので、寒さはなかなか解消せず・・・一時的に冬型の気圧配置になることが予想される明朝、日本海沿岸で降るモノが再び雪に変化する可能性も考えられます。
天気の回復と同様、寒気の抜け方もイマイチですね。
それでは以上のチェックポイントを確認しつつ、解像度の高いMSMモデル(シミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を、具体的にイメージしておきましょう。

(スマホ版のブログではアニメが動きません。PC版に設定してご覧ください)
紫色は下層雲。
日本海と太平洋、それぞれに上空の気圧の谷が通過するので・・・日本海沿岸と太平洋沖で西から降水(雪)域が活発化しますけど・・・
両者の中間に位置する近畿~東日本の太平洋側は、やはり相対的な高圧部になって、そこそこ晴れ間が広がる模様。
また、弱い冬型の気圧配置が続く北日本の日本海側の降雪は、風の収束線付近を除いて弱まってくるようです。
ただ、気圧の谷が東海上に抜け、大陸の冷たい高気圧が張り出してくる明日未明・・・一時的に冬型の気圧配置になるとともに、日本海沿岸に(平地で雪になる目安=)-6℃ラインと一緒に雪雲の帯が南下。
日本海側の地域では、再び雪が活発化することが予想されています。
今回の寒波の影響・・・かなり尾を引くようですね。
なお、ここ数日お伝えしている今週末に予想されている寒波の様子。

最新の気温傾向のグラフでも、12日以降、再び強い寒波がやってくることがわかります。
そんな寒波の影響が始まる11日と12日の空模様を気象庁発表のGSMモデル(スパコンのシミュレーション)でまとめておきました。

今回の寒波と同様、次の週末も北陸付近を中心とした大雪になるかもしれないですね?
週間予報をマメにチェックして・・・今週の平日は雪下ろしなど、やれることをやっておくのがイイかもしれません。
府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/
(マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
<転載終了>