気象予報士Kasayanのお天気放談さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/kasayan77/archives/42016507.html
<転載開始>
明日は早朝から仕事があるので、シンプルなブログ更新になりますので・・・・
今日も年末年始の空模様を、最新のGSMモデル(気象庁のスパコンによるシミュレーション)を使って1月5日(月)までまとめておきました。
ただその前に・・・ニュースでも伝えられている年末寒波が、今どこで?どの程度?活発化しているのか・・・北半球上空の寒気の様子をチェックしておきましょう。

24日夜~昨夜まで、3日間の北半球上空の寒気の動きをアニメにしたものですが・・・
年末寒波は、北極から東欧~ロシアに流れ出す寒気によってブクブクと成長中。
大きな渦を巻きながら、偏西風に乗ってジワジワと日本方面に動き始めていることが分かります。
ただ・・・ここ数日のGSMモデル(シミュレーション)を見ると、年末寒波になるはずだった寒気が、日本付近に流れ込むタイミングが少しずつ遅れ始めた感じ・・・・
とすると、年末寒波が・・・年越し寒波?・・・正月寒波に?
昨日の記事をご覧になった方は、頭の中の未来の空模様を修正してくださいね。
まずは明日28日(日)~30日(火)の空模様。

今日27日は高気圧に覆われ、日本海側も含めて冬晴れエリアが拡大するわけですけど(今日の空模様は後でチェックします)・・・・
明日28日(日)は、高気圧が東海上に抜け、太平洋沿岸を低気圧が発達しながら北上してきます。
これ・・・いわゆる「南岸低気圧」。
太平洋側に雪をもたらす低気圧として有名ですから、どこで?どのタイミングで?雪になるのかが気になります。
そして、29日(月)・・・南岸低気圧が発達しながら三陸沖を北上。
太平洋側を中心に少々荒れ模様の天気が予想されますが・・・
低気圧が通過した後は、西から西高東低 冬型の気圧配置になって、上空には-30℃以下の寒気も南下。
日本海で雪雲が湧き始め・・・・
翌30日(火)、-35℃以下の寒気も南下して、日本海側では北陸沖の低圧部を中心に降雪が活発化してくることが予想されています。
いよいよ年末寒波の襲来?という感じですが・・・
その前に、29日(月)に予想されている南岸低気圧に伴う太平洋側の雪について、もう少し検討しておきましょう。

これは南岸低気圧による降水域が関東にかかり始める29日午前3時のシミュレーション。
降水が雪になるための上空の寒気の強さの目安というものが一応ある訳ですけど、南岸低気圧による雪では、地上の気温や湿度などによって、目安どおりにならないことがしばしばあります。
東京では地上気温が5℃前後でも雪になったり、南岸低気圧に吹き込む北東風が寒気を引き込んで急激に気温が下がって雨が雪に変化することがあるので、なかなか予想通りにならないのですが・・・
今回は、午前3時前後という地上気温が下がるタイミングで南岸低気圧の降水域が関東にかかってくるのがイヤなところ。
今のところ、長野県中南部や関東北部の標高の高い所は雪・・・東海や関東南部の沿岸部では、冷たい雨・みぞれ・湿った雪の混在が予想されますから・・・
明日夜の最新の天気予報を再チェックして、車での帰省の可否を判断していただきたいと思います。
(気象庁発表の短期予報解説資料(プロ用の資料)には以下のように書かれています)

続いて、31日(大晦日)~2日(金)の空模様をチェックしていきましょう。

31日(大晦日)は、北陸付近に発生した低気圧が東北南部を太平洋側へと横断。
低気圧の後ろ側から-35℃以下の寒気・・・日本海には-40℃以下の年末寒波?年始寒波?の本体が流れ込んできますから・・・
等圧線の混雑具合はそれほどではありませんけど、日本海では雪雲が空高く沸きあがり始め・・・低気圧付近を中心に雪雲が活発化することが予想されます。
そして年が明けて1月1日(元日)は・・・低気圧が東海上で急発達し、西高東低 冬型の気圧配置が強まります。
さらに北日本上空には-40℃以下の寒気が南下し、日本海の降雪は、日本海西部の雪雲の帯(JPCZ:日本海寒帯気団収束帯)がかかる山陰付近を中心に活発化。
どう見ても、ここからが冬型の気圧配置のピークと思われますから・・・年末寒波と呼ばれている寒波・・・実際は年越し寒波?あるいは正月寒波と呼んだほうがイイかもしれません。
翌2日(金)も冬型の気圧配置が続き、-35℃以下の寒気が瀬戸内まで南下。
日本海側だけでなく九州西岸や近畿付近でも、弱い気圧の谷(等圧線が高気圧側に湾曲し、周囲より相対的に気圧の低い場所)を中心に、活発な降雪が予想されています。
この大雪・・・いつまで続くのか?
3日(土)~5日(月)の空模様。

冬型の気圧配置が続くのは3日(土)まで。
-35℃以下の寒気が関東を通過した後・・・・
高気圧が張り出して、4日(日)、冬型の気圧配置が終わります。
4日の朝はかなり冷えると思いますが・・・・
正月休みの終わりに冬型の気圧配置が弱まるのは皮肉ですよね??
なお・・・今日もザッと9日間の天気変化をチェックしてきましたけど、あくまで「計算値を素直に読んだ」だけ。
まだまだGSMモデル(シミュレーション)は微妙に変化すると思いますから、コマメに天気チェックをして、頭の中の未来の空模様をアップデートしてください。
府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/
(マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
ということで・・・ここからはいつものように今日の空模様。
天気が回復傾向なので、簡単にまとめておくことにしました。
(9日間の天気図を作図して疲れちゃいました・・・ごめんなさい)

今朝の長野市は明け方から雪が強まりましたが・・・8時過ぎから青空が顔を出し始めています。
冬型の気圧配置が弱まるタイミングで、雪が一時的に強まるというのが長野県北東部(飯山・野沢温泉方面)や長野市の特徴。

今朝の実況を見ても・・・高気圧が張り出して、西高東低 冬型の気圧配置が弱まる段階。
衛星の水蒸気画像を見ると・・・悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷が東~北日本を通過中ですから、一時的に雪雲が活発になり・・・強まった上空の風に乗って日本海から長野県北部に雪雲が流れ込んできたと思われます。
今日はこのまま高気圧が張り出して、西から冬晴れエリアが拡大してくると思われますが・・・・
今日の空模様も、GSMモデル(スパコンのシミュレーション)を使ってチェックしていきましょう。

まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・実況でチェックした上空の気圧の谷が東海上に抜けて・・・東~北日本に、好天パワー(高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根が接近してきます。
また、上空の寒気も急速に北上。
このため地上では・・・下段の図・・・高気圧が東日本に移動して、日本海側の降雪も解消。
今年最後の穏やかな冬晴れになると思われます。
ただ・・・再び上段の図・・・上空の気圧の尾根の好天パワーは西日本の太平洋側にはイマイチ及びません。
午前中、東海上に抜ける上空の気圧の谷ほど悪天パワーはありませんけど、局地的に天気を悪くするチカラを持った上空の浅い気圧の谷が断続的に南西諸島方面を通過することが予想されています。
このため南西諸島方面では・・・下段の図・・・大きな天気の崩れはありませんけど、気圧の谷が徐々に深まり始め、降水域も少しずつ拡大。
明日から29日(月)に通過が予想されている南岸低気圧のタマゴができ始めます。
今年最後の冬晴れは今夜がピークということになりそうですね。
それでは以上のチェックポイントを確認しつつ、解像度の高いMSMモデル(シミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を、具体的にイメージしておきましょう。

紫色は下層雲。
高気圧が東日本に移動し、日本海側の雪雲も消えて、冬晴れエリア拡大。
ただ・・・南西諸島方面で南岸低気圧のタマゴが生まれる・・・・
そんな流れが読み取れますよね?
府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/
(マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
<転載終了>
http://blog.livedoor.jp/kasayan77/archives/42016507.html
<転載開始>
明日は早朝から仕事があるので、シンプルなブログ更新になりますので・・・・
今日も年末年始の空模様を、最新のGSMモデル(気象庁のスパコンによるシミュレーション)を使って1月5日(月)までまとめておきました。
ただその前に・・・ニュースでも伝えられている年末寒波が、今どこで?どの程度?活発化しているのか・・・北半球上空の寒気の様子をチェックしておきましょう。

(スマホ版のブログではアニメが動きません。PC版に設定してご覧ください)
24日夜~昨夜まで、3日間の北半球上空の寒気の動きをアニメにしたものですが・・・
年末寒波は、北極から東欧~ロシアに流れ出す寒気によってブクブクと成長中。
大きな渦を巻きながら、偏西風に乗ってジワジワと日本方面に動き始めていることが分かります。
ただ・・・ここ数日のGSMモデル(シミュレーション)を見ると、年末寒波になるはずだった寒気が、日本付近に流れ込むタイミングが少しずつ遅れ始めた感じ・・・・
とすると、年末寒波が・・・年越し寒波?・・・正月寒波に?
昨日の記事をご覧になった方は、頭の中の未来の空模様を修正してくださいね。
まずは明日28日(日)~30日(火)の空模様。

今日27日は高気圧に覆われ、日本海側も含めて冬晴れエリアが拡大するわけですけど(今日の空模様は後でチェックします)・・・・
明日28日(日)は、高気圧が東海上に抜け、太平洋沿岸を低気圧が発達しながら北上してきます。
これ・・・いわゆる「南岸低気圧」。
太平洋側に雪をもたらす低気圧として有名ですから、どこで?どのタイミングで?雪になるのかが気になります。
そして、29日(月)・・・南岸低気圧が発達しながら三陸沖を北上。
太平洋側を中心に少々荒れ模様の天気が予想されますが・・・
低気圧が通過した後は、西から西高東低 冬型の気圧配置になって、上空には-30℃以下の寒気も南下。
日本海で雪雲が湧き始め・・・・
翌30日(火)、-35℃以下の寒気も南下して、日本海側では北陸沖の低圧部を中心に降雪が活発化してくることが予想されています。
いよいよ年末寒波の襲来?という感じですが・・・
その前に、29日(月)に予想されている南岸低気圧に伴う太平洋側の雪について、もう少し検討しておきましょう。

これは南岸低気圧による降水域が関東にかかり始める29日午前3時のシミュレーション。
降水が雪になるための上空の寒気の強さの目安というものが一応ある訳ですけど、南岸低気圧による雪では、地上の気温や湿度などによって、目安どおりにならないことがしばしばあります。
東京では地上気温が5℃前後でも雪になったり、南岸低気圧に吹き込む北東風が寒気を引き込んで急激に気温が下がって雨が雪に変化することがあるので、なかなか予想通りにならないのですが・・・
今回は、午前3時前後という地上気温が下がるタイミングで南岸低気圧の降水域が関東にかかってくるのがイヤなところ。
今のところ、長野県中南部や関東北部の標高の高い所は雪・・・東海や関東南部の沿岸部では、冷たい雨・みぞれ・湿った雪の混在が予想されますから・・・
明日夜の最新の天気予報を再チェックして、車での帰省の可否を判断していただきたいと思います。
(気象庁発表の短期予報解説資料(プロ用の資料)には以下のように書かれています)
続いて、31日(大晦日)~2日(金)の空模様をチェックしていきましょう。

31日(大晦日)は、北陸付近に発生した低気圧が東北南部を太平洋側へと横断。
低気圧の後ろ側から-35℃以下の寒気・・・日本海には-40℃以下の年末寒波?年始寒波?の本体が流れ込んできますから・・・
等圧線の混雑具合はそれほどではありませんけど、日本海では雪雲が空高く沸きあがり始め・・・低気圧付近を中心に雪雲が活発化することが予想されます。
そして年が明けて1月1日(元日)は・・・低気圧が東海上で急発達し、西高東低 冬型の気圧配置が強まります。
さらに北日本上空には-40℃以下の寒気が南下し、日本海の降雪は、日本海西部の雪雲の帯(JPCZ:日本海寒帯気団収束帯)がかかる山陰付近を中心に活発化。
どう見ても、ここからが冬型の気圧配置のピークと思われますから・・・年末寒波と呼ばれている寒波・・・実際は年越し寒波?あるいは正月寒波と呼んだほうがイイかもしれません。
翌2日(金)も冬型の気圧配置が続き、-35℃以下の寒気が瀬戸内まで南下。
日本海側だけでなく九州西岸や近畿付近でも、弱い気圧の谷(等圧線が高気圧側に湾曲し、周囲より相対的に気圧の低い場所)を中心に、活発な降雪が予想されています。
この大雪・・・いつまで続くのか?
3日(土)~5日(月)の空模様。

冬型の気圧配置が続くのは3日(土)まで。
-35℃以下の寒気が関東を通過した後・・・・
高気圧が張り出して、4日(日)、冬型の気圧配置が終わります。
4日の朝はかなり冷えると思いますが・・・・
正月休みの終わりに冬型の気圧配置が弱まるのは皮肉ですよね??
なお・・・今日もザッと9日間の天気変化をチェックしてきましたけど、あくまで「計算値を素直に読んだ」だけ。
まだまだGSMモデル(シミュレーション)は微妙に変化すると思いますから、コマメに天気チェックをして、頭の中の未来の空模様をアップデートしてください。
府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/
(マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
ということで・・・ここからはいつものように今日の空模様。
天気が回復傾向なので、簡単にまとめておくことにしました。
(9日間の天気図を作図して疲れちゃいました・・・ごめんなさい)

今朝の長野市は明け方から雪が強まりましたが・・・8時過ぎから青空が顔を出し始めています。
冬型の気圧配置が弱まるタイミングで、雪が一時的に強まるというのが長野県北東部(飯山・野沢温泉方面)や長野市の特徴。

今朝の実況を見ても・・・高気圧が張り出して、西高東低 冬型の気圧配置が弱まる段階。
衛星の水蒸気画像を見ると・・・悪天パワー(地上の低気圧や雨雲を活発にするチカラ)を持った上空の気圧の谷が東~北日本を通過中ですから、一時的に雪雲が活発になり・・・強まった上空の風に乗って日本海から長野県北部に雪雲が流れ込んできたと思われます。
今日はこのまま高気圧が張り出して、西から冬晴れエリアが拡大してくると思われますが・・・・
今日の空模様も、GSMモデル(スパコンのシミュレーション)を使ってチェックしていきましょう。

まずは上段の図・・・地上の空模様の骨格にあたる上空の気圧配置ですが・・・実況でチェックした上空の気圧の谷が東海上に抜けて・・・東~北日本に、好天パワー(高気圧や晴天域を強めるチカラ)を持った上空の気圧の尾根が接近してきます。
また、上空の寒気も急速に北上。
このため地上では・・・下段の図・・・高気圧が東日本に移動して、日本海側の降雪も解消。
今年最後の穏やかな冬晴れになると思われます。
ただ・・・再び上段の図・・・上空の気圧の尾根の好天パワーは西日本の太平洋側にはイマイチ及びません。
午前中、東海上に抜ける上空の気圧の谷ほど悪天パワーはありませんけど、局地的に天気を悪くするチカラを持った上空の浅い気圧の谷が断続的に南西諸島方面を通過することが予想されています。
このため南西諸島方面では・・・下段の図・・・大きな天気の崩れはありませんけど、気圧の谷が徐々に深まり始め、降水域も少しずつ拡大。
明日から29日(月)に通過が予想されている南岸低気圧のタマゴができ始めます。
今年最後の冬晴れは今夜がピークということになりそうですね。
それでは以上のチェックポイントを確認しつつ、解像度の高いMSMモデル(シミュレーション)を使って、今日~明朝の空模様を、具体的にイメージしておきましょう。

(スマホ版のブログではアニメが動きません。PC版に設定してご覧ください)
紫色は下層雲。
高気圧が東日本に移動し、日本海側の雪雲も消えて、冬晴れエリア拡大。
ただ・・・南西諸島方面で南岸低気圧のタマゴが生まれる・・・・
そんな流れが読み取れますよね?
府県天気予報(更新5時・11時・17時): http://www.imocwx.com/yohoud.htm
府県天気予報(マークの予報 天気分布をチェック): http://www.jma.go.jp/jp/yoho/
気象庁時系列予報: http://www.jma.go.jp/jp/jikei/
(マークの予報は府県天気予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
府県週間天気予報(更新11時・17時): http://www.imocwx.com/weekd.htm
府県週間天気予報(マークの予報): http://www.jma.go.jp/jp/week/
(マークの予報は府県週間予報の括弧内(テロップ番号)をマーク表示したもの)
専門の天気図は以下のURLで、無料で入手可能です。
http://n-kishou.com/ee/exp/exp01.html?cd=fxfe502&cat=e2
<転載終了>