tacodayoのブログさんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/tacodayo/archives/7924348.html
<転載開始>
当ブログの
「漫画や映画で学ぶ(?)生物学?」
「漫画や映画で学ぶ(?)聖書?1 ほんまかいな」
「漫画や映画で学ぶ(?)聖書?2 ほんまかいな」
「漫画や映画で学ぶ(?)聖書?3 ほんまかいな」
をまとめてみました。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
☆トータル・リコール ☆
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、シャロン・ストーン、
監督:ポール・バーホーベン
以下は
Wikipediaトータル・リコール
からの引用です。
http://blog.livedoor.jp/tacodayo/archives/7924348.html
<転載開始>
当ブログの
「漫画や映画で学ぶ(?)生物学?」
「漫画や映画で学ぶ(?)聖書?1 ほんまかいな」
「漫画や映画で学ぶ(?)聖書?2 ほんまかいな」
「漫画や映画で学ぶ(?)聖書?3 ほんまかいな」
をまとめてみました。

出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、シャロン・ストーン、
監督:ポール・バーホーベン
以下は
Wikipediaトータル・リコール
からの引用です。
あらすじ
火星の夢とリコール社
近未来。火星には植民地があり、多くの人類が居住しているが、酸素が薄いためマスク無しでは建物の外に出られず、「エネルギー採掘会社と反乱分子との間で紛争が絶えない」と連日報じられている。
ダグラス・クエイドはごく普通の建設労働者で、結婚8年になる妻のローリーと2人暮らし。彼は毎夜、行ったことの無い火星の夢に悩まされていた。「火星に移住したい」との想いをローリーに伝えるも一蹴されたクエイドは、列車内で偶然「旅行の記憶を売る」というリコール社(Rekall)の広告を見つける。
同僚の労働者ハリーから反対されながらも、クエイドはリコール社へ出向き、「秘密諜報員として火星を旅する」というコースを選択、注射によって眠りにつくが、
突然クエイドはわめきながら暴れだした。しかし、記憶の植えつけ処置はまだ行われていない。トラブルを恐れるリコール社はクエイドに麻酔をかけ、リコール社に来た記憶自体を消し、タクシーに乗せ自宅へ送り出す。
帰宅途中、ハリーを含む謎のグループに襲われるクエイドだったが、クエイドはその全員を撃退。たどり着いた自宅でも、ローリーの攻撃を受ける。
クエイドに取り押さえられたローリーは「クエイドとの記憶は全てニセモノであり、自分は妻ではなく、クエイドの監視役である」と告げる。
混乱するクエイドのもとへ迫るリクターとその部下たち。何とか彼らを振り切ったクエイドは、謎の男からカバンを受取る。その中のパソコンのモニターに、クエイドと全く同じ顔をしたハウザーと名乗る男が現れ、「クエイドとは、ハウザーが事情により記憶を消された仮の姿である」と語った。カバンに入った金や偽造身分証を使い、クエイドは火星へ向かう。
そして火星へ
火星で出会ったのは、以前夢で見たことのある黒髪の女性メリーナ。メリーナはクエイドをハウザーと呼ぶが、ハウザーだった過去を思い出せないクエイド。
彼がホテルの部屋へ着くと、突然妻のローリーと見知らぬ男が現れ、「クエイドは現実には火星にはおらず、まだリコール社で夢を見ている。夢から覚めるため薬を呑め」と迫る。怪しんだクエイドが男を射殺すると、正体を現したローリーとその部下たちによって拉致されかけるが、そこへメリーナが参上。ローリー達を倒したクエイドとメリーナは逃亡する。
クエイドは反乱分子の首領であるミュータントのクワトーと対面。その超能力により記憶の一部を取り戻したことで、「火星には50万年前にエイリアンが作ったリアクターがあり、それを使って酸素を作り出せるが、採掘業者による火星支配の邪魔になるため世間には伏せられている」という事実を知る。
しかし、
クエイドが火星で出会った(ミュータントの)タクシー運転手ベニーの裏切りによってクワトーは殺され、クエイドは採掘会社総督コーヘイゲンのもとに連行される。
コーヘイゲンは「ハウザーは自分の部下であり、クワトーの居所をつかむため、記憶を消しクエイドとして地球へ送りこんだ」と語り、リコール社と同様の装置でクエイドをハウザーに戻そうとする。
反乱分子に共感していたクエイドは装置を破壊し脱出、銃撃戦の末にリクターとコーヘイゲンを倒すと同時にリアクターを作動させる。火星は酸素に包まれ、火星の民衆は圧政から解放された。
クエイドは「これも夢かもしれない」と思いつつも、メリーナとキスをする。
以上引用終わり。

動画「予告編」
これは、フィリップ・K・ディックの短編小説『追憶売ります』(We Can Remember It for You Wholesale)をSF映画化した物ですが、映画化にあたって
新約聖書のパウロの物語を取り入れています。
■「サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。(中略)使徒以外の者はことごとく、ユダヤとサマリヤとの地方に散らされて行った。信仰深い人たちはステパノを葬り、彼のために胸を打って、非常に悲しんだ。ところが、サウロは家々に押し入って、男や女を引きずり出し、次々に獄に渡して、教会を荒し回った。」(使徒行伝8:1~3)
「さてサウロは、なおも主の弟子たちに対する脅迫、殺害の息を弾ませながら、大祭司の所に行って、ダマスコの諸会堂あての添書を求めた。それは、この道の者を見つけ次第、男女の別なく縛りあげて、エルサレムにひっぱって来るためであった。」(同9:1~2)
これは、謎に包まれたレジスタンスの首領クワトーを探し出す為にボスのコーヘーゲンの命により記憶を消す、シュワちゃん演じる悪役ハウザーになります。

記憶を消す前のハウザーとコーヘイゲン

ロニー・コックス演じるコーヘイゲン
■「ところが、道を急いでダマスコの近くにきた時、突然、天から光がさして、彼を巡り照した。彼は地に倒れたが、その時『サウロ、サウロ、なぜ私を迫害するのか』と呼びかける声を聞いた。そこで彼は『主よ、あなたは、どなたですか』と尋ねた。すると答があった、『私は、あなたが迫害しているイエスである。さあ立って、町に入って行きなさい。そうすれば、そこであなたのなすべき事が告げられるであろう』。」(同9:3~6)
ここは、リコール社の記憶操作装置のイスに座り、注射を打たれた主人公ダグラス・クエイド(悪役ハウザーと同一人物)の場面に当たります。
■「サウロは地から起き上がって目を開いてみたが、何も見えなかった。そこで人々は、彼の手を引いてダマスコへ連れて行った。彼は三日間、目が見えず、また食べることも飲むこともしなかった。」(同9:8~9)
これは、注射の後から訳の解らない事態の連続で、失われた記憶を取り戻す為に火星行きを決意するまでに当たります。

■「さて、ダマスコにアナニヤという一人の弟子がいた。この人に主が幻の中に現れて、『アナニヤよ』とお呼びになった。彼は『主よ、私でございます』と答えた。そこで主が彼に言われた、
『立って、“真すぐ”という名の路地に行き、ユダの家でサウロというタルソ人を尋ねなさい。彼はいま祈っている。
彼はアナニヤという人が入ってきて、手を自分の上において再び見えるようにしてくれるのを、幻で見たのである』。」(使徒行伝9:10~12)
12節は、シュワちゃん演じる善人に改心(?)したクエイドに、ミュータントであるクワトーがその手を、彼の上に置いて再び記憶を取り戻させる事に対応していますね(^.^)
そして、マーシャル・ベル演じるレジスタンスの副リーダー、ジョージがアナニヤに当たり、ジョージの腹部にある顔がレジスタンスのリーダーのクワトーなのでした。
ジョージとクワトーは同一の体を共有していたのです。道理で捜しても見つからないわけです。


クエイドの記憶を甦らせるクワトー
そして、そのクワトーが、主であるイエス・キリストに当たります。
①クワトーは同じミュータントに殺されますが、イエスも同じユダヤ人に殺されましたね(^_^;)。
②イエスは「福音を広めなさい」と命じましたが、クワトーは死の直前にクエイドに「リアクターを動かせ」と命じます。
③ユダヤ人は救い主を善人悪人問わず待ち望み捜しましたが、映画ではクワトーを善方のクエイド、悪人のコーヘーゲン一味共々捜し求めましたね(^_^)
■「アナニヤは答えた、
『主よ、あの人がエルサレムで、どんなに酷い事をあなたの聖徒たちにしたかについては、多くの人たちから聞いています。そして彼はここでも、御名を唱える者たちを皆、捕縛する権を、祭司長たちから得てきているのです』。」(9:13~14)
「サウロはエルサレムに着いて、弟子たちの仲間に加わろうと努めたが、みんなの者は彼を弟子だとは信じないで、恐れていた。」(同9:26)
火星のレジスタンスの中には、同じような事を言って再び火星に戻って来たクエイドを拒みます。

クエイドを警戒する
レジスタンスの一員
■「ところが、バルナバは彼の世話をして使徒たちのところへ連れて行き、途中で主が彼に現れて語りかけたことや、彼がダマスコでイエスの名を大胆に宣べ伝えた次第を、彼らに説明して聞かせた。」(同9:27)
レジスタンスの元恋人メリーナが現れ危機一髪のクエイドを救いますが、彼女は聖書ではこのバルナバに当たります。

メリーナ(レイチェル・ティコティン)と
クエイド
クエイドはメリーナに、「自分は全ての記憶を失なっているのだ」と打ち明けます。
始めこそ信用しなかったメリーナですが、「こりゃどうもホントっぽいわ」と思えてきて、彼をクアトーの元に連れて行きます。
■「それ以来、彼は使徒たちの仲間に加わり、エルサレムに出入りし、主の名によって大胆に語り、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちとしばしば語り合い、また論じ合った。しかし、彼らは彼を殺そうとねらっていた。」(同9:28~29)
空気を売る事で火星の権力を握る悪人一味にとって、古代火星人の残したリアクターという機密を知るハウザーことクエイドの記憶が戻り、それをレジスタンスに知られては終わりです。
彼らは執拗にクエイドの命を狙います。

クエイドを執拗に追う
リクター(マイケル・アイアンサイド)
をはじめとするコーヘイゲンの手先。

クエイドを襲う偽装妻の
ローリー(シャロン・ストーン)
以上、順番は前後します(順番通りだと説教くさい映画になります=駄作)が、元の小説が聖書をモチーフとして脚色された為に、拡がりと奥行きと深みが与えられて、ただのSFアクションで終わっていない良い映画に仕上がっていますね。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
監督・脚本・制作:ジェームズ・キャメロン
出演者:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング
動画 Terminator 2: Judgment Day
副題が「Judgment Day(審判の日)」になっているため、前作同様、聖書の「(世の終わりの)裁きの日」をモチーフにしているのは、誰でも知っていると思います。

サラを助けに来たジョン。
不義密通の子を産んだとして迫害?された
イエスの母マリヤ=精神病院に入れられたサラ
を象徴する場面。
ちなみに『ヨハネの黙示録』のヨハネを英語読みすると、ジョンになります。

第二の復活の後の
Judgment Day 最後の審判まで死なない
「年老いた蛇=サタン」を象徴するワンシーン

ある時はローマカトリック、ある時は共産主義者、ある時は国際金融資本家、ある時はテロリスト=CIA、ある時はブルーブラッドと様々な姿にかたちを変える悪魔=竜を象徴する
新型ターミネーターT-1000型
また、T-1000型が自身がコピーした、様々な姿で悶えながら溶鉱炉で溶融し、完全に消滅するのは、
「また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。数々の書物が開かれたが、もう一つの書物が開かれた。これは命の書であった。死人はその仕業に応じ、この書物に書かれていることにしたがって、裁かれた。
海はその中にいる死人を出し、死も黄泉もその中にいる死人を出し、そして、各々その仕業に応じて、裁きを受けた。
それから、死も黄泉も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。
この命の書に名が記されていない者は皆、火の池に投げ込まれた。」
(ヨハネの黙示録20:12~15)
から来ていることは分かりやすいですが、シュワちゃん演じるT-800型が自ら溶鉱炉に沈む場面はどうでしょう?

鞭打たれボロボロになりながら杭を自ら運ぶ
イエスを象徴する場面。

「イエスは、このぶどう酒を受けると、『成し遂げられた』と言い、頭を垂れて息を引き取られた。」「ヨハネ19:30」を象徴するガッツポーズ
これは、
「さて、イエスの杭のそばには、イエスの母と、母の姉妹と、クロパの妻マリヤと、マグダラのマリヤとが、佇んでいた。イエスは、その母と愛弟子とがそばにに立っているのをご覧になって、母にいわれた、『婦人よ、ご覧なさい。これはあなたの子です』。それからこの弟子に言われた、『ご覧なさい。これはあなたの母です』。そのとき以来、この弟子はイエスの母を自分の家に引きとった。」(ヨハネによる福音書19:25~27)
に当たります。

溶鉱炉に自ら沈むターミネーターT-800を見守るサラとジョン(John=ヨハネ)の二人は、
杭刑を見守るイエスの母マリヤと12使徒ヨハネを象徴しています。
まだ少年だった12使徒のヨハネは、女性たちと共にイエスの死に立ち会う事が出来ました。※
○福音書の義理の母と子≒映画の義理の父T-800(え~?!)と子。
○福音書のキリストと義理の子ヨハネ≒映画の義理の父T-800と未来の救世主ジョン。
という違いがありますが、自ら進んで死を選ぶ者と、それを見送る母と子という関係は同じですね(^.^)
ただし他の福音書は、
「また、そこには遠くの方から見ている女たちも多くいた。……」(マタイ27:55 マルコ15:40 ルカ23:49)とあるように距離感に若干違いがあります。
※映画「ダ・ヴィンチ・コード」では【愛弟子】は、マグダラのマリヤであるとしていますが、
「さて、一週の初めの日に、朝早くまだ暗いうちに、マグダラのマリヤが墓に行くと、墓から石がとりのけてあるのを見た。 そこで走って、シモン・ペテロとイエスが愛しておられた、もう一人の弟子のところへ行って、 彼らに言った、
『誰かが、主を墓から取り去りました。どこへ置いたのか、わかりません』。
そこでペテロともう一人の弟子は出かけて、墓へむかって行った。」(ヨハネによる福音書 20:1~3)
とあります。
よって、愛する弟子はマグラダのマリアと12使徒ヨハネのどちらかであることは間違いありませんが、さて、どちらがイエスの実母を預かったのでしょうか?
伝統的な解釈は12使徒のヨハネになります(^.^)
まぁ口伝からヨハネで間違いないでしょう。
百歩譲って、マグラダのマリアとすれば、
○福音書のキリストと義理の子マグラダのマリア≒映画の義理の父T-800と未来の救世主ジョン。
という関係になります。
なお、ダ・ヴィンチ・コードよりは、こちらの方がお勧めです。
古事記に隠された聖書の暗号
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
<転載終了>
火星の夢とリコール社
近未来。火星には植民地があり、多くの人類が居住しているが、酸素が薄いためマスク無しでは建物の外に出られず、「エネルギー採掘会社と反乱分子との間で紛争が絶えない」と連日報じられている。
ダグラス・クエイドはごく普通の建設労働者で、結婚8年になる妻のローリーと2人暮らし。彼は毎夜、行ったことの無い火星の夢に悩まされていた。「火星に移住したい」との想いをローリーに伝えるも一蹴されたクエイドは、列車内で偶然「旅行の記憶を売る」というリコール社(Rekall)の広告を見つける。
同僚の労働者ハリーから反対されながらも、クエイドはリコール社へ出向き、「秘密諜報員として火星を旅する」というコースを選択、注射によって眠りにつくが、
突然クエイドはわめきながら暴れだした。しかし、記憶の植えつけ処置はまだ行われていない。トラブルを恐れるリコール社はクエイドに麻酔をかけ、リコール社に来た記憶自体を消し、タクシーに乗せ自宅へ送り出す。
帰宅途中、ハリーを含む謎のグループに襲われるクエイドだったが、クエイドはその全員を撃退。たどり着いた自宅でも、ローリーの攻撃を受ける。
クエイドに取り押さえられたローリーは「クエイドとの記憶は全てニセモノであり、自分は妻ではなく、クエイドの監視役である」と告げる。
混乱するクエイドのもとへ迫るリクターとその部下たち。何とか彼らを振り切ったクエイドは、謎の男からカバンを受取る。その中のパソコンのモニターに、クエイドと全く同じ顔をしたハウザーと名乗る男が現れ、「クエイドとは、ハウザーが事情により記憶を消された仮の姿である」と語った。カバンに入った金や偽造身分証を使い、クエイドは火星へ向かう。
そして火星へ
火星で出会ったのは、以前夢で見たことのある黒髪の女性メリーナ。メリーナはクエイドをハウザーと呼ぶが、ハウザーだった過去を思い出せないクエイド。
彼がホテルの部屋へ着くと、突然妻のローリーと見知らぬ男が現れ、「クエイドは現実には火星にはおらず、まだリコール社で夢を見ている。夢から覚めるため薬を呑め」と迫る。怪しんだクエイドが男を射殺すると、正体を現したローリーとその部下たちによって拉致されかけるが、そこへメリーナが参上。ローリー達を倒したクエイドとメリーナは逃亡する。
クエイドは反乱分子の首領であるミュータントのクワトーと対面。その超能力により記憶の一部を取り戻したことで、「火星には50万年前にエイリアンが作ったリアクターがあり、それを使って酸素を作り出せるが、採掘業者による火星支配の邪魔になるため世間には伏せられている」という事実を知る。
しかし、
クエイドが火星で出会った(ミュータントの)タクシー運転手ベニーの裏切りによってクワトーは殺され、クエイドは採掘会社総督コーヘイゲンのもとに連行される。
コーヘイゲンは「ハウザーは自分の部下であり、クワトーの居所をつかむため、記憶を消しクエイドとして地球へ送りこんだ」と語り、リコール社と同様の装置でクエイドをハウザーに戻そうとする。
反乱分子に共感していたクエイドは装置を破壊し脱出、銃撃戦の末にリクターとコーヘイゲンを倒すと同時にリアクターを作動させる。火星は酸素に包まれ、火星の民衆は圧政から解放された。
クエイドは「これも夢かもしれない」と思いつつも、メリーナとキスをする。
以上引用終わり。

動画「予告編」
これは、フィリップ・K・ディックの短編小説『追憶売ります』(We Can Remember It for You Wholesale)をSF映画化した物ですが、映画化にあたって
新約聖書のパウロの物語を取り入れています。
■「サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。(中略)使徒以外の者はことごとく、ユダヤとサマリヤとの地方に散らされて行った。信仰深い人たちはステパノを葬り、彼のために胸を打って、非常に悲しんだ。ところが、サウロは家々に押し入って、男や女を引きずり出し、次々に獄に渡して、教会を荒し回った。」(使徒行伝8:1~3)
「さてサウロは、なおも主の弟子たちに対する脅迫、殺害の息を弾ませながら、大祭司の所に行って、ダマスコの諸会堂あての添書を求めた。それは、この道の者を見つけ次第、男女の別なく縛りあげて、エルサレムにひっぱって来るためであった。」(同9:1~2)
これは、謎に包まれたレジスタンスの首領クワトーを探し出す為にボスのコーヘーゲンの命により記憶を消す、シュワちゃん演じる悪役ハウザーになります。

記憶を消す前のハウザーとコーヘイゲン

ロニー・コックス演じるコーヘイゲン
■「ところが、道を急いでダマスコの近くにきた時、突然、天から光がさして、彼を巡り照した。彼は地に倒れたが、その時『サウロ、サウロ、なぜ私を迫害するのか』と呼びかける声を聞いた。そこで彼は『主よ、あなたは、どなたですか』と尋ねた。すると答があった、『私は、あなたが迫害しているイエスである。さあ立って、町に入って行きなさい。そうすれば、そこであなたのなすべき事が告げられるであろう』。」(同9:3~6)
ここは、リコール社の記憶操作装置のイスに座り、注射を打たれた主人公ダグラス・クエイド(悪役ハウザーと同一人物)の場面に当たります。
■「サウロは地から起き上がって目を開いてみたが、何も見えなかった。そこで人々は、彼の手を引いてダマスコへ連れて行った。彼は三日間、目が見えず、また食べることも飲むこともしなかった。」(同9:8~9)
これは、注射の後から訳の解らない事態の連続で、失われた記憶を取り戻す為に火星行きを決意するまでに当たります。

■「さて、ダマスコにアナニヤという一人の弟子がいた。この人に主が幻の中に現れて、『アナニヤよ』とお呼びになった。彼は『主よ、私でございます』と答えた。そこで主が彼に言われた、
『立って、“真すぐ”という名の路地に行き、ユダの家でサウロというタルソ人を尋ねなさい。彼はいま祈っている。
彼はアナニヤという人が入ってきて、手を自分の上において再び見えるようにしてくれるのを、幻で見たのである』。」(使徒行伝9:10~12)
12節は、シュワちゃん演じる善人に改心(?)したクエイドに、ミュータントであるクワトーがその手を、彼の上に置いて再び記憶を取り戻させる事に対応していますね(^.^)
そして、マーシャル・ベル演じるレジスタンスの副リーダー、ジョージがアナニヤに当たり、ジョージの腹部にある顔がレジスタンスのリーダーのクワトーなのでした。
ジョージとクワトーは同一の体を共有していたのです。道理で捜しても見つからないわけです。


クエイドの記憶を甦らせるクワトー
そして、そのクワトーが、主であるイエス・キリストに当たります。
①クワトーは同じミュータントに殺されますが、イエスも同じユダヤ人に殺されましたね(^_^;)。
②イエスは「福音を広めなさい」と命じましたが、クワトーは死の直前にクエイドに「リアクターを動かせ」と命じます。
③ユダヤ人は救い主を善人悪人問わず待ち望み捜しましたが、映画ではクワトーを善方のクエイド、悪人のコーヘーゲン一味共々捜し求めましたね(^_^)
■「アナニヤは答えた、
『主よ、あの人がエルサレムで、どんなに酷い事をあなたの聖徒たちにしたかについては、多くの人たちから聞いています。そして彼はここでも、御名を唱える者たちを皆、捕縛する権を、祭司長たちから得てきているのです』。」(9:13~14)
「サウロはエルサレムに着いて、弟子たちの仲間に加わろうと努めたが、みんなの者は彼を弟子だとは信じないで、恐れていた。」(同9:26)
火星のレジスタンスの中には、同じような事を言って再び火星に戻って来たクエイドを拒みます。

クエイドを警戒する
レジスタンスの一員
■「ところが、バルナバは彼の世話をして使徒たちのところへ連れて行き、途中で主が彼に現れて語りかけたことや、彼がダマスコでイエスの名を大胆に宣べ伝えた次第を、彼らに説明して聞かせた。」(同9:27)
レジスタンスの元恋人メリーナが現れ危機一髪のクエイドを救いますが、彼女は聖書ではこのバルナバに当たります。

メリーナ(レイチェル・ティコティン)と
クエイド
クエイドはメリーナに、「自分は全ての記憶を失なっているのだ」と打ち明けます。
始めこそ信用しなかったメリーナですが、「こりゃどうもホントっぽいわ」と思えてきて、彼をクアトーの元に連れて行きます。
■「それ以来、彼は使徒たちの仲間に加わり、エルサレムに出入りし、主の名によって大胆に語り、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちとしばしば語り合い、また論じ合った。しかし、彼らは彼を殺そうとねらっていた。」(同9:28~29)
空気を売る事で火星の権力を握る悪人一味にとって、古代火星人の残したリアクターという機密を知るハウザーことクエイドの記憶が戻り、それをレジスタンスに知られては終わりです。
彼らは執拗にクエイドの命を狙います。

クエイドを執拗に追う
リクター(マイケル・アイアンサイド)
をはじめとするコーヘイゲンの手先。

クエイドを襲う偽装妻の
ローリー(シャロン・ストーン)
以上、順番は前後します(順番通りだと説教くさい映画になります=駄作)が、元の小説が聖書をモチーフとして脚色された為に、拡がりと奥行きと深みが与えられて、ただのSFアクションで終わっていない良い映画に仕上がっていますね。
監督・脚本・制作:ジェームズ・キャメロン
出演者:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング
動画 Terminator 2: Judgment Day
副題が「Judgment Day(審判の日)」になっているため、前作同様、聖書の「(世の終わりの)裁きの日」をモチーフにしているのは、誰でも知っていると思います。

サラを助けに来たジョン。
不義密通の子を産んだとして迫害?された
イエスの母マリヤ=精神病院に入れられたサラ
を象徴する場面。
ちなみに『ヨハネの黙示録』のヨハネを英語読みすると、ジョンになります。

第二の復活の後の
Judgment Day 最後の審判まで死なない
「年老いた蛇=サタン」を象徴するワンシーン

ある時はローマカトリック、ある時は共産主義者、ある時は国際金融資本家、ある時はテロリスト=CIA、ある時はブルーブラッドと様々な姿にかたちを変える悪魔=竜を象徴する
新型ターミネーターT-1000型
また、T-1000型が自身がコピーした、様々な姿で悶えながら溶鉱炉で溶融し、完全に消滅するのは、
「また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。数々の書物が開かれたが、もう一つの書物が開かれた。これは命の書であった。死人はその仕業に応じ、この書物に書かれていることにしたがって、裁かれた。
海はその中にいる死人を出し、死も黄泉もその中にいる死人を出し、そして、各々その仕業に応じて、裁きを受けた。
それから、死も黄泉も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。
この命の書に名が記されていない者は皆、火の池に投げ込まれた。」
(ヨハネの黙示録20:12~15)
から来ていることは分かりやすいですが、シュワちゃん演じるT-800型が自ら溶鉱炉に沈む場面はどうでしょう?

鞭打たれボロボロになりながら杭を自ら運ぶ
イエスを象徴する場面。

「イエスは、このぶどう酒を受けると、『成し遂げられた』と言い、頭を垂れて息を引き取られた。」「ヨハネ19:30」を象徴するガッツポーズ
これは、
「さて、イエスの杭のそばには、イエスの母と、母の姉妹と、クロパの妻マリヤと、マグダラのマリヤとが、佇んでいた。イエスは、その母と愛弟子とがそばにに立っているのをご覧になって、母にいわれた、『婦人よ、ご覧なさい。これはあなたの子です』。それからこの弟子に言われた、『ご覧なさい。これはあなたの母です』。そのとき以来、この弟子はイエスの母を自分の家に引きとった。」(ヨハネによる福音書19:25~27)
に当たります。

溶鉱炉に自ら沈むターミネーターT-800を見守るサラとジョン(John=ヨハネ)の二人は、
杭刑を見守るイエスの母マリヤと12使徒ヨハネを象徴しています。
まだ少年だった12使徒のヨハネは、女性たちと共にイエスの死に立ち会う事が出来ました。※
○福音書の義理の母と子≒映画の義理の父T-800(え~?!)と子。
○福音書のキリストと義理の子ヨハネ≒映画の義理の父T-800と未来の救世主ジョン。
という違いがありますが、自ら進んで死を選ぶ者と、それを見送る母と子という関係は同じですね(^.^)
ただし他の福音書は、
「また、そこには遠くの方から見ている女たちも多くいた。……」(マタイ27:55 マルコ15:40 ルカ23:49)とあるように距離感に若干違いがあります。
※映画「ダ・ヴィンチ・コード」では【愛弟子】は、マグダラのマリヤであるとしていますが、
「さて、一週の初めの日に、朝早くまだ暗いうちに、マグダラのマリヤが墓に行くと、墓から石がとりのけてあるのを見た。 そこで走って、シモン・ペテロとイエスが愛しておられた、もう一人の弟子のところへ行って、 彼らに言った、
『誰かが、主を墓から取り去りました。どこへ置いたのか、わかりません』。
そこでペテロともう一人の弟子は出かけて、墓へむかって行った。」(ヨハネによる福音書 20:1~3)
とあります。
よって、愛する弟子はマグラダのマリアと12使徒ヨハネのどちらかであることは間違いありませんが、さて、どちらがイエスの実母を預かったのでしょうか?
伝統的な解釈は12使徒のヨハネになります(^.^)
まぁ口伝からヨハネで間違いないでしょう。
百歩譲って、マグラダのマリアとすれば、
○福音書のキリストと義理の子マグラダのマリア≒映画の義理の父T-800と未来の救世主ジョン。
という関係になります。
なお、ダ・ヴィンチ・コードよりは、こちらの方がお勧めです。
古事記に隠された聖書の暗号
進化論の洗脳からなかなか脱け出せない人は、以下の漫画で頭を柔らかくしましょう。
強殖装甲ガイバー
強殖装甲ガイバー

以下は
Wikipedia強殖装甲ガイバー
からの引用です。
■あらすじ
遥かな昔、謎の異星人「降臨者」が、地球に残した3つの「ユニット」と呼ばれる物体。

高校生の深町晶は偶然その1つを手に入れ、殖装体「ガイバー」となってしまい、降臨者の遺したデータを悪用し世界征服を目論む秘密結社「クロノス」に追われることとなる。
「調製」と呼ばれる遺伝子操作により強大な力を持った怪人「獣化兵(ゾアノイド)」達との激闘。

クロノス幹部の殖装体「ガイバーⅡ」の襲撃。
そして獣化兵を遥かに凌ぐ力を持つ「超獣化兵(ハイパーゾアノイド)」。
(中略)
「獣神将試作体(プロト・ゾアロード)」である村上征樹やクロノス内部の反乱分子達との出会いを経て、晶たちは降臨者がかつて使用していた生体宇宙船を手に入れる。
しかし最高位の調製体「獣神将」で構成された「クロノス十二神将」と、総帥アルカンフェルの登場により、晶たちはなすすべもなく敗北する。

それから1年、「巨人殖装(ガイバー・ギガンティック)」という強大な力を得て復活した晶。

かつて敵として戦ったが、クロノスを裏切り晶に味方する損種実験体アプトム。

再調製を受け十二神将の1人として晶たちの前に立ちはだかる、かつての同志村上征樹。

晶から巨人殖装を奪い、自らの獣化兵軍団を率いて世界の覇者を目指す、野望の男ガイバーⅢ・巻島。
野心を持ち反逆を企てるが失敗し、力を奪われ組織を追われた元獣神将のリヒャルト・ギュオー。

そして降臨者自身の手による調製を受け、数万年を生きるクロノスの盟主、アルカンフェルの真意とは何か。

■深町晶(ふかまち しょう)主人公
ガイバーI、ガイバー・ギガンティックに殖装する。
平凡な高校生だったが、ユニットGと接触しガイバーとなった。
なお、クロノスとの戦いでコントロールメタルを奪われた際やアルカンフェルとの戦いで肉体を消失しているが、その度にコントロールメタルにより“復活”を遂げており、厳密な意味では“本人”では無い。
■秘密結社クロノス
獣神将アルカンフェルを頭として、獣化兵をはじめ現在の科学をはるかに超えたオーバーテクノロジーを擁し、世界征服を企む組織である。
しかし世界征服は目標への中間点に過ぎず、最終的には獣化兵の一大軍団を率いて「降臨者(ウラヌス)」に戦いを挑む事を目論んでいる。
■アプトム
損種実験体の1人。


損種実験体部隊(ロストナンバー・コマンド)としてガイバー捕獲のために駆り出されるが敗北、仲間を失う。
その後バルカスによる再調製で新たな能力を身につけたが、同時に獣神将の精神支配を受け付けなくなり、クロノスを離反して独自の意思で行動するようになる。
あらゆる生命体を融合捕食し、遺伝子形質を取り込んでその能力を身につける事が出来る。
また脳を含む肉体の大半を失おうとも肉片の一片でもあれば、そこから再生が可能というガイバー並みの高い再生力を持ち、更には自らの分身を創り上げる事も出来る。
■強殖装甲
接触した生物を融合・強化する「強殖生物」とそれを制御する「制御装置(コントロールメタル)」で構成されている「瞬間生体改造システム」である。
降臨者の標準装備品であり、別の惑星の異種族から構成された、降臨者それぞれに適合するよう、汎用性を持ったシステムとなっている。
(中略)
作中では強殖装甲を装備する事を殖装と呼び、また殖装した生物の事を殖装者、殖装中の強殖装甲を含めた殖装者を殖装体と呼んでいる。
未使用時は「ユニット」と呼ばれる直径30cmほどの円盤状の物体で、制御装置が押されると中の強殖生物が解放されて直近の生物に取り付き、融合した生物の特性を読み取るとともに、その体型に合わせた強殖装甲の外殻を形成し、またその体の一部に強殖装甲を呼び出すために使う「誘殖組織」を植え付ける。
(中略)
殖装体が損傷しても制御装置が無事であれば、そこに記憶された情報を基に殖装者・強殖装甲ともに復元でき、たとえメタルに付着した一片の強殖細胞からでも全身を復元させる事が可能。
逆に制御装置が機能を失うと、強殖生物が暴走して殖装者は捕食・侵食されてしまう。

以上引用終わり。
レプティリアンやキリスト教グノーシス派の一派の理解にも繋がるかもです (+_+) ほんまかいな?
動画強植装甲ガイバー
強殖装甲ガイバー DVD-BOX 1
強殖装甲ガイバー DVD-BOX 2
強殖装甲ガイバー DVD-BOX 3
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
イエスの復活や更に天使までも信じられない人には、こちらの映画も。

映画「フィフス・エレメント」
(The Fifth Element)/
■監督・脚本・製作総指揮 リュック・ベッソン
■主演 ブルース・ウィリス ミラ・ジョヴォヴィッチ
動画「 フィフスエレメント」
■あらすじ
舞台は23世紀のニューヨーク。
そこは統一宇宙連邦政府本部がおかれ、そのトップはリンドバーグ大統領。
ある日、謎の有機体があらゆるエネルギーを飲み込み、巨大化しながら地球に接近していた。
統一宇宙連邦軍はミサイルを撃ち込むが、逆に反撃されてしまう。
そこに現れたのはコーネリアス神父。
彼は大統領に謁見し、正体不明の物体について説明する。
神父によると、それは5000年に1度やってくる邪悪な物体で、前回もそうだったように、撃退するにはモンドシャワン人の持つ4つの石が必要であるという。
そして、地球を救うために、モンドシャワン人がその石を持って、地球に向かっていると大統領に報告する。
しかし、そのモンドシャワン人の宇宙船は、自ら4つの石を手に入れることで宇宙の権力と金を欲した地球人の武器商人、ゾーグの操るエイリアンにより撃墜され、4つの石はどこかにいってしまう。

(ゾーグとエイリアン)
墜落して、一片の肉塊となって死亡したモンドシャワン人は、リンドバーグ大統領の命より、未来のバイオテクノロジーによって肉体を再生させられた。
そんな時、元宇宙連邦軍特殊部隊の凄腕兵士で、今はタクシー運転手のコーベンは、空から落ちてきた謎の少女リールーと出会う。

(コーベン・ダラス役のブルース・ウィルス)

(リール役のミラ・ジョヴォヴィッチ)
人間の言葉がわからない彼女に対して、コーベンは身振り手振りで会話を試みるが、統一宇宙連邦政府が彼女を追って迫って来たため、とりあえず彼女を神父の元に連れていく。

(向かって右からコーネリアス神父、
リールー、神父の助手)
地球に迫る滅亡の危機を知らされたコーベンは、四つの石とフィフスエレメントを捜しだし人類を救うべく、彼女と共に宇宙に旅立ったのである…。

(宇宙船のスチュワーデス)
やがて、その少女こそが、「火、水、土、風の四つのエレメント」と共に地球を救う5番目の要素、「フィフス・エレメント」であることを知るのであった…
■こちらは本質を捉えた、なかなかに良い劇評
■こちらは色々な感想
最初に出てくる、変な形の宇宙服をきたエイリアン=モンドジャワン人の姿。

(モンドシャワン人の宇宙服)
これは絶体日本の土偶をモチーフにしていますね(^.^)違うか?
■遮光器土偶
■遮光器土偶
wikipedia.遮光器土偶
その甲冑姿?に見える宇宙服を見た教授が、「ドイツ人?」とボケるのがフランス流ジョーク?
ミラ・ジョヴォヴィッチ萌えのタコは、以下もお勧めします(^.^)
強殖装甲ガイバー
強殖装甲ガイバー

以下は
Wikipedia強殖装甲ガイバー
からの引用です。
■あらすじ
遥かな昔、謎の異星人「降臨者」が、地球に残した3つの「ユニット」と呼ばれる物体。

高校生の深町晶は偶然その1つを手に入れ、殖装体「ガイバー」となってしまい、降臨者の遺したデータを悪用し世界征服を目論む秘密結社「クロノス」に追われることとなる。
「調製」と呼ばれる遺伝子操作により強大な力を持った怪人「獣化兵(ゾアノイド)」達との激闘。

クロノス幹部の殖装体「ガイバーⅡ」の襲撃。
そして獣化兵を遥かに凌ぐ力を持つ「超獣化兵(ハイパーゾアノイド)」。
(中略)
「獣神将試作体(プロト・ゾアロード)」である村上征樹やクロノス内部の反乱分子達との出会いを経て、晶たちは降臨者がかつて使用していた生体宇宙船を手に入れる。
しかし最高位の調製体「獣神将」で構成された「クロノス十二神将」と、総帥アルカンフェルの登場により、晶たちはなすすべもなく敗北する。

それから1年、「巨人殖装(ガイバー・ギガンティック)」という強大な力を得て復活した晶。

かつて敵として戦ったが、クロノスを裏切り晶に味方する損種実験体アプトム。

再調製を受け十二神将の1人として晶たちの前に立ちはだかる、かつての同志村上征樹。

晶から巨人殖装を奪い、自らの獣化兵軍団を率いて世界の覇者を目指す、野望の男ガイバーⅢ・巻島。
野心を持ち反逆を企てるが失敗し、力を奪われ組織を追われた元獣神将のリヒャルト・ギュオー。

そして降臨者自身の手による調製を受け、数万年を生きるクロノスの盟主、アルカンフェルの真意とは何か。

■深町晶(ふかまち しょう)主人公
ガイバーI、ガイバー・ギガンティックに殖装する。
平凡な高校生だったが、ユニットGと接触しガイバーとなった。
なお、クロノスとの戦いでコントロールメタルを奪われた際やアルカンフェルとの戦いで肉体を消失しているが、その度にコントロールメタルにより“復活”を遂げており、厳密な意味では“本人”では無い。
■秘密結社クロノス
獣神将アルカンフェルを頭として、獣化兵をはじめ現在の科学をはるかに超えたオーバーテクノロジーを擁し、世界征服を企む組織である。
しかし世界征服は目標への中間点に過ぎず、最終的には獣化兵の一大軍団を率いて「降臨者(ウラヌス)」に戦いを挑む事を目論んでいる。
■アプトム
損種実験体の1人。


損種実験体部隊(ロストナンバー・コマンド)としてガイバー捕獲のために駆り出されるが敗北、仲間を失う。
その後バルカスによる再調製で新たな能力を身につけたが、同時に獣神将の精神支配を受け付けなくなり、クロノスを離反して独自の意思で行動するようになる。
あらゆる生命体を融合捕食し、遺伝子形質を取り込んでその能力を身につける事が出来る。
また脳を含む肉体の大半を失おうとも肉片の一片でもあれば、そこから再生が可能というガイバー並みの高い再生力を持ち、更には自らの分身を創り上げる事も出来る。
■強殖装甲
接触した生物を融合・強化する「強殖生物」とそれを制御する「制御装置(コントロールメタル)」で構成されている「瞬間生体改造システム」である。
降臨者の標準装備品であり、別の惑星の異種族から構成された、降臨者それぞれに適合するよう、汎用性を持ったシステムとなっている。
(中略)
作中では強殖装甲を装備する事を殖装と呼び、また殖装した生物の事を殖装者、殖装中の強殖装甲を含めた殖装者を殖装体と呼んでいる。
未使用時は「ユニット」と呼ばれる直径30cmほどの円盤状の物体で、制御装置が押されると中の強殖生物が解放されて直近の生物に取り付き、融合した生物の特性を読み取るとともに、その体型に合わせた強殖装甲の外殻を形成し、またその体の一部に強殖装甲を呼び出すために使う「誘殖組織」を植え付ける。
(中略)
殖装体が損傷しても制御装置が無事であれば、そこに記憶された情報を基に殖装者・強殖装甲ともに復元でき、たとえメタルに付着した一片の強殖細胞からでも全身を復元させる事が可能。
逆に制御装置が機能を失うと、強殖生物が暴走して殖装者は捕食・侵食されてしまう。

以上引用終わり。
レプティリアンやキリスト教グノーシス派の一派の理解にも繋がるかもです (+_+) ほんまかいな?
動画強植装甲ガイバー
強殖装甲ガイバー DVD-BOX 1
強殖装甲ガイバー DVD-BOX 2
強殖装甲ガイバー DVD-BOX 3
イエスの復活や更に天使までも信じられない人には、こちらの映画も。

映画「フィフス・エレメント」
(The Fifth Element)/
■監督・脚本・製作総指揮 リュック・ベッソン
■主演 ブルース・ウィリス ミラ・ジョヴォヴィッチ
動画「 フィフスエレメント」
■あらすじ
舞台は23世紀のニューヨーク。
そこは統一宇宙連邦政府本部がおかれ、そのトップはリンドバーグ大統領。
ある日、謎の有機体があらゆるエネルギーを飲み込み、巨大化しながら地球に接近していた。
統一宇宙連邦軍はミサイルを撃ち込むが、逆に反撃されてしまう。
そこに現れたのはコーネリアス神父。
彼は大統領に謁見し、正体不明の物体について説明する。
神父によると、それは5000年に1度やってくる邪悪な物体で、前回もそうだったように、撃退するにはモンドシャワン人の持つ4つの石が必要であるという。
そして、地球を救うために、モンドシャワン人がその石を持って、地球に向かっていると大統領に報告する。
しかし、そのモンドシャワン人の宇宙船は、自ら4つの石を手に入れることで宇宙の権力と金を欲した地球人の武器商人、ゾーグの操るエイリアンにより撃墜され、4つの石はどこかにいってしまう。

(ゾーグとエイリアン)
墜落して、一片の肉塊となって死亡したモンドシャワン人は、リンドバーグ大統領の命より、未来のバイオテクノロジーによって肉体を再生させられた。
そんな時、元宇宙連邦軍特殊部隊の凄腕兵士で、今はタクシー運転手のコーベンは、空から落ちてきた謎の少女リールーと出会う。

(コーベン・ダラス役のブルース・ウィルス)

(リール役のミラ・ジョヴォヴィッチ)
人間の言葉がわからない彼女に対して、コーベンは身振り手振りで会話を試みるが、統一宇宙連邦政府が彼女を追って迫って来たため、とりあえず彼女を神父の元に連れていく。

(向かって右からコーネリアス神父、
リールー、神父の助手)
地球に迫る滅亡の危機を知らされたコーベンは、四つの石とフィフスエレメントを捜しだし人類を救うべく、彼女と共に宇宙に旅立ったのである…。

(宇宙船のスチュワーデス)
やがて、その少女こそが、「火、水、土、風の四つのエレメント」と共に地球を救う5番目の要素、「フィフス・エレメント」であることを知るのであった…
■こちらは本質を捉えた、なかなかに良い劇評
■こちらは色々な感想
最初に出てくる、変な形の宇宙服をきたエイリアン=モンドジャワン人の姿。

(モンドシャワン人の宇宙服)
これは絶体日本の土偶をモチーフにしていますね(^.^)違うか?
■遮光器土偶
■遮光器土偶
wikipedia.遮光器土偶
その甲冑姿?に見える宇宙服を見た教授が、「ドイツ人?」とボケるのがフランス流ジョーク?
ミラ・ジョヴォヴィッチ萌えのタコは、以下もお勧めします(^.^)
<転載終了>