東金で料理教室、つぶっこ季みちゃんへさんのサイトより
http://tsubukkokimi.hmpg.org/index.php?%E3%81%8A%E8%8C%B6%E3%83%BB%E4%BF%9D%E5%AD%98%E9%A3%9F%E4%BD%9C%E3%82%8A
<続きです>
  • 7月の保存食

      ノロウイルス対策・手洗い洗剤の危険性・青しそ粉
      ピーマンで育毛・松葉サイダーの作り方
      しそ酒・しその栄養
  • 8月の保存食

      冬瓜の栄養・きゅうり療法・はと麦の栄養
      ヤーコン茶と栄養・おおばこの薬効
  • 9月の保存食

      おかあさんは・・・やすめの食生活・菊酒
      茗荷の薬効・乾燥納豆の作り方・しその実漬け
  • 5月の保存食

     一度飲むと脳卒中にならない予防法・だ液の働き
     太陽紫外線の働き・どくだみの花化粧水・車麩の栄養
     食べ物の色で臓器を元気に・イチゴが花粉症に

♪脳卒中の予防(一生に一度飲むだけで、絶対に脳卒中で倒れない方法!!)
*脳卒中で絶対に倒れない飲み物の作り方(一人分)(福岡市の校長会で配布の資料)
1、鶏卵・・・・・・・・一個(白味だけ)
2、ふきの葉の汁・・・・小さじ3杯 
 (ふきの葉の生を3~4枚切り刻んですりつぶし、それをこした汁)
3、清酒・・・・・・・・小さじ3杯 (焼酎は駄目)
4、梅漬・・・・・・・・1個をすりつぶす
 (土用干しした梅干は駄目)   塩漬けにしてやわらかくなったもの
* 注意:製法は必ず番号順(1→4)に入れること。できるだけ一品を入れるごとによくかき混ぜること。国分市の養護老人ホーム慶昌園で体験しているということです。国分市および隼人方面で大変評判。梅の塩漬けの頃、入梅の6月頃には、ふきも梅も手にはいります。なぜ焼酎ではなく日本酒なのかが下記の資料で少しわかりました。
昨年もたくさんの方が飲まれました。(案外美味しいですよ!)配布資料には、絶対脳卒中で倒れないとありますが、責任をもちません。でも安心感はありますので試してみてください。

  もう何年か、この療法のお話を教室でしています。
  飲まれた方は、案外飲みやすいとの感想でした。
  そして、飲んだ!!という安心感は何ものにも代え難いと喜ばれています。

  ふきの汁を作ります。まずきれいに洗い、塩か酢を少し加え水に浸し、
  ザルに上げ、水気をきり、葉を広げます
 画像の説明
   

  葉をクルクル巻き、おろし器ですります
画像の説明

  すった葉をフキンの上にまとめます
画像の説明

  ふきんで、葉をきつく絞ります
画像の説明
  汁がでてきました。ふきの葉4枚で、2人分の汁が絞れました。

  
♪麩の栄養
麩は昔から禅僧の貴重な蛋白源でした。麩のたんぱく質は、小麦からでんぷんを洗い流した
「グルテン」というものです。グルテンは免疫機能低下を防ぐアミノ酸成分、「グルタミン」が
豊富に含まれています。又、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、
亜鉛などミネラルも豊富にあり、低カロリーで離乳食にも使われます。
麩のたんぱく質の「グルタミン酸」は、健脳、知能アップ、潰瘍を治し、筋肉づくりにも
効果が大きいそうです。小麦アレルギーの方は気をつけて下さい。

♪ドクダミの花エキス
花は洗い、水気をとってから使用します。1~2日干してもいいです。
花だけでなく、全草使用してもいい。
このエキスは、「かゆみ止め」や「化粧水」になる。
35度の焼酎を花の半分までいれエキスを作る。2ヶ月でできます。
かゆいところにコットンで何度もエキスをぬります。
ドクダミ(毒溜め)は毒だしの妙薬。十種類の薬を合わせたほどの効果があるという意味で、
生薬名を「十薬」といわれています。
ドクダミは浄血・利尿・殺菌・毛細血管強化・緩下・止血・などに役立ち、常用すると胃腸が
丈夫になり、高血圧・動脈硬化・脳溢血の予防や治療に使って有効です。
♡おでき 化膿したおできのできた所にドクダミを火にあぶったものを貼ると、膿を吸い出す。
♡鼻詰まり 風邪で鼻がつまったら生葉を揉んで鼻の頭に差し込むと鼻の通りがよくなる。
♡魚の目 生葉をもんで魚の目にバンソウコウをはりつけ、一日数回変えます。
♡消臭 冷蔵庫、トイレの消臭に。♡畑の虫よけ虫がドクダミのにおいを嫌がるそうです。

♪いちごと花粉症
北九州工業高等専門学校の川原浩治教授(細胞工学)が、いちごに花粉症などのアレルギー症状を抑える成分が含まれていることをつきとめ、国際特許も出願。
すりつぶしたいちごの成分である、グリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼという
酵素が作用していることが判明。一日20粒を一週間以上食べ続けると、アトピー性皮膚炎や鼻炎も改善したそうです。イチゴの品種では「とよのか」が抗体の量が多いそうです。
花粉症にはヨーグルトもいいので、イチゴのすりつぶしと一緒に食べるとより効果的とか。

♪だ液の働き
子どもの頃、けがをしたら、おばあちゃんが「つば」で舐めて、治ったよ〜と・・おまじない?をしてくれました。だ液には抗菌作用をもつ、ラクトフェリン、リゾチーム、ヒスタチンなどにより細胞の増殖を抑えるはらたきがあります。また、発がん性のある物質をだ液にいれておくと、わずか30秒で解毒する、ベルオキシターゼやガラクターゼという酵素がだ液にふくまれています。血管内のコレステロールの汚れをとる、若返りのサビ取りホルモンの
バロチン、皮膚が傷ついたときや胃腸の表面を修復する上皮成長因子(チロシンキナーゼ型受容体)や記憶力を高め、断絶した神経をつなぎあわせる神経成長因子(NGF)ホルモン、
肥満抑制など食欲と代謝の抑制を行うレプチン(ペプチドホルモン)など、噛むことで
「いのちの泉」=「だ液」が分泌します。よく噛んで、免疫力を高め、若返りましょう。

♪太陽紫外線のはたらき
ひと昔前のお年寄りは、よく朝な夕なに太陽に向かっておじきをし、一日の無事と感謝を祈っていました。紫外線をあびると、皮膚がんや目が悪くなるといわれていましたが、NASAや
光治療の教育機関の学長などを務めるジェイコブ・リバーマン著の『光の医学』によって、
紫外線ががんの成長を抑制する働きや、性ホルモンの分泌を活性化する働き、うつ病を改善する作用、甲状腺ホルモンの働きを活性化する働き、脂肪代謝をよくするといった若返りの働きがあることがわかりました。体内時計という言葉をお聞きになったことがあると思いますが、人は24時間周期で規則的にくり返されるリズムで動いています。それが狂うと色々な病気の原因になります。その体内時計は、目の奥にあるわずか1㍉ほどの「視交叉上核」にあります。太陽光線などから受けた光の信号を視交叉上核を通って、松果体に届き、メラトニンを生成し始めます。
メラトニンは朝7時に太陽を拝むと、14〜18時間で生成しますので、夜9時から11時には睡眠が促されます。朝日と夕日を2〜5分ほど、じ〜と見つめてみてください。太陽が黒から色々な光を発し、気持ちよくなります。睡眠ホルモンのメラトニン、うつ病改善のセレトニン、気持ちがよくなるβ—エンドルフィンなどの脳内ホルモンが活発になります。

♪食べ物の色で臓器を元気に!!(東洋医学の五行「木・火・土・金・水」)
                家族を内部被ばくから守る食事から 岡部賢二著)
青(木);肝臓と胆のうを元気に。酸味の食材(
     緑の野菜・麦・八丁みそ・麦みそ・梅干し・ふのり・クコの実・野草
赤(火);心臓と小腸を元気に。苦みの食材
     トマト・梅干し・八丁みそ・3年番茶・たかきび・人参・くこの実・塩・しょう油
黄(土);胃と脾臓(膵臓)を元気に。甘みの食材
     玄米・あわなどの雑穀・きび・栗・米みそ・めん類・かぼちゃ・さつまいも
     ドライフルーツ(オーガニックな物)
白(金);肺と大腸を元気に。辛みの食材
     れんこん・くず・大根・しょうが・ねぎ・玉ねぎ・自然薯
     玄米みそ・乾物・きのこ類・種子類
黒(水);腎臓と膀胱を元気に。かん味の(塩からい味)食材
     海藻・そば・黒ごま・ごぼう・きくらげ・根菜類全般・あずき・黒豆・八丁みそ
人間の体には、「気」の流れが通るネットワークのようなものが張りめぐらされてとする東洋医学の「経絡」けいらくという考え方からみると、心臓と小腸は同じ経絡によってむすばれている臓器です。そのため、小腸の造血細胞が放射性物質による内部被ばくで破壊されることで造血力が落ち、それによって細胞の新陳代謝ができなくなる(赤血球による細胞の新生ができなくなる)ことが心臓病の多発の原因であると考えられます。小腸の内部被ばくと心臓病は、表裏の関係にあるのです。日頃から5色の食べ物をまんべんなく取り、体を元気にしましょう。

  • 6月の保存食

 山椒の実の佃煮と栄養・豆板醤の作り方
 梅干し漬けと栄養・びわの種の栄養
 酢漬けらっきょう(毎年この漬け方は好評です)

  • 7月の保存食

 ノロウイルスの対策・手洗いの危険性・青しそ粉
 ピーマンで育毛・松葉サイダーの作り方
 しその栄養

  • 8月の保存食

 冬瓜の栄養・キュウリ療法・はと麦の栄養
 ヤーコン茶と栄養・おおばこの栄養

  • 9月の保存食

 おかあさんは・・・やすめの食生活・菊酒
 みょうがの薬効・乾燥納豆の作り方と栄養
 しその実漬け

 
 教室の方から花菖蒲をいただきました
画像の説明
 みごとに咲いています!!
 茂原にも菖蒲園がありますので、ぜひいらして下さい。

 秋田県山内村からふきのとうのプレゼント
画像の説明
 ふきのとう味噌、佃煮、甘酢漬けにしました。
 山深い山内村はまだ雪があり、ひょっこりお顔をだした、ふきのとうです。

 ふきのとう三昧の作り方
ふきのとう佃煮
  ふきのとう       300㌘(生のまま使用)
  しょう油        ¾カップ
  黒砂糖         少々
  ごま油         炒め用

ふきのとう甘酢漬け
  茹でたふきのとう      200㌘
  酢             1カップ
  黒砂糖           大さじ3〜5
  塩             小さじ2
調味料を煮たて、冷めてから、冷ましたふきのとうをよく絞って漬ける

ふきのとう味噌
  茹でたふきのとう        450㌘
  味噌              600㌘(手前味噌、23年味噌、
                       麦みそ)
  みりん             大さじ2
  酒               大さじ6
  砂糖              大さじ4〜6
  お好みで唐辛子を

ふきのとうは、ビタミンK(骨の健康に)、葉酸(赤血球の新生)が豊富
痰を切る。

竹の子のチロシン(アミノ酸)は、脳内のドーバミンの生成を促進し、
ボケ防止に役たつ。ビタミンAを豊富に含む。

 日吉台の教室の方からも山椒の葉をいっぱいいただいて。
画像の説明
 トゲがある山椒の木は採集がたいへんです。

 我が家の山椒の木
画像の説明

 

 ふきのとう三昧と木の芽味噌 
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 手前にあるのが、ふきのとう三昧。
 奥にあるのが、山椒味噌。いい香りがして、ご飯が進みます。 

 

  • 4月の保存食

  竹の子酵母エキス・スギナ茶・
  よもぎ茶・ニラの栄養
  くるみ、海藻の栄養・ふきの葉佃煮

♪ニラの栄養red
スタミナ野菜の代表選手のニラは、昔から寒い地方でよく食べられていたのは、ニラ独特のにおいの元になる硫化アリルが、体を温める性質があり、冷え性や神経痛に常食すれば効くといわれています。食物繊維が豊富で胃腸も丈夫になり、豊富なカロテンが、風邪や夏バテにいいようです。ニラ独特の働きとして、汚れた血液を浄化して血液循環をよくし、血栓やうっ血を取りのぞく作用があります。硫化アリルは、疲労回復、食欲不振、殺菌、消炎作用があります。
ニラ玉の料理は、卵の消化や卵の毒の消炎にはたらき、うまい組み合わせ料理です。

♪くるみの栄養red
原産地は現在のイランのあたり、日本へは江戸時代に伝わったといわれています。漢方では、体力、気力を充実させ、腎臓機能を高め、胃腸をうるおし、便秘の改善にも役たちます。
清朝の西太后の美肌は、くるみを好んで食べたからだといわれています。髪や肌にうるおいを与え、疲労回復や、脳を活性化して記憶力を高めるともいわれています。

 堆朱のくるみ
画像の説明
 このくるみは、京都の母方のおばの持ち物で、このくるみを手のひらの中で、
 転がしていると、中風(脳卒中)にならないとか。昔の人の智恵ですね。

♪海藻の栄養red(家族を内部被ばくから守る食事法・岡部賢二著から抜粋)

昆布のred主な成分であるヨウ素には甲状腺を守り放射能による奇形や発育不全を防ぐ。また骨粗しょう症などの老化防止にも役たちます。昆布のぬめり成分のアルギン酸いう食物繊維は、放射性物質がたまった脂肪をからめとって排出してくれます。最近、海藻がガン細胞の増殖防止に有効であると報告されましたが、なかでも昆布に制がん効果が高いことがわかっています。
北里大学の山本一郎教授らの実験によると、がんの予防には1日8㌘の海藻でいいそうで、
のりなら3枚、昆布なら葉書半分くらいの大きさです。海藻はカロテンの含有量が多く、のりのカロテンは人参の3倍以上もありますので、酸化を抑え、老化を防ぎます。
生わかめのカルシウム量は100㌘あたり100mgですが、
干しわかめは960mgと10倍近く増えます。
あらめやわかめは腎臓を助ける食品ですので、毎日少しずつ食卓にのせたいものです。

寒天は海藻由来のヨウ素やカルシウム、リン、鉄が豊富です。これらのミネラルは、痰を溶かす去痰作用があります。寒天の食物繊維は100㌘中81㌘と、食品のなかでいちばん多く、レタスなどの筋のある野菜の100倍にもなります。

ふのりの赤紫色のもとになっているのはフィコシアニンという赤い色素で、活性酸素を消去する働きがあります。成分の60%はフラノンとよばれる食物繊維です。腸を大掃除してくれ、大腸がんを引き起こす有害物質や放射性物質、ダイオキシンなどの環境ホルモンなどを排泄し腸をまもってくれます。ふのりの食物繊維は、腸肝循環の悪い流れを断ち切るので、肝臓や
胆のうの働きを助け、胆石や胆のうの病気の食薬として、昔から用いられてきました。

♪竹の子酵母エキスの作り方red
竹はリンパの流れをよくしますが、この時期しか作れないものに「竹の子酵母エキス」があります。疲労回復に、肩こり・冷え性の改善に、風邪の予防と治療に、果ては乳ガンの症状が軽くなったという方までおられるそうです。是非、作ってみてください。
作り方;皮に酵母がついています。さっと塩水にひたしてから、皮ごとの竹の子3キロを刻み黒砂糖の粉1キロをまぶして漬けること5日、ブクブク発酵してきたら、ザルでこして、ビンに入れて冷蔵庫で保存してください。ビンに保存するときは⅔位まで入れてください。一杯に詰めると発酵して吹き出てしまいます。(皮つき3キロの竹の子で約1500ccできます)
飲むときはエキスを大さじ1杯湯飲みにいれ、水でうすめて毎日飲んでください。

♪竹の子の保存方法red
竹の子はビニール袋などに入れて、一年中売られていますが、腐らないよう防腐剤や変色防止の加工がしてあり、折角の栄養分のビタミンK、カルシウムが多く、造血作用や整腸にいいものが、失われ、酵素も働けませんので栄養面では大きなマイナスです。水煮保存しましょう。
固めに茹でた竹の子をビンにいれ、熱湯をビンの首まで注ぎ、塩を小さじ½入れて軽くフタをし、
鍋に半分の水を入れ、20分蒸します。冷めたらビンのふたを完全にしめて、冷暗所で保存します。私は冷蔵庫にいれて保存しています。1年間以上大丈夫です。

 竹の子をたくさんいただきました
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 我が家の愛猫桜子ちゃんが、何だろうとクンクン。
 

 竹の子酵母エキス
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 お天気が良ければ一週間ぐらいで、ブクブクと発酵してきます。
 ビンに詰め、冷蔵庫にいれていましたら、発酵して爆発していました。
 お陰で、冷蔵庫の大掃除をするはめに。
 保存ビンは立てて置いてください。入らないから、横に寝かせていて爆発して
 しまいました。

 干し竹の子
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 たくさん戴いたとき、ビン詰めにしたり、干したりします。
 干すときは、水煮にした竹の子を2〜3㌢の巾に切り、4〜5日天日で干します。
 水で戻してお使い下さい。

♪スギナ茶red
「つくしだれの子 スギナの子」、、、小さい頃、春早くに芽を出すつくしやスギナでよく遊びました。
スギナの薬効は中々すばらしいものです。
糖尿病・腎臓病・むくみ・結石・胆のう炎・リュウマチ・神経痛・うるしかぶれ・痰切りなどに薬効があり、特に利尿作用が強いので、腎臓病・膀胱炎・浮腫によくつかわれます。
スギナ茶の作り方;スギナをよく洗い、陰干しする。スギナひとつかみに一合の熱湯を注ぎ、
しばらく置いて飲む。煎じる場合もほんの4〜5分で飲めます。
スギナの煎じ汁の湿布;かゆい吹き出物・アトピー性皮膚炎などスギナの煎じ汁で洗って湿布する。
でき物や腫瘍には生をすりつぶしてどろどろにして布で包み、患部に貼る。
子宮・痔の出血にスギナの濃い煎じ汁で患部を湿布します。

 すぎなの陰干し
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 教室では3年番茶にいれて飲みます。

♪よもぎ茶とよもぎの薬効・よもぎ枕red
よもぎはモグサの名で親しまれ、また「医草」と呼んで、邪気をはらい、食べたり飲んだりすると寿命がのびるといわれてきました。4月から7月のよもぎの葉や根を乾燥してお茶にします。お茶の作り方は、1日目はカンカンのひなたに、2日目からは陰干しにし、カラカラになるまで干す。よもぎに含まれているコリンは脂肪肝、高血圧の予防にいいといわれますまた、焼酎に漬けて貧血、胃の不調に。煎じて風邪、食あたりに。婦人病には生の葉をもんで湿布したり、傷の止血にも効きます。よもぎは糖尿に効くといわれます。単独で飲んでもいいし、ドクダミやはと麦などとまぜても。腎臓病、むくみ、結石、胆のう炎、リュウマチ、神経痛、うるしかぶれ、痰きりに薬効があります。骨粗しょう症、アレルギー、アトピー、花粉症はよもぎの新芽を摘んだみそ汁を1ヶ月飲み続けると改善します。(崇城大学薬学部教授・村上光太郎先生)

 よもぎの葉
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 よもぎの葉の裏が白くなっていますが、この白いところを「もぐさ」に使用します。
 
 よもぎの乾燥
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♪ふきの葉のつくだ煮red
作り方;①ふきの葉200㌘はたっぷりの熱湯に一枚ずつ広げるように入れてゆで、水にとって、2~3回水をかえながら半日ほどさらし、アクをぬきます。②ふきの葉を細かく刻み、しょう油大さじ5,酒大さじ4、水をひたひたに加え、汁気がなくなるまで煮ます。(約1時間)
* 冷蔵庫で1ヶ月は持ちますが小分けにし、冷凍保存してもいいです。

フキの葉
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 関西では、葉の佃煮をよくしましたが、東金に来てから捨てておられるのをみて、
 こんなに美味なものを勿体ないなと思い、季節には必ず教室で食べていただいています。

  

  茹でてアク抜きします
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  水を2〜3回とりかえます
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  ふきの葉を広げて重ねます
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  重ねたふきの葉をクルクルまきます
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  タテに細かく切ります
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  今度はヨコに細かく切ります
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  簡単にミジン切りにふきの葉がなりました。
  煮汁を沸騰させ、よもぎの葉を鍋にいれ、落としフタをし、
  約1時間、弱火で煮ます。    

ふきは数少ない日本原産の菜の一つで、平安時代から野菜として栽培されていたようです。
フキは栄養価が低いと思われがちですが、山フキは栄養価も高く機能性に優れた山菜です。
ふきのほろ苦さの成分の1つ「アルロイド」は新陳代謝を促進する働きがあるといわれています。また、血圧の上昇を抑える作用があるとされている「カリウム」も比較的多くふくまれる。
高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防の効果があります。
茎より葉の栄養価が高いので葉の利用を推奨しています。
ふきの葉の香りには咳を鎮め、痰のからみや喉をすっきりさせる効果があるそうです。
また、健胃作用・食欲増進・風邪予防・便秘予防・解熱作用もあります。

 柚べしを1月7日に作りました。まずは柚子の中身をくくり抜きます。
画像の説明
 柚べしは味噌とクルミにみりんを少しいれて、なめらかにした材料を、
 柚子をくりぬいた中にいれ、40分ほど蒸し、てるてる坊主にして北側に干します。
 
 味噌などを柚子の器にいれています
画像の説明
画像の説明
 せいろで40分蒸します。
 
 てるてる坊主が並びました
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 寒さが強いほど、しっかりと干せます
 酒のつまみやご飯に合います。昔は戦国武将の非常食だったそうですよ。

 
<続きます>