<続きです>
- 7月・・・物言わぬ夫婦なりけり田草取・・・つぶっこ楽膳教室
○高きびとなすのにんにく炒め
○蒸し野菜のしょうが味噌
○冷や奴の青唐辛子しょう油糀
○小松菜の白和え
○きゅうりと茄子のしば漬け
○西瓜の皮のラー油甘酢漬け
○人参入りしょうがご飯
○あおさの味噌汁
○バラの花ゼリー
○抱さんの手廻し焙煎コーヒー
館林市、横手市など、全国的に猛暑が続いていますが
ここ東金も、暑さ一塩。それでも扇風機2台で、教室の
皆様には凌いでいただいています。
今月は、できるだけ火を使用しない「つぶっこ楽膳」です
高きびとなすのにんにく炒め
高きびはもち系ですので、炒めるとトロリとうま味があります。
高きびを炊きます
沸騰して弱火で12分で炊けます
♪高きびとなすのにんにく炒め(4人分)
材料;高きび 半カップ(同量の水と塩ひとつまみで炊く)
茄子 3本(一口大の乱切り)
玉ねぎ 中1個(一㌢巾くらいの廻し切り)
ピーマン(ししとう) 2個(くし形に切る)
にんにく 1かけ(みじん切り)
オリーブ油(ピュア) 大さじ1〜2(炒め用)
3種のきのこ出し きのこ出しひとつかみ
味噌、純米酒、みりん 各大さじ2
ごま油 少量(仕上げの香りつけ)
作り方;①高きびを炊きます。高きびはさっと洗い30分浸水します。浸水した高きびをザルにあげ鍋に入れ、水を半カップと塩をひとつまみ加え、弱火で沸騰させます。
沸騰したら又弱火で、12分炊きます。
②茄子は一口大の乱切り、玉ねぎは一㌢巾の廻し切り、ピーマンはくし形に切る。
フライパンやタジン鍋にオリーブ油をひき、にんにくを香りよく炒めたら、
炊いた高きびと玉ねぎ、茄子と3種のきのこ出しを加え炒めます。
炒める時はフライパンにフタをして,野菜を動かさないよう弱火で火を通します。
茄子がしんなりしたら、ピーマンを加え炒めます。
②に味噌、酒、みりんを溶き、全体にからめます。仕上げにごま油を廻しかけて出来上がり!!
○高きびの栄養
高きびの食物繊維は白米の20倍、鉄は10倍、亜鉛や必須アミノ酸、ビタミンB群、ビタミンEも豊富です。抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれていますので、美肌効果あり。
ルチンも多く、毛細血管を丈夫にして血液を滑らかにします。
体を温め、脾臓と胃に働いて、消化を助ける。カリウム、繊維が多い。
高きびはもろこしとも呼ばれ、5000年前にサハラ砂漠からインドを経て日本には14世紀に伝わった。表面の赤褐色にポリフェノール色素を含んでいるため、抗酸化作用があります。粒をそのまま炊くと挽肉のような食感があり(肉の穀物)と呼ばれています。
蒸し野菜のしょうが味噌
蒸すことで野菜の栄養もにげません。
向暑を栄養豊かなおかずで、乗り切りましょう!!
生姜と味噌も暑さを和らげてくれそうです。
黄色いかぼちゃのような野菜は”コリンキー”です。
教室のお百姓さんが作られました。こりこりしているから”コリンキー”とか。
味は淡白でどんな料理とも相性抜群です。サラダ、酢の物、漬け物、
ラタトゥイユ、煮付け、天ぷらなどなんでもござれの優れもの野菜です。
コリンキーはβ—カロテン、ビタミンB1,B2,C、食物繊維、鉄、カルシウム、カリウムなど大変栄養のある野菜です。
コリンキーの作者は、珍しい野菜を作ることが楽しく生き甲斐とか!!
♪蒸し野菜のしょうが味噌(4人分)
材料;かぼちゃ ¼個(くし形に切る)
人参 半本(8㍉厚さ位の輪切り)
ズッキーニ 半本(8㍉厚さ位の輪切り)
オクラ 4本(タテ半分に切る)
玉ねぎ 中1個(一㌢巾のくし形に切る)
3種のきのこ出しと昆布 きのこ出しひとつかみと昆布切手大1枚
しょうが味噌
生姜 1片(すりおろす)
味噌 大さじ3
みりん 大さじ½
冷や奴の青唐辛子しょう油糀
しょう油糀に青唐辛子を入れると、ほのかなピリリ感が舌に残り
食欲をそそります。応用のある調味料です。
♪冷や奴の青唐辛子しょう油糀(4人分)
材料;豆腐 半丁(4等分に切る)
*青唐辛子しょう油糀の作り方(薬味や炒め物に最高です)
こい口しょう油350cc みりん150cc 糀(麦糀や米糀で)300㌘
青唐辛子20本位(きれいに洗い水気をとる)
すべての材料をビンに入れ、よくかき混ぜ冷蔵庫に保存します。
10日目位からいただけます。約半年以上もちます。青唐辛子も食べれます。
作り方;漬けた青唐辛子を刻み、豆腐の上にのせ、青唐辛子しょう油糀を添えて食べる。
小松菜の白和え
白和えは、子どもの頃すり鉢を動かないよう持つのを手伝いました。
ごまのいい香りが、美味しさの楽しみを予言するようで心おどった思い出があります
😊
親子で料理をすることは、ぬくもりを感じる大切な時間ですね。
3歳の小さい方とお母さんの共同作業です。
大人も、ごりごりと楽しそうです。
完成です!
♪小松菜の白和え(4人分)
材料;小松菜 2株(軽くゆで、3㌢巾に切る)
こんにゃく 半分(細かい短冊切り)
豆腐 半丁(水切りし、すり鉢でする)
白ごま 大さじ1(すり鉢でする)
純米酒とうす口しょう油 各大さじ½(煮立てる)
作り方;①小松菜はさっとゆがき、3㌢巾に切る。こんにゃくは細かい短冊に切り、さっとゆでる。豆腐は水切りをする。
②すり鉢に白ごまをよくすり、水切りした豆腐を加え、さらにすり合わせます。
うす口しょう油と酒を煮立て、すり鉢に入れトロリとするくらいの固さによく混ぜ、
小松菜とこんにゃくを加え混ぜます。
きゅうりと茄子の簡単しば漬け
夏野菜を使い、一晩でしば漬けができます。
野菜を切って、うすく塩をしてもみ、10分程置いてから水気を絞り
しば漬けの汁をさらりとかけます。(赤梅酢でもいいです)
お皿をしき、重しをして冷蔵庫で一晩置くとできあがりです。
♪きゅうりと茄子の簡単しば漬け(4人分)
材料;きゅうり 1本(大き目の短冊切り)
茄子 1本(大き目の短冊切り)
青唐辛子 4本(軸を切る)
自然海塩 適量(野菜の塩漬け用)
しば漬け汁(赤梅酢でも) ひたひたに漬かる位
作り方;きゅうり、茄子は大き目の短冊切りにし、青唐辛子は軸をとる。
野菜に塩をまぶし、30分程置く。野菜の水気を絞り、しば漬け汁をかける。
しば漬け汁
しば漬け汁は梅干し漬けの副産物です。梅干し漬けはひとつの無駄もないのですね。
○赤じそは梅の10%位 ○自然海塩は赤しその18〜20% ○白梅酢は150cc
ホウロウかステンレスのボウルに、しその葉を入れ、半量よりやや多めの塩をぱらぱらと
全体にまぶして30分程待ちます。⑧手がしそになじんできたころに両手でやさしくもみます。泡やあくがでてくるのでしっかり糸状になるくらいまでもみ、かたく絞り、汁を捨てます。
2回目の塩は最初より軽くふり、もみほぐすような感じでやわらかくなるまでもみます。そこへ白梅酢を加えます。
*2回目の汁は一度沸騰させ、しば漬けなどに使います。ビンで数年保存できます。
西瓜の皮のラー油甘酢漬け
西瓜の皮は、中国では漢方薬に使用される大切なものです。
教室の気功の先生が、中国で西瓜をたべると、必ず、”西瓜の皮”
を下さいといわれるそうですよ。捨てていませんか!!
小さい西瓜なら、緑の外側も食べます。
大きい西瓜は、外側の緑は固いので、取り除きます。
さっと塩をふりかけ、30分置いてから水気を絞り
甘酢に漬けて、冷蔵庫に一晩置いてできあがりです。
甘酢は私の場合は、柿酢がありますので、柿酢と砂糖大根糖を半々に
そました。甘さはお好みで調整して下さい。
材料;西瓜の皮の白い部分 適量(拍子木に切る)
自然海塩 少々(西瓜もみ用)
ラー油 5〜6滴(辛さはお好みに)
甘酢(酢と砂糖) 西瓜が漬かるくらい
作り方;①西瓜の青い皮は包丁でこそげとり、白い部分を拍子木に切り塩でもむ。
②水気を絞ってラー油と甘酢のなかに漬けます。
西瓜の皮の栄養
奇跡の美容成分“シトルリン”が皮にあります。シトルリンは、血管を若返らせ、血流を改善する効果があるスーパーアミノ酸です。冷え性やむくみの改善にも役立ちます。抗酸化作用や紫外線から肌を守る効果もあります。
シトルリンは、アミノ酸の一種で、体内で一酸化炭素をつくりだします。
身体は一酸化炭素が嫌いですので、一生懸命は排出しようとして、血管を広げます。
そこで、血流がよくなり、成長ホルモン分泌作用も高まります。
筋肉増強や、ヒゲ、頭髪にも影響し、内蔵機能を高め、男性の性機能も高まるそうです。
西瓜は赤い方に栄養があります。
♪人参入りつぶっこご飯
人参と生姜が、夏バテを防ぎそうですね。
おひつに移し、いただきます。
♪人参入りつぶっこご飯(4人分)
材料;7分搗き米 2合(水は2合プラス大さじ2)
つぶっこ 大さじ1(好きなつぶっこを)
人参 6㌢位(みじん切り)
しょうが 親指位(みじん切り)
自然海塩 小さじ½
氷えのき 10㌘位
青のり 適量(トッピング用)
作り方;①米はさっと洗い、30分水に浸す。米をザルにあげ、鍋に米を入れ、氷えのきと塩小さじ½、人参、しょうが、水を加え弱火で炊く。沸騰寸前に少し火を強め、沸騰したら火を弱めて15分炊く。火を消す前に10秒ほど強火にして(おいしくな〜れのおまじない)火を止める。
青のりをトッピングしていただきます。
香の物
大根、きゅうり、人参のぬか漬けです。
ふのりと青さの味噌汁
磯の香りが、お椀からにおい立ちます。
♪ふのりと青さの味噌汁(4人分)
ふのりは40%以上の食物繊維が含まれています。ビタミンもバランスよく含まれ、糖尿病・高脂血症・動脈硬化・心筋梗塞の予防に役たちます。また、食物繊維が豊富ですので、肥満の予防やアンチエイジング、ダイエットにも有効です。季節の青野菜をトッピングしてください。
♪抱さんの手廻し焙煎コーヒー
バラの花ゼリー
バラの花の香りと、京都の金平糖がいいハーモニーです。
大多喜のハーブ園のバラの花を使用します
3〜4分煮るとバラの花の香りがしてきます。
花を漉して、再度火にかけ、砂糖と寒天を加えて5分ほど煮ます
少し冷めたら、グラスに注ぎ、固めてできあがり。
♪バラの花ゼリー(グラスに10個位できます)
材料;ハーブティ用のバラの花 大さじ1〜2
水 カップ2〜3
砂糖大根糖 大さじ3
粉寒天 4㌘
飾り用ハーブ 適量
作り方;鍋に水とバラの花を入れ、3分程煮て、茶こしでこします。
こした汁の中に、砂糖大根糖と粉寒天を混ぜながら火にかけ、よく煮溶かします。
ゼリー型を水でくぐらせ、寒天煮を流し入れ、冷やし固めます。
金平糖と手短なハーブを飾っていただきます。
玄関でひっそりと置いていた鉢から、突然アマリリスが咲き始めました!!
千葉蘭園さんで、マキシラリアの可愛い蘭を求めました。
涼しげでしょう😊 毎日水をかけてやります。
<続きます>