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<転載開始>
緊密な会談を重ねてきた
以下はその記録写真である

9月23日、モスクワで握手するエルドアン大統領(左)とプーチン大統領。
プーチン大統領はエルドアン大統領との会談で、トルコの協力を直接呼び掛けた。

右はパレスチナ自治政府のアッバス議長。 (記事)
このようにプーチン大統領とエルドアン大統領は和気藹々の関係だ。

10月21日、エルドアン・プーチンの電話会談。シリア問題について協議。
プーチン大統領からの要請により実現した電話会談で、エルドアン大統領は、シリアでの最新情勢への懸念の意を示すとともに、アレッポ及び周辺地域を標的にした攻撃が新たな移民の波を引き起こしたことへの遺憾の意を表明した。
両首脳は、来月アンタルヤで開催される20カ国・地域(G-20)サミットで集まった際に、全議題を綿密に協議することで合意した。
この前日(20日)アサド大統領は、シリアで内戦が勃発した2011年以降初めて国外に出て、モスクワでプーチン大統領と会談した。 (記事)

会談はG20サミットの会場となっているレグヌム・カルヤ・ホテルでマスコミ非公開で約1時間行われた。
両首脳は会談で、トルコ・ロシア・ハイレベル協力会合を12月15日にロシアで開催することで合意した。 (記事)
9月23日。プーチン大統領は、モスクワを訪問したトルコのエルドアン大統領と会談して、経済協力の問題について話し合った。
今後7年間に、ロシアとトルコの貿易量は、昨年の310億ドルを大幅に増加して、1000億ドルの大台に達する可能性があるという。
トルコとの貿易および経済パートナーとして、ロシアは欧州連合に継ぐ第二位の地位にある。
プーチン大統領は、ロシアとトルコとの経済協力の拡大を高く評価すると語っている。 (記事)
トルコとロシアの経済と貿易の関係は、切っても切れない! と。
したがって、ロシアとトルコの戦争は、ない!
戦争を起こしたがる勢力がある! ということだ。
11月16日の会談では、シリア問題について政治的解決を急ぐことで一致したばかりだった。
また、ロシアからトルコ経由で欧州に天然ガスを送るパイプライン構想についても協議し、12月のエルドアン氏の訪露も決めていた。
しかし! トルコは、ロシア軍機を撃墜してしまい、パラシュート脱出したパイロットを射殺し、ロシアの救助ヘリの乗員も射殺した。
この犯人は、トルコ政府ではなく、トルコ軍に巣食うCIAかモサドの謀略要員だ。この者たちとの戦争! それが近々開始されるプーチンの戦争だ。
それは国家と国家が戦う戦争ではない。
プーチンが得意中の得意とする陰湿な謀略戦だ。
これによりロシア海兵隊員1名が死亡した。
ロシア参謀本部が明らかにした。 (記事)
・ 明確な領空侵犯の証拠がないのに、ロシア軍機を撃墜し…
・ パラシュート脱出したロシア軍機のパイロットを射撃して銃殺!
・ そのパイロットの救助作業をしていた露軍のヘリを射撃し…
・ この射撃によって、ロシアの海兵隊員1名が死亡してしまう…
ここまでヤッてしまうのは…、
プーチンの 『倍返しの報復攻撃』 を誘うためなのか?!
ロシアとトルコが戦争する事態を仕掛けている勢力がいるのか?
いずれにせよトルコのエルドアン大統領は、この事態を招いた犯人ではない。トルコに巣食っているCIAやモサドによる謀略だろう。
この謀略をプーチンは、一体どう見ているのか?
来客なので、続きは次稿でシッカリ解明・解説したい。Su24のパイロット2名はカタパルト脱出し、パラシュートで降下中に、地上から射撃され殺害された。
この証拠である上の動画の音声は、トルコの正規軍人ではない、という情報もある。
いずれにしても、ロシアから見れば、ロシアに対するトルコの過剰防衛であり、先制攻撃であり、宣戦布告に等しい。これで、ロシアは軍事的なフリーハンドを獲得、『倍返しの報復攻撃』も可能だ。
イスラム国(ISIS)壊滅作戦も一段落したところだし、フランス軍(空母)もロシアの指揮下にある。
ロシアには軍事的な余裕が出来た。その矢先のトルコからの一方的な軍事攻撃だ。
ロシアはヤル! その決意は充分だ。
そのロシアをNATOは必死で牽制している。
『NATO、ロシア機がトルコの領空侵犯とみなす』 (記事)
NATOの対応は、ロシアの怒りの炎(ほむら) にガソリンをかけるようなものだ。
プーチン、どう出る?
戦況、状況は、プーチンの出方次第でどうにでも変わる。
主導権はプーチンにある。
主導権をもった軍帥=軍を指揮・統率する総大将は、強い!
・ 終わりは間近:ISにはもう基地が34か所しかない
・ ロシア航空宇宙隊、2日間でテロリスト拠点472箇所を空爆
・ シリアのIS戦闘員 ロシア軍機の攻撃の正確さに震撼
・ ロシア軍 ISの原油輸送車500台を破壊
・ ISの石油輸送車は「全て空爆」、露国防省
・ ロシア国防省:ロシア軍はISの石油インフラに大損害を与えた
以上、ざっと挙げただけでも、プーチンの戦争が戦争史上 最強!かつ完璧! であることが分かる。
しかも、アメリカとイスラエルには手も足も出させない!
かくして、いま、プーチンは世界最強の指導者になった…。
・ 国連事務総長「ロシアはテロ対策で主導的役割を演じている」
・ アサド大統領:ロシアは2か月で米国が1年で成し遂げたことより多くのことを成し遂げた
・ トランプ氏:ロシアがISを徹底的に空爆しているのが気に入っている
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オーチンハラショ~! 素晴らしい結果も↓プーチンは出した。
・ ロシア外務省:ロシア軍の作戦開始後、100万人以上のシリア人が祖国へ戻った
プーチンは、『宣撫(せんぶ)活動』にも大成功のようだ。
・ 米国人専門家:プーチン大統領はPR戦争にも勝利しつつある
総括すると、プーチンの今回の戦争は…、
アメリカとイスラエルの戦争屋がイラク・リビアの次にシリアを破壊し尽くしてツブし…、中東一体を植民地にして収奪しまくる! という野望を完全にツブした! ということだ。
そうして、その結果…、
イスラエルを除く中東全域が、プーチンの勢力圏に相成った! と。
残る大問題は…、
戦争屋と略奪屋が支配するイスラエルを、プーチンが如何様に「始末=処理」するか? だ。

犯人は、米国、イスラエル、トルコ、イスラム国のどれかだ。
トルコ領内から対空ミサイルを撃った可能性が高い。
しかし、ロシアの対応は非常に冷静である。 (記事)
何故にロシアは、かくも冷静なのか?
このことは 『文殊菩薩』にも書いたが…、
今回の事故はロシアにとって、大きなチャンスになるからだ。
「大きなチャンス」 とは、『倍返しの報復攻撃』 を強行しても、強硬に反対する者が“プーチン一人勝ち”の今の情勢下では皆無だからだ。
今回のロシア軍用機を撃墜した犯人を、プーチンは、すでに把握していて、『倍返しの報復攻撃』 の作戦内容を検討しているはずだ。
中東においてロシアに何が起こっても…、プーチンは、そのピンチをチャンスに変える! これが可能なのだ。
いや、どんなピンチもチャンスになってしまう! それほど今のプーチンはチャンスに恵まれている。絶好状況なのだ。
『萬事如意』 これは、「すべて意のまま」 ということだ。
世界は、いま、ロシアと中国にとっては、「万事如意」 の状態になっている。このことを、善悪や好き嫌いを抜きにして認識しないと、世界の実相が丸で見えなくなる。お気をつけられよ。
願わくは、プーチン閣下!最悪状態にある日本国を、閣下の “意のまま” に 「調理」 して頂きたく、伏してお願いを申し上げます。
プーチン大統領が、「犯人はトルコだ!」 と断言した。
「ロシア機スホイ23はトルコ機の空対空ミサイルによってシリア上空で撃墜された!」 と断言している。 (記事)
また、ロシアのラヴロフ外相は、ロシア機スホイ24をめぐる事件の後、トルコ訪問を中止すると(凄まじい形相で)発表した。 (記事)
トルコはロシア機撃墜の責任を認めたが、トルコは、ロシア機がトルコ領空を侵犯したため、F-16により撃墜したと主張している。
トルコの主張は、「宣戦布告」 に近い。 (記事)
しかし、これは↑トルコのエルドアン大統領の意志ではない。トルコに巣食っているCIAやモサドによる謀略の可能性も高い。
プーチン、どうする?
いずれにしても…、プーチンは次の戦争を始めるだろう。
トルコのバックには米国戦争屋とモサドの謀略要員がいる。
しかし、軍事力、軍事技術、軍事兵器の能力…、どれをとってもロシアが圧倒している。
我々にとっての注目点は、トルコ領内にあるイスラム国(ISIS)の大量の原油備蓄基地だ。
これをプーチンが空爆すれば、原油価格が暴騰する。
もう一つの留意点は…、トルコ支援にイスラエルが少しでも動けば、プーチンはイスラエルを殺る! この可能性は低くはない。
さぁ、中東情勢から一瞬たりとも目を離せない状況になった!
日本のマスコミは、一切全く当てにならない。信用出来ない。
飯山一郎、真実情報と、適格な解説を書きまくります!