すべては気づきさんのサイトより
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<転載開始>

管理人Junna (@myremin) です。経営者の友人の話を聞いてきました。

かつての仕事での先輩でしたが、人生における姿勢や価値観などがとても似ていて、友人としてもいろいろ痛みや苦しみもわかちあってきた20年近くの繋がりであり、生きるヒントを与えてくれた恩人でもあります。

その友人は何度も失敗し、うつになった経験も持ちながらも、どん底泥沼に陥りながらも這い上がってきて再建させ成功させています。

その友人の友人(経営者繋がり)は経営悪化、破綻から自殺してしまったといいますが、友人は自殺してもおかしくないような状況を乗り切ってきた人でした。

その時に聞いた内容をもとに、自分の考えをここでシェアします。

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苦しくて絶望してしまうのは、「目の前」「今」だけしか見れていない状態におちいってるから

こういうことを言われても素直には納得出来ないものです。「あなたにはこの苦しみはわからない」と思ってしまうこともあるでしょう。でも私は納得しました。

私も、近年絶望してしまうことが何度かありました。

うつ状態になった時もあれば、元気でいる時もふっと絶望に打ちひしがれてしまうこともありました。最近でさえ、生きていくことに疲れた時がありました。

友人は言います。それは「目の前」「今」のことだけしか見れていないからだと。

だから、苦しくて辛い現実にフォーカスしてしまい、結果、絶望したり哀しみを抱えたり苦しくなってしまう。

焦点を「未来」「今後」にあてるべきだと。

この苦しい状態を糧にすることで、今後をどうしたいのか。どうなっていきたいのか。

今をバネにすることで、自分のこの先を、どんな未来に変えていきたいのか。今この辛く苦しい状態から、何を得られて、どう成長できるのか。

視点の切り替え1つなんです。視点次第で、

「この辛く苦しい状態がずっと続くわけではない・一時的なもの」
「自分の先は自分で変えられる」
「今の辛く苦しい状態を材料に、自分がここからどう成長していけるのか」
「ここから何を得て、先をどう変えていけるのか」

と、建設的に捉えることができます。
 

同じ波長をもつものを引き寄せるから、良い波長に切り替えて発していく大切さ

人間は波長を発していて、同じ波長をひきつけていきます。いわゆる引き寄せの法則ですね。

「目の前」「今」だけにフォーカスして悲観的になっていれば、悲観的な状態が引き寄せられてしまいます。これは私自身も経験済みです。過去ずっとこんな感じでした。

けれどそれは「目の前」「今」だけの現実であって、今後は違うのです。

「今後」「未来」にフォーカスして、「なりたい姿」「実現したいこと」にどう向かうか、という心境で捉えることができれば、同じ波長を持つ「実現するためのヒント」「追い風」が引き寄せられてきます。

これも経験済みです。ごく最近においても、進行形で経験しています。

昔は悲観的でマイナス思考のかたまりだった自分は、ますます悲観的な状態を引き寄せていたことに、後になって気がつきました。

悲劇のヒロインでい続けることで誰かに救って欲しいとする心理であっても、実際にもたらされるのは悲観的な波長が引き寄せた悲観的な出来事になってしまいます。

このことに気づいて、意識的に変えるようになってから、自分の先をも変えることができるようになりました。本当に、人生が激変したんですね。

貧困状態から一向に抜け出せず、奨学金という名の借金返済も続け、経済的苦難に喘ぎ、悲観し続け、自分の境遇を恨み、また他者外部を恨んでいた私。就活理由ではありながらも日雇いでコンビニの惣菜工場で働いていました。

そんな状態の時に上記のことに気づき、必死で変えたのです。ちょうどネットが台頭してきた時期で情報を得られたのも大きかったです。それまではネットはありませんでしたから。

元々コンビニ惣菜工場の日雇い労働者だった私が、海外生活を経験し、英語を自由に駆使し、大卒でもないのに(短大)大手外資企業で英語環境で社員として働くまでになりました。

(自分で言うな、ですが…^^; 人は変われることを言いたくて)

建設的な波長を発することができていると、望む現実に近づくためのアイデアや手段、繋がりなどがどんどん引き寄せられてくるのです。自分がそのような波長に切り替えることで「自分が引き寄せる」んだと思います。

だから、今がどんなに苦しく辛くても、「今後」「未来」にフォーカスするべきです。

波長を明るい建設的なものに変えられ、自分がコントロール権を持っていることを自覚し、それを無意識レベルで心から信じられるようになれば、必ず引き寄せられてきます。

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人間も人生もすべてバランスでできている

また、上記とは別に、このように考えると納得できることが多々あります。

「人間も人生もすべてバランスでできている」

良いことが起これば、悪いことも起こるのです。それはバランスだから。

肝心なことは、前述したよう、それを糧・材料としてどう変えていきたいか、です。気づきを得るためのヒントを与えられていると思ってもいいでしょう。

  • 良い人に会えば、悪い人に会うこともある。
  • 嬉しい出来事があれば、悲しい出来事もある。
  • 誕生があれば、死もある。
  • 出会いがあれば、別れもある。
  • 就職することがあれば、退職することもある。
  • 成果をあげることがあれば、リストラされることもある。
  • 結婚することがあれば、離婚することもある。
  • 相性の良い人がいれば、相性が悪い人もいる。
  • 物が豊富で何でも与えられる便利な恩恵があれば、原発事故などの苦難もある。

「バランスの1つに過ぎない」と捉えられれば、辛く苦しいことが起こっていても納得できます。それはバランスのために起こってる。

悪いことは「結果」ではなく、「過程」の1つでしかないと捉えられます。

  • 原発事故が起こったけれど、だからこそ原発の危険性を多数の人が知り反対を始めた。
  • 震災、原発事故が起こってしまったけれど、おかげで考えてもいなかった海外移住ができた。
  • 震災で苦しい思いをしたけれど、震災がきっかけで新しい出会いや友人や仕事に恵まれた。
  • 震災が起こり離婚をすることになったけれど、震災がきっかけで縁があり再婚した。
  • 不当逮捕されたけれど、逮捕がきっかけで幸せな結婚することができた。
    (ろくでなし子さん)

私なんて今アクティブな人間関係は、ほとんどが震災と原発事故がきっかけでの出会いです。

自分の波長次第で良い未来を引き寄せられることも然りですが、悪いこと悲しいこと辛いことが起こっても、「それはバランスなのだ」と思えることで、今その出来事が起こっていることに納得できます。

そしてまたその後もバランスなので、良い出来事にも、自分の在り方次第でいくらでもたどり着けるわけです。

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日本で起こってることでさえ「波長」「バランス」の原理から

では今日本で起こっている、原発事故や再稼働や、国民を苦しめる政治はどうなのかというと、これも「波長」「バランス」の原理から来ているのがわかります。

日本人は諸外国と比較して、「何でもかんでも過剰に与えられている」「外部やお上から与えられて当たり前」の価値観の中に生かされています。

上記原理から考えると、このようなあり得ない悪政を止めたいのであれば「自分の人生は自分で面倒を見る」という価値観に切り替え、またそうして生きることを始めることです。

お上に「変えろ変えろ」と懇願してすがる代わりに、政府や選挙を盲信する代わりに、政府など無視して自分たちで変えてしまうのです。もっと有効なのは三行半を突きつけてる国外脱出。

そうすると、引き寄せとバランスの原理が働いて、政治が、国が、変わってきます。

国外脱出を多数が選べば、物理的にも政府に流入する税金が絶たれる方向になるのですから横暴悪政はできなくなっていきます。ニュージーランドでも実際に起きた現象です。

カナダはなぜあのような国民のために動く首相になったかというと、これらの原理で考えると、国民が「自分の生活は自分で変える」という思想を持って実際に活動してるからです。


自立している国民には、その状態や波長に見合った人がトップになるのです。

国民が「お上」を盲信し、懇願する姿勢や依存する在り方でい続ける限り、残念ながら変わりません。その状態に見合った人物がトップになってしまうのです。それが今です。

他人を変えることはできないのだったら、自分が変わるしかありません。
 

まとめ

以下3点を意識することで、未来は変わります。自分を建設的な波長で満たすことができるようになり、建設的な現実が引き寄せられてきます。騙されたと思ってぜひ。

  • 苦しくて絶望してしまうのは、「目の前」「今」しか見れていない状態におちいってるから
    →「今後」「未来」に視点をフォーカスさせる
  • 同じ波長をもつものを引き寄せるから、良い波長に切り替えて発していく
    →自分の先を変えるのは自分。自分の先を変えるコントロール権を持つのは自分。
  • 人間も人生も、起きることはすべてバランスの原理だと理解する
    →バランスなのだから悲観しない。バランスを意識した今後への行動をする。

※ここでは「バランス」としましたが、「陰陽思想」ともほとんど同じです。

世界は「陰」と「陽」で形成されている?

陰陽思想のエッセンスも見て取れる老子の思想。
特徴的なのは、「意識的に陰陽のバランスをとれ」と教えていたことです。

「万物負陰而抱陽、沖気以為和」
(万物は陰を負いて陽を抱き、沖気以て和を為す)

全てのものは陰と陽を背中合わせに抱えており、
二つを中和させる“気”によって調和を保っている。

 
<転載終了>