http://sekaitabi.com/hypothesis.html
<転載開始>
管理人Junna (@myremin) です。
前記事「断層以外に、自然現象の水が起こす地震と地中注入が誘発する地震」の続編です。
前記事をまとめると、【実際の事実】としては、
- 地中内の地層が割れ、岩盤に水が侵入するという自然現象が引き起こす誘発地震
- 廃水注入やCO2注入により、意図的ではなくとも、実際の作業により人為的に誘発される地震
の2点となります。
いずれにせよ、人為的・人工的な地震という言葉を使っていても、必ずしも「地震を起こそうとして起こされた地震」というわけではなく・・・
- 「地層自然破壊による水の侵入という自然現象」
- 「プロジェクトとしての廃水注入やCO2注入により誘発される人為的現象」
このことと、「意図的に起こされた地震であるかどうか?」は【仮説・推論】であり、上記とはまた別の論点になります。
【実際の事実】(前述のよう、メカニズムが解明されている)
- 地中内の地層が割れ、岩盤に水が侵入するという自然現象が引き起こす誘発地震
- 廃水注入やCO2注入により、意図的ではなくとも、実際の作業により人為的に誘発される地震
【仮説・推論】(実際の事実を軸にした仮説・推論)
「意図的に起こされた地震であるかどうか?」
【仮説・推論】と、【実際の事実】を混同して、デマだとかトンデモ陰謀論とか揶揄してくる存在があまりにも多いのですが。
【仮説・推論】はいったんひとまず横に置いておいて、【実際の事実】は実際の事実として認めることから、すべては始まります。
人工的な地震でも、放射能問題でも、同じことが言える
これは放射能問題でも同じことが言えます。
【実際の事実】
- 国が公式に放射能と体調不良・病気や突然死の因果関係を否定している
- しかし因果関係が証明できなくとも、病気や突然死が増えていること自体は事実
【仮説・推論】
- 放射能が、病気や突然死を引き起こしている
- 放射能の影響により、病気や突然死が激増している
原理は同じです。放射能に関しては認め、地震に関しては認めず【実際の事実】さえも否定するのであれば、それは原発推進御用学者と何も変わりません。
【仮説・推論】も含めてすべてを疑うことが、真の危機管理・サバイバル
自然現象としても水の侵入で地震が起こるなら、それを悪用する存在がいてもおかしくないという疑いに帰結することがあってもおかしくはありません。それによりメリットを享受する存在がいるためです。
放射性物質をバラ撒く行為には、権力にとっての「メリット」があるからこそバラ撒くのです。
相手は、放射性物質を意図的にバラ撒くという「テロ行為」をした存在です。最近では8000bq/kg以下の放射性廃棄物は「一般ごみ」として焼却できるルールを定めました。
環境省は28日、東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物に関し、放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8000ベクレル以下に下がった場合は指定を解除し、一般ごみと同様の処分を認める新ルールを正式決定した。解除は国と自治体が協議して決める。解除後の処分費用は指定廃棄物と同様、国が負担する。
今まではドラム缶に入れて厳重に保管していたはずの高レベルの放射性廃棄物も、一般ごみとして普通に日本で燃やされるんです。狂気以外の何物でありませんが、その狂気が「普通」に実行されるんです。
これって、「日本終了~」となる方向へと進むことを実行してるのと同じですよ。。信じ難い、シュールレアリスムな世界。
放射性物質についてこのような「狂気」が普通に実行されるのだから、地震についても、物理的に可能という【実際の事実】を悪用して狂気の沙汰が実行される疑いを持つのは自然なこと。
科学は仮説→検証の繰り返しで生まれ、危機管理は疑うことから始まります。そうやって自分で察知し、掴み取り、危機回避し、自分の身を守れるのは自分しかいないのです。それが真のサバイバル力だと思います。
「権力にとってのメリット」、これについてはまた非公開記事で書きたいと思います。非公開記事については、また告知します。
最後に、お世話になっている、イギリスでの経験が長く英語のプロである香取ヒロシさんのツイートです。
核心に迫るジャーナリスト的な姿勢に私は尊敬の意を持っています。
彼のプロセスも「事実→仮説(仮定)→検証(推論)」という私のスタンスとまったく同じです(余談ですが私も元イギリス在住です)。
<転載終了>