ひかたま(光の魂たち)さんのサイトより
http://shindenforest.blog.jp/archives/65648017.html
<転載開始>
世界中に大気汚染が広がっています。

今回は脳細胞と大気汚染の話です。


この写真は脳細胞内の
大気汚染物質(黒い丸い物質)です。


脳細胞1g当たり数百万粒子レベルで見つかりました。

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世界各地の空では、空気汚染が日常化し、
世界中に拡散されていきます。

英国
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インド

31-Indiapollution-Indiaink-blog480 - コピーTheNewYorkTimes/Manish Swarup/Associated Press

中国

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さらに大気汚染で日の出が見れなくなった中国では、
日の出のディスプレイまで設置。

article-2540955-1AB96BA200000578-505_964x643MailOnline/ChinaFotoPress

地球の空気には、国境はありません。
地球にいる以上、私たちは空気を共有し、同じ空気を吸っています。

人は、体重50kgの人の場合、
一回に500mlとして、呼吸数は28,800回。
一人の人が、
たった一日で、
14,400リットルもの空気を呼吸に利用しています。

 

今回衝撃的な論文が発表されました。

自動車から排出される大気汚染物質の一つである四酸化三鉄(別名:磁鉄鉱マグネタイト)Fe3O4のナノ粒子についての報告です。

この粒子が、
人の脳細胞の中から大量に見つかりました。


今回の調査対象は、交通量の多い地区の住民(37人中29人がメキシコ市)です。

同様のナノ粒子は、
アルツハイマー病患者の脳内からも大量に発見されています。
自動車の排出ガスに含まれる超微粒の四酸化三鉄粒子が、
神経変成疾患の発症に深く関わっている可能性が高いと言われています。



すでに
大気汚染物質は
子供の脳にアルツハイマー様の変化を作るとか
学習を司る脳神経領域に深刻な損傷を引き起こしていることや
大気汚染で攻撃性が増すことなども
研究から証明されています。

エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)の危険性でさえ、
大気汚染(PM10)とも関連性があるとハーバード大学の研究で明らかにされています。




大気中に飛散する汚染物質の中でも、
小さな汚染粒子は呼吸と共に肺の中に入り込みます。


そして、
さらに微小な粒子は血液中に取り込まれていきます。

さらに極微細な粒子になると
血液脳関門を通過して

脳細胞に達することが判明しています。


そしてこの状態になる。
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自然界に存在する四酸化三鉄粒子の形状は「破片状」です。

これに対して、
人工的に作り出される四酸化三鉄粒子の形状は「球形」です。

しかも、
その微粒子の表面には、
微結晶が付着していているため
自動車から排出したものと明らかにわかります。


現在大気汚染と脳の変性疾患との関連性については研究が勧められています。
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これらの金属粒子が脳細胞内に数億単位で蓄積して
無害であるはずはありません。




こちらも
ひかたま:大気汚染と炭坑のカナリア
ひかたま:排出ガス規制の問題


<転載終了>