晴耕雨読さんのサイトより
 http://sun.ap.teacup.com/souun/20805.html#readmore
<転載開始>
https://twitter.com/mas__yamazaki

安田浩一さんら4人のノンフィクションライターが22日、「マスメディアが果たすべき役割」をテーマに大阪市内で座談会を開き、「記者が膨大な仕事量を抱えるようになり、立ち止まって考えることができなくなった」との問題意識を示した(共同)https://t.co/KugccBRJOg

大事な問題について「立ち止まって考えることができなくするために、膨大な仕事量を与える」手法は、企業内だけの話ではなく、小学校から始まる日本の教育方針の「裏の柱」とでも呼べるものだろう。

学校で教師から「余計なことを考えず勉強しろ」とよく言われた。

大量の宿題と部活で余白が埋められる。
 
小田嶋隆「女性の場合、権力やカネがなくても、魅力的なご老人というのは、あれこれ想像できるし、実際そういう女性は世に溢れている。引き比べて、カネや権力や肩書を取っ払った生身の人間として、真に魅力のある爺さんは、少ない」(日経ビジネス)https://t.co/g42ez2qYIu

「上下関係と利害関係と取引関係と支配・被支配関係で出来上がった垂直的、ピラミッド的な企業社会の中で身につけたおっさんの社会性は、病院や、町内会や、マンションの管理組合や、駅の雑踏や、コンサートの打ち上げのような場所で期待される、水平的で親和的な社会性とは相容れない」

「これは個々の爺さんやおっさんたちの責任に帰するべき問題ではない。われわれが暮らしているこの日本の社会に、あらまほしき爺さんのロールモデルが用意されていないからこんなに悲惨な事態がもたらされている」

「日本の職業社会は、どうしてその成員を単能の部品として仕上げずにはおかないのか」

安倍首相「高齢化は重荷ではなくボーナス」(日本テレビ) 

言葉の意味が皆目わからない。

他のスピーチを見ても、客観的裏付けのない主観や願望を並べているだけで、中身が全然ない。

場の空気を取り繕うだけの、空疎な言葉を無責任にばら撒いている。https://t.co/InH835qCiv 
首相は「一定の条件を満たせば世界最速級のスピードで永住権を獲得できる国になる。乞うご期待です」など、日本国民には何の相談もしていない話を、また外国で先に得意げに説明する。

外国からよく見られたいという願望は伝わってくるが、自国の国民や国会をここまでないがしろにした首相は記憶にない。

安倍首相が国会の答弁で「日本は侍の国でありますから」と述べれば、首相を個人崇拝する人以外の国民は意味が理解できず「この人は何を言っているんだ」と反応するだろう。

そんな恥ずかしい言葉を、自国の首相が海外で自慢げにスピーチしているのを見て、随行している大手メディアは何も感じないのか。

これだけ堂々と民族差別や国籍差別が横行し、そんな品性下劣な言葉を競い合うように吐く人間たちに時の首相が支持されている国に、永住したいと思う外国人がどれだけいるのか。

奴隷のような境遇で低賃金労働を強いられる海外からの技能実習生問題を、大きな国際問題になる前に解決するのが先決だろう。

低賃金に逃げ出す技能実習生、「強制労働」と米報告書 爆買い無縁(ブルームバーグ、2016年2月23日)https://t.co/LhO4WzEZ8G

「携帯電話を持つことは禁止され、一時帰国の際は預金通帳を会社に預けさせられたという。唐さんは『日本に来たことを本当に後悔しているし、友人にも勧めない。苦しんでほしくないから』と語った。唐さんによると、未払い賃金は350万円程度ある」

「制度の本来の目的は技術普及を通じて国際貢献を図ることにあるが、政府や関係者への取材で見えてきたのは、実際には外国人を安価な労働力として使う抜け道となっている事実だ」

「米国務省は15年の人身売買報告書で、実習制度の中で労働者が強制労働の状態を経験しているとし、借金による束縛、パスポートの押収、拘束といった実質的証拠があるにもかかわらず、日本政府は強制労働の被害者を把握していないと指摘した」

「『時給300円でもセクハラがあっても、黙って働け』という職場でも転職はできず、送り出した団体に多額の借金を抱える実習生は帰るに帰れない状況になる」

「『日本の非正規労働者はひどい状況だと辞めていくが、技能実習生は動けない』と指摘。受け入れ側からすれば『やめない労働力が必要』」

「林さんは、ほぼ文無しで(中国に)帰国」

海外から来た「技能実習生」の弱みを握って脱走できないようにした上で、使い捨ての低賃金労働者として、人権や人間の尊厳が実質的に奪われた境遇で働かせるのが「地域の活性化に必要」なのだという。

日本はまた、こんな国になっている。

『ルーツ』で見たような光景が、2016年の日本で起きている。

実習生を巡る問題はメディアが取り上げることは多いが、留学生については新聞など大手メディアが取り上げることはほとんどない。

その理由は「そもそも新聞が、留学生たちの”奴隷労働“に支えられている」からだという(リテラ)https://t.co/QEaLLpzJrG

「新聞配達は人手不足が最も進んだ職種の1つ」

「留学生の存在なしには、配達すらできない現場は少なくない。とりわけ都会では配達員がすべて留学生という新聞配達所まであるほど」

「近年、増え続けているのがベトナム人留学生だ。現在ベトナムでは日本留学ブームが巻き起こりブローカーも数多く存在する」

「多額の借金を背負い、実習生もやらない徹夜の掛け持ち重労働を行う留学生たち。しかし、彼らには救いの手がさしのべられないどころか、あくまで自主的に来日した“留学生”であり、働くための偽装留学だという理由で自己責任、自業自得という批判にさらされている」

「日本は今、ベトナムのような発展途上国の若者でも留学生として簡単に受け入れる。その背景にあるのが、政府が2020年の達成を目指す『留学生30万人計画』」

「問題の根本にあるのは外国人による労働が不可欠ながら、それを正面から議論せず、外国人を騙し都合よく利用している日本政府、企業、そしてマスコミの欺瞞だ」

2年前の英ガーディアン紙の記事。

ネオナチ組織の人間と日の丸をバックに記念写真を撮っていたこの人物が、日本の防衛相になると予想した人は少数だろうが、社会の変化の方向性とスピードを国民が傍観するとこうなる。

変化を甘く見ていると、たった数年で「まさかそこまでは」という事態が現実化する。

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海外メディアは、かなり古い記事でもネットに残している場合が多いが、日本のメディアはすぐに記事を消してしまう。

記事の価値は速報性だけでなく、蓄積と参照にもある、という歴史的観点がないので、古くなったら価値が失せたと思い込んでしまう。

そういう忘却体質が、政治腐敗を助長する土壌だろう。

ウイリアム王子「私はチームで働くのが好きだ。それは、私の他の仕事では必要としないものの一つだけど」

王室での役割は、彼の仕事の一部だ、というキャプションもあるが、生き方がかっこいい人だと思う。

自分でその道を選んで、日々を楽しんでいる。https://t.co/S7LW1EM7by

>masanorinaito ‏地政学ということばは、支配を正当化する政治的言説に容易に組み込まれることに注意を払う必要がある。「地政学的リスク」のために、軍事行動を正当化し、侵略を正当化することは、過去に何度も行われている。

この内藤さんの注意喚起は重要だと私も思う。

地政学という観点で安全保障を語る時、大抵は大国の視点で物事を見ている。

そして「大きな枠組み」で過去の歴史を捉える弊害で、その枠から外れた中小勢力や、市民の視点が見過ごされることも少なくない。

>安倍首相は安保法を成立させることで「抑止力が高まり、地域の平和と安定が保たれる」と強調しました。しかし、必ずしもそうなっていません。 東京新聞:安保法成立前後の1年比較 「抑止力高める」統計伴わず:政治(TOKYO Web)https://t.co/IQeJ9qdYzw


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