http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/dd38f42c4181a75807dcc2d9ae42b6a9

公務員が65億円も備品を盗み、それをチェックする筈の議員が閣僚を先頭に白紙領収書で税金を盗み、それをチェックする筈の警察、検察が隠し金作りに励む日本。そのうえ「ホ」は垂れ流しでも大規模デモが起こらない国。安倍が首相で居られる筈だ。
<転載開始>
*『告発!検察「裏ガネ作り」』著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。29回目の紹介
~口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~
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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介
4 告発を決意した理由 P75~
(前回からの続き)
むろん、私がそんな脅しに怯えるはずはない。逮捕されるようないわれはなかったからだ。今回、逮捕容疑とされている詐欺も収賄もでっちあげだ。そもそも犯罪性のないところに犯罪がつくりあげられたのだ。
それはさておき、いったん検事長の線が消えた加納氏だったが、関西検察の秩序を守ろうとする逢坂氏や、元検事総長の土肥孝治氏らの強烈な巻き返しがあり、同年11月15日発令の検事長人事で、勇退する飯田英男福岡高検検事長の後任として、加納氏が昇任する案が浮上した。人事のゴリ押しである。
被告発人である加納氏がクロ・シロはっきりしないまま、天皇の認証官である検事長に就いていいはずがない。のこととを当時、裏ガネ告発について接触してきた「週刊文春」の記者に話すと、現職幹部の私が告発する形なら記事にできるということだった。実名が望ましいが、匿名でもかまわないという。
それまでの追及は私が表に出ず、「四国タイムズ」社長の川上道大氏が前面に立ってやってくれていた。私もなかなか決心がつかなかったが、いつまでもそうしてはいられない。そこで、とりあえず匿名でこの不正を告発することにした。それが「週刊文春」(13年11月8日号)の、
<現職幹部がすべてを語った/最後の聖域 検察庁組織ぐるみ/「機密費」横領を告発する!>
という記事だ。
朝日新聞の落合記者も「週刊朝日」(13年12月7日号)で、
<現職幹部が衝撃告発!!検察「裏ガネ」の全貌/組織ぐるみの裏ガネ「調査活動費」の驚くべき実態。架空の情報提供者でっち上げ、使途は高級料亭、ゴルフ・・>
という記事を書いた。
しかし法務省は、こうしたマスコミの批判に対して委詳構わず、11月1日、加納氏の福岡高検検事長昇任内示を発表した。
実はこの時、この裏で、検察の原点を崩壊させかねない信じられない事態が起きていたのだった。これが私をして現職のまま実名で検察の裏ガネ作りをマスコミなどに公表する決断をさせたきっかけだった。
その信じられない実態とは?それをこれから明らかにしよう。
※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(クロをシロにした検察の大罪)は、
2016/11/24(木)22:00に投稿予定です。
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【告発!検察「裏ガネ作り」】検事がその良心に従って捜査すれば事件は真っクロである ※30回目の紹介
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/971148cf63163c28d5ce753cce80c33c
*『告発!検察「裏ガネ作り」』著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。30回目の紹介
~口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~
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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介
5 クロをシロにした検察の大罪 P80~
高検検事長の内示は通常、発令の約3週間前にある。加納氏の昇任は11月15日が辞令なので10月23日に予定されていた。その前提として法務省は10月23日までに、内閣に対して、大阪地検検事正の加納氏を福岡高検検事長にする旨の上申をし、内諾を得なければならなかった。
ところが、この法務省案に対し内閣が「再考」を求めてきたのだ。
むろん、こんなことは前代未聞だ。法務省の上申に対して内閣がクレームをつけることなど通常ではありえない。
しかし、内閣の側にしてみれば、法務省の人事案を承認し天皇の認証を受けた加納氏が起訴されるようなことになれば、天皇の権威にも傷がつく。重大な責任問題に発展しはしないかと恐れたのだ。
加納氏に対する告発事件は、高知地検検事正の裏ガネ作りは大高松高検が捜査を担当し、神戸地検検事正当時の裏ガネ作りは、大阪高検が担当していた。だが、捜査らしい操作はされていなかった。いや、捜査などしなくとも検察の内部では公知の事実である。1週間もあれば操作を終えることができる。そして検事がその良心に従って捜査すれば事件は真っクロである。簡単に告発事実が認定できるのである。
そうすると起訴するか不起訴にするかしかない。いずれにしても検察の裏ガネ作りは公表される。しかも、それは加納氏個人だけの問題ではない。原田検事総長ら法務・検察首脳も総辞職となる。国民から検事総長が裏ガネ作りでこくはつをされるかもしれない。そうなると、検察幹部約60名が辞職せざるを得ない事態に発展する恐れもある。
起訴すれば加納氏は懲戒免職となる。不起訴なら自ら依頼退職し、詐取金を全額国庫に返還することが条件となろう。しかし不起訴にすれば国民、マスコミから批判される。ふつうに考えれば起訴しかない。
※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(クロをシロにした検察の大罪)は、
2016/11/24(木)22:00に投稿予定です。
【告発!検察「裏ガネ作り」】過去の裏ガネ作りの犯罪を明らかにして国民に謝罪を期待。ところが最悪の道を選んでしまった ※31回目の紹介
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*『告発!検察「裏ガネ作り」』著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。31回目の紹介
~口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~
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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介
5 クロをシロにした検察の大罪 P80~
高松、大阪高検で捜査を担当することにはなったが、主任検事のみで判断出来る問題でもなく、検事長1人で判断のできることがらでもない。最終的には検察の頂点にある原田総長が判断せざるを得ないだろう。私はこの刑事告発を契機に、検事総長が被告発人を処分したうえ、調査活動費予算を国に返還し、過去の裏ガネ作りの犯罪については、これを明らかにして、国民に謝罪して自らは辞職することを期待していた。
そうすれば「さすが検察は違う」との評価を受けただろう。一時的に信用は失墜するだろうが、大局的見地からみるならば、それしか選択の道はないと思っていた。このような選択をしていれば、今日のような事態となることはなかったのだが、結局、原田検察は最悪の道を選んでしまった。残念だ。
話を加納氏の検事長人事に戻そう。10月23日の上申に対して内閣から「再考」を求められた法務・検察当局はしかし、11月1日には加納氏の福岡高検検事長昇任を内示する。内示したということは、いったんは再考を求めた内閣も、それを承認したということだ。この間にいったい何があったのか。
それはわたしにとっては考えもつかないことだった。いや、事実かどうか、いまだ確認はもてていない。だが、もし事実だとしたら、検察首脳は最悪の選択をしたことになる。まさに検察を崩壊させる選択である。
※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(クロをシロにした検察の大罪)は、
2016/11/29(火)22:00に投稿予定です。
<転載終了>
数年前から彼の記事を読まさせていただいています。
電信柱に登る創価風とかカス検事とかの記事は見ごたえがあります。