晴耕雨読さんのサイトより
http://sun.ap.teacup.com/souun/21221.html
<転載開始>
https://twitter.com/mas__yamazaki
>…流行語大賞が「神ってる」だと…? #流行語

大賞昨晩のNHK9時ニュース、割と早い時間に10分も費やして、一企業主催の娯楽ネタを丁寧に報道していた。
籾井会長の続投は無い模様だが、既にこういう「体質」が完成したのでお役御免になっただけだろう。
籾井氏が退任しても、この体質はすぐには元に戻らない。
http://sun.ap.teacup.com/souun/21221.html
<転載開始>
https://twitter.com/mas__yamazaki
>…流行語大賞が「神ってる」だと…? #流行語

大賞昨晩のNHK9時ニュース、割と早い時間に10分も費やして、一企業主催の娯楽ネタを丁寧に報道していた。
籾井会長の続投は無い模様だが、既にこういう「体質」が完成したのでお役御免になっただけだろう。
籾井氏が退任しても、この体質はすぐには元に戻らない。
公共放送の社会的役割など眼中にない。




企業のCMで運営する民放の娯楽バラエティ番組が、流行語大賞のような娯楽ネタで時間を潰しても視聴者は観なければいいだけの話だが、受信料を事実上強制徴収し、様々な特権を付与された公共放送が、ニュース番組という枠内で、民放の娯楽バラエティ番組と同質の内容で電波を浪費するのは意味が違う。

近鉄名張駅に掲示されている、伊勢神宮の宣伝広告。
サミットに参加した各国首脳や政府関係者は、自分や自国トップがこのような形で商業宣伝や宗教宣伝、国家神道という文脈での政治宣伝に利用されていることを知っているだろうか。
結果として、国費で行われた公的行事で、神社本庁に利益供与している。

火曜に生放送されたIWJの岩上さんとの番組で、最後に紹介した加瀬英明氏の発言(『日本の息吹』2013年12月号、pp.17-18)。
加瀬氏は、今のアメリカでオバマ大統領が誕生したり、タイガー・ウッズやウィリアムズ姉妹が活躍できるのは「日本がアジア解放、有色人種解放の大東亜戦争を⑯戦ったおかげ」だと述べて、恩を売ろうとしている。
来日したオバマ大統領が天皇にお辞儀した事実についても、勝手な想像で「側近から聞いた」かのような話を創作して、「オバマ大統領は『日本のお蔭で自分は大統領になれたという思いで胸がいっぱいになって深くお辞儀をしたのだ』と語ったそうです」などと吹聴している。

米国の公民権運動が始まったのは、アラバマやルイジアナ等の南部であってニューヨークではない。
米国の黒人が血を流して勝ち取った公民権を、日本のおかげだと勝手に思い込むのは妄想でしかないが、黒人が自力で勝ち取ったものではないと侮辱し蔑視し見下している。


以前にも紹介したように、日本会議の渡辺昇一氏も「シンガポールが独立して欧米と対等に接することができるのは誰のおかげだ」と、シンガポールの人々を見下して恩を売っていた。
実際に日本がやったのは、シンガポールに侵略し、地名を変えて日本に併合しただけで、独立運動の支援など一切していない。

火曜に生放送されたIWJの岩上さんとの番組でも紹介した、シンガポール建国の父と呼ばれる初代の同国首相リー・クアンユーの回想録の記述。
「日本人は我々に対しても征服者として君臨し」日本人以外のアジア人を「日本人より文明が低く民族的に劣ると見なして」見下していたと、はっきり書いている。

渡部昇一氏、加瀬英明氏、小堀桂一郎氏など、日本会議系人士はなぜ、ここまで今上天皇が明確に述べられたお言葉を平然と足蹴にして「今の天皇より俺の方が天皇の本質を理解している」という傲慢な態度をとれるのか。
渡部昇一氏は「有識者会議は皇室制度の専門家ではない」と言うが、貴方も同じだろう。
日本会議の機関誌『日本の息吹』にノーチェックで掲載されたこれらの発言は、日本会議の人士が黒人やアジア人を日本人より劣る存在として、今も見下している事実を示しているが、彼らは相手が天皇であっても、自分が優位であるかのように語っている。
一見日本会議を批判しているように見えて、日本会議批判の矛先を脇に逸らすために「日本会議はただのミソジニーおやじの集団です。戦前回帰でもなければ安倍政権への影響力もありません」等の問題矮小化の言説を流し続ける人もいるが、現実を直視すれば、そんな低レベルの問題でないことは明白だろう。
火曜に生放送されたIWJの岩上さんとの番組では、吉田一彦さんの『「日本書紀」の呪縛』(集英社新書)も少し紹介した。
明治期に政治目的で体系化された「日本の歴史と伝統」が、普遍的な日本の歴史と伝統であるかのような錯覚が、安倍政権下の日本で復活しつつあるが、実証を欠いた主観でしかない。

「『日本書紀』は日本の過去をありのままに記したような書物ではない。それは、権力の座についた氏族たちが自分たちの権力の根拠と正統性を神話と歴史から述べた政治の書物であり、過去を支配することを目的とした書物であった」
「『日本書記』は過去を規定するが、それだけではなく、それによって現在や未来をも規定した。過去を支配しようとすることは未来を支配しようとすることであった」(p. 225)
過去の歴史を支配することは、それだけに留まらず、現在と未来をも政治的に支配することに繋がるという指摘は、現在の日本で進む歴史修正運動を理解する上で重要なポイント。
産経の「歴史戦」における「主力戦士」の一人、井上和彦氏に、産経が『正論大賞』を授与。https://t.co/sD0woYtTEn
この井上和彦氏が、どんな手法で過去の歴史を改竄・歪曲し、予備知識のない日本人を騙すかについてのまとめ→井上和彦氏が雑誌記事や単行本で書いている嘘やミスリードの手法、例えば「日本占領下での市民の犠牲者の慰霊碑」を「抗日華僑の碑」と呼んで、あたかも「死んだ人間は全員日本軍に抵抗した戦闘員なので殺した日本軍に罪は無い」かのように錯覚させる手法は、現地で確認すれば簡単にウソだと判明する。
まとめ『シンガポールと「大東亜戦争」と「昭南島」について』http://togetter.com/li/957993 で具体的な証拠を挙げて説明している通り、井上和彦氏が「歴史戦」で展開しているのは「虚偽の政治宣伝」であり、中国政府が行う南京虐殺犠牲者数の水増し宣伝と本質的には何も違わない。
<転載終了>




企業のCMで運営する民放の娯楽バラエティ番組が、流行語大賞のような娯楽ネタで時間を潰しても視聴者は観なければいいだけの話だが、受信料を事実上強制徴収し、様々な特権を付与された公共放送が、ニュース番組という枠内で、民放の娯楽バラエティ番組と同質の内容で電波を浪費するのは意味が違う。

近鉄名張駅に掲示されている、伊勢神宮の宣伝広告。
サミットに参加した各国首脳や政府関係者は、自分や自国トップがこのような形で商業宣伝や宗教宣伝、国家神道という文脈での政治宣伝に利用されていることを知っているだろうか。
結果として、国費で行われた公的行事で、神社本庁に利益供与している。

火曜に生放送されたIWJの岩上さんとの番組で、最後に紹介した加瀬英明氏の発言(『日本の息吹』2013年12月号、pp.17-18)。
加瀬氏は、今のアメリカでオバマ大統領が誕生したり、タイガー・ウッズやウィリアムズ姉妹が活躍できるのは「日本がアジア解放、有色人種解放の大東亜戦争を⑯戦ったおかげ」だと述べて、恩を売ろうとしている。
来日したオバマ大統領が天皇にお辞儀した事実についても、勝手な想像で「側近から聞いた」かのような話を創作して、「オバマ大統領は『日本のお蔭で自分は大統領になれたという思いで胸がいっぱいになって深くお辞儀をしたのだ』と語ったそうです」などと吹聴している。

米国の公民権運動が始まったのは、アラバマやルイジアナ等の南部であってニューヨークではない。
米国の黒人が血を流して勝ち取った公民権を、日本のおかげだと勝手に思い込むのは妄想でしかないが、黒人が自力で勝ち取ったものではないと侮辱し蔑視し見下している。


以前にも紹介したように、日本会議の渡辺昇一氏も「シンガポールが独立して欧米と対等に接することができるのは誰のおかげだ」と、シンガポールの人々を見下して恩を売っていた。
実際に日本がやったのは、シンガポールに侵略し、地名を変えて日本に併合しただけで、独立運動の支援など一切していない。

火曜に生放送されたIWJの岩上さんとの番組でも紹介した、シンガポール建国の父と呼ばれる初代の同国首相リー・クアンユーの回想録の記述。
「日本人は我々に対しても征服者として君臨し」日本人以外のアジア人を「日本人より文明が低く民族的に劣ると見なして」見下していたと、はっきり書いている。

渡部昇一氏、加瀬英明氏、小堀桂一郎氏など、日本会議系人士はなぜ、ここまで今上天皇が明確に述べられたお言葉を平然と足蹴にして「今の天皇より俺の方が天皇の本質を理解している」という傲慢な態度をとれるのか。
渡部昇一氏は「有識者会議は皇室制度の専門家ではない」と言うが、貴方も同じだろう。
日本会議の機関誌『日本の息吹』にノーチェックで掲載されたこれらの発言は、日本会議の人士が黒人やアジア人を日本人より劣る存在として、今も見下している事実を示しているが、彼らは相手が天皇であっても、自分が優位であるかのように語っている。
一見日本会議を批判しているように見えて、日本会議批判の矛先を脇に逸らすために「日本会議はただのミソジニーおやじの集団です。戦前回帰でもなければ安倍政権への影響力もありません」等の問題矮小化の言説を流し続ける人もいるが、現実を直視すれば、そんな低レベルの問題でないことは明白だろう。
火曜に生放送されたIWJの岩上さんとの番組では、吉田一彦さんの『「日本書紀」の呪縛』(集英社新書)も少し紹介した。
明治期に政治目的で体系化された「日本の歴史と伝統」が、普遍的な日本の歴史と伝統であるかのような錯覚が、安倍政権下の日本で復活しつつあるが、実証を欠いた主観でしかない。

「『日本書紀』は日本の過去をありのままに記したような書物ではない。それは、権力の座についた氏族たちが自分たちの権力の根拠と正統性を神話と歴史から述べた政治の書物であり、過去を支配することを目的とした書物であった」
「『日本書記』は過去を規定するが、それだけではなく、それによって現在や未来をも規定した。過去を支配しようとすることは未来を支配しようとすることであった」(p. 225)
過去の歴史を支配することは、それだけに留まらず、現在と未来をも政治的に支配することに繋がるという指摘は、現在の日本で進む歴史修正運動を理解する上で重要なポイント。
産経の「歴史戦」における「主力戦士」の一人、井上和彦氏に、産経が『正論大賞』を授与。https://t.co/sD0woYtTEn
この井上和彦氏が、どんな手法で過去の歴史を改竄・歪曲し、予備知識のない日本人を騙すかについてのまとめ→井上和彦氏が雑誌記事や単行本で書いている嘘やミスリードの手法、例えば「日本占領下での市民の犠牲者の慰霊碑」を「抗日華僑の碑」と呼んで、あたかも「死んだ人間は全員日本軍に抵抗した戦闘員なので殺した日本軍に罪は無い」かのように錯覚させる手法は、現地で確認すれば簡単にウソだと判明する。
まとめ『シンガポールと「大東亜戦争」と「昭南島」について』http://togetter.com/li/957993 で具体的な証拠を挙げて説明している通り、井上和彦氏が「歴史戦」で展開しているのは「虚偽の政治宣伝」であり、中国政府が行う南京虐殺犠牲者数の水増し宣伝と本質的には何も違わない。
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ネトウヨと同じで妄想に酔いしれていて笑えます。