ずくなしの冷や水さんのサイトより
http://inventsolitude.sblo.jp/article/178681614.html
<転載開始>
管理人は、健康被害をもたらす被曝を①外部被曝、②吸気被曝、③飲食物経口摂取被曝の三つに分けてとらえています。

②と③が内部被曝で、福島第一原発事故による影響に関しては、外部被曝に比べて内部被曝による健康被害が格段に大きいと考えています。

①の外部被曝については、累積被爆量が増えるほどがんを発症する人が増えるという米国人学者ゴフマンの研究が学問的な到達点とされています。

②、③については、それによる健康被害の研究は世界的にも少なく国際機関もその測定、評価方法すら示していません。ホールボディーカウンターによって体内のセシウムの存在が測定できても、それが体内にある場合と体外にある場合とでどれほど影響が違うのか、説明できる専門家はいないようです。

管理人は、健康被害防止、健康悪化防止のため、放射能汚染食品の排除を改めて呼びかけます。

外部被曝では、体外にある放射線源・放射性物質から出た放射線が身体に突き刺さります。放射線が空間を飛んできます。

吸気被曝では、空気に混じって流れてきた放射線源・放射性物質を吸い込みます。

飲食物経口摂取被曝では、地上に落ちた放射線源・放射性物質を拾って口に入れるのです。

昔、庭に生えた食用になる植物を全部使わないで捨てることはできないと書いてきた女性がいましたので、放射性物質で汚染された庭に自生した植物を食べるようなことは、教養のある婦人のやることではないと答えたことがあります。

そのような放射能に汚染された植物を食べるくらいなら、犬がションベンをかけたが放射能は低いもののほうがよほど安心です。

福島第一原発事故後、放射性物質が飛散して各地で空間線量率が大きく上がりました。これは放射性物質が飛んできた場所にいたすべての人に外部被曝を与えました。

その際に飛んできた放射性物質を吸えば吸気被曝です。 
この二つは、事故直後の濃厚なプルームが流れた際に被爆量あるいは吸入した放射性物質のベクレル数が急激に増大しました。特に、後者吸気被曝による健康被害は短期間で深刻な健康被害をもたらしました。



上に書いたように、飲食物経口摂取被曝では、地上に落ちた放射線源・放射性物質を拾って口に入れるのです。

プルームが襲っている最中はどう逃げたらよいか判断できないことがありますが、1年も経てばどこが放射性物質によって強く汚染されているかはおおよそ分かってきます。

産地選択もせず、地上に落ちた放射線源・放射性物質に汚染された農作物を自ら口にする、家族に食わせるのはまさに「教養ある婦人のすること」ではありません。

口に入れる前に吟味、選択の時間があるのです。今までそれを怠ってきた人は、その結果としてより激しい健康被害に襲われています。日本で生産される農産物の汚染は、この先何百年も続きます。


<転載終了>