私の原発日誌さんのサイトより
http://blogs.yahoo.co.jp/a87427/28501585.html
<転載開始>
私の原発日誌(1098)
<転載終了>
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<転載開始>
私の原発日誌(1098)
ガンを防ぐ実践(1)
世の中は広くて健康について何よりも大事と考えている人
がいる。
私は誰よりもそういう人の考えを徳としています。つまり
尊敬しているわけです。
「病気にならない生き方・目次」を書いてから、ずいぶん
勉強しました。とくに実践的な食物について得るところが
大きかったと思っています。そういう数々の教えてもらっ
た知識を書きたいと思っています。
人の基本は健康で、健康な体を生かしてやはり思い通りに
生きるのが一番の理想であって、不自由な体でも、しあわ
せに生きられるということは、真実であっても一般的な例
ではない。
世の中はヘンテコな人が多く、せっかく親から五体満足な
体をもらってきながら、酷使し、人よりも早く逝ってしま
う人も多い。人生を大事に使うということは、体を大切に
使うということと同じことである。
この齢になって初めて思うわけだが、私のまわりの親しく
していた同級生はみな先に逝ってしまいました。
だから、行ったり来たりする友達が一人もありません。中
学・高校と一緒で高校ではクラスが3年間一緒だった奴も
仲がよかったが、42歳の時、肝硬変で先に逝ってしまっ
た。
高校のクラスは違ったが、小学校が6年間一緒だった奴
も、さんざん山登りしたり、山スキーをやったりしてきた
が58歳で食道がんで逝ってしまった。
小学校が同じで高校も同じだったもう一人の友も、透析中
に細菌が入り、敗血症で先に逝ってしまった、なんでなん
だあ~。
酒を飲んでいたからです。
我々の世代はすべてが酒で、酒がなければはじまらない時
代でした。
会社が終われば酒、接待でも酒、冠婚葬祭みんな酒、ゴマ
スリも酒、レジャーでも酒、すべてが酒でした。
私は酒が飲めない体質で、盃一杯で真っ赤になります。そ
ういう人は無理に飲むとのど系統のガン、すなわち食道、
喉頭、咽頭などのがんになりやすいと学問的に明らかにさ
れました。
無駄話をすると、肝機能の問題なんです。酒で赤くなる人
はアルコールを肝臓で消化する能力が少ないんです。私の
ようにまるっきり飲めない人もいますが、練習するとたい
がいは少しは飲めるようになります。
おれも強くなったなあ~などと述懐するようなころが一番
危ないんだそうです。
肝機能のいい人は顔が蒼くなるだけで、赤くはなりませ
ん、飲み過ぎると誰でもだめですよ。
酒に強い人はどんどん飲んで、赤くなる人もどんどんつい
てゆきます。酒を勧める強い人が何でもなくて、赤くなる
人がガンになるんです。大酒のみは誰でもがんになります
よ。
赤くなる人はアルコールが肝臓で分解できなくて血液に入
り、肺に運ばれます。呼吸でアルコールを逃がそうとする
わけです。だからのどをやられるわけです。
アセトアルデヒドの毒性は半端じゃなく、ついには我が身
を滅ぼすわけです。新聞に載っていて、NHKでもやってい
ました。
酒は百薬の長だなどと信じている人がいます。酒が薬だと
いう人は馬鹿です。
酒を飲めば、血管が拡張しますが、2時間後に酒が覚める
と急激に収縮するんです。
血管が収縮すると体中の毛細血管が詰まってしまい、養分
や水分の新陳代謝が不可能になります。つまり体内に老廃
物がたまってしまうわけです。それはニコチンの作用と全
く同じで、ニコチンの作用は肺がんの原因になるばかりで
はなく、体内の血管を収縮させて、新陳代謝をさまたげる
ことが体に悪いという大きな原因です。
たばこのみの肌色はすすけているでしょう。皮膚の隅々ま
で、栄養が行きわたっていないからです。シミ、しわ、肌
のたるみなどすべてニコチン、飲酒のおかげです。
内臓の毛細血管も同じで、皮膚よりもやられている可能性
があります。
現在は酒飲みはほとんど流行っていないようですが、われ
われの時代はそういう時代ではありません。
戦争から帰った人たちがむやみに酒を飲んで、若い人たち
に無理強いするんです。
当時は今ほど楽しみがなく、酒のみが唯一の娯楽だったん
です。人々はその娯楽のために午後3時ころから、何も食
わず、飲まず、家に帰って、ビールをからにして「あ~あ、
うまい!ちくしょう!」などといってオダを上げるわけです。
読書が唯一の趣味だなどといっているものにとっては迷惑
な話です。
そういう酒のみの人は一生で一冊の本も読まないわけで
す。
本など読む時間がありません。
1年のうち380日酒飲んでる人や、一日も休まないで酒
飲んでいる人など、アル中がいっぱいいました。
2合の酒を10年つづけるとアル中になります。タバコと
同じで酒なしではいられない体になってしまいます。
要するに世の中で酒を飲むことが一番大切になってしまう
わけです。
我々の世代はそういう人が多いです。
初老の年にクラス会があって31人が集まりました。なん
とその中で酒を飲まなかったものは私一人でした。
他の人のうち半数は酒が飲めないのに練習して飲めるよう
になったんです。赤い顔をしているからわかります。
小学校のころ私らの町では密造酒がはやっていました。
「リンゴ酒」です。なんと発酵したにおいにつられて小学
生が飲んで酔っ払っているわけです。
ほんとに酒が合う人はにおいがすきなんです。私はアルコ
ールのにおいがとても嫌いでした。いやそういう子もいる
んです。
モンゴロイドの半数はそういうアルコールに弱いタイプで
す。
白人と黒人は100%アルコールに強いということですが
見たわけではありません。
昭和30年代はそういう時代で人から気に入られようとす
れば酒を飲まなければならず、一緒に行動すれば酒を強い
られるわけです。
ン?、山に行ってもです。それで定年を待たず60歳前に
バタバタと死んでいくわけです。
大酒のみは60の坂は越えられません。
登山の先輩も同じで、無事に戦争から帰った人も、入学試
験の時の試験官だった学校の先生も登山中になくなりまし
た。心不全とか、心筋梗塞です。在職中ですよ。葬式には
まだ高校生が喪主になって挨拶するんです。
月山で登山中に亡くなったひとは心臓疾患で入院していた
のですが、前日に退院して月山に行きました。山小屋で痛
飲して、翌日月山に登り、心不全で倒れました。
私は周りのつまらない連中を恨みました。以前からくだら
ない奴らだと思っていましたが、案の定、大騒ぎして大切
な先輩を殺してしまいました。ほどを知らない人たちは馬
鹿です。山で前後不覚に酔いつぶれる人は馬鹿ですし、周
りにいるものはもっと馬鹿です。
退院したばっかの人に酒を飲ませて、大騒ぎするなどとは
とても理解できない非常識です。
飲む人も飲ませる人もそういう時代だったんです。非常識
の時代、死に急ぎする世代、家族を不幸にする世代、そし
て英雄的な世代でした。長いシベリア抑留を経て無事帰還
してきた人だったんです。
今のように車など普及していませんでした。新幹線もあり
ません。
空港などもありません。福島からは最短はせいぜい羽田空
港です。
カラオケもありません。
なにしろご飯を薪で炊き、風呂も薪で炊いていた時代で
す。こたつに炭を入れて温ったまっていました。縄文時代
に毛が生えたようなもんです。たいして変わりません。私
たちは何千年もついこの間まで、そういう生活を続けてき
たわけです。
思えば電気がまは画期的なものでした。東芝です。東芝の
山田正吾という人が開発普及させたと言われます。
いま東芝自体が存亡の危機にあります。あれから60年で
す。またたく間ですね。一炊の夢=栄枯盛衰のはかないことのた
とえ
原発などに調子に乗って手を出すからこういうことになり
ます。
まあ私自体は親孝行できたと思っています。当時がんで闘
病中の母親に電気がまを買ってやったり、電気洗濯機を買
ってやったりしていました。電気炊飯器といわないと馬鹿にする人
がいますが電気がまでいいんです。
電気がまがでてきたころから世の中がおかしくなってきま
した。原発ができてから全く社会が変わってきました。
縄文から「原発時代」に入ったわけです。100年もたつ
と今の時代は「原発時代」といって、特別な時代と呼ばれ
ます。
人の命が軽んじられ、ものや金が崇拝されて人心が疲弊し
た時代と呼ばれるわけです。
そのころには原発などありません。いくらお金があっても
使えなければ意味がないからです。やがておカネが流通し
なくなる時代がやってきます。そんなこと当たり前です。
ガンの予防の実践を書こうと思って前書を書きましたが前
書だけで紙数がつきました。以下次回にします。