DEEPLY JAPANさんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/2ea1b9422c03c383fff4c19a5e559e7a?fm=rss
<転載開始>

ハンガリーとロシアの原発新規着工の話を書こうと思っていたら、ウィキリークスがデカいリーク文書を発表していた。

ウィキリークス、CIAの「ハッキング技術」文書公開

http://jp.wsj.com/articles/SB10681214028215414391304583008861146625882

【ワシントン】告発サイト「ウィキリークス」は7日、米中央情報局(CIA)がスマートフォン、パソコン、メッセージアプリなどのハッキング(不正侵入)に使用したツールを暴露するとして、大量の文書を公開した。

 ウィキリークスはこれをシリーズ第1弾と位置付け、CIAの世界的なハッキングプログラムの範囲と方向性、マルウエア(悪意あるソフト)群、欧米企業の幅広い製品を標的とする兵器化ツールを紹介すると述べた。この不正な情報開示を「過去最大規模のCIAに関する機密文書の公開」と呼んだ。

マルウェアを開発して、それを使って誰がやったかわらかんようにして、または誰かを装って誰かを攻撃するんだそうですよ。

そうした仕組みによって、スマートフォンに侵入し、端末内にある暗号化前の情報を収集できる。CIAはまた、コンピューター搭載のテレビを盗聴器として使う技術も開発。車の制御システムに影響を及ぼす技術の開発を目指したこともあるといい、それを利用すれば「まずばれない殺人」も可能になるという。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017030800252&g=int

  

なんてか、もうショッカーだなって感じですが、そのショッカーのオペレーションを支援する基地はまず米国バージニア州ラングレーってのは当然として、その分署はドイツのフランクフルトなんだそうです。

WikiLeaks Reveals US Consulate in Frankfurt Serves as Secret CIA Hacker Base
https://sputniknews.com/us/201703071051347030-wikileaks-us-consulate-frankfurt-cia/

フランクフルトの米国領事館をCIAのハッキングの基地として利用してるのみならず、ここで働く人には外交官パスポートが支給され米国務省がカバーを提供しているとウィキリークスはCIAの機密文書を引用して伝えてるらしい。

あれか、米国大使館はレジームチェンジの基地だというのは南米からロシアまで広く知られているけど、領事館はハッキングの基地だったというのが加わる、と。もうあんたら何者やねんって感じですが、これが彼らの世界統合システムなんでしょうかね。

でもって、ドイツが反トランプの急先鋒、つまり現行体制維持派だったのも理解できます、と続けるべきなんでしょうかね。メルケルの電話を盗聴していたという話もおざなりの反応だったし。

まぁ、そもそもCIAってドイツとは浅からぬ縁ですんで、そうなのかぁってなりますね。wikiゲーレン機関

ということは、欧州各国内におけるドイツの評価が問題化しそう。戦後の仕組みを支えたというより作ったような機関ですからね、CIAって。

 

ゼロヘッジのまとめがなかなか良好。あとでまた読むかもしれないのでリンク。

http://www.zerohedge.com/news/2017-03-07/wikileaks-hold-press-conference-vault-7-release-8am-eastern

 

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<転載終了>