ちこたんさんより情報を頂きました。
末日聖徒イエス・キリスト教会の会員の聖典研究さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/hideki4612/archives/1064700794.html
<転載開始>
末日聖徒イエス・キリスト教会の会員の聖典研究さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/hideki4612/archives/1064700794.html
<転載開始>
12 破壊された惑星と隠れた惑星
火星の謎解明
約4300年前に、木星の巨大火山から誕生した惑星ヤハウェは、惑星フェイトンを破壊し、次に火星に接近し火星を壊しました。
当時の火星は現在の火星とはまるきり違い、今でこそ生物の存在しないかのような星ですが、かつては地球に似た環境をだったと分かっています。
地球の空はなぜ青いのでしょうか。
太陽からの光の中には、波長の違ういろいろな光が含まれています。
自然光はいろいろな光を発しています。
光とは、基本的には人間の目(視覚)を刺激して明るさを感じさせる可視光線を一般的に指します。
しかし、現代では自然科学の分野では、光は電磁波の一種と説明されており、同分野では「光」は赤外線、紫外線まで含めて指していることも多いです。
空の色は光の散乱が原因です。
砂塵やダストの粒子が光線を散乱させるわけではなく、砂塵がまったくなくても夕焼けは起こります。
空の色を決定しているのは、大気そのものの散乱なのです。
大気の組成は空気で、空気は窒素や酸素、二酸化炭素などの分子から成.っています。
分子という以上は粒子で粒子に当たったなら、光線は散乱ます。
大気の粒子の大きさの場合、波長の短い光線ほど散乱されます。
可視光線でいえば、紫や青の光線が最も散乱されます。
したがって、地上から空を見ると青く見えるのです。
太陽から直進してくる光は、大気中を漂うちりや埃や水蒸気それに大気のゆらぎや酸素や窒素などの気体の分子、つまり光から見て障害物にぶつかってしまうのです。
この衝突が起こると、光は地上に届く前に大気中に散乱してしまうことになります。
これを「レイリー散乱」といいます。
この「レイリー散乱」の「レイリー」は、「空はなぜ青いのか」ということに疑問を持ったレイリー卿の名前から取られました。
光の中で紫色の光は波長が短いので、その結果、紫色の光は大気中に散乱します。
人間の目の感度が「紫」よりも「青」のほうが強いためと、ほかの波長の短い光も一部は散乱するので、それらが混ぜ合わせられ青い色になるのです。
雲が白く見えるのは、雲の分子が大きくて、すべてを反射してしまうからです。
夕焼けの空はどうして赤いのでしょうか。
これを考えるためには、光のエネルギーを考えなくてはなりません。
光のエネルギーは、基本的に周波数に依存します。
周波数が高けれぽ(波長が短ければ)、光線の持つエネルギーは高くなります。
具体的に赤い光線よりも青い光線のほうがエネルギーが高いです。
光線は散乱されると、エネルギーが低くなります。
青い光線は、大気の粒子に散乱されると緑色になります。
さらに散乱されると黄色、赤色とどんどん色が変化していくのです。
どのくらい散乱されるかは大気の厚さに関係しています。
通過する大気が厚ければ厚いほど、散乱される光はどんどんエネルギーの低い赤い色に近くなります。
昼間、太陽光線は真上から降り注ぎ、地表に対してほぼ垂直に光線が入ります。
ちょうど地球の大気の厚さの分だけ光線が通過するのです。
このくらいの厚さの場合、太陽光線の中で最も強い青い光線が散乱して空が青くなるだけです。
夕方になると太陽光線は横から降り注ぎ、地平線に近い所から光線が入ると、それだけ厚い大気を通過することになります。
昼間よりも青い光線は散乱し、地表にたどり着くときにはオレンジや赤い光線となってしまうのです。
大気が厚けれぽ空の色は赤、薄ければ青となります。
つまり、火星の空が赤い理由が大気そのものの粒子によるなら、地球よりもっと厚い大気が必要となるのです。
火星の謎解明
約4300年前に、木星の巨大火山から誕生した惑星ヤハウェは、惑星フェイトンを破壊し、次に火星に接近し火星を壊しました。
当時の火星は現在の火星とはまるきり違い、今でこそ生物の存在しないかのような星ですが、かつては地球に似た環境をだったと分かっています。
地球の空はなぜ青いのでしょうか。
太陽からの光の中には、波長の違ういろいろな光が含まれています。
自然光はいろいろな光を発しています。
光とは、基本的には人間の目(視覚)を刺激して明るさを感じさせる可視光線を一般的に指します。
しかし、現代では自然科学の分野では、光は電磁波の一種と説明されており、同分野では「光」は赤外線、紫外線まで含めて指していることも多いです。
空の色は光の散乱が原因です。
砂塵やダストの粒子が光線を散乱させるわけではなく、砂塵がまったくなくても夕焼けは起こります。
空の色を決定しているのは、大気そのものの散乱なのです。
大気の組成は空気で、空気は窒素や酸素、二酸化炭素などの分子から成.っています。
分子という以上は粒子で粒子に当たったなら、光線は散乱ます。
大気の粒子の大きさの場合、波長の短い光線ほど散乱されます。
可視光線でいえば、紫や青の光線が最も散乱されます。
したがって、地上から空を見ると青く見えるのです。
太陽から直進してくる光は、大気中を漂うちりや埃や水蒸気それに大気のゆらぎや酸素や窒素などの気体の分子、つまり光から見て障害物にぶつかってしまうのです。
この衝突が起こると、光は地上に届く前に大気中に散乱してしまうことになります。
これを「レイリー散乱」といいます。
この「レイリー散乱」の「レイリー」は、「空はなぜ青いのか」ということに疑問を持ったレイリー卿の名前から取られました。
光の中で紫色の光は波長が短いので、その結果、紫色の光は大気中に散乱します。
人間の目の感度が「紫」よりも「青」のほうが強いためと、ほかの波長の短い光も一部は散乱するので、それらが混ぜ合わせられ青い色になるのです。
雲が白く見えるのは、雲の分子が大きくて、すべてを反射してしまうからです。
夕焼けの空はどうして赤いのでしょうか。
これを考えるためには、光のエネルギーを考えなくてはなりません。
光のエネルギーは、基本的に周波数に依存します。
周波数が高けれぽ(波長が短ければ)、光線の持つエネルギーは高くなります。
具体的に赤い光線よりも青い光線のほうがエネルギーが高いです。
光線は散乱されると、エネルギーが低くなります。
青い光線は、大気の粒子に散乱されると緑色になります。
さらに散乱されると黄色、赤色とどんどん色が変化していくのです。
どのくらい散乱されるかは大気の厚さに関係しています。
通過する大気が厚ければ厚いほど、散乱される光はどんどんエネルギーの低い赤い色に近くなります。
昼間、太陽光線は真上から降り注ぎ、地表に対してほぼ垂直に光線が入ります。
ちょうど地球の大気の厚さの分だけ光線が通過するのです。
このくらいの厚さの場合、太陽光線の中で最も強い青い光線が散乱して空が青くなるだけです。
夕方になると太陽光線は横から降り注ぎ、地平線に近い所から光線が入ると、それだけ厚い大気を通過することになります。
昼間よりも青い光線は散乱し、地表にたどり着くときにはオレンジや赤い光線となってしまうのです。
大気が厚けれぽ空の色は赤、薄ければ青となります。
つまり、火星の空が赤い理由が大気そのものの粒子によるなら、地球よりもっと厚い大気が必要となるのです。
しかし、火星は地球よりも小さく、体積は地球の約6分の1、質量は約10分の1とされ、火星に地球よりも厚い大気が存在するはずがありません。
実際、NASAは火星の大気は非常に希薄であると公表しています。
希薄ならば、空の色が紫色にこそなれ赤い色になるはずがないのです。
つまり、火星の大気中に大量の砂塵が舞い上がっていなかった場合、火星の空は青いとことになります。
それなら火星の空はなぜ赤いのでしょうか。
火星の大気は、いつもちりや埃の微粒子で満たされていて、そのせいで光が屈折するからとされています。
しかし、大気がいつも微粒子で汚染されている状況は実は考えにくいことです。
火星では南半球が冬から春になるころに、巨大な砂嵐が発生することがあります。
2001年には、まず6月15日に南半球のヘラス平原で砂嵐が始まり、この砂嵐は急速に成長しました。
さらに同じような規模の砂嵐がいくつも出現し、7月には南極を除くすべての地域がちりにおおわれてしまいました。
砂嵐は9月の終わりには終息しましたが、高層にまきあげられたちりは、そのまま大気中を浮遊したため火星は11月までかすんでいました。
砂嵐は極地方でも起こることがあります。
火星の砂嵐のとき、ハッブル宇宙望遠鏡で見た火星は、赤く染まった地表とグリーンのレイリー散乱が認められました。
この写真を見ると火星は赤い星であるように見えます。
そして、もともと火星の空は地球と同じように青いのではという説が出てきています。
2001年の大砂塵の際のグリーンのレーリー散乱も火星の空は青であることを証明しているという説もあるのです。
それは黄色と青色が混ざるとグリーンなるからです。
黄色の大砂塵がもともとの青いレーリーと混在した結果で、火星の空は地球と同じように青いというのです。
アメリカ、オハイオ州のトレド大学のフィリップ・ジェームス博士は、1997年5月27日と6月27日にハッブル宇宙望遠鏡で撮られた2枚の写真を発表したのですが、そこには明確に青いレイリー散乱が認められるのです。
1976年7月20日、火星のクリュセ平原に軟着陸したバイキング1号はすぐさま観測を開始し、2台の視野300度パノラマ・カメラで火星の大地を撮影し地球へ電送しました。
NASAと協力して映像を解析していたジェット推進研究所(JPL)の職員も映し出される映像に見入っていました。
1976年7月20日に火星に初めて着陸したバイキング1号が送信した火星地表の写真
初めて見る火星の映し出された青い空は地球の空と同じであり生命が存在するかもしれないと期待させました。
しかし、世界中の新聞に火星の青い空のカラー写真が公表され世界的な大騒ぎになると、NASAは急遽声明を発表し、青い空の写真を完全否定し青い色はデータ解析のミスだと断定しました。
代わって火星の空だと発表した写真には、赤い空が広がっていました。
まるで空一面が夕焼けか朝焼けのような状態で、地球の空とは違う光景でした。
NASAの報道官の説明によれば、ミスはカラーバランスにあったといいます。
バイキング1号が撮影した写真は、光の三原色RGB(赤、緑、青)のフィルターによって分解され、そのデータが送信され地上ではデータを再び光の三原色RGBを統合してカラー映像として再現します。
そのとき、空は青色という先入観があったため、JPLの担当者が空の色を青として調整した結果、地球そっくりの青空となってしまったというのです。
そして、調べるとカラーバランスが崩れており、それを調整すると火星の空は青ではなく赤になったというのです。
この説明に多くの一般人は納得しました。
しかし、何重もあるチェック・マニュアルを通過し、なおかつJPLの全技術者たちが全員、カラーバランスが崩れていることに気づかないまま、このような単純ミスの映像が発表されたとはとても思えません。
NASAの画像処理によって、見かけ上の青成分はピンクに緑成分は黄土色に変えられてしまい、火星のカラー画像に青や緑は一切存在できないようになりました。
そして、火星に緑の植物が存在したとしても土壌と区別することは不可能となり、たとえ火星の空が青くても赤い空に変わってしまうのです。
青空バージョンの火星写真のほうが実際の火星の風景に近い色だとすると、その撤回は何らかの作為があったとしか考えられません。
バイキング1号の映像には、着陸船に付いているアメリカ国旗が写っている映像があります。
アメリカ国旗は青と赤と白の三色のカラーバランスからなっていますが、バイキング1号が撮影した空が青いバージョンと赤いバージョンを比べたときに写真を比べると、青い空バージョンのほうが自然のような印象を受けます。
青い空のほうが自然光で赤い空のほうの写真のアメリカ国旗は、赤いフィルターをかけた色合いなのです。
カラーバランスが崩れていたとされましたが、バイキング1号の探査機のボディーに描かれたアメリカの星条旗を見ると、赤い空バージョンのほうは赤色がにじんでいるようで見るからに不自然です。
バイキングの際に発表された写真を国旗や装置などの色を基準にして、実際の色に近づけて修正すると、このようになりました。
フィルター疑惑についてNASAは公式的なコメントを出していませんが、「空が赤い場合、地上を照らす光線は、当然赤色になる。
赤い光線のもとに置かれたものは、すべて赤いフィルターをかけたように見えるのは科学的に正しい」と言うかもしれません。
光線そのものが赤ければ赤いフィルターを通したような景色になります。
夕焼け空のもとでは白いシャツも赤く見えますが、それとは違う印象を受けます。
NASAのバイキング2号が1976年に撮影した火星表面の写真
火星の表土は地球のアリゾナ砂漠の表土と似ており、地表が赤くても空が青いことはありえます。
空の色を決定しているのは、空気による光の散乱なのです。
地球のような大気組成の場合は、可視光線の中で波長の短い青色が最も散乱します。
だから地球の空は、たとえアリゾナ砂漠の真ん中にいても青く見えるのです。
ところが、地球の大気圏がもっと厚ければ、今度は真昼でも夕日のような空の色になります。
なぜなら、通過大気が厚ければ今度は波長の長い赤色が散乱するからです。
したがって、火星のどの場所でも常に赤い空であるなら火星大気は地球以上に厚くなければなりません。
大気は、天体の重力によって引き寄せられています。
火星は地球よりも重力が小さいので、それほど大気を引き付けられません。
大気が薄いなら、それだけ太陽光線の散乱が少ないので光線のエネルギーは高いまま火星の表面へたっし太陽光線の中でも最も強い青い光線がそのまま地表へとたっするのです。
したがって、火星規模の惑星を考えれば考えるほど青い空であるほうが科学的にも自然なのです。
1976年の火星の空を赤に差し替えた行為は、科学者とは思えない判断ミスだったのです。
さらにNASAは火星には、常に砂嵐が吹き荒れていると主張します。
砂嵐によって吹き上げられた砂塵が大気中に舞うと砂塵の粒子に散乱され、青の光線はさらにエネルギーを失います。
しかし、地球よりは大気が薄いため赤色までにはいたらず、せいぜい緑っぼくなる程度です。
ちょうどNASAが最初に発表した火星写真にある空の色が適当な色です。
すなわち、実際の火星の空の色は青くスカイブルーに近いのです。
このように理論的に考れぽ、火星の空は青いはずです。
そして、一連のNASAの説明には盲点があります。
それは地上の色で火星の地表は赤く黒い部分もあります。
しかし、極地方には氷でできた極冠は白色です。
地球の空が青いのと同様、宇宙空間から見れば地球は青いです。
海が青いだけではなく、白い雪の部分も青いのです。
光の散乱は地上のみならず、宇宙空間にも等しく広がっています。
もし火星の大気に砂塵が充満し、それらの粒子に光が散乱して空が赤くなっているとしたら、同じことは宇宙空間から見た火星の地表にもいえ、白い極冠は赤く染まっていなくてはなりませんが、バイキングが撮影した火星の極冠は白色というより青っぽいのです。
ハッブル宇宙望遠鏡が写した火星
1997年7月4日、アメリカの独立記念日に火星に着陸したマーズ・パスファインダーは、火星の北半球に軟着陸しました。
火星表面のパノラマ・カラー映像が映し出されたとき、赤錆び色の大地と一緒に見えたのは赤色の空でした。
マーズ・パスファインダーが着陸する前、この付近はすさまじい砂嵐に見舞われていたのです。
そのため火星表面をおおう鉄分を含む大量の赤いダストは火星大気に舞い上がり、重力が低いために中々降下しない状態が続いていました。
大気中にダストが多ければ、厚い大気圏を通過するのと同じ散乱現象が加速され空が赤色に片寄ります。
まして巻き上げられたダストが赤サビ色をしていればなおのことです。
事実、NASAも空が赤いのは、砂嵐でダストが大気中を浮遊しているからだと公表しています。
バイキング1号のときとマーズ・パスファインダーのときの最も違う点は、この砂嵐です。
マーズ・パスファインダーのときは着陸直前に砂嵐が起きていましたが、バイキング1号のときはそれが起きていませんでした。
それにマーズ・パスファインダーの赤い空と大地は自然色ですが、バイキング1号の修正後の大地は急いで修正したフィルターをかけただけの粗末な修正写真としか思えないのです。
ところが同じ火星映像でもバイキング1号の青い空と大地の映像だけには、大地の色合いバランスを含めバイキング1号とマーズ・パスファインダーとの能力差は見られません。
彼らの隠蔽作業が、同じ赤い空で比較する対象物が出てきたことから証明されたのです。
砂嵐が起きた直後の火星映像のほうが、砂嵐のなかった映像のときより大地が赤色光に散乱していないのはおかしいです。
探査機が搭載するカメラのフィルターセットから、正しいカラーチャートを再現した画像(最初に公表された写真)は、赤が波長602nm「赤~オレンジ領域」、緑が535nm「緑領域」、青が480nm「青緑~青領域」のフィルターによって撮影されたものであり、正しい写真として公開された画像は、青と緑は同じですが、赤を波長753nm「赤~赤外領域」の画像に差し替えることによって合成されているものと分かりました。
バイキング計画にかかわったギルバート・レヴィン博士によると火星の空は青く、NASAの公表した写真の空はNASAが画像を修正を施したと衝撃的な暴露発言をしています。
NASAが火星の空の色を隠そうとするのは、NASAは火星の生命体を隠蔽しようとしているからです。
日時計とカラーチャートを兼ねた装置 (スペースアーティスト、ジョン・ロンバーグ氏デザインの「サン・ダイヤル」)
スピリットのパノラマ画像
ラバーは青から赤に、カラーチャートは青が赤に、そして緑が茶色に変えらています。
青い部分がすべて赤に変わってしまっているのです。
もし火星に赤い光が多いのならば青いチャートに赤い光が加わるので、チャートの青色が見えなくなり赤色に見えるのははありえません。
色が差し替えられたとしか考えられません。
ケーブルの配置等から、この装置はすべて同じ探査機のものです。
ほかの技術画像でもケーブルを固定するラバーは青色なので、ラバーの色は青色が正しいと考えられます。
NASAは火星探査機マーズ・パスファインダーの火星の夕焼けの際に、地平線に沈む太陽の周囲に青色が現れる写真を公開しました。
NASAの説明では地球とは逆の現象が火星にはあるといいますが、火星の西の地平線が青色になるのはダストはまだ周辺の高空に浮遊して西側から空が落ち着いてきた証拠でしょう。
だからそこに太陽が来ると大気が薄いので青色に片寄って見えるのです。
同じ現象はNHKのBS放送が流した最初の映像の中にもあり、地平線になるほどに青色に偏光する現象がと放映されました。
これも遠距離になるほどに大気状態が回復している証拠であり、だからこそ大気が薄いため紫から青色へ変色していくのです。
NASAはアカデミズムが崩壊しかねない真相は先送りにし、真相がばれる寸前まで公開しない方策を継続するつもりでいます。
ここしばらくは火星上空から探査する外国はあっても、地上に着陸する探査機はないために何をやってもごまかせるからです。
アメリカの軍事的、政治的世界戦略にとって、アカデミズムが斉一説とともに崩壊したら困るのです。
1976年7月20日、バイキング1号着陸船はオービターから切り離されて着陸するために降下していました。
543kgの着陸船が地表へ向かって突っ込むのを制御するためにパラシュートが用いられました。
NASAの発表によれば火星の地上の大気密度は地球の1気圧の大気密度の約123分の1しかありません。
ところがNASAは約15mのパラシュートを使って火星探査機バイキングを表面に着陸させました。
ほとんど真空に近い空間で羽毛と鉄球を同時に落下させると、空気抵抗がないので2つの物体は重力の影響で同時に着地する実験を思い出してください。
地球の数百ヘクトパスカルの気圧中でパラシュートが作動するのを知っています。
しかし、NASAは火星の気圧は7ヘクトパスカルにすぎないといっており、しかも数km上空では1ヘクトパスカル以下になるのに何がパラシュートをふくらませて、いかなる種類の抗力が起きて降下する着陸船を減速させゆっくりと降ろしたのでしょうか。
そんな小さなパラシュートを空気抵抗のない所へ降ろしたら、高速で地面に激突してばらばらになってしまうのです。
火星探査機の重量は地上では534kgで計算すると、これだけの重量を持つバイキングをNASAがいう火星の大気の中でパラシュート降下させるには、約2,3kmもの巨大な直径を持つパラシュートでなければ無理だとの計算が出されました。
それがたったの約15mのパラシュートで降下させたというのですからNASAのデータがうそだと分かります。
実際は、火星は地球に近い同様の大気圧なのです。
火星の水
最近までアカデミズムは火星には酸素がほとんどないため、火星の極地にある極冠は二酸化炭素が冷えて固まった巨大なドライアイスだと断言していました。
バイキング1号は着陸後に気象観測を始めました。
最初の観測結果は、気圧7,65ミヘクトパスカルで、1日周期の変化はわずか0,1ヘクトパスカルです。
最高気温は-49,16℃、最低気温は-85,16℃)でした。
風速と風向は、24時間37分23秒の1日の間でほとんど同じ変化を繰り返し最大風速は秒速9mでした。
一方のバイキング2号のデータでは、最高気温は-52,16℃、最低気温は-82,16℃で、着陸地点の緯度が相当高いにもかかわらず、ほとんど温度差のないとが分かります。
同時にバイキング2号の母船は、赤外線の強度で温度を計測する赤外スペクトロメーターで、北極地方の極冠の温度を観測しました。
当時の火星の北半球は夏で、極冠の温度は-73℃、あるいはそれ以上でした。
このときの北極地方の気圧6ヘクトパスカルを考慮に入れれば、気圧下6ヘクトパスカルにおける二酸化炭素の凝固点(固体になる温度)は-125℃であるため明らかに矛盾する温度となります。
この観測によって、これまで常識としてアカデミズムが疑わなかった「極冠ドライアイス説」はくつがえされてしまったのです。
一方、バイキング1号の母船は、冬の南極地方の温度も観測しており、-139℃を測定しています。
これは、6ヘクトパスカル下における二酸化炭素の凝固点よりも温度が低いため、すぐに北極の極冠と同じ結論は出せませんが、少なくとも1つの惑星で両極の極冠の成分が違うことはありえません。
しかし、火星の冬の極地は、常に厚い霧におおわれているため、バイキング1号の母船が観測した温度は上空の霧の層の温度だった可能性もあります。
霧の上層になるほど気圧が下がり、二酸化炭素の凝固点も低くなります。
40km上空の二酸化炭素の凝固点は-153℃と名るため、ドライアイスの霧というには不自然です。
すなわち、霧の層の最頂部の温度でも二酸化炭素は凍らず地上も同様なのです。
そこでアカデミズムは、折衷案として火星の氷冠の底には巨大な氷が存在しても表面だけはドライアイスがおおっていると主張しています。
写真は2005年の2月2日(火星の北半球は夏の終わり)、欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機マーズ・エクスプレスが撮影した画像で火星の北緯70,5度の地域の大部分のボレアリス荒野(Vastitas Borealis)にあるクレーターで直径35kmです。
氷は昇華(固体から液体を経ずに気体になること)をまぬかれた水の氷の可能性が高いと、ミッションの科学者は推測しています。
なぜなら夏の北極では暑い日差しで二酸化炭素は完全に昇華してしまうからで残っているのは氷だというわけです。
氷の色は実際の色に非常に近く、クレーターの右側の縁で白く見えるのは霜です。
NASAの火星探査機「2001マーズ・オデッセイ」の観測により、火星の南極付近の地下浅い所に大量の氷が存在していることが明らかになりました。
地表1m程度の浅い所に、質量比で20%から50%の量を占める氷があるといいます。
氷(水)の存在を明らかにしたのは、マーズ・オデッセイに搭載されている水素から放射されるガンマ線の量を測定し水の量を推定するガンマ線分光器です。
しかし、これらの水素の強度からだけでは、水がどのような状態で存在しているのかまでは分かりません。
しかし、観測された火星の南極付近はとても温度の低い領域であることから、観測された水素から存在が示唆される水は氷で存在しているのだろうと結論しています。
火星の表面は極寒の環境で水が液体の状態を保つことはないですが、多孔性の堆積層が保温用の「毛布」となって地下は比較的温かく、液体の水が貯蔵されている可能性があります。
アメリカ、ニューメキシコ大学の惑星科学者フランシス・マッカビンら研究チームが火星から飛来した隕石を調査したところ、大量のの含水鉱物(結晶構造の中に水分を含む鉱物)を発見しデータを基に分析した結果、火星地下のマントルには大量の水分が閉じ込められていることが明らかになりました。
極冠についてはNASAの火星探査衛星「マリナー9号」の観測でも、真冬の極地には存在せず、春分の頃に急激に形成されていることが判明しています。
もし、火星の両極の氷がすべて溶けた場合を想定してみると何と火星表面を約10mの深さの水でおおいます。
さらに火星の地下にも氷層が隠されていて環境が整えば、火星は地球と同じ世界に変貌してしまうのです。
過去の火星は地表に水が存在するほど暖かかったのです。
マーズ・パスファインダーの映像により、火星に大洪水が発生していたことが判明しています。
巨大な岩石が削られ、ある一方向に向いて並んでいることで確認できるのです。
1971年5月、マリナー9号が撮影した写真を分析したところ、極冠から伸びる流水の痕跡が明らかになりました。
ドライアイスとは固体の状態から液体をへずに、そのまま気体へと昇華します。
ところが、火星の極冠は長期的に解けて液体となっているのです。
これはドライアイスではないのです。
現在では、極冠のほとんどは水の氷であると判明しています。
NASAのM・T・ズーバーによると、北極の氷冠における氷は約100万平方kmにわたって、平均1kmの厚さになる量があるといいます。
これらがすべて溶ければ水は火星の表面を9mの深さでおおいます。
同様に南極の氷冠も含めてすべて溶けると火星の表面を約30mの深さでおおうといいます。
さらに2002年、NASAが発表したのは両極の氷がすべて溶ければ火星全体をおおう水の深さは1,25kmにもなるといいます。
火星の水分については、バイキング計画でも存在が証明されました。
バイキング1号が着陸する前に、火星表面を赤外線探査をしたところ、低地部分に予想をはるかに超える量の水分が検出されたのです。
火星には、表面をおおう厚さ約1,5kmの水量がありました。
単位面積当たりの水量は地球を上回る豊富さで、北半球の大部分が水面下に没していました。
このモデルでは、太古の火星は現在の地球のようにまぎれもなく湿り気のある水の惑星であったと推定しているようです。
この火星モデルは、アメリカ、ジョンズ・ホプキンズ大学のポール・フェルドマン教授とアメリカ、カトリック大学のウラジミール・クラスノポルスキ教授の共同研究によるモデルで、その詳細がアメリカのの科学誌『サイエンス』に掲載されました。
両教授は、1999年6月に打上げられた高度760kmの軌道を周回する天文衛星フューズ(Far Ultraviolet Spectroscopic Explorer)の測定データを分析し、薄い火星大気の上層に水素分子が含まれていることを初めてを確認しました。 現在、極冠や地表下にあると考えられる水量は、厚さ約20mの層にはなるであろうと推定しています。
火星の地下を探査するために搭載されているマーズ・エクスプレスの地下探査レーダ高度計 (MARSIS)は、地下に電波を発射し、その地下からの反射を捉えることで地下の水(氷)の存在を知るという装置です。
マーズ・グローバル・サーベイヤーの火星軌道カメラは、現在の火星においても水が存在しているかもしれないことを示す新たな証拠を提供してくれています。
最初の手がかりは、1997年にマーズ・グローバル・サーベイヤーがマッピング開始に必要な軌道に入るため、エアブレーキングを行っていた最中に撮影された画像の中にありました。
太古のクレーターの底に湖沼の痕跡らしきものを発見したのです。
そののちのマッピング時にも、比較的最近できたガリー(流水などで岩壁が浸食されてできたV字状の溝)が120か所以上も発見され、これにより現在の火星に液体の水が存在する可能性がさらに強くなりました。
日本語の火星から名づけられた呼び名の「カセイ谷」は、アウトフロー・チャンネルとよばれる地形です。
アウトフロー・チャンネルとは、大規模な洪水が流れた跡と推定される地形で、カセイ谷はその中でもとくに大きく洪水が流れて土砂を削った上にさらに氷河が形成されて地表の浸食を続けたからではないかと思われています。
ガリーは2000年に、マーズ・グローバル・サーベイヤーによって初めて発見された構造で、水が流れてできた溝のようにように見えます。
NASAの研究チームは軌跡を再現する実験をユタとカリフォルニアにある砂丘を使い結論に至ったと発表しました。
マーズ・リコネッサンス・オービターが撮影した火星の斜面には太くても数mの一定の幅を持つ「線形のガリー」とよばれる独特の地形が確認されていました。
地球上にも水の流れによって生じるガリーはありますが、火星のガリーの場合にはガリーの最尾部が扇状になっていませんでした。
その代わり、火星のガリーの場合は丘を下るにしたがってピットが掘られるような構造になっていることが写真から分かっていました。
研究チームによると、ガリーが生じる砂丘の斜面は冬季に二酸化炭素の霜でおおわれ、同一地点の衛星写真の比較を行うことにより、ガリーが生じる砂丘においては春先に塊のようなものが形成されていることを発見しました。
そして、この塊はドライアイスが固まったものであり、春先にかけて形成されたこのドライアイスの塊は丘の上から下にガスを噴出しながら転げ落ちることにより、この火星特有の線形のガリーを形作っていることを理論化しました。
NASAとJPLの発表によると、流水によるガリーの場合、流水とともに砂が流されていくため丘を下るにしたがって扇状の地形が形成されますが、火星で見られる線状のガリーではガリーにそって砂が流れてくることはなく、反対にガリーにそってガリー内の砂が押し出される形でガリーが削られていると説明しています。
アメリカ、カリフォルニア工科大学の研究チームは、火星の海に有力な痕跡を発見したと考えています。
マーズ・リコネッサンス オービターの高解像度画像を使い、研究チームは、かつての海岸線があったとされるエオリス・ドルサ地域の約98平方kmの地域を調査しました。
この地域は逆流河川とよばれる丘陵の多い地形が特徴で、研究者たちはかつての水流の痕跡を表している考えています。
ESAのマーズ・エクスプレスは、2013年2月に火星の北半球の平地に大きな海洋が存在した可能性を示す堆積物の痕跡を発見しました。
この概観地図は、エリオス・ドルサの中の調査区域を示しています。
南側のクレーターの点在する隆起した地域と北側の平坦な低地との境界は地球上の海盆とよく似ていて、エオリス・ドルサ区域 (点線)は大規模な堆積物がいくつもの稜線を形成しており、逆流河川の痕跡と考えられています
河の跡や渓谷のようにしか見えない地形が火星のいたる所にあります。
火星表面、巨大なアウトフローチャネル(水の流れた跡)の河口付近にある平野部で、波打つように広がる砂丘。
マーズ・エクスプレスが撮影した火星の南半球にある巨大な渓谷
1978年、アメリカ、アリゾナ大学のV・R・べーカー教授は、アメリカ東部のコロンビア高原の河川と比較検討し、これは河川の跡であると述べています。
さらに氷河特有のU時渓谷もあることから、アメリカの地質調査所のB・K・ルッチータは、かつて火星に氷河が大量に存在したと主張します。
NASAは河川地形は溶岩流によって形成されたものだといいます。
かつて火星には火山活動が活発だった時期があり、そのときに流れた溶岩がこうした河川地形を形成したというのです。
しかし、明らかにNASAの説明はうそです。
河川地形が溶岩流で形成されたものなら溶岩が吹きだした部分があるはずですが、写真のどこにも溶岩吹き出し部分はないのです。
またNASAは渓谷のような地形は、砂嵐によって形成されたものであるともいいますが、これもうそです。
砂嵐でできた地形が蛇行するでしょうか。
曲がりくねって、小さな溝がどんどん合流していくでしょうか。
河川地形は溶岩流によって形成されたものだと頑強に主張していたNASAでしたが、今ではこの砂嵐によって形成されたという説を全面的に支持しています。
かつて火星にはどのくらいの大量の水が存在したのでしょうか。
研究の結果、地球ように大きな海をがある植物にあふれる火星像が判明しました。
2012年8月、火星探査機ローバー、愛称キュリオシティが、川幅約610m、深さはくるぶしから臀部くらいまでだったと推測される川の痕跡を発見ました。
キュリオシティから送信されてきた砂のような明るい色をした画像では、砕屑物が地面に落下し、そこからいくつもの石が分散されているのが観察されました。
キュリオシティの着陸時にロケットが地表をかき乱してあらわになった岩の構成物質と合わせて、かつてこのエリアを流れていた太古の河床の姿を推測させます。
運ばれた小石の大きさから、時速3,2kmほどの安定した流れで、深さはくるぶしから臀部くらいまでだったと推測されています。
さらに人工衛星によってキュリオシティの着陸地点の上空から、扇状地(堆積物が扇状に広がった地形)も撮影されていて、このエリアを下っていた流れの証拠と見られます。
川幅約610mで18kmの距離にわたって「ピース谷(Peace Vallis)」をゆっくりと流れ下り、ピース谷の下には約50平方kmの扇状地(Alluvial Fan)が形成されました。
こうしたデルタ地帯等の堆積地形や海岸線などの浸食地形を詳細に調査、研究したJPLのD・パイリは、少なくとも火星の北半球の15%の面積は、海や湖であったと主張します。
また1992年に京都で開かれた万国地質学会議の席上で、アリゾナ大学の小松吾郎は火星の北半球の半分以上は海であったと発表しました。
最新の仮説では、もっと火星の海は大きかったとする報告もあります。
それによると、古代の火星は地表の約70%以上が海でおおわれており気候も非常に温暖で空気中には十分な湿度もあり、さながら地球のような環境であったいいます。
NASAの火星探査機キュリオシティの科学チームが、火星のアイオリス山のふもとに見つかったひび割れのようになった地帯を詳しく調査し、かつて豊富に水分があった証拠だとの見解を報告しました。
見解が正しければ、このひび割れは古い年代に湿潤した泥が積み重なってできた泥岩であると考えられます。
火星探査機キュリオシティが探査したマレー層では、湖底に見られるような堆積物や川の流れを示す小さなデルタが積み重なったような模様など、非常に多彩な岩石層が無数に見られます。
クレーターの底にたまった堆積物は固まって岩石となり、やがて風の浸食作用を受け、もともとクレーターの中央丘があった部分が残ってシャープ山となったと考えられます。
この仮説が正しければ、かつての火星は局地的でも突発的でもなく水が安定して地表に存在するような環境だったという証拠になります。
2007年、スウェーデンの宇宙研究機関の研究者、S・バラバッシュとR・ランディンの2名が「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」とるマーズ・エクスプレスが送信してきたデータを解析した結果、火星の内部には大量の水と二酸化炭素が閉じこめられている可能性があるとする論文が科学専門誌『サイエンス』に掲載されました。
地下の水が凍ってひび割れを作った地形があります。
火星の極地方には、一辺が約100~200mほどの多角形の模様が無数に見られる場所があります。
これは、地球のアイスウェッジポリゴンとよばれる地形によく似ています。
地球のアイスウェッジポリゴンは、高緯度地域の凍土のある平原で見られます。
冬になると凍土が収縮して割れ目ができ、春先には融けた水がその割れ目に入り込み凍結します。
冬になるとまた同じ部分が割れて、春に水が入り凍結する繰り返しで氷の部分が成長していくことによりこのような地形ができます。
マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した極地方の地形(上)と地球の南極ドライバレーにあるアイスウェッジポリゴン(下)
火星のこの地形が地球の凍結した土がより低い温度で収縮すると多角形の割れ目が生じるアイスウェッジポリゴンと同じものだとしたら、火星の土の中にも水があることになります。
現在は、地下から水が染み出しています。
黒っぽく見える所は、水によって土砂が湿った部分ではないかと考えられています。
火星では常に大気中のちりが降り積もり表面の濃淡がすぐに分からなくなってしまうことを考えると、水がしみ出して流れたのは比較的最近のことではないかと思われます。
ある研究者は火星には地下水の層があり、斜面付近で凍っていた水が融けたために鉄砲水のように水が流れ出したのではないかと考えています。
南緯65度西経15度のノアキス大地にある直径50kmのクレーター
クレーターの底部にある暗部は、湖沼の痕跡である可能性が高いです。
2000年に入ってからさらに解像度を高めて撮影された物ですが、クレーター斜面下方に向かってV字を描きその先は細い川のようになって底部にたっしています。
これは斜面 上方の水源から水が流れだした浸透地形であると考えられます。
水の主成分である水素同位体は、海や氷床の蒸発、水蒸気を含む大気の宇宙空間への散逸過程において顕著に物理学的・化学的プロセスをへて変化するため、水の歴史を知るうえで好都合です。
しかし水素同位体は二次的変質や分析時の汚染の影響を受けやすく、火星隕石をはじめ信頼性の高い分析が行われてきませんでした。
東京工業大学の臼井寛裕はNASAのジョンソン宇宙センター、アメリカ、カーネギー研究所と共同で、低汚染での水素同位体分析法を開発し、火星表層水成分を含む火星隕石中の衝撃ガラスに着目して分析を行いました。
衝撃ガラスは微惑星など小天体の衝突による衝撃で形成された物で、衝突の影響により火星大気・表土成分が混入していることが示唆されています。
そして、そこに含まれる微量な火星の表層水成分の高精度水素同位体分析、つまり過去の火星表層水の高精度水素同位体分析を2014年に世界で初めて成功しました。
分析の結果、表層水の成分が火星誕生時からマントル中に保持されている始原的な水、あるいは火星大気中の水蒸気のいずれとも異なる中間的な水素同位体比であることが分かりました。
この研究によって、一見すると乾燥した砂漠のような惑星である火星に、現在も大量の水素が氷や水として地下に存在していることが示されました。
火星には中緯度に水の氷河が存在しています。
火星の南北両半球の緯度30度と50度を表す水色の線の中緯度に帯状に伸びる氷河(水色の点)
氷の体積は1500億㎥以上で、火星全球を1,1mの厚みの氷でおおいつくせるほどです。
2015年9月、ジョージア工科大学の地形学者、Lujendra Ojhaらは火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターが収集したデータをもとに火星のクレーターの壁ぞいに水が周期的に流れている証拠を示しました。
マーズ・リコネッサンス・オービターのカメラHiRISEが集めた画像は「周期的傾斜線(recurrent slope lineae)」を示しています。
それは火星の傾斜地にある何かが流れた跡のような黒っぽい筋で、季節ごとに出現しては薄れ火星の定義で1年ごとに複数年にわたって現れています。
リコネッサンス・オービターの小型観測撮像スペクトロメータ(CRISM)が集めたデータで、水の流れらしき部分から水分を含む過塩素酸塩が発見されました。
分子構造に水を含む過塩素酸塩は蒸発した海水の有力な証拠となります。
地中の貯水層に由来している可能性があります。
火星破壊
マーズ・オデッセイのガンマ線分光計による測定から得られた、火星の地表付近の水の割合を示した図で、青いほうが割合が高いです。
現在、火星に海があったというのは常識です。
JPLのT・J・パーカーは、北半球のボレアリス海の周辺を調査したところ、低地の南縁に高度が違う2つの海岸線を発見しました。
この事実は、1999年にブラウン大学のJ・W・ヘッドによっても確認されています。
つまり、火星の海は一気に同じスピードで消滅したわけではなく、2段階にわたって消滅したらしいのです。
海の消滅が激変の天変地異ならば、このデータは少なくとも天変地異が2回あったことを意味しています。
1回目は、約4300年前のノアの時代の洪水時に火星も天変地異によって地上は一変し、植生、大気組成から重力まで、環境が変わってしまいました。
約4300年前に木星の巨大火山から誕生した惑星ヤハウェは、惑星フェイトンを破壊し、次に火星に接近ました。
そののち、火星内部から水がやって来て海を形成して、再び海は消失したのかもしれません。
2回目は、紀元前8世紀ごろの金星接近時でしょう。 (参照)
火星では高慢と罪悪の結果、大戦争が火星全土で勃発したのでしょう。
地球と同じく火星にもノアのような預言者が現たでしょうが、結局人々は預言者の言葉を拒絶し火星では預言者を打ち殺してしまったのでしょう。
惑星ヤハウェの接近は、火星の海を奪い大気を剥ぎ取り、巨大隕石落下(下記参照)と潮汐力とプラズマの嵐で火星全土が壊されました。
火星の場合は、フェイトンと違ってロッシュ限界を超えませんでした。
惑星ヤハウェは、高速で火星の側を通過しロシュ限界にならない程度の距離があったからです。
さらに火星の北半球と南半球の表情の違いが、火星を襲った激変が短時間だったことを表しています。
火星の北半球はなだらかな火山平原が中心ですが、南半球は無数のクレーターにおおわれた荒れ地で、惑星ヤハウェが火星にもたらした破壊の跡です。
火星に巨大洪水が起きていた証拠が、周回衛星のレーダーによって見つきかりました。
この洪水によって、火星に長さ966kmにわたる水路が形成されたと考えられます。
「この巨大洪水は、地下深くにある水が地殻変動による亀裂を通じて地表に出てきたために発生したことを突き止めた」と、スミソニアン国立航空宇宙博物館のガレス・モーガンは述べています。
水の威力によって固まった溶岩や玄武岩に深い水路が掘られた火星の「マルテ谷」の大洪水地形(画像中央の白い領域)
火星のホールデン・クレーターで、暗い色の地面の下に何層にも重なる明るい色の岩石が埋まっているのが見えます。
マーズ・リコナイサンス・オービターが撮影した画像で、2010年10月21日に公開されました。
幾重もの岩の層は、太古に大量の水がホールデン・クレーターの縁を破って大洪水となったときに堆積したと考えられます。
それまで重力で押し潰されていたのが、一瞬、そのたがが外れました。
これによって超高圧化にある岩石の組成が、急激な圧力低下で変化する相転移がおこりマントル物質に変わり急激に体積が増大しました。
これに表面の地殻がついていけず、ついに大きな裂け目である地溝帯ができました。
これが現在「マリネリス峡谷」とよぶ巨大な傷です。
マリネリス峡谷は、水の浸食によって引き起こされたのではありません。
放電により描かれる枝分かれした模様のリヒテンベルク図形
マリネリス峡谷の形成時にはプラズマの影響もあり、その跡もあります。
惑星ヤハウェの接近によって、火星の地殻が大きく裂けマリネリス峡谷ができたころ、地中から強烈な電磁波が一気に噴き出し、惑星ヤハウェの電磁波とが反応し合い巨大なプラズマが発生し、マリネリス峡谷にプラズマによる傷跡を残したのかもしれません。
火星での惑星ヤハウェの超接近の潮汐力の作用では、地球と違って膨張は起きていません。
その理由は火星に大きな衛星がないのに対して地球には比率からいって不釣り合いなほどに大きな衛星、月があり月内部の水が地球にスプラッシュしたことと地球内部から来た水のためにノアの時代の洪水が起こりましたが、これが火星にはなかったからです。
強大な潮汐力の作用と質量増大がそろわなかったために、火星では内部の相転移が本格的には起こらなかったのです。
強力な潮汐力による内部崩壊は免れましたが、惑星ヤハウェの火星におよぼした被害は甚大で小さな質量の火星に大きな天体が大接近した場合の潮汐力は、火星の海に致命的損傷を与えました。
まず始めに火星の空には、すごい速さで異様な雲が移動し、やがて惑星規模の渦を巻き始めると未曾有のすさまじい突風が全地を襲ったのです。
また黒い不気味な乱雲が各地に発生しては消滅を繰り返し、そのたびに巨大な電塊が落下し、激しい雷が火星全土で発生しました。
さらに未曾有の巨大竜巻が無数に起こり、黒く巨大な蛇がのたうつように火星全土を舐め尽くしていったのです。
そして、同時に火星深部から不気味な振動が伝わり、全地は巨大な地鳴りとともにかつてなかった惑星規模の巨大地震が発生しました。
全地で巨大で異様な雷が発生し大火災が起き、その異様な雷であるプラズマは、まるで生き物のように空や地を動き回り焼き尽くしていきました。
プラズマが地に降り注ぎ、高温と衝撃で地を破壊したのです。
そして、超巨大地震により山は崩れ大地は裂け、火星大気が大接近する惑星ヤハウェに向けて吸い取られていきました。
同時に火星の海面は異様に盛り上がり、最後は巨大な竜巻に吸い上げられるような逆向きの大渦となって、宇宙空間に飛び去っていきました。
その多くは一度天空までたっしたのち、今度は重量を支えきれずに落下し、巨大な大津波となって全地を襲いました。
そして、一部は大地に開いた巨大な裂け目から深い地の底へ吸い込まれていきました。
惑星ヤハウェが通過する際、強大な引力と巨大隕石の衝突によって大気と水分が大部分が消失したのです。
しかも、惑星フェイトンが内部に抱えていた大量の水が氷として惑星ヤハウェの引き連れられ、大量に降りかかったかもしれません。
こうして火星文明は1日で滅亡したでしょう。
現在、火星の表面をおおっている土石の多くは、このときに堆積した惑星フェイトンの体の一部です。
惑星ヤハウェは、引き連れていた惑星フェイトンの残骸を火星に雨のように叩きつけました。
惑星フェイトンの破片は、数多く火星に落下したはずで、火星全土はクレーターだらけです。
もともと浅い海に残骸が降り積もり埋つまった場所もあったでしょう。
火星に落下した隕石の中には、規模は地球上に見られる隕石孔の跡から推測されるクレーターとは比べ物にならないほどに巨大な小惑星級の物もありました。
惑星フェイトンの残骸の隕石が地上に落下したときの破壊力は、想像を絶するすさまじさです。
火星の北半球には「ボレアリス盆地」とよばれる巨大なくぼみがあり、ここで起きた巨大な衝突が火星の地形の特徴である北半球と南半球に大きな違いを引き起こしたと思われます。
アメリカ、マサチューセッツ工科大学のジェフリー・アンドリュース・ハンナのチームが、衛星写真によるコンピューターモデルを使って火山帯の下の様子を調べた結果、長径1万kmの巨大な楕円形の痕跡が見つかりました。
これほどの巨大なクレーターを作る衝突が起きれば、火星全体の地殻が簡単に融解し、南側の高地も破壊された可能性があります。
南北で地殻の厚みに差がある図
火星のボレアレス盆地の表面の約40%をおおう巨大な衝突盆地を生産した衝撃を与えている天体は、直径約2000kmで約45度の角度で衝突したと考えられます。
またアメリカ、カリフォルニア工科大学のオーデッド・アーロンソンのチームでは、コンピューターシミュレーションを使って巨大な天体が直角に衝突したときに楕円形のクレーターができる様子を再現しました。
同チームでは解析を進めた結果、火星に衝突した天体の直径を1600~2700kmと推定しました。
これは月の3分の2に相当する大きさです。
天体は秒速6~10kmで進みながら30~60度の角度で火星に衝突したと考えられます。
カリフォルニア大学サンタクルーズ校のフランシス・ニモーのチームでは別のコンピューターモデルを使って、このような規模の衝突が起きると北半球の地殻が薄くなる可能性があることを確認しました。
火星の場合は、火星の反対側に到達した衝突の衝撃波がぶつかり合い地殻の崩壊現象を引き起こしたのです。
火星の該当する場所には通常より磁場が弱い地点があり、その証拠になるといいます。
火星の磁場が減ったたのは巨大な小惑星の衝突が原因だったと思われます。
ユートピア平原を作った天体衝突の影響で火星のマントルに大量の熱が伝わり、天体が内部の流体運動によって大規模な磁場を生成・維持するダイナモ効果を生み出す温度差が大幅に縮小したようです。
温度が上がりすぎると、マントルは核を効率的に冷却することができなくなり磁場は消滅することになります。
マーズ・グローバル・サーベイヤー探査機による火星の磁場の観測から火星の地殻が向きの反転を繰り返すバンド状に磁化されていることが分かっています。
この磁化バンドは典型的には幅160km、長さ1000kmにわたっていて、このような磁化のパターンは地球の海底に見られる物と似ています。
3チームの研究成果は 2008年の『Nature』誌に掲載されています。
このような巨大隕石が落下したなら、すさまじい破壊が襲います。
厚さ数十kmの地殻が津波のようにめくれ上がり、1辺が1kmの破片が数千kmの高さに舞い上がり、再び地表に隕石となって「地殻津波」が降り注ぎます。
衝突時の熱エネルギーで衝突点は摂氏6000℃の高温になり岩石も溶けて蒸発します。
惑星を構成する岩石が泡立ち熱で融解・気化し摂氏1500℃の岩石蒸気の熱風となり、自らの重みで四方に流れ出します。
衝突から1日たたないうちに岩石蒸気は衝突点の反対側にたっし、火星は火の海になります。
衝突から数日で海が沸騰し蒸発して海は完全に消滅し、そののちも岩石蒸気は1年間以上も火星をおおい続けます。
これらのコンピューターの計算では、惑星ヤハウェの接近を計算に入れていないものなので、これほどの巨大な隕石が落下して大きな地殻津波が起こってはいないと思われます。
惑星ヤハウェが火星に超接近した際に起きた大激変は、海や河川の水を剥ぎ取ったり焼き尽くしただけではありません。
地底の深い所から粘性の低いマントル流のプルームが上昇し、ホットスポットという形でマグマが噴出して巨大火山「オリンポス山」を形成しました。
すさまじい潮汐力は火星の大地殻変動を誘発し、潮汐力とプラズマは一挙に地下最深部の金属核を刺激し、スーパー・プルームの上昇を招きました。
スーパー・プリュームとは、星の中心部の核の異常反応により、マントルの超高熱の上昇が発生することで、火星ではそれが金属核の移動とともに勃発したのです。
火星のあちこちで大地が盛り上がり、一挙に大爆発を起こしました。
火星の赤道付近のタルシス高地に火星最大の「オリンポス山」があります。
この火山は内惑星の中では最大級の火山で、オリンボス火山は標高25000m、裾野600kmとの巨大火山で、半径が地球の半分(3398km)しかない火星にとっては不釣り合いな規模です。
その南東隣にある「タルシス三山」を形作る3つの火山、「アルシア火山」「パボニス火山」「アスクレウス火山」の規模も、オリンポス火山級であり、どれもが標高20000m近くもある巨大火山です。
オリンポス火山は、富士山の7倍の標高を持ち20倍もの裾野があります。
このタルシス三山の地質構造は、どれも標高10000mにたっするドーム状の膨らみの上に乗っており、周囲3000kmにわたって放射状の割れ目が走っています。
この割れ目は、地盤全体が急激にドーム状に上昇した際、その分だけ地表の面積が足りなくなって周囲を囲むように割れたと推測されています。
火星規模の小さな惑星に、しかも同じ箇所に集中してオリンポス火山を含む巨大火山が存在するするかの謎に対するアカデミズムの仮説に、火山にはプレート運動がないからという説があります。
つまり、ホットスポットからマグマが上昇して、同じ箇所に長い年月をかけて噴き上がり徐々に押し上げていったために、やがてそこに巨大火山ができあがったというのです。
巨大火山の生成の過程は生成時間は別にして正しいでしょうが、どうして地球より小さな惑星でそんな異常なホットスポットが発生したのかの根本的な説明はできていません。
火星より大きな天体が火星の近くを通過すれば、その潮汐力の作用で大地は膨張し、そこが張り裂けるでしょう。
それが連続する巨大噴出口群の正体であり、10000mも盛り上がったタルシス高地誕生の原因です。
火星の側を惑星ヤハウェが通過した際、火星の内部物質が噴き出して、次々とオリンポス火山や巨大火山群が形作られたのです。
現在、火星にはフォボスとダイモスという、ジャガイモと表現されるようにかなりいびつな形の2つの衛星があります。
フォボスとダイモスは、惑星フェイトンの破片です。
惑星ヤハウェが引き連れてきた惑星フェイトンの破片のうち、比較的大きなものが火星の重力に捕まって周回軌道を描くようになったのです。
火星の生物
火星の隕石からみつかった微生物のような形をした物(電子顕微鏡写真)
2004年3月30日、欧州宇宙機関(ESA)の公表では、探査機マーズ・エクスプレスから送られてきたデータを解析したところ、火星の大気に大量のメタンガスが含まれていると判明したといいます。
当初、メタンガスの存在は予想されていなかっただけにその発生源をめぐって調査が続けられるようです。
現場の人間が見落としたのか、それとも誰かが意図的に発表したのでしょうか。
いずれにせよ本来ならば絶対一般に出してはならない情報でした。
メタンガスとは単純な炭化水素で炭素原子1個に水素が4個付いて、常温で無色無臭の気体として存在し火を近づけると激しく燃えます。
地球上では主に火山性ガスに含まれており、これが酸化するとメタノールとなります。
火星の大気中にメタンガスが存在するとなれば、当然ながら火山性ガスを想定します。
ESAの科学者たちも火山性ガス、火山噴火の存在を疑いましたが、火星には現在は活動中の火山は存在しないとされています。
マーズ・エクスプレスは2004年3月の時点で火星には大量のメタンガスが存在すると世界に公表しましたが、大気組成について先に観測を行っていたNASAがメタンガスがあることを知らなかったはずはなく隠していたのです。
NASAは2005年、カトリック大学のウラジミール・クラスノボルスキー博士が発見したという形でメタンガスの存在を認め、さらに優位性を示すために2003年の段階ですでにデータは持っていたとゴダード宇宙センターのマイケル・マンマ博士を通して発表しました。
発表が遅れたのは分析に慎重を期したためだと説明してはいますが、データを隠蔽していたのは明らかでした。
ESAは2006年1月、火星の大気から大量のホルムアルデヒドを検出したとを公表しました。
ホルムアルデヒドとはメタンガスが酸化してできる物質です。
常温では不安定であるため、すぐに酸化されて蟻酸(ぎさん)となります。
火星の大気中では約7時間半でホルムアルデヒドは酸化されてしまうと計算されているにもかかわらず大気中に大量に含まれているのは、ホルムアルデヒドが恒常的に発生していることを意味します。
つまり、ホルムアルデヒドの発生源となるメタンガスが大量にあるのです。
地球上においてメタンガスの発生源の主な物は「生物」です。
有機物で体が構成されている生物は常にメタンガスを発生させています。
ヒトのオナラやゲップ食べた物が腸の中で発酵し、メタンガスが発生します。
高分子の有機物が分解されればメタンガスが生じます。
地中に埋蔵されている天然ガスも、もとは生物の死骸です。
メタンガスはメタン菌の存在を示し、有機物でる生物が存在している証拠を示す物質なのです。
1999年8月11日、NASAが公開した火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した火星のマーレ・アシダリウム地域の画像には、渓谷にある巨大なチューブ状の構造物が写っていました。
地下に埋もれていた人工構造物が顔を覗かせたような構造は、マスコミはほとんど注目しませんでした。
チューブ構造はマーレ・アシダリウム地域、シドニア地区やアレス峡谷などで存在が確認されており、ほぼ火星の全域に分布しています。
局地的な地形というよりは、火星特有の構造として普通に見られます。
このチューブ状構造物の正体は何しょうか。
好事家の意見では、極地方から水を送り込んでいるのではないか、あるいは機械類のケーブルが通っている可能性もあると予想しています。
このチューブ状構造物の詳細な画像が次々と送られてくると、チューブ状に見える拡大した画像から峡谷の底にできた風紋だと分かったのです。
蛇腹の筋に見える部分は砂丘の列だったのです。
特異な地形ですが風の強い火星特有の風紋として、現在は一件落着しています。
チューブ状構造物と同じような不思議な地形が火星で発見されています。
チューブ状構造物と混同されて紹介されますが、こちらは平板な印象があります。
チューブ状構造物が盛り上がった凸状地形だとすれば凹状地形で、チューブ状構造物と同じように蛇腹の模様があるのですが、周囲が削られたようになっているのです。
典型的なのはニルガル峡谷で発見された地形で、タイヤ痕のようなので研究家の間では「キャタピラ痕」ともよばれています。
キャタピラ痕もまたチューブ状構造物と同じように特殊な風紋であると説明されています。
谷底に吹き付ける風が縞状の砂丘を作り上げたというのです。
チューブ状構造物が凸でキャタピラ痕が凹で、ともに蛇腹はの縞状模様があります。
しかもキャタピラ痕は何物かが這いずり回ったような印象さえ受けます。
チューブ状構造物が動いているのです。
チューブ状構造物が姿を消したあとには必ずキャタピラ痕ができます。
M23-01405 Map projection is sinusoidal, using 263.14 degrees W as prime meridian
チューブ状構造物の正体は生物です。
火星の大地の下を這い回っている巨大ミミズ「サンドワーム」とよばれています。
現在、NASAはチューブ状構造物の画像を修正し、あたかも風紋のように処理しています。
しかし、ESAの画像については、そのまま公開されることがしばしばああります。
マーズ・エクスプレスが撮影した画像の中には、サンドワームが写っている画像があります。
サンドワームが生物である証拠に、キャタピラ痕をたどっていくとそこには大きな穴があります。
これは巣穴で巣穴の近くにはサンドワームが俳徊した跡の筋がいくつも広がっています。
一般の人々がチューブ状構造物が風紋であると認識するで、NASAはサンドワームの研究を進めています。
ESAが検出したメタンガスの大部分を排出している生物は、このサンドワームです。
幅数十m、長さ数kmの巨大ミミズと表現されるように、サンドワームはミミズのような姿をしています。
ミミズは環形動物門貧毛綱に属する生物で、細長い体はいくつもの節に分かれています。
光を感じることはできますが、目はなく先端には口があります。
環帯という太い節は生殖器でもあり、環帯があるほうが頭です。
小型のヒメミミズの場合、身体が切れると2つに再生します。
サンドワームもまた、このようにして分裂再生し個体を増やしている可能性が高いです。
チューブ状構造物の中には途中で交差していたり、Y字形やX字形に分かれていたりするものがあり、まさにこれらは分裂途中のサンドワームの姿であるというのです。
サンドワームの繁殖は基本的に分裂によって増えていきます。
主に地中深く潜り込み、微生物を土壌ごと飲み込み体内発酵させ栄養を得ていると考えられています。
NASAはサンドワームの存在を秘密にしています。
ESAの上層部にもイギリスを通じて情報を公開しないように圧力をかけています。
そして、アメリカはいずれサンドワームを捕獲するつもりで、体の一部を地球に運ぶのです。
サンドワームの遺伝子は珍しく、体内には大量の微生物も存在しています。
未知なる遺伝子は、画期的な新薬や素材や生物兵器さえも開発できる可能性があります。
火星のサンドワームと同じ種類と思われる巨大ミミズが地球にも存在します。
その巨大ミミズはポルトガル語でミミズを意味する「ミニョコン(ミニョウスワォ)」とよばれ、ブラジルに生息するとされます。
ミニョコンの大きさは、全長45mにもなります。
1840年ごろ、ブラジルの南部の当時はサンパウロ州に含まれていたパラナ州に住む女性が早朝、水くみに出かけたところ地面を這い回る巨大なミミズのような生物を目撃しました。
同じ地域に住む男性もジャングルの木々をなぎ倒して進む巨大ミミズに遭遇し大騒ぎとなりました。
1849年には、パパガオイ川の近くに住むJ・D・デオス一家が激しい雷雨で不安な夜を過ごし、翌朝、外に出て、幅2~3mもある溝が遠く丘のほうまで続いていたのを発見しました。
溝にあったであろう木々はすべてなぎ倒され、あたかもブルドーザーがとおりぬけた跡のようだったといいます。
一部の報道では大蛇として解釈されましたが、目撃談の姿はミミズでした。
1870年、ブラジル、ラゲス郊外に住むフランスシスコ・デ・アマラオ・ヴァレーラはリオ・ダス・カヴェラ川の土手で巨大なミミズを目撃しました。
急いで近所の人をよんできましたが、すでに怪物の姿はなく代わりに土手の土が掘り返され深い溝ができていたといいます。
1960年代には、巨大ミミズの噂を聞きつけたドイツの動物学者F・ミューラーが現地調査を行い、そこで数多くの目撃証言を集めました。
中には幅5m、長さ50mの範囲で木々が大きく揺れ、それが徐々に移動している光景を見たとの目撃情報までありました。
2002年5月、その日は上流のアマゾン奥地で大雨が降ったためアマゾン川に流れ込むネグロ川は泥で濁っていました。
バルセロスの西方60kmのジャングルに囲まれた小さな村に住んでいたイギリス人医師ジャネット・パーカー夫人は、趣味の野鳥観察に出かけました。
川辺に生息する美しい鳥たちを彼女は撮影していましたが、しばらくしてネグロ川の支流から巨大な生物の頭部を見ました。
頭部には目はなく、口らしきものが見え、頭部に続く体は細長いチューブ状で蛇腹のような節が見れました。
見た目は巨大ミミズでしたが、その皮膚はミミズより昆虫のような硬い印象を受けたといいます。
急いで手にしたカメラを構えて、その姿を5枚の写真を撮影しました。
川の流れが速かったために、そのまま怪物は濁流に飲み込まれてしまったといいます。
地球のミニョコンと火星のサンドワームは基本的に同種であり、サイズの違いは各星の重力差の要因もあると思われます。
ミミズのような生物のヒモムシは、最大の体長は30mになります。
火星文明と火星人
ノアの時代の洪水前の時代に、ヤハウェ(イエス・キリアスト)によるプラズマの物理作用で、当時の地球人が地球の極付近から火星に移動せせられ火星文明を築きました。
地球の磁力線の効果が生み出すプラズマ・トンネルを通過すれば、惑星間を宇宙船がなくとも移動できるのです。
エノクの町の義人たちの文明は別にして、当時の地球人は大気圏を飛翔する飛行機具は持っていましたが、宇宙空間を移動する技術は持っていなかったようです。
ノアの時代の洪水前、まだ火星は軌道が安定していなかったため、雲の天蓋におおわれた地球に何度か大接近しました。
そのとき、互いに地磁気を向け合い交差させた結果、プラズマ・トンネルが発生し、多くの人間と動植物が火星へと移動したのです。
火星人は地球の極付近に開いた今とは比べものにならない強烈な磁気リコネクション(交差する寸前にやめて、つなぎ替えをする)が生み出すプラズマ領域から、同じく強烈なプラズマ領域でつながったプラズマ・トンネルをとおり火星へと移動した人々だったのです。
ノアの時代に火星が何度か地球に接近し、地球と火星の磁場は今とは比較にならないほどに広範囲に広がり、やがて交差することになり、強烈な磁界を構成する両者が交差し、亜空間が互いの極付近で大きく口を開いたのです。
そこに人間や動物がいた場合、彼らは根こそぎプラズマ・トンネルの中に飲み込まれ地上から別の場所へ移動します。
当時の火星には、地球人類に混じって巨人もいました。
彼らは、ヤハウェを象った人面岩や神殿を作り、地球と似た環境の中で生活を営んでいました。
メリディアニ大地に存在する3個タワー状の物体が等間隔(約240m)で一直線に並んでいます。
コインのような物
穴の開いたディスク状の物
マーズ・グローバル・サーベイヤの画像の中に巨大な施設、中央に穴がある四角い物体が写り込んでいる画像があります。
棒状の物が撮影されましたが修正されて消されています。
スピリットが写した不思議なパーツ
http://www.bibliotecapleyades.net/imagenes_marte/marte46_01.jpg
火星のオポチュニティ探査車は、枕木に似ている何かの上を乗り越えました。
そして、ナビカメラの全景を見るとそれの後方、遠くにいくつか同様の物体が見られます。
もし人が地球の砂漠でそのような場面に出くわしたなら、小屋か何かの粉々になった破片ではないかと想像するでしょう。
同じ岩だと思いますが、上の〇の中と右の部分比べると、人工物が修正されてなくなっています。
土器のような物
取っ手のような物
円盤状の人工物
箱の表面にスリットがある物
NASAの火星探査機キュリオシティが、2014年8月31日に撮影した物体
キュリオシティ撮影の金属製と思われる左右の先端が浮いている棒状の物体
マーズ・パスファインダーが送信してきた画像には、1m未満と考えられる3個のドームの構造物が写っています。
NASAはマーズ・パスファインダー着陸の2日後にこの画像を公開しましたが、そののちに流された写真からはこの不可思議な構造物は消去されていました。
近年、NASAは世界最大の無人島であるカナダのデヴォン島で、無人火星探査車両ローバーの走行テストを行っています。
そして、NASAが火星の写真として公表しているいくつかは、デヴォン島で撮影された偽物と解明されています。
NASAによる火星の地表を撮影したものとされる写真には、ネズミらしきものが写っています。
この画像のネズミには頭から背中にかけてのエリアに白い首輪状の模様があり、デヴォン島に生息するクビワレミングなのです。
約4300年前にノアの時代の洪水によって地球や火星の環境は激変し大気の組成に大きな変化が生じ、火星は地球の変化よりも大きく変化しました。
ノアの時代の洪水以前は火星には天蓋(クラウド・シェルター)が存在し、地球同様の豊かな自然環境が存在していました。
そして、微生物はもちろん、植物から動物や恐竜、人類にいたるまで生息していたのです。
マーズ・スピリットが撮影した火星大地の映像には、明らかに生物化石と思われる物体がいくつも写っています。
NASA/JPLリンク
海棲生物の化石や陸棲動物の骨格化石が存在します。
画像は蟹のような生物の手です。
そして、当時の火星は当時の地球と同様に濃い大気に包まれていました。
そのために飛翔する道具を生み出し、地球でも火星でも人々は飛行機で空を飛んでいました。
火星に移動した人類には、免疫問題の他は重力ではほとんど問題にはならなかったのです。
火星にも植物や魚を含めて独特の生物が存在していましたが、最初から地球と同じ生物も存在していました。
火星の大気圏は厚い雲がおおっていたため温室効果もあり、火星全体が熱帯気候に近い気候風土だったのです。
また含有する酸素量も多く、当時の地球と同じく現代よりは少ない呼吸数で生活していたと考えられ、細胞に有害な紫外線が遮断された世界では生命は長寿となり、創世記の記述と同様に数百歳を越える人間もいました。
インカシティ
インカの遺跡
火星の南極付近でもインカシティと名づけられた都市が存在し、巨大な道路か飛行場跡のような場所も確認されています。
人類はほぼ火星中に数億人はいたでしょう。
マーズ・グローバル・サーベイヤーによって撮影されたアラビア大陸(北緯28,38度、西経332,54度)の画像
ユートピア平原
ノアの時代からピラミッドを星に見立て、3基立ち並ぶ姿をオリオン座の三つ星になぞらえてきました。
三大ピラミッドがオリオン座に対応しています。
バプテスマのヨハネを特別な存在として位置付けるマンダ教徒らは、エジプトの三大ピラミッドを3つの星の象徴で語り継いできました。
3つの星は神会を象徴しています。
ノアの時代の洪水前のエノクの時代から、オリオン座の3つ星は神会を表していたのです。
ピラミッド形の構造物は火星にもあり、約200m間隔で並ぶ3つのピラミッドで、配列はエジプト・ギザの三大ピラミッドと同じです。
画像は、左から、中国の長安ピラミッド、テオティワカンの神殿ピラミッド、エジプト三大ピラミッド、火星シドニア地区のピラミッド、オリオン星座。
イエス・キリストの教会が存在し教会員の火星人たちはヤハウェを崇拝し、巨大な神殿ピラミッドを建てました。
人面岩が存在するサイドニア地区は、緑の多い温厚な環境だったことも判明しています。
シドニア地区の遺跡群には都市を守る巨大な三角形の要塞があり、その背後に小型のピラミッド群、居住区が存在します。
堅固な要塞が存在する以上、彼らはいつも大きな戦争を争ってきたことを意味します。
人面岩の正体と火星人の神
シドニア地区に巨大な人面岩が存在します。
有名な「火星の人面岩」とよばれる地形は、1976年にNASAの火星探査機バイキング1号によって撮影されました。
バイキング1号が撮影した人面岩の写真
かねてからシドニア地区には人工構造物が多数存在すると多くのUFO研究家が指摘してきました。
NASA当局はこれを完全に否定し、人面岩やピラミッドに見えるのは、光と影のいたずらにすぎないと一蹴しています。
しかし、その裏でNASAの上層部はシドニア地区を最重要ポイントとして探査計画を立ててきました。
人面岩とは何なのでしょうか。
1976年6月にバイキング1号がシドニア地区の上空1873kmから撮影された火星の北緯41,218度、西経9,55度の映像「35A72」に、人間の顔を思わせる丘陵が写っていたのです。
これが光と影によって顔に見えただけではない証拠に、同じ場所を別角度から撮影したもう写真「70A13」にも人面岩が写っています。
アメリカ、ゴダード宇宙飛行センターのコンピユーター技師ビンセント・デイピートロとグレゴリー・モレナーは、人面岩の映像を詳細に分析して目の部分には瞳、口の中には歯列とおぼしき構造も存在すると分かりました。
そして、その研究成果を1981年に本て発表したところ全世界が注目しました。
シドニア地区は人面岩のほかにも人工構造物を思わせる地形が数多く存在します。
一辺が1,6kmもあるピラミッドや城壁を思わせるクリフ、五角形ピラミッド、通称D&Mピラミッドなどがあります。
D&Mピラミッドとアメリカ国防総省の本庁舎ペンタゴン
NASAでは当初から人面岩が人工構造物であることを認識していました。
20世紀末、集中的に送り込まれた探査機は、すべて火星に知的生命体が存在することを前提でミッションが組まれているのです。
1997年に火星に到着したマーズ・パスファインダーが密かにシドニア地区に着陸し、人面岩の探査を行っていたのはそのためです。
マーズ・パスファインダーだけではなく、続いて火星に到着し突如通信を途絶した2つの探査機マーズ・クライメイト・オービターとマーズ・ポーラー・ランダーも同様です。
1999年9月に火星に到着したマーズ・クライメイト・オービターは周回軌道に入ることに失敗し、そのまま行方不明になりました。
原因はメートル法とインチ法を取り違えた単純ミスにあると発表されましたが、実際は裏DSN(ディープ・スペース・ネットワーク)を使ってNASAはジェット推進研究所(JPL)をだまし探査機を乗っ取ったのです。
自動的に切り替わった周波数は裏DSNでのみ受信が可能で、NASAはマーズ・クライメイト・オービターを使ってシドニア地区の探査にあてました。
続く姉妹機マーズ・ポーラー・ランダーも南極上空で通信を途絶しましたが、やはり同様にNASAが乗っ取りました。
消失したはずのマーズ・ポーラー・ランダーは、そののち、シドニア地区へと飛行し人面岩に着陸し掘削機を使って土壌分析などの遺跡の調査を行ったといいいます。
パスファインダーが火星に着陸した1997年7月4日の深夜、ラスベガスを中心に深夜のラジオ人気番組である「アート・ベル・ショー」のゲストは、リチャード・C・ホーグランドでした。
リチャード・C・ホーグランドは太古火星超文明の存在と地球文明との関係を指摘する科学ジャーナリストで、公表する研究報告をNASAが隠蔽しようとしていると告発し続けています。
ホーグランドは、1976年にバイキング1号が火星に着陸した際にNASAの技術顧問でした。
だからこそNASAを退いた今でも関係者と接触し、機密情報を得ているのです。
ホーグランドは今回の火星探査には重大な疑惑があると発言しました。
不審な点は通信の問題です。
パスファインダーの着陸地点は、公式発表では火星の北緯19,5度、西経32,8度にあり、火星基準面より2m低いアレス峡谷になっています。
そして、パスファインダーが着陸したとき、地球は火星の地平線から見て5度低い位置にありました。
NASAが発表した、着陸直後にセーガン記念基地から撮ったパノラマ写真に疑惑が生じます。
写真には、2つの隆起した丘が写っていて「ツインピークス」と名づけられました。
このとき地球は隆起部の裏側に隠れていることになり、セーガン記念基地と名づけられた通信の中継器として使用された無人基地(着陸機)と地球との間に障害物があり通信が邪魔されたはずです。
少なくとも電波は微弱になったはずです。
ところが通信の途切れは発生せずにパノラマ写真が送られてきたのです。
パスファインダーの軟着陸をテレビ中継した際、CNNで解説を担当したNASAのマーズ・プロジェクトのマネージャー、ドナ・シャリーも「着陸までと、そののちしばらくの間に交信が途切れなかったのは不思議だ」と番組中に述べているくらいに予想外の出来事でした。
ホーグランドが指摘したのは、パスファインダーがNASAが公表したとおりの地点に着陸したとしたなら、2つの峰が邪魔になって交信不能になり、前述のパノラマ写真は送信できなかったはずだというのです。
最初の放送から20日たった7月26日の深夜、再度「アート・ベル・ショー」に出演したとき、ホーグランドはそのことを根拠を示しつつ主張しました。
パスファインダーが着陸したのは、アレス峡谷ではなく人面岩で有名なシドニア地区であることをNASAは隠しているとホーグランドは述べました。
ホーグランドの推論の根拠はこうです。
パスファインダーの航路が途中で変更されています。
6月24日から25日にかけてロシアの宇宙船ミールに給油船が衝突するという事故が起きましたが、この事故の第一報が入ったとき、人々の注意はパスファインダーから離れました。
その隙にシドニア地区降下のための航路変更が行われたのです。
この推測を裏付けるように、航路変更が行われたと思われる36時間の間、NASAからの新しい情報の発信はなされていません。
ホーグランドが入手した情報によると「今回のマーズ・プロジェクトには、アメリカ、カリフォルニア州パサデナのJPLとは別に、テキサス州のダラスにもう1つコントロールセンターがある」というです。
その施設は工場地帯の一角にあり、厳重な警備態勢が敷かれているといいます。
ホーグランドは、ここからパサディナに偽の情報が送られている可能性があるというのです。
着陸地点がシドニア地区であるとする根拠がもう1つあります。
それは、パスファインダーから送られてくるパノラマ写真に常に登場するものです。
そこには、前述したように「ツインピークス」とよばれる2つの丘がきれいに写し出されています。
そして、このツインピークスこそが、人面岩なのです。
ツインピークスは人工的に積み上げられた階段状の建造物です。
ツインピークスの頂上部分が崩れ人工的なブロック構造が確認されました。
ホーグランドはダラスのコントロールセンターがミスを犯したとしか思えないと述べ、この映像はすぐにNASAのホームページから削除されています。
7月22日、NASAはこの人面岩をただのピラミッドと思わせる作戦に出ました。
この写真について、アリゾナ大学のピーター・スミス教授によって、ツインピークスの右側の山の中腹に水で削られた跡と見られる窪みが発見され、NASAはパスファインダーの着陸地点はかつて大洪水に見舞われていると述べています。
これは丘陵地帯の拡大写真で北側の峰です。
この写真には頂上部分しか写っていませんが、頂上部分の下もいくつもの層が折り重なった構造と考えられます。
隠蔽工作
パスファインダー計画に前後して、無気味な死亡事件が続発しています。
6月25日、旧ソ連の宇宙ステーシャン「ミール」が事故を起こした日に、NASAの上級プログラム・ディレクター、ガーガン・レイ博士がアメリカ、メリーランド州ポトマックの自宅近くで変死体となって発見されました。
この事件は、カリフォル二ア州パロ・アルトで、パスファインダーのコンピューター制御担当の技術者が、スタンフォード大学近くの高級住宅街の立ち木とフェンスの間に挟まって死体となって発見された日から数日後に起きています。
さらに、パスファインダーより1か月前に打ち上げられた「マーズ・グローバル・サーベイヤー」の女性プログラム・マネージャー、メアリー・K・オルセンが、JPLに出向後に塞栓症になり入院しましたが死亡しています。
35歳の人間が老人の病である塞栓症で死ぬとは普通ではないです。
そして、パスファインダー着陸直前の7月3日の深夜、NASAのシャトル部門の責任者ブルースター・ショウの息子が何者かによって銃で射殺されています。
このようにNASAの職員とその関係者がパスファインダー着陸をはさんで不可解な死を遂げています。
彼らはNASAが画策している陰謀を知りすぎたため、口封じのために殺されたのです。
1972年のマリナー計画では、送信された写真の一部が月面の写真とすり替えられていました。
1976年、バイキング1号が地球に送ってきた写真では、火星の空が地球に近いスカイブルーに写っていましたが、すぐに「そんなことはない」と画像処理された赤錆色の空に変更されました。
火星とその衛星フォボスの詳細な探査を目的に、1988年に打ち上げられた旧ソ連の探査船フォボス1号、2号が謎の消滅をしています。
1992年、アメリカの探査船マーズ・オブザーバーも、火星着陸寸前に突如として消失してしまっています。
アメリカは、火星の現在も生きている生物のDNAなどから多大な利益を得ようとして、火星人や火星の超古代文明遺跡も独占しようとしています。
1988年7月、旧ソ連は「フォボス1号」と「フォボス2号」の火星無人探査衛星を打ち上げましたが、1989年に相次いで火星に向かう軌道上で消息を絶ちました。
この連続した火星探査機の行方不明事件については、当時はさまざまな憶測が飛びました。
1993年8月21日、バイキング計画に続く、アメリカの火星表面を最高10m四方の高解像度で観測できる探査機マーズ・オブザーバー(1992年9月25日打ち上げ)は、火星の周回軌道に乗るため燃料タンクを加圧する操作が行われ微細な爆発を起こしてバルブを開けるので、通信装置に影響が出ないようにとスイッチがOFFにされました。
そして、そののちに故障のため通信装置が作動することはありませんでした。
故障の原因は搭載した通信装置に付けてあったトランジスタの不良とされ、同じトランジスタを付けた衛星の通信装置もやはり不良箇所が発見されたといいます。
超古代遺跡の中でも当時の火星人を表しているものが、シドニア地区にある「ツインピークス」である「人面岩」です。
ホーグランドの長年にわたる批判を払拭すべくNASAは、ソノマ州立大学名誉教授のスタンレー・マクダニエルに、この問題の公式調査を任せました。
1年間の調査の結果、マクダニエル教授はNASAの思惑とは逆にNASAに非があったことを明らかにしました。
そして、NASAによる隠蔽工作の存在までをも暴露したのです。
人面岩について、マクダニエル教授は次のようにコメントしています。
「人面岩については、バイキングが送信してきた写真に、可能なかぎり数多くの画像解析が加えられている。
階層的に行われた各種テストの結果、この巨石はけっして自然にできたものではない。
つまり人工建造物に極めて近いと明らかになったと思う。」
ホーグランドの主張を肯定するマクダニエル・レポートは、発表と同時に大きな論議を巻き起こしました。
1996年に打ち上げられた「マーズ・グローバル・サーベイヤー」は、高解像度のカメラを搭載しており、バイキング1号の写真とは比べようのないほどの鮮明な写真が撮影可能です。
1998年3月26日、NASAは火星周回中の探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーがシドニア地区の人面岩の観測を開始すると公表しました。
そして、4月6日に人面岩の最新画像データが公開されました。
それは、4月5日の午前12時39分、マーズ・グローバル・サーベイヤーに搭載されたマーズ・オービター・カメラで撮影され、地球に送られてきたものです。
写真の画像解析はカリフォルニア州サンディエゴにある「マリン・スペース・サイエンス・システムズ」によって行われ、結果はすぐにJPLに送られました。
マリン・スペース・サイエンス・システムズのマイケル・マリンは、こう述べています。
「とても人面には見えません。ただの丘陵地帯です。
自然の侵食作用でできた地形であることは間違いありません。
今回の写真によって人面岩に関する論争が終結することを望んでいます。」
ホーグランドはこの結果にたいして、重要な画像データが消去され不自然な形で簡略化されたものであると指摘して、「ノイズの多いテレビ画面を見ているようだ」と公表された写真を一笑にふしています。
1976年にバイキングによって撮影された画像では、人面岩はどう見ても人間の顔の特徴を備えていましたが、今回の写真のように頬の部分から光が当たった状態では、際立った構造は認められません。
リチャード・ホーグランドが率いる「独立火星調査団」のメンバーであるコンピューター技師のマーク・カーロット博士は、「もしかしたら、かなり侵食が進んでいるのかもしれません」と述べています。
また、ホーグランドとともにシドニア地区の異常地形を研究している物理学者のトーマス・ヴァン・フランダーンは、次のようにコメントを発表しています。
「バイキングが撮影した写真によって注目が集まった人面岩に関し、今回の写真によって新たな興味が生まれたといっていいだろう。
人面岩の上部に位置する『ヘッドドレス』とよばれる部分に関しては、明らかな線対称構造が見られ直線と曲線で構成される全体像を見ると人為的要素の介在が強く感じられるからだ。
今回の写真には、これまでに発見されていなかったものも写りこんでいるが、これによってさらなる疑問が生じた。
これだけ幾何学的な構造が存在するのは、太陽系惑星においては地球だけだろう。
火星表面の構造物群は、地球の人工建造物と比較するに値すると考えている。」
この点について、マーズ・グローバル・サーベイヤーに搭載されたカメラを操作したマイケル・マリンは、カメラアングルに問題があったこと、そして撮影当時のシドニア地区には強風が吹いており、それによって流された雲が太陽光をさえぎる不測の事態があった述べています。
さらにホーグランドは、人面岩に関する画像データの3分の2が削除されていると主張しています。
マーズ・グローバル・サーベイヤーが搭載しているカメラによって撮影された画像は、全部で256段階のグラデーションに分類することができますが、今回発表された写真のグラデーションはわずか80段階に分類されたものでしかありません。
今回送られてきた写真はとても判断材料としてとして使えるような代物ではないのです。
またマース・グローバル・サーベイヤーから最初の画像が送られてくるまでに予定よりも30時間のずれがあったことからNASAが何らかの工作を行ったのではないかと疑惑が持たれています。
人面岩の反射率を示す画像
画像には、夜明け前のシドニア 地区でボーッとした光を発する人面岩が映り込んでいます。
自ら光を発しているのではなく月の光を反射していますが、その表面の質感は磨かれた鏡を思わせます。
ホーグランドは、この現象について次のように語っています。
「火星表面のただの丘に、これほど反 射率があるとは思えない。
夜明け前の暗い時間に、わずかな月明かりを反射してこれだけ光っているのだ。」
暗い時間でこれだけ光るのだから、太陽が昇ったのちの様子はもっと光るでしょう。
実際、シドニア地区に位置する他の構造物も、明るく光を反射することが分かっています。
顔の2つの高い部分が、ツインピークスです。
ツインピークスの画像をデジタル補正すると、人面岩の正体が分かります。
最新の人面岩画像を上下を逆にします。
大洪水により、崩れ落ちたツインピークスの片方の山頂(鼻の部分)が顔の骨の形を基に修復され、ほかの崩れた部分がデジタル強調された画像です。
髪と髭を持つ男性の顔が浮かび上がってきました。
その顔は イエス・キリストだったのです。
欧州宇宙機関ESAがマーズ・エクスプレスに搭載した地下探査レーザ高度計MARSISによってスキャンした火星人面岩の地下構造は、人間の頭蓋骨です。
太古の火星のイエス・キリストの教会の会員たちは、は人面岩を建造するにあたって表面だけではなく、地下の構造をも人間の頭蓋骨そっくりに造り込んでいたのです。
地上の映像では周辺には火星人面岩しか見えませんが、顎の先には巨大な人体が埋まっていることが判明しているとされています。
つまり、火星人面岩は巨大な火星人体岩だったのです。
頭蓋骨を頭にして巨大な人体が浮かび上がっています。
両足をそろえ、両腕を左右に広げていて、胸の部分には肋骨らしき筋がいくつも見えます。
頭蓋骨(されこうべ)はアラム語で頭蓋骨の意味であるゴルゴダの丘で磔刑されることを表しています。
そこでピラトは、十字架につけさせるために、イエスを彼らに引き渡した。
彼らはイエスを引き取った。
イエスはみずから十字架を背負って、されこうべ(ヘブル語ではゴルゴダ)という場所に出て行かれた。
彼らはそこで、イエスを十字架につけた。
イエスをまん中にして、ほかのふたりの者を両側に、イエスと一緒に十字架につけた。 (ヨハネ 19:16-18)
NASAは火星人面岩を十字架に磔になったイエス・キリストだと認識しています。
火星人面岩は、人面だけではなく地下の頭蓋骨構造や十字架上の磔刑でイエス・キリストを表していたのです。
サタンに従う者たち
火星の北極には謎の都市遺跡、コードネーム「アルテミュア・シティ」が存在します。
火星の北極海、ボレアリス海の中央にあります。
ボレアリス海が存在した時代、孤島にアルテミュア・シティは存在したのです。
NASAが北極海の孤島を地中レーダーによってスキャンしたところ、そこに同心円状の構造が浮かび上がりました。
同様のデータはESAも得ています。
惑星ヤハウェの接近による激変が襲う以前、アルテミュア・シティは温暖な赤道付近に存在しました。
船舶を主な交通手段とする海洋帝国が存在したのかもしれません。
NASAは、ノアの時代の洪水前の火星の大陸のコードネームに「アルテミュア」と名づけています。
コードネームに大陸アルテミュアの名前を冠する「アルテミュア・シティ」とよんで、ここが火星の超古代文明の中心地であると判断しているのでしょう。
このアルテミュア・シティではシドニア地区に匹敵する人工構造物の人面岩が発見されています。
現在は北極点に位置するアルテミュア・シティにも、シドニア地区のように人面岩が存在することがレーダー・スキャンによって判明したのです。
NASAは公表していませんが、この人面岩をコードネーム「アルテミュウス」と名づけて調査しています。
古代の火星人が人面岩にするとはそのモデルは偉大な王か、もしくは神としていた存在だったと思われます。
人面岩アルテミュウスも、その下には巨大な人体が隠されている可能性があります。
レーダー・スキャンのデータからは、アルテミュウスには髭はなく黒人のように思われます。
14 ノアの時代の洪水の真相
<転載終了>
実際、NASAは火星の大気は非常に希薄であると公表しています。
希薄ならば、空の色が紫色にこそなれ赤い色になるはずがないのです。
つまり、火星の大気中に大量の砂塵が舞い上がっていなかった場合、火星の空は青いとことになります。
それなら火星の空はなぜ赤いのでしょうか。
火星の大気は、いつもちりや埃の微粒子で満たされていて、そのせいで光が屈折するからとされています。
しかし、大気がいつも微粒子で汚染されている状況は実は考えにくいことです。
火星では南半球が冬から春になるころに、巨大な砂嵐が発生することがあります。
2001年には、まず6月15日に南半球のヘラス平原で砂嵐が始まり、この砂嵐は急速に成長しました。
さらに同じような規模の砂嵐がいくつも出現し、7月には南極を除くすべての地域がちりにおおわれてしまいました。
砂嵐は9月の終わりには終息しましたが、高層にまきあげられたちりは、そのまま大気中を浮遊したため火星は11月までかすんでいました。
砂嵐は極地方でも起こることがあります。
火星の砂嵐のとき、ハッブル宇宙望遠鏡で見た火星は、赤く染まった地表とグリーンのレイリー散乱が認められました。
この写真を見ると火星は赤い星であるように見えます。
そして、もともと火星の空は地球と同じように青いのではという説が出てきています。
2001年の大砂塵の際のグリーンのレーリー散乱も火星の空は青であることを証明しているという説もあるのです。
それは黄色と青色が混ざるとグリーンなるからです。
黄色の大砂塵がもともとの青いレーリーと混在した結果で、火星の空は地球と同じように青いというのです。
アメリカ、オハイオ州のトレド大学のフィリップ・ジェームス博士は、1997年5月27日と6月27日にハッブル宇宙望遠鏡で撮られた2枚の写真を発表したのですが、そこには明確に青いレイリー散乱が認められるのです。
1976年7月20日、火星のクリュセ平原に軟着陸したバイキング1号はすぐさま観測を開始し、2台の視野300度パノラマ・カメラで火星の大地を撮影し地球へ電送しました。
NASAと協力して映像を解析していたジェット推進研究所(JPL)の職員も映し出される映像に見入っていました。
1976年7月20日に火星に初めて着陸したバイキング1号が送信した火星地表の写真
初めて見る火星の映し出された青い空は地球の空と同じであり生命が存在するかもしれないと期待させました。
しかし、世界中の新聞に火星の青い空のカラー写真が公表され世界的な大騒ぎになると、NASAは急遽声明を発表し、青い空の写真を完全否定し青い色はデータ解析のミスだと断定しました。
代わって火星の空だと発表した写真には、赤い空が広がっていました。
まるで空一面が夕焼けか朝焼けのような状態で、地球の空とは違う光景でした。
NASAの報道官の説明によれば、ミスはカラーバランスにあったといいます。
バイキング1号が撮影した写真は、光の三原色RGB(赤、緑、青)のフィルターによって分解され、そのデータが送信され地上ではデータを再び光の三原色RGBを統合してカラー映像として再現します。
そのとき、空は青色という先入観があったため、JPLの担当者が空の色を青として調整した結果、地球そっくりの青空となってしまったというのです。
そして、調べるとカラーバランスが崩れており、それを調整すると火星の空は青ではなく赤になったというのです。
この説明に多くの一般人は納得しました。
しかし、何重もあるチェック・マニュアルを通過し、なおかつJPLの全技術者たちが全員、カラーバランスが崩れていることに気づかないまま、このような単純ミスの映像が発表されたとはとても思えません。
NASAの画像処理によって、見かけ上の青成分はピンクに緑成分は黄土色に変えられてしまい、火星のカラー画像に青や緑は一切存在できないようになりました。
そして、火星に緑の植物が存在したとしても土壌と区別することは不可能となり、たとえ火星の空が青くても赤い空に変わってしまうのです。
青空バージョンの火星写真のほうが実際の火星の風景に近い色だとすると、その撤回は何らかの作為があったとしか考えられません。
バイキング1号の映像には、着陸船に付いているアメリカ国旗が写っている映像があります。
アメリカ国旗は青と赤と白の三色のカラーバランスからなっていますが、バイキング1号が撮影した空が青いバージョンと赤いバージョンを比べたときに写真を比べると、青い空バージョンのほうが自然のような印象を受けます。
青い空のほうが自然光で赤い空のほうの写真のアメリカ国旗は、赤いフィルターをかけた色合いなのです。
カラーバランスが崩れていたとされましたが、バイキング1号の探査機のボディーに描かれたアメリカの星条旗を見ると、赤い空バージョンのほうは赤色がにじんでいるようで見るからに不自然です。
バイキングの際に発表された写真を国旗や装置などの色を基準にして、実際の色に近づけて修正すると、このようになりました。
フィルター疑惑についてNASAは公式的なコメントを出していませんが、「空が赤い場合、地上を照らす光線は、当然赤色になる。
赤い光線のもとに置かれたものは、すべて赤いフィルターをかけたように見えるのは科学的に正しい」と言うかもしれません。
光線そのものが赤ければ赤いフィルターを通したような景色になります。
夕焼け空のもとでは白いシャツも赤く見えますが、それとは違う印象を受けます。
NASAのバイキング2号が1976年に撮影した火星表面の写真
火星の表土は地球のアリゾナ砂漠の表土と似ており、地表が赤くても空が青いことはありえます。
空の色を決定しているのは、空気による光の散乱なのです。
地球のような大気組成の場合は、可視光線の中で波長の短い青色が最も散乱します。
だから地球の空は、たとえアリゾナ砂漠の真ん中にいても青く見えるのです。
ところが、地球の大気圏がもっと厚ければ、今度は真昼でも夕日のような空の色になります。
なぜなら、通過大気が厚ければ今度は波長の長い赤色が散乱するからです。
したがって、火星のどの場所でも常に赤い空であるなら火星大気は地球以上に厚くなければなりません。
大気は、天体の重力によって引き寄せられています。
火星は地球よりも重力が小さいので、それほど大気を引き付けられません。
大気が薄いなら、それだけ太陽光線の散乱が少ないので光線のエネルギーは高いまま火星の表面へたっし太陽光線の中でも最も強い青い光線がそのまま地表へとたっするのです。
したがって、火星規模の惑星を考えれば考えるほど青い空であるほうが科学的にも自然なのです。
1976年の火星の空を赤に差し替えた行為は、科学者とは思えない判断ミスだったのです。
さらにNASAは火星には、常に砂嵐が吹き荒れていると主張します。
砂嵐によって吹き上げられた砂塵が大気中に舞うと砂塵の粒子に散乱され、青の光線はさらにエネルギーを失います。
しかし、地球よりは大気が薄いため赤色までにはいたらず、せいぜい緑っぼくなる程度です。
ちょうどNASAが最初に発表した火星写真にある空の色が適当な色です。
すなわち、実際の火星の空の色は青くスカイブルーに近いのです。
このように理論的に考れぽ、火星の空は青いはずです。
そして、一連のNASAの説明には盲点があります。
それは地上の色で火星の地表は赤く黒い部分もあります。
しかし、極地方には氷でできた極冠は白色です。
地球の空が青いのと同様、宇宙空間から見れば地球は青いです。
海が青いだけではなく、白い雪の部分も青いのです。
光の散乱は地上のみならず、宇宙空間にも等しく広がっています。
もし火星の大気に砂塵が充満し、それらの粒子に光が散乱して空が赤くなっているとしたら、同じことは宇宙空間から見た火星の地表にもいえ、白い極冠は赤く染まっていなくてはなりませんが、バイキングが撮影した火星の極冠は白色というより青っぽいのです。
ハッブル宇宙望遠鏡が写した火星
1997年7月4日、アメリカの独立記念日に火星に着陸したマーズ・パスファインダーは、火星の北半球に軟着陸しました。
火星表面のパノラマ・カラー映像が映し出されたとき、赤錆び色の大地と一緒に見えたのは赤色の空でした。
マーズ・パスファインダーが着陸する前、この付近はすさまじい砂嵐に見舞われていたのです。
そのため火星表面をおおう鉄分を含む大量の赤いダストは火星大気に舞い上がり、重力が低いために中々降下しない状態が続いていました。
大気中にダストが多ければ、厚い大気圏を通過するのと同じ散乱現象が加速され空が赤色に片寄ります。
まして巻き上げられたダストが赤サビ色をしていればなおのことです。
事実、NASAも空が赤いのは、砂嵐でダストが大気中を浮遊しているからだと公表しています。
バイキング1号のときとマーズ・パスファインダーのときの最も違う点は、この砂嵐です。
マーズ・パスファインダーのときは着陸直前に砂嵐が起きていましたが、バイキング1号のときはそれが起きていませんでした。
それにマーズ・パスファインダーの赤い空と大地は自然色ですが、バイキング1号の修正後の大地は急いで修正したフィルターをかけただけの粗末な修正写真としか思えないのです。
ところが同じ火星映像でもバイキング1号の青い空と大地の映像だけには、大地の色合いバランスを含めバイキング1号とマーズ・パスファインダーとの能力差は見られません。
彼らの隠蔽作業が、同じ赤い空で比較する対象物が出てきたことから証明されたのです。
砂嵐が起きた直後の火星映像のほうが、砂嵐のなかった映像のときより大地が赤色光に散乱していないのはおかしいです。
探査機が搭載するカメラのフィルターセットから、正しいカラーチャートを再現した画像(最初に公表された写真)は、赤が波長602nm「赤~オレンジ領域」、緑が535nm「緑領域」、青が480nm「青緑~青領域」のフィルターによって撮影されたものであり、正しい写真として公開された画像は、青と緑は同じですが、赤を波長753nm「赤~赤外領域」の画像に差し替えることによって合成されているものと分かりました。
バイキング計画にかかわったギルバート・レヴィン博士によると火星の空は青く、NASAの公表した写真の空はNASAが画像を修正を施したと衝撃的な暴露発言をしています。
NASAが火星の空の色を隠そうとするのは、NASAは火星の生命体を隠蔽しようとしているからです。
日時計とカラーチャートを兼ねた装置 (スペースアーティスト、ジョン・ロンバーグ氏デザインの「サン・ダイヤル」)
スピリットのパノラマ画像
ラバーは青から赤に、カラーチャートは青が赤に、そして緑が茶色に変えらています。
青い部分がすべて赤に変わってしまっているのです。
もし火星に赤い光が多いのならば青いチャートに赤い光が加わるので、チャートの青色が見えなくなり赤色に見えるのははありえません。
色が差し替えられたとしか考えられません。
ケーブルの配置等から、この装置はすべて同じ探査機のものです。
ほかの技術画像でもケーブルを固定するラバーは青色なので、ラバーの色は青色が正しいと考えられます。
NASAは火星探査機マーズ・パスファインダーの火星の夕焼けの際に、地平線に沈む太陽の周囲に青色が現れる写真を公開しました。
NASAの説明では地球とは逆の現象が火星にはあるといいますが、火星の西の地平線が青色になるのはダストはまだ周辺の高空に浮遊して西側から空が落ち着いてきた証拠でしょう。
だからそこに太陽が来ると大気が薄いので青色に片寄って見えるのです。
同じ現象はNHKのBS放送が流した最初の映像の中にもあり、地平線になるほどに青色に偏光する現象がと放映されました。
これも遠距離になるほどに大気状態が回復している証拠であり、だからこそ大気が薄いため紫から青色へ変色していくのです。
NASAはアカデミズムが崩壊しかねない真相は先送りにし、真相がばれる寸前まで公開しない方策を継続するつもりでいます。
ここしばらくは火星上空から探査する外国はあっても、地上に着陸する探査機はないために何をやってもごまかせるからです。
アメリカの軍事的、政治的世界戦略にとって、アカデミズムが斉一説とともに崩壊したら困るのです。
1976年7月20日、バイキング1号着陸船はオービターから切り離されて着陸するために降下していました。
543kgの着陸船が地表へ向かって突っ込むのを制御するためにパラシュートが用いられました。
NASAの発表によれば火星の地上の大気密度は地球の1気圧の大気密度の約123分の1しかありません。
ところがNASAは約15mのパラシュートを使って火星探査機バイキングを表面に着陸させました。
ほとんど真空に近い空間で羽毛と鉄球を同時に落下させると、空気抵抗がないので2つの物体は重力の影響で同時に着地する実験を思い出してください。
地球の数百ヘクトパスカルの気圧中でパラシュートが作動するのを知っています。
しかし、NASAは火星の気圧は7ヘクトパスカルにすぎないといっており、しかも数km上空では1ヘクトパスカル以下になるのに何がパラシュートをふくらませて、いかなる種類の抗力が起きて降下する着陸船を減速させゆっくりと降ろしたのでしょうか。
そんな小さなパラシュートを空気抵抗のない所へ降ろしたら、高速で地面に激突してばらばらになってしまうのです。
火星探査機の重量は地上では534kgで計算すると、これだけの重量を持つバイキングをNASAがいう火星の大気の中でパラシュート降下させるには、約2,3kmもの巨大な直径を持つパラシュートでなければ無理だとの計算が出されました。
それがたったの約15mのパラシュートで降下させたというのですからNASAのデータがうそだと分かります。
実際は、火星は地球に近い同様の大気圧なのです。
火星の水
最近までアカデミズムは火星には酸素がほとんどないため、火星の極地にある極冠は二酸化炭素が冷えて固まった巨大なドライアイスだと断言していました。
バイキング1号は着陸後に気象観測を始めました。
最初の観測結果は、気圧7,65ミヘクトパスカルで、1日周期の変化はわずか0,1ヘクトパスカルです。
最高気温は-49,16℃、最低気温は-85,16℃)でした。
風速と風向は、24時間37分23秒の1日の間でほとんど同じ変化を繰り返し最大風速は秒速9mでした。
一方のバイキング2号のデータでは、最高気温は-52,16℃、最低気温は-82,16℃で、着陸地点の緯度が相当高いにもかかわらず、ほとんど温度差のないとが分かります。
同時にバイキング2号の母船は、赤外線の強度で温度を計測する赤外スペクトロメーターで、北極地方の極冠の温度を観測しました。
当時の火星の北半球は夏で、極冠の温度は-73℃、あるいはそれ以上でした。
このときの北極地方の気圧6ヘクトパスカルを考慮に入れれば、気圧下6ヘクトパスカルにおける二酸化炭素の凝固点(固体になる温度)は-125℃であるため明らかに矛盾する温度となります。
この観測によって、これまで常識としてアカデミズムが疑わなかった「極冠ドライアイス説」はくつがえされてしまったのです。
一方、バイキング1号の母船は、冬の南極地方の温度も観測しており、-139℃を測定しています。
これは、6ヘクトパスカル下における二酸化炭素の凝固点よりも温度が低いため、すぐに北極の極冠と同じ結論は出せませんが、少なくとも1つの惑星で両極の極冠の成分が違うことはありえません。
しかし、火星の冬の極地は、常に厚い霧におおわれているため、バイキング1号の母船が観測した温度は上空の霧の層の温度だった可能性もあります。
霧の上層になるほど気圧が下がり、二酸化炭素の凝固点も低くなります。
40km上空の二酸化炭素の凝固点は-153℃と名るため、ドライアイスの霧というには不自然です。
すなわち、霧の層の最頂部の温度でも二酸化炭素は凍らず地上も同様なのです。
そこでアカデミズムは、折衷案として火星の氷冠の底には巨大な氷が存在しても表面だけはドライアイスがおおっていると主張しています。
写真は2005年の2月2日(火星の北半球は夏の終わり)、欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機マーズ・エクスプレスが撮影した画像で火星の北緯70,5度の地域の大部分のボレアリス荒野(Vastitas Borealis)にあるクレーターで直径35kmです。
氷は昇華(固体から液体を経ずに気体になること)をまぬかれた水の氷の可能性が高いと、ミッションの科学者は推測しています。
なぜなら夏の北極では暑い日差しで二酸化炭素は完全に昇華してしまうからで残っているのは氷だというわけです。
氷の色は実際の色に非常に近く、クレーターの右側の縁で白く見えるのは霜です。
NASAの火星探査機「2001マーズ・オデッセイ」の観測により、火星の南極付近の地下浅い所に大量の氷が存在していることが明らかになりました。
地表1m程度の浅い所に、質量比で20%から50%の量を占める氷があるといいます。
氷(水)の存在を明らかにしたのは、マーズ・オデッセイに搭載されている水素から放射されるガンマ線の量を測定し水の量を推定するガンマ線分光器です。
しかし、これらの水素の強度からだけでは、水がどのような状態で存在しているのかまでは分かりません。
しかし、観測された火星の南極付近はとても温度の低い領域であることから、観測された水素から存在が示唆される水は氷で存在しているのだろうと結論しています。
火星の表面は極寒の環境で水が液体の状態を保つことはないですが、多孔性の堆積層が保温用の「毛布」となって地下は比較的温かく、液体の水が貯蔵されている可能性があります。
アメリカ、ニューメキシコ大学の惑星科学者フランシス・マッカビンら研究チームが火星から飛来した隕石を調査したところ、大量のの含水鉱物(結晶構造の中に水分を含む鉱物)を発見しデータを基に分析した結果、火星地下のマントルには大量の水分が閉じ込められていることが明らかになりました。
極冠についてはNASAの火星探査衛星「マリナー9号」の観測でも、真冬の極地には存在せず、春分の頃に急激に形成されていることが判明しています。
もし、火星の両極の氷がすべて溶けた場合を想定してみると何と火星表面を約10mの深さの水でおおいます。
さらに火星の地下にも氷層が隠されていて環境が整えば、火星は地球と同じ世界に変貌してしまうのです。
過去の火星は地表に水が存在するほど暖かかったのです。
マーズ・パスファインダーの映像により、火星に大洪水が発生していたことが判明しています。
巨大な岩石が削られ、ある一方向に向いて並んでいることで確認できるのです。
1971年5月、マリナー9号が撮影した写真を分析したところ、極冠から伸びる流水の痕跡が明らかになりました。
ドライアイスとは固体の状態から液体をへずに、そのまま気体へと昇華します。
ところが、火星の極冠は長期的に解けて液体となっているのです。
これはドライアイスではないのです。
現在では、極冠のほとんどは水の氷であると判明しています。
NASAのM・T・ズーバーによると、北極の氷冠における氷は約100万平方kmにわたって、平均1kmの厚さになる量があるといいます。
これらがすべて溶ければ水は火星の表面を9mの深さでおおいます。
同様に南極の氷冠も含めてすべて溶けると火星の表面を約30mの深さでおおうといいます。
さらに2002年、NASAが発表したのは両極の氷がすべて溶ければ火星全体をおおう水の深さは1,25kmにもなるといいます。
火星の水分については、バイキング計画でも存在が証明されました。
バイキング1号が着陸する前に、火星表面を赤外線探査をしたところ、低地部分に予想をはるかに超える量の水分が検出されたのです。
火星には、表面をおおう厚さ約1,5kmの水量がありました。
単位面積当たりの水量は地球を上回る豊富さで、北半球の大部分が水面下に没していました。
このモデルでは、太古の火星は現在の地球のようにまぎれもなく湿り気のある水の惑星であったと推定しているようです。
この火星モデルは、アメリカ、ジョンズ・ホプキンズ大学のポール・フェルドマン教授とアメリカ、カトリック大学のウラジミール・クラスノポルスキ教授の共同研究によるモデルで、その詳細がアメリカのの科学誌『サイエンス』に掲載されました。
両教授は、1999年6月に打上げられた高度760kmの軌道を周回する天文衛星フューズ(Far Ultraviolet Spectroscopic Explorer)の測定データを分析し、薄い火星大気の上層に水素分子が含まれていることを初めてを確認しました。 現在、極冠や地表下にあると考えられる水量は、厚さ約20mの層にはなるであろうと推定しています。
火星の地下を探査するために搭載されているマーズ・エクスプレスの地下探査レーダ高度計 (MARSIS)は、地下に電波を発射し、その地下からの反射を捉えることで地下の水(氷)の存在を知るという装置です。
マーズ・グローバル・サーベイヤーの火星軌道カメラは、現在の火星においても水が存在しているかもしれないことを示す新たな証拠を提供してくれています。
最初の手がかりは、1997年にマーズ・グローバル・サーベイヤーがマッピング開始に必要な軌道に入るため、エアブレーキングを行っていた最中に撮影された画像の中にありました。
太古のクレーターの底に湖沼の痕跡らしきものを発見したのです。
そののちのマッピング時にも、比較的最近できたガリー(流水などで岩壁が浸食されてできたV字状の溝)が120か所以上も発見され、これにより現在の火星に液体の水が存在する可能性がさらに強くなりました。
日本語の火星から名づけられた呼び名の「カセイ谷」は、アウトフロー・チャンネルとよばれる地形です。
アウトフロー・チャンネルとは、大規模な洪水が流れた跡と推定される地形で、カセイ谷はその中でもとくに大きく洪水が流れて土砂を削った上にさらに氷河が形成されて地表の浸食を続けたからではないかと思われています。
ガリーは2000年に、マーズ・グローバル・サーベイヤーによって初めて発見された構造で、水が流れてできた溝のようにように見えます。
NASAの研究チームは軌跡を再現する実験をユタとカリフォルニアにある砂丘を使い結論に至ったと発表しました。
マーズ・リコネッサンス・オービターが撮影した火星の斜面には太くても数mの一定の幅を持つ「線形のガリー」とよばれる独特の地形が確認されていました。
地球上にも水の流れによって生じるガリーはありますが、火星のガリーの場合にはガリーの最尾部が扇状になっていませんでした。
その代わり、火星のガリーの場合は丘を下るにしたがってピットが掘られるような構造になっていることが写真から分かっていました。
研究チームによると、ガリーが生じる砂丘の斜面は冬季に二酸化炭素の霜でおおわれ、同一地点の衛星写真の比較を行うことにより、ガリーが生じる砂丘においては春先に塊のようなものが形成されていることを発見しました。
そして、この塊はドライアイスが固まったものであり、春先にかけて形成されたこのドライアイスの塊は丘の上から下にガスを噴出しながら転げ落ちることにより、この火星特有の線形のガリーを形作っていることを理論化しました。
NASAとJPLの発表によると、流水によるガリーの場合、流水とともに砂が流されていくため丘を下るにしたがって扇状の地形が形成されますが、火星で見られる線状のガリーではガリーにそって砂が流れてくることはなく、反対にガリーにそってガリー内の砂が押し出される形でガリーが削られていると説明しています。
アメリカ、カリフォルニア工科大学の研究チームは、火星の海に有力な痕跡を発見したと考えています。
マーズ・リコネッサンス オービターの高解像度画像を使い、研究チームは、かつての海岸線があったとされるエオリス・ドルサ地域の約98平方kmの地域を調査しました。
この地域は逆流河川とよばれる丘陵の多い地形が特徴で、研究者たちはかつての水流の痕跡を表している考えています。
ESAのマーズ・エクスプレスは、2013年2月に火星の北半球の平地に大きな海洋が存在した可能性を示す堆積物の痕跡を発見しました。
この概観地図は、エリオス・ドルサの中の調査区域を示しています。
南側のクレーターの点在する隆起した地域と北側の平坦な低地との境界は地球上の海盆とよく似ていて、エオリス・ドルサ区域 (点線)は大規模な堆積物がいくつもの稜線を形成しており、逆流河川の痕跡と考えられています
河の跡や渓谷のようにしか見えない地形が火星のいたる所にあります。
火星表面、巨大なアウトフローチャネル(水の流れた跡)の河口付近にある平野部で、波打つように広がる砂丘。
マーズ・エクスプレスが撮影した火星の南半球にある巨大な渓谷
1978年、アメリカ、アリゾナ大学のV・R・べーカー教授は、アメリカ東部のコロンビア高原の河川と比較検討し、これは河川の跡であると述べています。
さらに氷河特有のU時渓谷もあることから、アメリカの地質調査所のB・K・ルッチータは、かつて火星に氷河が大量に存在したと主張します。
NASAは河川地形は溶岩流によって形成されたものだといいます。
かつて火星には火山活動が活発だった時期があり、そのときに流れた溶岩がこうした河川地形を形成したというのです。
しかし、明らかにNASAの説明はうそです。
河川地形が溶岩流で形成されたものなら溶岩が吹きだした部分があるはずですが、写真のどこにも溶岩吹き出し部分はないのです。
またNASAは渓谷のような地形は、砂嵐によって形成されたものであるともいいますが、これもうそです。
砂嵐でできた地形が蛇行するでしょうか。
曲がりくねって、小さな溝がどんどん合流していくでしょうか。
河川地形は溶岩流によって形成されたものだと頑強に主張していたNASAでしたが、今ではこの砂嵐によって形成されたという説を全面的に支持しています。
かつて火星にはどのくらいの大量の水が存在したのでしょうか。
研究の結果、地球ように大きな海をがある植物にあふれる火星像が判明しました。
2012年8月、火星探査機ローバー、愛称キュリオシティが、川幅約610m、深さはくるぶしから臀部くらいまでだったと推測される川の痕跡を発見ました。
キュリオシティから送信されてきた砂のような明るい色をした画像では、砕屑物が地面に落下し、そこからいくつもの石が分散されているのが観察されました。
キュリオシティの着陸時にロケットが地表をかき乱してあらわになった岩の構成物質と合わせて、かつてこのエリアを流れていた太古の河床の姿を推測させます。
運ばれた小石の大きさから、時速3,2kmほどの安定した流れで、深さはくるぶしから臀部くらいまでだったと推測されています。
さらに人工衛星によってキュリオシティの着陸地点の上空から、扇状地(堆積物が扇状に広がった地形)も撮影されていて、このエリアを下っていた流れの証拠と見られます。
川幅約610mで18kmの距離にわたって「ピース谷(Peace Vallis)」をゆっくりと流れ下り、ピース谷の下には約50平方kmの扇状地(Alluvial Fan)が形成されました。
こうしたデルタ地帯等の堆積地形や海岸線などの浸食地形を詳細に調査、研究したJPLのD・パイリは、少なくとも火星の北半球の15%の面積は、海や湖であったと主張します。
また1992年に京都で開かれた万国地質学会議の席上で、アリゾナ大学の小松吾郎は火星の北半球の半分以上は海であったと発表しました。
最新の仮説では、もっと火星の海は大きかったとする報告もあります。
それによると、古代の火星は地表の約70%以上が海でおおわれており気候も非常に温暖で空気中には十分な湿度もあり、さながら地球のような環境であったいいます。
NASAの火星探査機キュリオシティの科学チームが、火星のアイオリス山のふもとに見つかったひび割れのようになった地帯を詳しく調査し、かつて豊富に水分があった証拠だとの見解を報告しました。
見解が正しければ、このひび割れは古い年代に湿潤した泥が積み重なってできた泥岩であると考えられます。
火星探査機キュリオシティが探査したマレー層では、湖底に見られるような堆積物や川の流れを示す小さなデルタが積み重なったような模様など、非常に多彩な岩石層が無数に見られます。
クレーターの底にたまった堆積物は固まって岩石となり、やがて風の浸食作用を受け、もともとクレーターの中央丘があった部分が残ってシャープ山となったと考えられます。
この仮説が正しければ、かつての火星は局地的でも突発的でもなく水が安定して地表に存在するような環境だったという証拠になります。
2007年、スウェーデンの宇宙研究機関の研究者、S・バラバッシュとR・ランディンの2名が「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」とるマーズ・エクスプレスが送信してきたデータを解析した結果、火星の内部には大量の水と二酸化炭素が閉じこめられている可能性があるとする論文が科学専門誌『サイエンス』に掲載されました。
地下の水が凍ってひび割れを作った地形があります。
火星の極地方には、一辺が約100~200mほどの多角形の模様が無数に見られる場所があります。
これは、地球のアイスウェッジポリゴンとよばれる地形によく似ています。
地球のアイスウェッジポリゴンは、高緯度地域の凍土のある平原で見られます。
冬になると凍土が収縮して割れ目ができ、春先には融けた水がその割れ目に入り込み凍結します。
冬になるとまた同じ部分が割れて、春に水が入り凍結する繰り返しで氷の部分が成長していくことによりこのような地形ができます。
マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した極地方の地形(上)と地球の南極ドライバレーにあるアイスウェッジポリゴン(下)
火星のこの地形が地球の凍結した土がより低い温度で収縮すると多角形の割れ目が生じるアイスウェッジポリゴンと同じものだとしたら、火星の土の中にも水があることになります。
現在は、地下から水が染み出しています。
黒っぽく見える所は、水によって土砂が湿った部分ではないかと考えられています。
火星では常に大気中のちりが降り積もり表面の濃淡がすぐに分からなくなってしまうことを考えると、水がしみ出して流れたのは比較的最近のことではないかと思われます。
ある研究者は火星には地下水の層があり、斜面付近で凍っていた水が融けたために鉄砲水のように水が流れ出したのではないかと考えています。
南緯65度西経15度のノアキス大地にある直径50kmのクレーター
クレーターの底部にある暗部は、湖沼の痕跡である可能性が高いです。
2000年に入ってからさらに解像度を高めて撮影された物ですが、クレーター斜面下方に向かってV字を描きその先は細い川のようになって底部にたっしています。
これは斜面 上方の水源から水が流れだした浸透地形であると考えられます。
水の主成分である水素同位体は、海や氷床の蒸発、水蒸気を含む大気の宇宙空間への散逸過程において顕著に物理学的・化学的プロセスをへて変化するため、水の歴史を知るうえで好都合です。
しかし水素同位体は二次的変質や分析時の汚染の影響を受けやすく、火星隕石をはじめ信頼性の高い分析が行われてきませんでした。
東京工業大学の臼井寛裕はNASAのジョンソン宇宙センター、アメリカ、カーネギー研究所と共同で、低汚染での水素同位体分析法を開発し、火星表層水成分を含む火星隕石中の衝撃ガラスに着目して分析を行いました。
衝撃ガラスは微惑星など小天体の衝突による衝撃で形成された物で、衝突の影響により火星大気・表土成分が混入していることが示唆されています。
そして、そこに含まれる微量な火星の表層水成分の高精度水素同位体分析、つまり過去の火星表層水の高精度水素同位体分析を2014年に世界で初めて成功しました。
分析の結果、表層水の成分が火星誕生時からマントル中に保持されている始原的な水、あるいは火星大気中の水蒸気のいずれとも異なる中間的な水素同位体比であることが分かりました。
この研究によって、一見すると乾燥した砂漠のような惑星である火星に、現在も大量の水素が氷や水として地下に存在していることが示されました。
火星には中緯度に水の氷河が存在しています。
火星の南北両半球の緯度30度と50度を表す水色の線の中緯度に帯状に伸びる氷河(水色の点)
氷の体積は1500億㎥以上で、火星全球を1,1mの厚みの氷でおおいつくせるほどです。
2015年9月、ジョージア工科大学の地形学者、Lujendra Ojhaらは火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターが収集したデータをもとに火星のクレーターの壁ぞいに水が周期的に流れている証拠を示しました。
マーズ・リコネッサンス・オービターのカメラHiRISEが集めた画像は「周期的傾斜線(recurrent slope lineae)」を示しています。
それは火星の傾斜地にある何かが流れた跡のような黒っぽい筋で、季節ごとに出現しては薄れ火星の定義で1年ごとに複数年にわたって現れています。
リコネッサンス・オービターの小型観測撮像スペクトロメータ(CRISM)が集めたデータで、水の流れらしき部分から水分を含む過塩素酸塩が発見されました。
分子構造に水を含む過塩素酸塩は蒸発した海水の有力な証拠となります。
地中の貯水層に由来している可能性があります。
火星破壊
マーズ・オデッセイのガンマ線分光計による測定から得られた、火星の地表付近の水の割合を示した図で、青いほうが割合が高いです。
現在、火星に海があったというのは常識です。
JPLのT・J・パーカーは、北半球のボレアリス海の周辺を調査したところ、低地の南縁に高度が違う2つの海岸線を発見しました。
この事実は、1999年にブラウン大学のJ・W・ヘッドによっても確認されています。
つまり、火星の海は一気に同じスピードで消滅したわけではなく、2段階にわたって消滅したらしいのです。
海の消滅が激変の天変地異ならば、このデータは少なくとも天変地異が2回あったことを意味しています。
1回目は、約4300年前のノアの時代の洪水時に火星も天変地異によって地上は一変し、植生、大気組成から重力まで、環境が変わってしまいました。
約4300年前に木星の巨大火山から誕生した惑星ヤハウェは、惑星フェイトンを破壊し、次に火星に接近ました。
そののち、火星内部から水がやって来て海を形成して、再び海は消失したのかもしれません。
2回目は、紀元前8世紀ごろの金星接近時でしょう。 (参照)
火星では高慢と罪悪の結果、大戦争が火星全土で勃発したのでしょう。
地球と同じく火星にもノアのような預言者が現たでしょうが、結局人々は預言者の言葉を拒絶し火星では預言者を打ち殺してしまったのでしょう。
惑星ヤハウェの接近は、火星の海を奪い大気を剥ぎ取り、巨大隕石落下(下記参照)と潮汐力とプラズマの嵐で火星全土が壊されました。
火星の場合は、フェイトンと違ってロッシュ限界を超えませんでした。
惑星ヤハウェは、高速で火星の側を通過しロシュ限界にならない程度の距離があったからです。
さらに火星の北半球と南半球の表情の違いが、火星を襲った激変が短時間だったことを表しています。
火星の北半球はなだらかな火山平原が中心ですが、南半球は無数のクレーターにおおわれた荒れ地で、惑星ヤハウェが火星にもたらした破壊の跡です。
火星に巨大洪水が起きていた証拠が、周回衛星のレーダーによって見つきかりました。
この洪水によって、火星に長さ966kmにわたる水路が形成されたと考えられます。
「この巨大洪水は、地下深くにある水が地殻変動による亀裂を通じて地表に出てきたために発生したことを突き止めた」と、スミソニアン国立航空宇宙博物館のガレス・モーガンは述べています。
水の威力によって固まった溶岩や玄武岩に深い水路が掘られた火星の「マルテ谷」の大洪水地形(画像中央の白い領域)
火星のホールデン・クレーターで、暗い色の地面の下に何層にも重なる明るい色の岩石が埋まっているのが見えます。
マーズ・リコナイサンス・オービターが撮影した画像で、2010年10月21日に公開されました。
幾重もの岩の層は、太古に大量の水がホールデン・クレーターの縁を破って大洪水となったときに堆積したと考えられます。
それまで重力で押し潰されていたのが、一瞬、そのたがが外れました。
これによって超高圧化にある岩石の組成が、急激な圧力低下で変化する相転移がおこりマントル物質に変わり急激に体積が増大しました。
これに表面の地殻がついていけず、ついに大きな裂け目である地溝帯ができました。
これが現在「マリネリス峡谷」とよぶ巨大な傷です。
マリネリス峡谷は、水の浸食によって引き起こされたのではありません。
放電により描かれる枝分かれした模様のリヒテンベルク図形
マリネリス峡谷の形成時にはプラズマの影響もあり、その跡もあります。
惑星ヤハウェの接近によって、火星の地殻が大きく裂けマリネリス峡谷ができたころ、地中から強烈な電磁波が一気に噴き出し、惑星ヤハウェの電磁波とが反応し合い巨大なプラズマが発生し、マリネリス峡谷にプラズマによる傷跡を残したのかもしれません。
火星での惑星ヤハウェの超接近の潮汐力の作用では、地球と違って膨張は起きていません。
その理由は火星に大きな衛星がないのに対して地球には比率からいって不釣り合いなほどに大きな衛星、月があり月内部の水が地球にスプラッシュしたことと地球内部から来た水のためにノアの時代の洪水が起こりましたが、これが火星にはなかったからです。
強大な潮汐力の作用と質量増大がそろわなかったために、火星では内部の相転移が本格的には起こらなかったのです。
強力な潮汐力による内部崩壊は免れましたが、惑星ヤハウェの火星におよぼした被害は甚大で小さな質量の火星に大きな天体が大接近した場合の潮汐力は、火星の海に致命的損傷を与えました。
まず始めに火星の空には、すごい速さで異様な雲が移動し、やがて惑星規模の渦を巻き始めると未曾有のすさまじい突風が全地を襲ったのです。
また黒い不気味な乱雲が各地に発生しては消滅を繰り返し、そのたびに巨大な電塊が落下し、激しい雷が火星全土で発生しました。
さらに未曾有の巨大竜巻が無数に起こり、黒く巨大な蛇がのたうつように火星全土を舐め尽くしていったのです。
そして、同時に火星深部から不気味な振動が伝わり、全地は巨大な地鳴りとともにかつてなかった惑星規模の巨大地震が発生しました。
全地で巨大で異様な雷が発生し大火災が起き、その異様な雷であるプラズマは、まるで生き物のように空や地を動き回り焼き尽くしていきました。
プラズマが地に降り注ぎ、高温と衝撃で地を破壊したのです。
そして、超巨大地震により山は崩れ大地は裂け、火星大気が大接近する惑星ヤハウェに向けて吸い取られていきました。
同時に火星の海面は異様に盛り上がり、最後は巨大な竜巻に吸い上げられるような逆向きの大渦となって、宇宙空間に飛び去っていきました。
その多くは一度天空までたっしたのち、今度は重量を支えきれずに落下し、巨大な大津波となって全地を襲いました。
そして、一部は大地に開いた巨大な裂け目から深い地の底へ吸い込まれていきました。
惑星ヤハウェが通過する際、強大な引力と巨大隕石の衝突によって大気と水分が大部分が消失したのです。
しかも、惑星フェイトンが内部に抱えていた大量の水が氷として惑星ヤハウェの引き連れられ、大量に降りかかったかもしれません。
こうして火星文明は1日で滅亡したでしょう。
現在、火星の表面をおおっている土石の多くは、このときに堆積した惑星フェイトンの体の一部です。
惑星ヤハウェは、引き連れていた惑星フェイトンの残骸を火星に雨のように叩きつけました。
惑星フェイトンの破片は、数多く火星に落下したはずで、火星全土はクレーターだらけです。
もともと浅い海に残骸が降り積もり埋つまった場所もあったでしょう。
火星に落下した隕石の中には、規模は地球上に見られる隕石孔の跡から推測されるクレーターとは比べ物にならないほどに巨大な小惑星級の物もありました。
惑星フェイトンの残骸の隕石が地上に落下したときの破壊力は、想像を絶するすさまじさです。
火星の北半球には「ボレアリス盆地」とよばれる巨大なくぼみがあり、ここで起きた巨大な衝突が火星の地形の特徴である北半球と南半球に大きな違いを引き起こしたと思われます。
アメリカ、マサチューセッツ工科大学のジェフリー・アンドリュース・ハンナのチームが、衛星写真によるコンピューターモデルを使って火山帯の下の様子を調べた結果、長径1万kmの巨大な楕円形の痕跡が見つかりました。
これほどの巨大なクレーターを作る衝突が起きれば、火星全体の地殻が簡単に融解し、南側の高地も破壊された可能性があります。
南北で地殻の厚みに差がある図
火星のボレアレス盆地の表面の約40%をおおう巨大な衝突盆地を生産した衝撃を与えている天体は、直径約2000kmで約45度の角度で衝突したと考えられます。
またアメリカ、カリフォルニア工科大学のオーデッド・アーロンソンのチームでは、コンピューターシミュレーションを使って巨大な天体が直角に衝突したときに楕円形のクレーターができる様子を再現しました。
同チームでは解析を進めた結果、火星に衝突した天体の直径を1600~2700kmと推定しました。
これは月の3分の2に相当する大きさです。
天体は秒速6~10kmで進みながら30~60度の角度で火星に衝突したと考えられます。
カリフォルニア大学サンタクルーズ校のフランシス・ニモーのチームでは別のコンピューターモデルを使って、このような規模の衝突が起きると北半球の地殻が薄くなる可能性があることを確認しました。
火星の場合は、火星の反対側に到達した衝突の衝撃波がぶつかり合い地殻の崩壊現象を引き起こしたのです。
火星の該当する場所には通常より磁場が弱い地点があり、その証拠になるといいます。
火星の磁場が減ったたのは巨大な小惑星の衝突が原因だったと思われます。
ユートピア平原を作った天体衝突の影響で火星のマントルに大量の熱が伝わり、天体が内部の流体運動によって大規模な磁場を生成・維持するダイナモ効果を生み出す温度差が大幅に縮小したようです。
温度が上がりすぎると、マントルは核を効率的に冷却することができなくなり磁場は消滅することになります。
マーズ・グローバル・サーベイヤー探査機による火星の磁場の観測から火星の地殻が向きの反転を繰り返すバンド状に磁化されていることが分かっています。
この磁化バンドは典型的には幅160km、長さ1000kmにわたっていて、このような磁化のパターンは地球の海底に見られる物と似ています。
3チームの研究成果は 2008年の『Nature』誌に掲載されています。
このような巨大隕石が落下したなら、すさまじい破壊が襲います。
厚さ数十kmの地殻が津波のようにめくれ上がり、1辺が1kmの破片が数千kmの高さに舞い上がり、再び地表に隕石となって「地殻津波」が降り注ぎます。
衝突時の熱エネルギーで衝突点は摂氏6000℃の高温になり岩石も溶けて蒸発します。
惑星を構成する岩石が泡立ち熱で融解・気化し摂氏1500℃の岩石蒸気の熱風となり、自らの重みで四方に流れ出します。
衝突から1日たたないうちに岩石蒸気は衝突点の反対側にたっし、火星は火の海になります。
衝突から数日で海が沸騰し蒸発して海は完全に消滅し、そののちも岩石蒸気は1年間以上も火星をおおい続けます。
これらのコンピューターの計算では、惑星ヤハウェの接近を計算に入れていないものなので、これほどの巨大な隕石が落下して大きな地殻津波が起こってはいないと思われます。
惑星ヤハウェが火星に超接近した際に起きた大激変は、海や河川の水を剥ぎ取ったり焼き尽くしただけではありません。
地底の深い所から粘性の低いマントル流のプルームが上昇し、ホットスポットという形でマグマが噴出して巨大火山「オリンポス山」を形成しました。
すさまじい潮汐力は火星の大地殻変動を誘発し、潮汐力とプラズマは一挙に地下最深部の金属核を刺激し、スーパー・プルームの上昇を招きました。
スーパー・プリュームとは、星の中心部の核の異常反応により、マントルの超高熱の上昇が発生することで、火星ではそれが金属核の移動とともに勃発したのです。
火星のあちこちで大地が盛り上がり、一挙に大爆発を起こしました。
火星の赤道付近のタルシス高地に火星最大の「オリンポス山」があります。
この火山は内惑星の中では最大級の火山で、オリンボス火山は標高25000m、裾野600kmとの巨大火山で、半径が地球の半分(3398km)しかない火星にとっては不釣り合いな規模です。
その南東隣にある「タルシス三山」を形作る3つの火山、「アルシア火山」「パボニス火山」「アスクレウス火山」の規模も、オリンポス火山級であり、どれもが標高20000m近くもある巨大火山です。
オリンポス火山は、富士山の7倍の標高を持ち20倍もの裾野があります。
このタルシス三山の地質構造は、どれも標高10000mにたっするドーム状の膨らみの上に乗っており、周囲3000kmにわたって放射状の割れ目が走っています。
この割れ目は、地盤全体が急激にドーム状に上昇した際、その分だけ地表の面積が足りなくなって周囲を囲むように割れたと推測されています。
火星規模の小さな惑星に、しかも同じ箇所に集中してオリンポス火山を含む巨大火山が存在するするかの謎に対するアカデミズムの仮説に、火山にはプレート運動がないからという説があります。
つまり、ホットスポットからマグマが上昇して、同じ箇所に長い年月をかけて噴き上がり徐々に押し上げていったために、やがてそこに巨大火山ができあがったというのです。
巨大火山の生成の過程は生成時間は別にして正しいでしょうが、どうして地球より小さな惑星でそんな異常なホットスポットが発生したのかの根本的な説明はできていません。
火星より大きな天体が火星の近くを通過すれば、その潮汐力の作用で大地は膨張し、そこが張り裂けるでしょう。
それが連続する巨大噴出口群の正体であり、10000mも盛り上がったタルシス高地誕生の原因です。
火星の側を惑星ヤハウェが通過した際、火星の内部物質が噴き出して、次々とオリンポス火山や巨大火山群が形作られたのです。
現在、火星にはフォボスとダイモスという、ジャガイモと表現されるようにかなりいびつな形の2つの衛星があります。
フォボスとダイモスは、惑星フェイトンの破片です。
惑星ヤハウェが引き連れてきた惑星フェイトンの破片のうち、比較的大きなものが火星の重力に捕まって周回軌道を描くようになったのです。
火星の生物
火星の隕石からみつかった微生物のような形をした物(電子顕微鏡写真)
2004年3月30日、欧州宇宙機関(ESA)の公表では、探査機マーズ・エクスプレスから送られてきたデータを解析したところ、火星の大気に大量のメタンガスが含まれていると判明したといいます。
当初、メタンガスの存在は予想されていなかっただけにその発生源をめぐって調査が続けられるようです。
現場の人間が見落としたのか、それとも誰かが意図的に発表したのでしょうか。
いずれにせよ本来ならば絶対一般に出してはならない情報でした。
メタンガスとは単純な炭化水素で炭素原子1個に水素が4個付いて、常温で無色無臭の気体として存在し火を近づけると激しく燃えます。
地球上では主に火山性ガスに含まれており、これが酸化するとメタノールとなります。
火星の大気中にメタンガスが存在するとなれば、当然ながら火山性ガスを想定します。
ESAの科学者たちも火山性ガス、火山噴火の存在を疑いましたが、火星には現在は活動中の火山は存在しないとされています。
マーズ・エクスプレスは2004年3月の時点で火星には大量のメタンガスが存在すると世界に公表しましたが、大気組成について先に観測を行っていたNASAがメタンガスがあることを知らなかったはずはなく隠していたのです。
NASAは2005年、カトリック大学のウラジミール・クラスノボルスキー博士が発見したという形でメタンガスの存在を認め、さらに優位性を示すために2003年の段階ですでにデータは持っていたとゴダード宇宙センターのマイケル・マンマ博士を通して発表しました。
発表が遅れたのは分析に慎重を期したためだと説明してはいますが、データを隠蔽していたのは明らかでした。
ESAは2006年1月、火星の大気から大量のホルムアルデヒドを検出したとを公表しました。
ホルムアルデヒドとはメタンガスが酸化してできる物質です。
常温では不安定であるため、すぐに酸化されて蟻酸(ぎさん)となります。
火星の大気中では約7時間半でホルムアルデヒドは酸化されてしまうと計算されているにもかかわらず大気中に大量に含まれているのは、ホルムアルデヒドが恒常的に発生していることを意味します。
つまり、ホルムアルデヒドの発生源となるメタンガスが大量にあるのです。
地球上においてメタンガスの発生源の主な物は「生物」です。
有機物で体が構成されている生物は常にメタンガスを発生させています。
ヒトのオナラやゲップ食べた物が腸の中で発酵し、メタンガスが発生します。
高分子の有機物が分解されればメタンガスが生じます。
地中に埋蔵されている天然ガスも、もとは生物の死骸です。
メタンガスはメタン菌の存在を示し、有機物でる生物が存在している証拠を示す物質なのです。
1999年8月11日、NASAが公開した火星探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した火星のマーレ・アシダリウム地域の画像には、渓谷にある巨大なチューブ状の構造物が写っていました。
地下に埋もれていた人工構造物が顔を覗かせたような構造は、マスコミはほとんど注目しませんでした。
チューブ構造はマーレ・アシダリウム地域、シドニア地区やアレス峡谷などで存在が確認されており、ほぼ火星の全域に分布しています。
局地的な地形というよりは、火星特有の構造として普通に見られます。
このチューブ状構造物の正体は何しょうか。
好事家の意見では、極地方から水を送り込んでいるのではないか、あるいは機械類のケーブルが通っている可能性もあると予想しています。
このチューブ状構造物の詳細な画像が次々と送られてくると、チューブ状に見える拡大した画像から峡谷の底にできた風紋だと分かったのです。
蛇腹の筋に見える部分は砂丘の列だったのです。
特異な地形ですが風の強い火星特有の風紋として、現在は一件落着しています。
チューブ状構造物と同じような不思議な地形が火星で発見されています。
チューブ状構造物と混同されて紹介されますが、こちらは平板な印象があります。
チューブ状構造物が盛り上がった凸状地形だとすれば凹状地形で、チューブ状構造物と同じように蛇腹の模様があるのですが、周囲が削られたようになっているのです。
典型的なのはニルガル峡谷で発見された地形で、タイヤ痕のようなので研究家の間では「キャタピラ痕」ともよばれています。
キャタピラ痕もまたチューブ状構造物と同じように特殊な風紋であると説明されています。
谷底に吹き付ける風が縞状の砂丘を作り上げたというのです。
チューブ状構造物が凸でキャタピラ痕が凹で、ともに蛇腹はの縞状模様があります。
しかもキャタピラ痕は何物かが這いずり回ったような印象さえ受けます。
チューブ状構造物が動いているのです。
チューブ状構造物が姿を消したあとには必ずキャタピラ痕ができます。
M23-01405 Map projection is sinusoidal, using 263.14 degrees W as prime meridian
チューブ状構造物の正体は生物です。
火星の大地の下を這い回っている巨大ミミズ「サンドワーム」とよばれています。
現在、NASAはチューブ状構造物の画像を修正し、あたかも風紋のように処理しています。
しかし、ESAの画像については、そのまま公開されることがしばしばああります。
マーズ・エクスプレスが撮影した画像の中には、サンドワームが写っている画像があります。
サンドワームが生物である証拠に、キャタピラ痕をたどっていくとそこには大きな穴があります。
これは巣穴で巣穴の近くにはサンドワームが俳徊した跡の筋がいくつも広がっています。
一般の人々がチューブ状構造物が風紋であると認識するで、NASAはサンドワームの研究を進めています。
ESAが検出したメタンガスの大部分を排出している生物は、このサンドワームです。
幅数十m、長さ数kmの巨大ミミズと表現されるように、サンドワームはミミズのような姿をしています。
ミミズは環形動物門貧毛綱に属する生物で、細長い体はいくつもの節に分かれています。
光を感じることはできますが、目はなく先端には口があります。
環帯という太い節は生殖器でもあり、環帯があるほうが頭です。
小型のヒメミミズの場合、身体が切れると2つに再生します。
サンドワームもまた、このようにして分裂再生し個体を増やしている可能性が高いです。
チューブ状構造物の中には途中で交差していたり、Y字形やX字形に分かれていたりするものがあり、まさにこれらは分裂途中のサンドワームの姿であるというのです。
サンドワームの繁殖は基本的に分裂によって増えていきます。
主に地中深く潜り込み、微生物を土壌ごと飲み込み体内発酵させ栄養を得ていると考えられています。
NASAはサンドワームの存在を秘密にしています。
ESAの上層部にもイギリスを通じて情報を公開しないように圧力をかけています。
そして、アメリカはいずれサンドワームを捕獲するつもりで、体の一部を地球に運ぶのです。
サンドワームの遺伝子は珍しく、体内には大量の微生物も存在しています。
未知なる遺伝子は、画期的な新薬や素材や生物兵器さえも開発できる可能性があります。
火星のサンドワームと同じ種類と思われる巨大ミミズが地球にも存在します。
その巨大ミミズはポルトガル語でミミズを意味する「ミニョコン(ミニョウスワォ)」とよばれ、ブラジルに生息するとされます。
ミニョコンの大きさは、全長45mにもなります。
1840年ごろ、ブラジルの南部の当時はサンパウロ州に含まれていたパラナ州に住む女性が早朝、水くみに出かけたところ地面を這い回る巨大なミミズのような生物を目撃しました。
同じ地域に住む男性もジャングルの木々をなぎ倒して進む巨大ミミズに遭遇し大騒ぎとなりました。
1849年には、パパガオイ川の近くに住むJ・D・デオス一家が激しい雷雨で不安な夜を過ごし、翌朝、外に出て、幅2~3mもある溝が遠く丘のほうまで続いていたのを発見しました。
溝にあったであろう木々はすべてなぎ倒され、あたかもブルドーザーがとおりぬけた跡のようだったといいます。
一部の報道では大蛇として解釈されましたが、目撃談の姿はミミズでした。
1870年、ブラジル、ラゲス郊外に住むフランスシスコ・デ・アマラオ・ヴァレーラはリオ・ダス・カヴェラ川の土手で巨大なミミズを目撃しました。
急いで近所の人をよんできましたが、すでに怪物の姿はなく代わりに土手の土が掘り返され深い溝ができていたといいます。
1960年代には、巨大ミミズの噂を聞きつけたドイツの動物学者F・ミューラーが現地調査を行い、そこで数多くの目撃証言を集めました。
中には幅5m、長さ50mの範囲で木々が大きく揺れ、それが徐々に移動している光景を見たとの目撃情報までありました。
2002年5月、その日は上流のアマゾン奥地で大雨が降ったためアマゾン川に流れ込むネグロ川は泥で濁っていました。
バルセロスの西方60kmのジャングルに囲まれた小さな村に住んでいたイギリス人医師ジャネット・パーカー夫人は、趣味の野鳥観察に出かけました。
川辺に生息する美しい鳥たちを彼女は撮影していましたが、しばらくしてネグロ川の支流から巨大な生物の頭部を見ました。
頭部には目はなく、口らしきものが見え、頭部に続く体は細長いチューブ状で蛇腹のような節が見れました。
見た目は巨大ミミズでしたが、その皮膚はミミズより昆虫のような硬い印象を受けたといいます。
急いで手にしたカメラを構えて、その姿を5枚の写真を撮影しました。
川の流れが速かったために、そのまま怪物は濁流に飲み込まれてしまったといいます。
地球のミニョコンと火星のサンドワームは基本的に同種であり、サイズの違いは各星の重力差の要因もあると思われます。
ミミズのような生物のヒモムシは、最大の体長は30mになります。
火星文明と火星人
ノアの時代の洪水前の時代に、ヤハウェ(イエス・キリアスト)によるプラズマの物理作用で、当時の地球人が地球の極付近から火星に移動せせられ火星文明を築きました。
地球の磁力線の効果が生み出すプラズマ・トンネルを通過すれば、惑星間を宇宙船がなくとも移動できるのです。
エノクの町の義人たちの文明は別にして、当時の地球人は大気圏を飛翔する飛行機具は持っていましたが、宇宙空間を移動する技術は持っていなかったようです。
ノアの時代の洪水前、まだ火星は軌道が安定していなかったため、雲の天蓋におおわれた地球に何度か大接近しました。
そのとき、互いに地磁気を向け合い交差させた結果、プラズマ・トンネルが発生し、多くの人間と動植物が火星へと移動したのです。
火星人は地球の極付近に開いた今とは比べものにならない強烈な磁気リコネクション(交差する寸前にやめて、つなぎ替えをする)が生み出すプラズマ領域から、同じく強烈なプラズマ領域でつながったプラズマ・トンネルをとおり火星へと移動した人々だったのです。
ノアの時代に火星が何度か地球に接近し、地球と火星の磁場は今とは比較にならないほどに広範囲に広がり、やがて交差することになり、強烈な磁界を構成する両者が交差し、亜空間が互いの極付近で大きく口を開いたのです。
そこに人間や動物がいた場合、彼らは根こそぎプラズマ・トンネルの中に飲み込まれ地上から別の場所へ移動します。
当時の火星には、地球人類に混じって巨人もいました。
彼らは、ヤハウェを象った人面岩や神殿を作り、地球と似た環境の中で生活を営んでいました。
メリディアニ大地に存在する3個タワー状の物体が等間隔(約240m)で一直線に並んでいます。
コインのような物
穴の開いたディスク状の物
マーズ・グローバル・サーベイヤの画像の中に巨大な施設、中央に穴がある四角い物体が写り込んでいる画像があります。
棒状の物が撮影されましたが修正されて消されています。
スピリットが写した不思議なパーツ
http://www.bibliotecapleyades.net/imagenes_marte/marte46_01.jpg
火星のオポチュニティ探査車は、枕木に似ている何かの上を乗り越えました。
そして、ナビカメラの全景を見るとそれの後方、遠くにいくつか同様の物体が見られます。
もし人が地球の砂漠でそのような場面に出くわしたなら、小屋か何かの粉々になった破片ではないかと想像するでしょう。
同じ岩だと思いますが、上の〇の中と右の部分比べると、人工物が修正されてなくなっています。
土器のような物
取っ手のような物
円盤状の人工物
箱の表面にスリットがある物
NASAの火星探査機キュリオシティが、2014年8月31日に撮影した物体
キュリオシティ撮影の金属製と思われる左右の先端が浮いている棒状の物体
マーズ・パスファインダーが送信してきた画像には、1m未満と考えられる3個のドームの構造物が写っています。
NASAはマーズ・パスファインダー着陸の2日後にこの画像を公開しましたが、そののちに流された写真からはこの不可思議な構造物は消去されていました。
近年、NASAは世界最大の無人島であるカナダのデヴォン島で、無人火星探査車両ローバーの走行テストを行っています。
そして、NASAが火星の写真として公表しているいくつかは、デヴォン島で撮影された偽物と解明されています。
NASAによる火星の地表を撮影したものとされる写真には、ネズミらしきものが写っています。
この画像のネズミには頭から背中にかけてのエリアに白い首輪状の模様があり、デヴォン島に生息するクビワレミングなのです。
約4300年前にノアの時代の洪水によって地球や火星の環境は激変し大気の組成に大きな変化が生じ、火星は地球の変化よりも大きく変化しました。
ノアの時代の洪水以前は火星には天蓋(クラウド・シェルター)が存在し、地球同様の豊かな自然環境が存在していました。
そして、微生物はもちろん、植物から動物や恐竜、人類にいたるまで生息していたのです。
マーズ・スピリットが撮影した火星大地の映像には、明らかに生物化石と思われる物体がいくつも写っています。
NASA/JPLリンク
海棲生物の化石や陸棲動物の骨格化石が存在します。
画像は蟹のような生物の手です。
そして、当時の火星は当時の地球と同様に濃い大気に包まれていました。
そのために飛翔する道具を生み出し、地球でも火星でも人々は飛行機で空を飛んでいました。
火星に移動した人類には、免疫問題の他は重力ではほとんど問題にはならなかったのです。
火星にも植物や魚を含めて独特の生物が存在していましたが、最初から地球と同じ生物も存在していました。
火星の大気圏は厚い雲がおおっていたため温室効果もあり、火星全体が熱帯気候に近い気候風土だったのです。
また含有する酸素量も多く、当時の地球と同じく現代よりは少ない呼吸数で生活していたと考えられ、細胞に有害な紫外線が遮断された世界では生命は長寿となり、創世記の記述と同様に数百歳を越える人間もいました。
インカシティ
インカの遺跡
火星の南極付近でもインカシティと名づけられた都市が存在し、巨大な道路か飛行場跡のような場所も確認されています。
人類はほぼ火星中に数億人はいたでしょう。
マーズ・グローバル・サーベイヤーによって撮影されたアラビア大陸(北緯28,38度、西経332,54度)の画像
ユートピア平原
ノアの時代からピラミッドを星に見立て、3基立ち並ぶ姿をオリオン座の三つ星になぞらえてきました。
三大ピラミッドがオリオン座に対応しています。
バプテスマのヨハネを特別な存在として位置付けるマンダ教徒らは、エジプトの三大ピラミッドを3つの星の象徴で語り継いできました。
3つの星は神会を象徴しています。
ノアの時代の洪水前のエノクの時代から、オリオン座の3つ星は神会を表していたのです。
ピラミッド形の構造物は火星にもあり、約200m間隔で並ぶ3つのピラミッドで、配列はエジプト・ギザの三大ピラミッドと同じです。
画像は、左から、中国の長安ピラミッド、テオティワカンの神殿ピラミッド、エジプト三大ピラミッド、火星シドニア地区のピラミッド、オリオン星座。
イエス・キリストの教会が存在し教会員の火星人たちはヤハウェを崇拝し、巨大な神殿ピラミッドを建てました。
人面岩が存在するサイドニア地区は、緑の多い温厚な環境だったことも判明しています。
シドニア地区の遺跡群には都市を守る巨大な三角形の要塞があり、その背後に小型のピラミッド群、居住区が存在します。
堅固な要塞が存在する以上、彼らはいつも大きな戦争を争ってきたことを意味します。
人面岩の正体と火星人の神
シドニア地区に巨大な人面岩が存在します。
有名な「火星の人面岩」とよばれる地形は、1976年にNASAの火星探査機バイキング1号によって撮影されました。
バイキング1号が撮影した人面岩の写真
かねてからシドニア地区には人工構造物が多数存在すると多くのUFO研究家が指摘してきました。
NASA当局はこれを完全に否定し、人面岩やピラミッドに見えるのは、光と影のいたずらにすぎないと一蹴しています。
しかし、その裏でNASAの上層部はシドニア地区を最重要ポイントとして探査計画を立ててきました。
人面岩とは何なのでしょうか。
1976年6月にバイキング1号がシドニア地区の上空1873kmから撮影された火星の北緯41,218度、西経9,55度の映像「35A72」に、人間の顔を思わせる丘陵が写っていたのです。
これが光と影によって顔に見えただけではない証拠に、同じ場所を別角度から撮影したもう写真「70A13」にも人面岩が写っています。
アメリカ、ゴダード宇宙飛行センターのコンピユーター技師ビンセント・デイピートロとグレゴリー・モレナーは、人面岩の映像を詳細に分析して目の部分には瞳、口の中には歯列とおぼしき構造も存在すると分かりました。
そして、その研究成果を1981年に本て発表したところ全世界が注目しました。
シドニア地区は人面岩のほかにも人工構造物を思わせる地形が数多く存在します。
一辺が1,6kmもあるピラミッドや城壁を思わせるクリフ、五角形ピラミッド、通称D&Mピラミッドなどがあります。
D&Mピラミッドとアメリカ国防総省の本庁舎ペンタゴン
NASAでは当初から人面岩が人工構造物であることを認識していました。
20世紀末、集中的に送り込まれた探査機は、すべて火星に知的生命体が存在することを前提でミッションが組まれているのです。
1997年に火星に到着したマーズ・パスファインダーが密かにシドニア地区に着陸し、人面岩の探査を行っていたのはそのためです。
マーズ・パスファインダーだけではなく、続いて火星に到着し突如通信を途絶した2つの探査機マーズ・クライメイト・オービターとマーズ・ポーラー・ランダーも同様です。
1999年9月に火星に到着したマーズ・クライメイト・オービターは周回軌道に入ることに失敗し、そのまま行方不明になりました。
原因はメートル法とインチ法を取り違えた単純ミスにあると発表されましたが、実際は裏DSN(ディープ・スペース・ネットワーク)を使ってNASAはジェット推進研究所(JPL)をだまし探査機を乗っ取ったのです。
自動的に切り替わった周波数は裏DSNでのみ受信が可能で、NASAはマーズ・クライメイト・オービターを使ってシドニア地区の探査にあてました。
続く姉妹機マーズ・ポーラー・ランダーも南極上空で通信を途絶しましたが、やはり同様にNASAが乗っ取りました。
消失したはずのマーズ・ポーラー・ランダーは、そののち、シドニア地区へと飛行し人面岩に着陸し掘削機を使って土壌分析などの遺跡の調査を行ったといいいます。
パスファインダーが火星に着陸した1997年7月4日の深夜、ラスベガスを中心に深夜のラジオ人気番組である「アート・ベル・ショー」のゲストは、リチャード・C・ホーグランドでした。
リチャード・C・ホーグランドは太古火星超文明の存在と地球文明との関係を指摘する科学ジャーナリストで、公表する研究報告をNASAが隠蔽しようとしていると告発し続けています。
ホーグランドは、1976年にバイキング1号が火星に着陸した際にNASAの技術顧問でした。
だからこそNASAを退いた今でも関係者と接触し、機密情報を得ているのです。
ホーグランドは今回の火星探査には重大な疑惑があると発言しました。
不審な点は通信の問題です。
パスファインダーの着陸地点は、公式発表では火星の北緯19,5度、西経32,8度にあり、火星基準面より2m低いアレス峡谷になっています。
そして、パスファインダーが着陸したとき、地球は火星の地平線から見て5度低い位置にありました。
NASAが発表した、着陸直後にセーガン記念基地から撮ったパノラマ写真に疑惑が生じます。
写真には、2つの隆起した丘が写っていて「ツインピークス」と名づけられました。
このとき地球は隆起部の裏側に隠れていることになり、セーガン記念基地と名づけられた通信の中継器として使用された無人基地(着陸機)と地球との間に障害物があり通信が邪魔されたはずです。
少なくとも電波は微弱になったはずです。
ところが通信の途切れは発生せずにパノラマ写真が送られてきたのです。
パスファインダーの軟着陸をテレビ中継した際、CNNで解説を担当したNASAのマーズ・プロジェクトのマネージャー、ドナ・シャリーも「着陸までと、そののちしばらくの間に交信が途切れなかったのは不思議だ」と番組中に述べているくらいに予想外の出来事でした。
ホーグランドが指摘したのは、パスファインダーがNASAが公表したとおりの地点に着陸したとしたなら、2つの峰が邪魔になって交信不能になり、前述のパノラマ写真は送信できなかったはずだというのです。
最初の放送から20日たった7月26日の深夜、再度「アート・ベル・ショー」に出演したとき、ホーグランドはそのことを根拠を示しつつ主張しました。
パスファインダーが着陸したのは、アレス峡谷ではなく人面岩で有名なシドニア地区であることをNASAは隠しているとホーグランドは述べました。
ホーグランドの推論の根拠はこうです。
パスファインダーの航路が途中で変更されています。
6月24日から25日にかけてロシアの宇宙船ミールに給油船が衝突するという事故が起きましたが、この事故の第一報が入ったとき、人々の注意はパスファインダーから離れました。
その隙にシドニア地区降下のための航路変更が行われたのです。
この推測を裏付けるように、航路変更が行われたと思われる36時間の間、NASAからの新しい情報の発信はなされていません。
ホーグランドが入手した情報によると「今回のマーズ・プロジェクトには、アメリカ、カリフォルニア州パサデナのJPLとは別に、テキサス州のダラスにもう1つコントロールセンターがある」というです。
その施設は工場地帯の一角にあり、厳重な警備態勢が敷かれているといいます。
ホーグランドは、ここからパサディナに偽の情報が送られている可能性があるというのです。
着陸地点がシドニア地区であるとする根拠がもう1つあります。
それは、パスファインダーから送られてくるパノラマ写真に常に登場するものです。
そこには、前述したように「ツインピークス」とよばれる2つの丘がきれいに写し出されています。
そして、このツインピークスこそが、人面岩なのです。
ツインピークスは人工的に積み上げられた階段状の建造物です。
ツインピークスの頂上部分が崩れ人工的なブロック構造が確認されました。
ホーグランドはダラスのコントロールセンターがミスを犯したとしか思えないと述べ、この映像はすぐにNASAのホームページから削除されています。
7月22日、NASAはこの人面岩をただのピラミッドと思わせる作戦に出ました。
この写真について、アリゾナ大学のピーター・スミス教授によって、ツインピークスの右側の山の中腹に水で削られた跡と見られる窪みが発見され、NASAはパスファインダーの着陸地点はかつて大洪水に見舞われていると述べています。
これは丘陵地帯の拡大写真で北側の峰です。
この写真には頂上部分しか写っていませんが、頂上部分の下もいくつもの層が折り重なった構造と考えられます。
隠蔽工作
パスファインダー計画に前後して、無気味な死亡事件が続発しています。
6月25日、旧ソ連の宇宙ステーシャン「ミール」が事故を起こした日に、NASAの上級プログラム・ディレクター、ガーガン・レイ博士がアメリカ、メリーランド州ポトマックの自宅近くで変死体となって発見されました。
この事件は、カリフォル二ア州パロ・アルトで、パスファインダーのコンピューター制御担当の技術者が、スタンフォード大学近くの高級住宅街の立ち木とフェンスの間に挟まって死体となって発見された日から数日後に起きています。
さらに、パスファインダーより1か月前に打ち上げられた「マーズ・グローバル・サーベイヤー」の女性プログラム・マネージャー、メアリー・K・オルセンが、JPLに出向後に塞栓症になり入院しましたが死亡しています。
35歳の人間が老人の病である塞栓症で死ぬとは普通ではないです。
そして、パスファインダー着陸直前の7月3日の深夜、NASAのシャトル部門の責任者ブルースター・ショウの息子が何者かによって銃で射殺されています。
このようにNASAの職員とその関係者がパスファインダー着陸をはさんで不可解な死を遂げています。
彼らはNASAが画策している陰謀を知りすぎたため、口封じのために殺されたのです。
1972年のマリナー計画では、送信された写真の一部が月面の写真とすり替えられていました。
1976年、バイキング1号が地球に送ってきた写真では、火星の空が地球に近いスカイブルーに写っていましたが、すぐに「そんなことはない」と画像処理された赤錆色の空に変更されました。
火星とその衛星フォボスの詳細な探査を目的に、1988年に打ち上げられた旧ソ連の探査船フォボス1号、2号が謎の消滅をしています。
1992年、アメリカの探査船マーズ・オブザーバーも、火星着陸寸前に突如として消失してしまっています。
アメリカは、火星の現在も生きている生物のDNAなどから多大な利益を得ようとして、火星人や火星の超古代文明遺跡も独占しようとしています。
1988年7月、旧ソ連は「フォボス1号」と「フォボス2号」の火星無人探査衛星を打ち上げましたが、1989年に相次いで火星に向かう軌道上で消息を絶ちました。
この連続した火星探査機の行方不明事件については、当時はさまざまな憶測が飛びました。
1993年8月21日、バイキング計画に続く、アメリカの火星表面を最高10m四方の高解像度で観測できる探査機マーズ・オブザーバー(1992年9月25日打ち上げ)は、火星の周回軌道に乗るため燃料タンクを加圧する操作が行われ微細な爆発を起こしてバルブを開けるので、通信装置に影響が出ないようにとスイッチがOFFにされました。
そして、そののちに故障のため通信装置が作動することはありませんでした。
故障の原因は搭載した通信装置に付けてあったトランジスタの不良とされ、同じトランジスタを付けた衛星の通信装置もやはり不良箇所が発見されたといいます。
超古代遺跡の中でも当時の火星人を表しているものが、シドニア地区にある「ツインピークス」である「人面岩」です。
ホーグランドの長年にわたる批判を払拭すべくNASAは、ソノマ州立大学名誉教授のスタンレー・マクダニエルに、この問題の公式調査を任せました。
1年間の調査の結果、マクダニエル教授はNASAの思惑とは逆にNASAに非があったことを明らかにしました。
そして、NASAによる隠蔽工作の存在までをも暴露したのです。
人面岩について、マクダニエル教授は次のようにコメントしています。
「人面岩については、バイキングが送信してきた写真に、可能なかぎり数多くの画像解析が加えられている。
階層的に行われた各種テストの結果、この巨石はけっして自然にできたものではない。
つまり人工建造物に極めて近いと明らかになったと思う。」
ホーグランドの主張を肯定するマクダニエル・レポートは、発表と同時に大きな論議を巻き起こしました。
1996年に打ち上げられた「マーズ・グローバル・サーベイヤー」は、高解像度のカメラを搭載しており、バイキング1号の写真とは比べようのないほどの鮮明な写真が撮影可能です。
1998年3月26日、NASAは火星周回中の探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーがシドニア地区の人面岩の観測を開始すると公表しました。
そして、4月6日に人面岩の最新画像データが公開されました。
それは、4月5日の午前12時39分、マーズ・グローバル・サーベイヤーに搭載されたマーズ・オービター・カメラで撮影され、地球に送られてきたものです。
写真の画像解析はカリフォルニア州サンディエゴにある「マリン・スペース・サイエンス・システムズ」によって行われ、結果はすぐにJPLに送られました。
マリン・スペース・サイエンス・システムズのマイケル・マリンは、こう述べています。
「とても人面には見えません。ただの丘陵地帯です。
自然の侵食作用でできた地形であることは間違いありません。
今回の写真によって人面岩に関する論争が終結することを望んでいます。」
ホーグランドはこの結果にたいして、重要な画像データが消去され不自然な形で簡略化されたものであると指摘して、「ノイズの多いテレビ画面を見ているようだ」と公表された写真を一笑にふしています。
1976年にバイキングによって撮影された画像では、人面岩はどう見ても人間の顔の特徴を備えていましたが、今回の写真のように頬の部分から光が当たった状態では、際立った構造は認められません。
リチャード・ホーグランドが率いる「独立火星調査団」のメンバーであるコンピューター技師のマーク・カーロット博士は、「もしかしたら、かなり侵食が進んでいるのかもしれません」と述べています。
また、ホーグランドとともにシドニア地区の異常地形を研究している物理学者のトーマス・ヴァン・フランダーンは、次のようにコメントを発表しています。
「バイキングが撮影した写真によって注目が集まった人面岩に関し、今回の写真によって新たな興味が生まれたといっていいだろう。
人面岩の上部に位置する『ヘッドドレス』とよばれる部分に関しては、明らかな線対称構造が見られ直線と曲線で構成される全体像を見ると人為的要素の介在が強く感じられるからだ。
今回の写真には、これまでに発見されていなかったものも写りこんでいるが、これによってさらなる疑問が生じた。
これだけ幾何学的な構造が存在するのは、太陽系惑星においては地球だけだろう。
火星表面の構造物群は、地球の人工建造物と比較するに値すると考えている。」
この点について、マーズ・グローバル・サーベイヤーに搭載されたカメラを操作したマイケル・マリンは、カメラアングルに問題があったこと、そして撮影当時のシドニア地区には強風が吹いており、それによって流された雲が太陽光をさえぎる不測の事態があった述べています。
さらにホーグランドは、人面岩に関する画像データの3分の2が削除されていると主張しています。
マーズ・グローバル・サーベイヤーが搭載しているカメラによって撮影された画像は、全部で256段階のグラデーションに分類することができますが、今回発表された写真のグラデーションはわずか80段階に分類されたものでしかありません。
今回送られてきた写真はとても判断材料としてとして使えるような代物ではないのです。
またマース・グローバル・サーベイヤーから最初の画像が送られてくるまでに予定よりも30時間のずれがあったことからNASAが何らかの工作を行ったのではないかと疑惑が持たれています。
人面岩の反射率を示す画像
画像には、夜明け前のシドニア 地区でボーッとした光を発する人面岩が映り込んでいます。
自ら光を発しているのではなく月の光を反射していますが、その表面の質感は磨かれた鏡を思わせます。
ホーグランドは、この現象について次のように語っています。
「火星表面のただの丘に、これほど反 射率があるとは思えない。
夜明け前の暗い時間に、わずかな月明かりを反射してこれだけ光っているのだ。」
暗い時間でこれだけ光るのだから、太陽が昇ったのちの様子はもっと光るでしょう。
実際、シドニア地区に位置する他の構造物も、明るく光を反射することが分かっています。
顔の2つの高い部分が、ツインピークスです。
ツインピークスの画像をデジタル補正すると、人面岩の正体が分かります。
最新の人面岩画像を上下を逆にします。
大洪水により、崩れ落ちたツインピークスの片方の山頂(鼻の部分)が顔の骨の形を基に修復され、ほかの崩れた部分がデジタル強調された画像です。
髪と髭を持つ男性の顔が浮かび上がってきました。
その顔は イエス・キリストだったのです。
欧州宇宙機関ESAがマーズ・エクスプレスに搭載した地下探査レーザ高度計MARSISによってスキャンした火星人面岩の地下構造は、人間の頭蓋骨です。
太古の火星のイエス・キリストの教会の会員たちは、は人面岩を建造するにあたって表面だけではなく、地下の構造をも人間の頭蓋骨そっくりに造り込んでいたのです。
地上の映像では周辺には火星人面岩しか見えませんが、顎の先には巨大な人体が埋まっていることが判明しているとされています。
つまり、火星人面岩は巨大な火星人体岩だったのです。
頭蓋骨を頭にして巨大な人体が浮かび上がっています。
両足をそろえ、両腕を左右に広げていて、胸の部分には肋骨らしき筋がいくつも見えます。
頭蓋骨(されこうべ)はアラム語で頭蓋骨の意味であるゴルゴダの丘で磔刑されることを表しています。
そこでピラトは、十字架につけさせるために、イエスを彼らに引き渡した。
彼らはイエスを引き取った。
イエスはみずから十字架を背負って、されこうべ(ヘブル語ではゴルゴダ)という場所に出て行かれた。
彼らはそこで、イエスを十字架につけた。
イエスをまん中にして、ほかのふたりの者を両側に、イエスと一緒に十字架につけた。 (ヨハネ 19:16-18)
NASAは火星人面岩を十字架に磔になったイエス・キリストだと認識しています。
火星人面岩は、人面だけではなく地下の頭蓋骨構造や十字架上の磔刑でイエス・キリストを表していたのです。
サタンに従う者たち
火星の北極には謎の都市遺跡、コードネーム「アルテミュア・シティ」が存在します。
火星の北極海、ボレアリス海の中央にあります。
ボレアリス海が存在した時代、孤島にアルテミュア・シティは存在したのです。
NASAが北極海の孤島を地中レーダーによってスキャンしたところ、そこに同心円状の構造が浮かび上がりました。
同様のデータはESAも得ています。
惑星ヤハウェの接近による激変が襲う以前、アルテミュア・シティは温暖な赤道付近に存在しました。
船舶を主な交通手段とする海洋帝国が存在したのかもしれません。
NASAは、ノアの時代の洪水前の火星の大陸のコードネームに「アルテミュア」と名づけています。
コードネームに大陸アルテミュアの名前を冠する「アルテミュア・シティ」とよんで、ここが火星の超古代文明の中心地であると判断しているのでしょう。
このアルテミュア・シティではシドニア地区に匹敵する人工構造物の人面岩が発見されています。
現在は北極点に位置するアルテミュア・シティにも、シドニア地区のように人面岩が存在することがレーダー・スキャンによって判明したのです。
NASAは公表していませんが、この人面岩をコードネーム「アルテミュウス」と名づけて調査しています。
古代の火星人が人面岩にするとはそのモデルは偉大な王か、もしくは神としていた存在だったと思われます。
人面岩アルテミュウスも、その下には巨大な人体が隠されている可能性があります。
レーダー・スキャンのデータからは、アルテミュウスには髭はなく黒人のように思われます。
14 ノアの時代の洪水の真相
<転載終了>
欧州では血と戦火の星といわれ、中国では火の星と呼ばれたのだが、
火星地表が赤いのだから、うすい大気が青くても、地球や宇宙からは赤く見える
だから火星が外から見て青いという写真はデマカセみたいに見えるからもういらない