日本や世界や宇宙の動向さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52020691.html
<転載開始>
中国が米国債を買うのを控えるか止めるとアメリカに脅しています。中国はそうすると発表したのですからそうするのでしょう。そうすると日本がこれまで以上に大量の紙屑米国債を買わせられることになるのでしょうか。
中国とアメリカの金融戦争は激しさを増しています。どちらかの国或は両国の経済を破壊しかねないほどの勢いなのかもしれません。金融戦争=サイバー攻撃=武器を使った戦争=EMP攻撃となるのでしょうか。
人民元 対 米ドルの戦いでしょうが、中国は米ドルを崩壊させ人民元を準備通貨にさせるために躍起になっており、アメリカはオイルマネーを守るために躍起になっています。そのためには敵国の経済を崩壊させる必要があるのでしょう。
しかしどちらの国の経済が崩壊しても世界の金融市場は崩壊してしまいますから覚悟が必要になってきます。
(概要)
1月10日付け

今日、中国は米国債の購入を控えるか購入自体を停止すると発表しました。中国のこのような動きは大変革をもたらすことになります。これは中国の原子力オプションであり、中国は、米国債の購入を止めるぞとアメリカを脅しているのです。これにより形勢が一変することになります。

投資家らが国債を投げ売りし10年国債の利回りが急上昇しました。

Yields

Source: Blooomberg

これにより金融バブルが崩壊する恐れが出てきました。

FRBは、意図的に米国債のバブルを発生させて2008年のメルトダウンに対処しました。FBRは、1990年代後半にアメリカの借金が飽和状態になってからずっとこの方法で対処してきました。

以来、FRBの最優先事項は負債バブルを膨らましつづけ負債デフレを避けることでした。

Debt vs GDP in the US

つまり、FRBは危機がある度に意図的に資産バブルを発生させていったのです。

1990年後半にテックノロジー関連株のバブル(テックバブル)が発生しましたが、このバブルが崩壊したとき、FRBは意図的に別のバブル(住宅、不動産バブル)を発生させたのです。

これが資産分野のフードチェインに発展していきました。不動産はあまり流動的ではなく米金融システムにとってはシニアアセット及びシステミックアセットの部類?なのです。

そして2008年に住宅バブルが崩壊し、FRBは意図的に別の資産バブルを発生させたのです。それがZIRPとQEによる米国債バブルです。

米国債はリスク・フリーの利回りを示しますから、FRBが米国債バブルを発生させた時、株式市場を含む金融市場全体がバブルになったのです。

いよいよ金融崩壊を覚悟する時がきました。

<転載終了>