社会科学者の随想さんのサイトより
http://blog.livedoor.jp/bbgmgt/archives/1072048748.html
”あ”さんより情報を頂いていました。
オリンピックの起源 // 悪魔バアルを祀る人類最大の宗教儀式
https://www.youtube.com/watch?v=DaofzJikeww

Eden Media
2016/08/11 に公開

この動画では古代・現代オリンピックの悪質な正体に触れ、その根本的思想を暴きます。

古代オリンピックにおいて崇拝された、最高神ゼウスの正体とは?また、現代オリンピックの父であり、「オリンピズム」を唱えた、クーベルタン男爵が指示した死後の不気味な意向とは?そして、近年では主流メディアも取り上げている、選手村で配布される10万個のコンドームの実態にも触れ、オリンピックの根源に潜むその悪質な思想を掘り下げます。



<転載開始>
 【現代の国際スポーツ界貴族を維持させるためのオリンピック開催は無意味,完全にプロ化したこの競技大会を,アマチュアの幻想で糊塗している裏舞台裏では,オリンピック貴族が養育され,しかも甘やかされているというバカバカしさ,もう止めにしたい】

 【2020年東京オリンピックの開催期間が盛夏(猛暑・酷暑)の時節に設定された「狂気の沙汰」「気違いに近づいた決定」は,いったい誰のための措置だったのか? 冷房の効いた貴賓室で屋外競技を楽しめるのは庶民ではなく,ほんの一握りのオリンピック貴族たちだけである】

 【「彼らの・彼らによる・彼らのための五輪」の歴史的な意義は,どこにも,なにもみいだせない。オリンピックなんぞ,この東京五輪で終幕にしたらよい】

 【オリンピックのために東京があるのか? そのようなスポーツ大会にまわす予算があるならば,これをほかに善用すべき対象がいくらでもある】



 ①「〈時時刻刻〉東京五輪,悩みジリジリ 暑さ・輸送 開幕まで2年」(『朝日新聞』2018年7月23日朝刊2面)

『朝日新聞』2018年7月23日朝刊東京五輪課題など この記事は図解のように,2020年東京オリンピックの開催にあたって「課題」となる「条件(困難)」の解決を克服する」ための工夫や努力を「解説(分析)」している。

 ここでは,わざわざ盛夏の真っ只中に開催することになった2020年東京オリンピックが,競技大会としては「最高の愚行」になるわけを,この「酷暑」の問題に関する段落のみを引用しておき説明したい。

 あえて事前に “予断を添える” 一言をいっておく。

 このように「厳重な暑さ対策」が必要な時期に,東京五輪が開催される。なかでも,陸上競技の「マラソンや競歩」を敢行するといった〈完全なる愚行〉は,「スポーツを実施させるための自然環境としては最悪の条件」を,2020年東京オリンピックの開催時期の気象条件として,みずから許容したことを意味する。

 この事実を百も承知で,炎天下にフルマラソンなどを発進させる号砲を撃つというのは,まさしく「狂気の沙汰・気違いに近づいた」運営である。なぜ,この種の「開催期間の決定」がなされたかについては,ここ数日間における記述で詳述したので触れないが,実に危険な五輪大会の日程内容が,盛夏の東京などにおいて展開される予定である。

 以下に記事を引用する。

  〔7月〕18日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で承認された競技日程では,マラソンや競歩などが当初の計画から開始時間が前倒しになった。マラソンは30分早めて午前7時開始となったが,東京大学の横張真教授(都市工学)は「根本的な問題解決にはなっていない」と指摘する。

 横張教授は2016年8月,当時想定されていたマラソンコースを2週間計測。過去約30年の夏季五輪のなかでもっとも過酷な大会になる可能性を示す結果が出たという。コース中盤から気温は35度を超え,選手だけでなく沿道の子どもやお年寄りもきわめて危険な状態に陥る可能性があるという。
 補注)さかさまにたとえていえば,水泳関係の競技を真冬の時期,それも屋外のプールで実施するのに似た愚行が,実際に予定されている。こちらのたとえでは,プールの水温が10度に届くかどうか分からぬが,そのような条件で水泳競技をすることなどは,いまどきとしては考えられない,途方もない〈想定〉となる。

 だが,さらに話をもっと単純に考えてみる。陸上競技のマラソンや競歩がわざわざ盛夏の「東京」で,それも「とくに一番暑い時期」に開催する五輪においてであるから,その日程をどのように組むかについてはたいそう苦労していた。なかんずく本来であれば, “要らぬ議論” が必要になっていた。

 選手・観客・ボランティアたちの生命の安全が,最初から計画的に「熱中症の危険性」と隣りあわせにさせられた「五輪の日程」が組まれている。というよりは,選手たちが「猛暑・酷暑」の環境のなかに本当に放り出されることになった。この状態は,それこそ危険がいっぱいのスポーツ環境を意味し,本来であれば絶対に回避されるべき条件であった。


 〔記事に戻る→〕 横張教授はコースや沿道にビル陰や木陰をいかに確保するかが重要と指摘しつつ,未明の開始など思い切った変更も検討を続けるべきだと話す。「酷暑にどう対応したか。そんなレガシーを残す役割も東京五輪にはあるのでは」。
 補注)流行言葉である〈レガシー〉を使った専門家の説明であるが,要は「盛夏の時期」にマラソンや競歩の走者を,都心で競技させるという計画からして無理であった。観客はともかく,選手が走るのに「ビル陰も木陰」もない。実に些細な事項をとりあげた話題になっており,いわば枝葉末節の部分に頭を突っこまざるをえない説明である。そもそも,前提である「盛夏に都心をランナーに走らせる」という陸上競技にとっては最悪の条件を当然視したうえで,以上の話が語られていた。

 都や国はマラソンコースで特殊な舗装をし,路面温度の上昇を抑える。木陰を広くする街路樹の整備や,送風機などで涼める場所も増やしていく。観客向けには,会場に入るさいの手荷物検査で待つ時間の目標を「最長で20分」と設定。手荷物が少ない観客向けの優先レーンなどの対応策を練る。行列全体を覆う大型テントと冷風機を設け,気温や湿度などが上がった場合,水やかち割り氷などを配ることも検討中だ。
 補注)ここでは直接とりあげないが,テロが発生する危険性の問題,つまり外部から突発的に飛びこんでくるかもしれない危ない要因は,別個の課題となって警備面にかかわる対応を要求する。けれども,盛夏(猛暑・酷暑)のもとに陸上競技を実施するの問題は,大会主催者みずか引き受けていたゆえに,回避できるわけもない「自然環境の悪条件」であった。

 前段で解説されている「暑さ対策」はいずれも,一時しのぎで場当たり的の,いいかえれば弥縫的な対応でしかない。そもそも,盛夏の時期に五輪などをわざわざ開催し,それも熱中症の発生(危険性)がそれも一番大きくなる時期に競技をさせるのだから,選手ははじめ観客もボランティアも「暑さ対策」にはたいそうな苦労を強いられる。

 建設中の新国立競技場は風通しの良い構造になっており,さらに観客席に風を送るファンもある。入り口などにはミスト冷却装置や,冷房の付いた休憩室も設けられる。大会組織委員会幹部は「今後は気温何度を超えたら競技を中止するか,などのマニュアル作りが必要」と語る。(引用終わり)

 「風通しの良い構造」だとか,「入り口などにはミスト冷却装置」が据えつけられているとか,「冷房の付いた休憩室も」準備されるとかいわれている。だが,ドーム球場みたく施設全体が空調の造りになっているわけではない陸上競技場で,そのような対策を講じたところで「2階から目薬」である。ないよりはマシ。ただひたすらに,そういった対策もしている,あるのだと訴求することに重点が置かれた話題である。

 今〔7〕月5日からの西日本地域を襲った豪雨による被害は甚大であって,この被災者たちの家屋損害などの後かたづけをするためのボランティアたちが,いま一生懸命に働いている最中である。しかも,今夏のこの猛暑・酷暑の最中であるから,行政(地方自治体)側は「ボランティアの熱中症対策」のまず基本としては,「20分作業 10分休憩」を訴えていた。厳しい暑さが続くなかであるから,そうでもしないことには,最初は健康な状態でボランティアに参加してくれた人たちが,途中で熱中症になりかねない。
 補注)下掲,左側画像資料を説明する。本日〔2018年7月23日〕『朝日新聞』朝刊6面下には『AERA』7月30日特大号の広告が出ていた。観てのとおりこちらは「10分作業 10分休憩」と書かれている(右側部分は切り落としてある)。
『朝日新聞』2018年7月23日朝刊AERA広告AERA2018年7月30日特大号目次の一部
 ところが,この『AERA』の広告をするこの『AERA』じたいのホームページのほうをのぞいてみると,この特大号の記事一覧に関していうことであるが,いま指摘した「記事の見出し」である文句,「炎暑の被災地広島ルポ 酷暑のなか『10分作業 10分休憩』心のメンテナンス」のうち,
『10分作業 10分休憩』の部分の文字は,こちら(上掲の右側画像の一番下の文句のなか)には表示されていない。

 また,本日〔7月23日〕『朝日新聞』朝刊にこの『AERA』の広告が掲載されていたのは,本ブログ筆者の自宅に配達される「13版」であって,最終版である14版(電子版や縮刷版として保存版となる)には掲載・掲示されていなくなっている。14版では,ほかのつぎのような広告の画面に差し替えられていた。
       『朝日新聞』2018年7月23日朝刊6面AERA変更後広告

 話題をもとに戻す。災害ボランティアはそのように,十分に休憩を入れて作業をするように注意されていた。それでは,陸上選手の場合はどうなるか? マラソンランナーは “熱中症に備えて” 途中で休憩するのか。

 1万メートル競走(男女マラソンに次ぐ注目を集める長距離種目)は「400mトラックを25周する」陸上競技である。だが,それを5周ずつ5回に分けて走らせ,もちろんその間には休憩をとらせたうえで,その合計時間(タイム)で競わせることになる(?)などといったら,それこそ〈呆れてバカあつかい〉される。それにしても,選手たいの場合は観客とは違い,暑さから逃げることはできない。

 ② いまや,嫌われているオリンピック開催都市の引き受け
    -オリンピック貴族たちには都合の悪い時代の流れ-

 本日〔2018年7月23日〕『朝日新聞』朝刊15面「スポーツ」欄には,「冬季五輪招致,悩む札幌 2026の可能性浮上,本音は2030年」という記事が出ている。この記事は以前から意識されているように,オリンピックを引き受ける都市が最近では少なくなっている事実をとりあげている。

 なにかと物入りになる五輪の開催引き受けである。経済的にも割りが合わない現実が徐々に強く意識されていて,五輪を喜んで開催する都市はほとんどなくなりつつある。これ五輪をめぐる現状である。

 ともかく,この記事を引用する。

 〔2018年〕4月に7カ国の都市で始まった2026年冬季五輪招致レースは,巨額の経費負担を不安視する欧州2都市がすでに脱落した。北海道新幹線延伸を見据えて2030年大会への先送りが「本音」の札幌市が浮上する可能性も出てきた。

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は〔7月〕20日,スイス・ローザンヌで理事会後に記者会見し,「われわれは敗者を生みすぎた。勝機が薄い都市が投資をするのは望ましくない」と語り,10月に決める正式な立候補都市を数都市に絞りこむ意向を表明した。

 各都市の招致経費を軽くする狙いなどから,今回から招致は2段階選抜が導入された。名乗りを上げているのは札幌のほか,カルガリー(カナダ),ストックホルム(スウェーデン),エルズルム(トルコ)と,共催をめざすイタリアの3都市。ただ,欧米各都市は財政難や住民の反対運動を抱え,バッハ会長の意向にかかわらず撤退する可能性がある。

 札幌については,バッハ会長は「2026年か2030年かの議論がある。新しい招致手続きを採用したことで,オープンで透明性のある形でIOCとの対話が進む」と言及。2030年大会への先送りに理解を示したようにもみえる。だが,日本オリンピック委員会の橋本聖子副会長は国内招致関係者が集まった今〔7〕月15日の会合で「2016年大会の招致活動に残ってほしい『IOCの意向』がある」などと明かしている。
 補注)この段落の内容は,どうやら “買い手市場ではなくなったらしい” オリンピック立候補地(都市)の減少ぶりを,正直に物語っている。IOCのほうから日本に対して「2016年大会の招致活動に残ってほしい『IOCの意向』がある」などとは,ずいぶんな話である。

 オリンピック貴族たちにとってオリピックの開催は,夏季にせよ冬季にせよ,「彼らが優雅な貴族生活を維持していく」ためにはぜひとも必要不可欠な前提条件である。日本IOC側の橋本聖子は,カモの役割を果たしているように映るが,もしかしたらネギも背負っているこちら側の幹部であるかもしれない。

 〔記事に戻る→〕 冬季五輪は2018年平昌(韓国),2022年北京と東アジア開催が続き,札幌は不利とみられていた。しかし,状況は変わりつつある。秋元克広・札幌市長は〔7月〕18日,「2026年大会の招致活動は2030年にとってマイナスにはならない。IOCとの信頼関係の維持も大事だ」と語った。招致を継続するのか,2030年大会に絞るのか。最終判断は9月に下される。
  ※ 2026年冬季五輪招致レース「解説」※

 現在は第1段階の「対話ステージ」で,五輪開催に興味を示す都市に対し,IOCが専門家を派遣して負担軽減の支援を協力する。10月から公式な招致期間「立候補ステージ」に入り,来〔2019〕年秋のIOC総会で開催都市を決める。
 ③ 今夏,熱中症の被害が頻発-「熱中症死? 相次ぐ  都心35.6度,今〔2017〕年最高」(『朝日新聞』2018年7月23日朝刊34面「社会」)

 連日の厳しい暑さは〔7月〕22日も各地で続いた。全国927の観測地点のうち,西日本豪雨の被災地も含め,237地点で最高気温が35度以上の猛暑日,667地点で30度以上の真夏日となった。気象庁は,今後1週間程度は広い範囲で猛暑日となりそうな地域があるとして,こまめな水分補給や冷房の利用など,熱中症への十分な注意を呼びかけている。

 気象庁によると,最高気温が全国で最も高かったのは岐阜県郡上市の39.8度。名古屋市でも39.5度など愛知,岐阜両県の計6地点で39度を超えた。東京都心も35.6度で今年最高を記録した。

 埼玉県では熱中症によるとみられる2人の死者が出た。午後4時40分ごろ,川越市に住む男性(78歳)の家族から「意識がない」と119番通報があり,男性は病院に搬送されたが1時間後に死亡した。午後5時50分ごろには,吉川市に住む女性(67歳)の家族から119番通報があり,女性は搬送先の病院で亡くなった。

 東京消防庁管内(稲城市と島嶼〈とうしょ〉部を除く東京都)では22日午後3時半現在,熱中症とみられる症状で5~101歳の計138人が救急搬送された。一方,21日の管内の救急出動件数は3091件で,1日あたりの出動件数としては救急業務を始めた1936年以降で最多だった。このうち熱中症の疑いがある搬送者数は311人だった。

 西日本豪雨で被災した広島県東広島市河内町では,男性(63歳)が,18日に自宅の片付け作業をした後,熱中症とみられる症状で死亡していたことがわかった。東広島市によると,男性は歩いて避難先に戻る途中で倒れていたという。 (引用終わり)

 2020年東京オリンピックの開催期間が,今〔2018〕年並みの猛暑・酷暑にならなければ大丈夫だなどというなかれ,平均気温であっていまごろの時節は運動(競技)には,たいそう不適である。

 ④ これをかぶってなかで動く人は大丈夫か
  「『ライトワ』『ソメイティ』 名前決定!  よろしくね! 東京五輪・パラマスコット」
   (『日本経済新聞』2018年7月23日朝刊39面「社会」)

 この記事の頭から3分の1ほど引用する。これは,2020年東京五輪で熱中症に罹患しそうな「第1の候補」に挙げられる人物(?)関する記事である。

 2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコットの名前が「ミライトワ」「ソメイティ」に決まった。大会組織委員会が〔7月〕22日,東京ミッドタウン日比谷(東京・千代田)で開いたイベントで発表。2体の着ぐるみが元気に動きまわる姿もお披露目した。五輪開幕まで24日であと2年。広報大使として本番に向けた機運の盛り上げに一役買う。
『日本経済新聞』2018年7月23日朝刊34面五輪ぬいぐるみ

 五輪マスコットのミライトワは大会エンブレムと同じ藍色の市松模様をあしらったデザインで,「素晴らしい未来を永遠(とわ)に」との願いをこめた。パラリンピックのソメイティは,モチーフのサクラを代表する「ソメイヨシノ」と英語で「非常に力強い」という意味の「so mighty」にちなんだ。(引用終わり)

 森 喜朗君(公益財団法人日本スポーツ協会最高顧問),東京五輪の最中は自分で率先してこのぬいぐるみを着て(かぶって),大いに活躍したらよい。ただし,熱中症にはならないように注意すること。とりわけ,裸でいてもまだ暑いいまごろの時節に,いくらなんでも,ぬいぐるみはない……。JOCの諸君はまえもって,頭のなかが早くも熱中症か?

 つぎの画像資料は本日(2018年7月23日)の天気予報である。最高気温の予想に注目したい。東海道線に沿った各都市は,とくにめだって猛暑・酷暑。( ↓  画面 クリックで 拡大・可)
2018年7月23日の天気
出所)https://weather.goo.ne.jp/weather/day/1/

2018年7月23日天気予報岐阜と名古屋は40度
出所)https://www.huffingtonpost.jp/weather-news/
tajimi-20180723_a_23487294/?utm_hp_ref=jp-homepage

 ⑤【 関連記事・紹介 】

 「東京五輪 “酷暑” 問題の元凶は招致委員会の嘘だった! 『温暖で理想的な気候』」」とプレゼン,今だに『打ち水で対策』と妄言」『リテラ』2018.07.22,
http://lite-ra.com/2018/07/post-4142.html

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<転載終了>