世界の裏側ニュースさんのサイトより
https://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12421605207.html
<転載開始>

認知症の82歳女性が記憶を取り戻す助けとなった食事療法とは
82-Year-Old Woman With Dementia Gets Her Memory Back After Changing Her Diet


2018年5月13日【Collective Evolution】

認知症で自分の息子も認識できなかった82歳の女性シルビア(Sylvia)さんが、食生活を変えた後に奇跡的にも記憶を取り戻しました。

 

 


症状が深刻になったため、本人の身の安全のためにやむなく入院することになった時、マーク・ヘッツアー(Mark Hatzer)さんは唯一残された親を失うことを受け入れようとしていました。

シルビアさんは自分の記憶と一部の判断力を失い、彼女の世話をしていた看護婦さんに誘拐されると警察に電話するほどになっていたのです。

 


その後、大量のブルーベリーやクルミを含む食事に変更させ、それがシルビアさんの症状に強力な影響を与えました。そして今、そのレシピはアルツハイマー・ソサエティによってシェアされています。

またシルビアさんはその他の健康食品も取り入れ始めました。
取り入れたのは、ブロッコリーやケール、ホウレンソウやひまわりの種、緑茶、オーツ麦、サツマイモ、さらにカカオ含有量の高いダークチョコレートなどの脳の健康によいとされている食べ物です。

 

 

 

(画像:脳と記憶によい13の食べ物)

http://www.letmegroom.com/best-foods-to-boost-your-memory/

 


マークさんとシルビアさんは、医薬品だけでは十分でないと共に判断し、地中海の国々で認知症の発症率が非常に低いことを明らかにした研究を見つけ、その食生活を真似し始めたのでした。

Mirror.co.ukより

1977年に兄弟の一人を失っていたマークさんの発言:

「母は自分が入院していた時、今まで泊まった中で最悪なホテルに宿泊していると思っていたそうです」

「私のことを思い出せず、誘拐されると思って警察に通報したこともありました」

「父親も兄弟も死んでいたので、私と母親の二人きりでとてもつながりの深い家族でした。だから母が私のことを思い出せなかったときは絶望感を感じました」

「私たちはコンビのように、どこへ行くのも一緒でした。他に頼りになる家族もいませんでしたので、絶望し、これまでにない孤独感を感じたものです」

「瞬く間に、幸せな家族から危機に直面した家族に転落したのです」

母の退院後、処方された医薬品の代わりに代替治療を試してみようということになりました

一部の国では、その食生活のために実質上アルツハイマーの人が誰もいないというのですから

「魚(が脳によいこと)は誰もが知っているところですが、その他にもブルーベリーやイチゴ、ブラジルナッツやクルミなど脳と同じ形をしている食べ物があります。

そして見た目が脳に似ている食べ物は、脳の健康によいと言われています
 

 


また、マークさんは母親と一緒にジグソーパズルやクロスワード、社交の場で人と交流するなど認知力によいエクササイズを行い、シルビアさんは自分の椅子に取り付けられた自転車こぎができる器具で運動も行っていました。

マークさん:

 

「一晩で治ったわけではありませんが、1、2か月後には母は誕生日を思い出して、もっと前の母らしくなり、注意力や集中力も強くなりました

「(認知症の)診断を受けると、もう人生が終わったと考える人がほとんどでしょう。

調子のいい日もあれば悪い日もあります。しかしそこで人生を終わりにしてしまわなくてもよいのです

母は82歳にしてはとても健康で10歳は若く見えます。母と直接対面しても、まさかこのような経験があったなどとは思えないでしょう」

「かつては、母は何をするにも助けを必要としていましたが、今ではそれが逆転してしまいました。

この国(イギリス)では寿命は延びていますが、国民は必ずしも(昔より)健康的であるとはいえません
 
 

 

★体に備わっている自己治癒能力は、私たちが信じ込ませられているよりもはるかに強い

 

 


このエピソードから、正しい環境にあれば、私たちの身体はどれほどの回復力を発揮することができるかを表しています

このような疾患の多くはそもそも食生活に関連している場合が多いものですが、つまり食生活を正しくすることで逆行させる可能性があるということです。

もちろん遺伝的な疾患も一部ありますが、そのような遺伝子を持っていたとしてもそれが必ずしも発動するわけではなく、そのリスクを最小限に抑えるためにできることもあります

健康は最大の財産です。私たちは自分の健康や運命に取り組む権利があることに気がつかなければなりません。

 



★アルミニウムとアルツハイマー病

脳に蓄積されたアルミニウムが認知症、特にアルツハイマーに直接的に関係しているというテーマの記事を以前にご紹介していましたが、アルミニウムが原因であることを知ることはとても重要です。なぜならその事実を知ることで、アルミニウムの摂取を減らす努力し、この健康を阻害する金属を脳や身体からデトックスすることが可能になるからです。

最近、ウェブサイトThe Hippocratic Postに掲載されていた「
アルミニウムとアルツハイマーが関連していることを強く表すエビデンス(Strong evidence linking Aluminum to Alzheimer’s)」という記事には、まさにその点についての解説があります。

 


「晩期発症型、または孤発性アルツハイマー患者の脳組織に蓄積されたアルミニウムは、年齢を適合させた対照群と比較すると有意に高いことはすでに知られています。

わかりやすく言えば、60年代後半より上の年齢でアルツハイマーを発症させた患者は、アルツハイマーのない同年齢の人たちよりも、脳組織により多くのアルミニウムを蓄積させているということです。

さらに、孤発性(通常は晩期発症型)の若年性アルツハイマー病と診断された患者の脳にはより高レベルなアルミニウムが発見されています。
環境(例:イギリスのキャメルフォードでアルミニウムが水道に投棄されていた)や職場などから、異常に高レベルなアルミニウムに接触したことがある患者です。
 
つまり、毎日の生活で非常に高レベルのアルミニウムを取り込んでいた人たちは、50代や60代前半のようなずっと若い年齢で発病する場合があるということです」



2016年12月、微量元素を専門とするジャーナル誌上に発表された同氏の最新の研究「Aluminium in brain tissue in familial Alzheimer’s disease家族性アルツハイマー病患者の脳細胞内に蓄積されたアルミニウムについて)」は、彼とそのチームが長年に渡って研究してきたアルミニウムを対象とする研究の一つです。

 

http://thehealthmoderator.com/newest-evidence-on-the-aluminumalzheimers-link/

 


しかしこの研究は、家族性アルツハイマー病と診断された患者の脳組織内のレベルを科学者が測定した初めての研究であったため、彼らの研究の中でも特に重要であると考えられています。(家族の中にアルツハイマー病の患者が二人以上いる場合は、家族性と診断されます)

この研究資料によると、献体された家族性アルツハイマー病と診断され死亡した方の脳脳組織内からは、人間の脳組織から検出されたものとしては最高レベルのアルミニウムが測定されたということです。

エクスレイ教授による記述:

 

家族性アルツハイマー病と診断され死亡した方の脳脳組織内からは、人間の脳組織から検出されたものとしては最高レベルのアルミニウムが測定されたことを明らかにしました。

家族性アルツハイマー病の患者の脳組織内のアルミニウムの量は、腎臓透析を受けた際にアルミニウムによって起きた脳傷害が原因で死亡した人に検出されたものと同等のレベルのものです」

「家族性アルツハイマー病はアルツハイマー病としては早発性のもので、早い人で30代、40代の若さで最初の症状が現れます。非常に稀なケースであり、アルツハイマー病の全件数のおそらく2~3%程度でしょう。

すべての形態のアルツハイマー病の原因と深い関係があるアミロイドβと呼ばれるタンパク質と呼ばれるたんぱく質に関係していますが、アミロイドβと関係している遺伝子変異がその基盤となっています。

家族性アルツハイマー病の患者はより多くのアミロイドβを生成しており、またアルツハイマー病の症状をずっと若い年代で発症させます」



★変化への第一歩はまず、認識を高めるところから

このような神経変性疾患の本当の原因に関する認識を高めることで、予防し、さらに治療するために私たちが取り組めることが増えてきます
。そして最終的には、この病気が起こらないように私たちの食品からアルミニウムやその他の化学物質などを取り除くことができるようになることを期待しています。

認知症やアルツハイマー病に苦しんでいる方が身近にいらっしゃるのであれば、ぜひこの記事をシェアしてください。



【参考】

https://www.collective-evolution.com/2018/04/27/82-year-old-woman-with-dementia-gets-her-memory-back-after-changing-her-diet/

 

 

 

 

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【コメント】

 

私の祖母もアルツハイマーになり、認識力だけでなく身体能力も里帰りするたびに酷くなり、最後は寝たきりとなってやせ細った状態で他界しました。どんな時も笑顔だったのに、目に見えて弱っていく祖母を見ているのは辛いものでしたが、私のことも思い出せなくなった時はとてつもない悲しさを感じました。実際に毎日、看護をされているご家族の方の肉体的・精神的な負担は計り知れません。

 

アルミニウムの蓄積については、思い当たる節が多すぎるくらいあります。

アルミニウムは軽くて加工がしやすいせいか、意識的になるといかに身の回りに無数に存在しているか驚くほどです。

 

★身の回りのアルミニウム製品の一部

 

 

http://www.viewzone.com/alzheimers.html


その他、食品としてはベーキングパウダーにもアルミニウムが微妙に含まれる場合があるそうで、我が家ではアルミニウムが含まれていないものを厳選して使っています。

 

また、青魚が脳によい食品とされてきましたが、近年では海洋汚染が深刻で大型の魚ほど蓄積された水銀などの有毒な物質も高レベルに含まれているので、毎日大量に摂取するのは健康な人でも避けた方が無難でしょう。

 

「現代医療が最高で、お医者様が出す薬を飲めさえすれば大丈夫」という考え方の人がとても多いようです。たしかに現代的な医療にも素晴らしいところはたくさんありますが、宗教のように現在の科学的なものを絶対的なものと信仰心を持ってしまうことは非常に危険なことではないでしょうか。実際、現代医療にも無数の限界も問題点もありますし、逆に地道でも生活を改善することがその他の疾患や病気の予防にもなりえます。

 

 



<転載終了>