ポニョさんのサイトより
https://blog.goo.ne.jp/saiponics/e/6786084de07b226e9e9ae8aeb94404be
<転載開始>
音楽は、「タット」と「トワム」、つまり人間と神とを調和させるための、素晴らしい媒体です。
もちろん、その歌は、名声や利益に対する貪欲さからではなく、プレーマ(無私の愛)から出たものでなければなりません。
大雨のとき、滝のように降りしきる雨は、天と地をひとつに融合させます。
それと同じく、愛の火の灯った歌は、「あなた(トワム)」と「それ(タット)」とをひとつにすることができます。
「アシ」(融合のプロセス)が完成するのです。1983/1/1

ポニョ:前回は、平均律と純正律の話を聞かせてもらったけれど、とても微妙な音の世界の話やったぜよ。おいらにとっては異次元の世界や。

ヨシオ:人は夜寝ると魂が肉体から抜け出ていつも異次元に行ってるんや。異次元の世界ってポニョが行き慣れた世界なんや。

ポニョ:そうなんですかね。全然夢も見ないし、何も覚えていませんが。それにちょっとぐらい音が外れても誰が気づくんでしょうかね?

ヨシオ:楽器をやっている人なら結構気づいていると思うで。例えばオーケストラや吹奏楽部、カルテットに入っている人は先輩から、「長調のときは第三音は低く、短調のときは高く」しなさいとか言って忠告されるんや。

ポニョ:へえ〜。でもそういう人は忠告されても、何で楽譜通りに演奏したら良くないのか多分、分からないぜよ。余程音感が鋭い人でないと無理無理。

ヨシオ:ポニョはギターを音叉を使って、きちんと正確にチューニングした事があるやろ。一本一本の弦を、音叉を使ってパーフェクトにチューニングしたと思ってコードを弾くとハモっていない体験は誰でもあるやろ。

ポニョ:残念ながらおいらにはありませんズラ。理論的には純正律では全音と半音の間隔が同じではないので転調をした時に、和音が不協和音になってしまうので、転調を優先する為に和音のハーモニーを犠牲にしたって事なんやな。それがあんたのような繊細な感覚を持っている0.1%の一部の特権階級の人には勘に触るんや。

ヨシオ:なんで俺が特権階級やねん。支配層と間違えているやろ。シタールなんかは転調をする時に、フレーム自体を動かすのでそういう問題は起こらないな。それにインドの古典音楽は、同じ曲の途中で西洋音楽のようにあまり転調しないしな。

ポニョ:インドの音階は全音の間に色々とあるんやろ。この前言ってたやないか。1オクターブを1200に分けるセントという単位を使わないと、インドのような民族音楽は譜面にあらわせないって。

ヨシオ:俺は譜面は嫌いなんや。俺がシタールに惚れたのはAという音を鳴らしても、弦を引っ張ることによって流れるように自然にBやCにまで音を移せることなんや。めちゃ人の心の感情に近い音が出せる楽器なんや。この前紹介したサロードという楽器も同じ事が出来るんや。

ポニョ:そういう意味で西洋音楽よりインドやインドネシア、日本も含めてアジアや中東の民族音楽の方が人の心の動きというか、感情をもっと表現出来るんやろな。

ヨシオ:オーストラリアのアボリジニの楽器であるディジャリードゥも、とても繊細な楽器なんやで。ずっと前にも記事にしたけど、アボリジニのヒーラーは病人を治療する時に、その病人の内臓や体の部分が病んでいる部位を確かめてから、その内臓などの体の各器官が持っている波動数に応じたディジャリードゥを選んで病人の体の近くで鳴らし病気を癒すんや。

ポニョ:それってすごい高等なテクニックやぜよ。アボリジニってそういう知恵をどこから得たんやろか?

ヨシオ:ホワイトスピリットという霊が彼らの神さんなんや。そのホワイトスピリットが彼らにいろんな事を教えてくれたんやて。もちろんそのホワイトスピリットはどこか遠くの方にいたり、その辺の岩や山などの聖地に宿っていたりしているのではなく、彼ら自身が実はホワイトスピリットなんやけれどな。

ポニョ:ところで今日は音楽のどんな話題を用意してくれているのかな?

ヨシオ:今日は俺の子供達が通っていたシュタイナースクールの話をしようかなと思っているんや。

ポニョ:その話は何回かもうすでに聞いたぜよ。右脳を発達させ、直観力を付けさすために、右脳の脳波を刺激するバイオリン、チェロ、フルートなどの楽器を学校で演奏するんやろ。後、小さなハープも学校の工作の時間に作るって言ってたよな。

ヨシオ:その小さなハーブはライアーっていう名前を持っているんや。

ポニョ:知っているぜよ。ジブリのゲド戦記のテーマソングで鳴らしていたぜよ。

ヨシオ:シュタイナースクールでは、子供達がいろんなデザインや色のライヤーを作るから見応えがあるで。そして天使の様にそれらの自作した小さなライアーを持って、校舎のあちこちで休み時間になれば鳴らして遊ぶんや。少し離れたところからその様子を見ると、天国にいる天使みたいやで。
https://m.youtube.com/watch?v=nmExqfKa1Uc

ポニョ:それは可愛い光景やろな。

ヨシオ:そういえば保護者の勉強会で、シュタイナーが基本音調の話をしているのを学ぶ機会があったな。確か432ヘルツの周波数が自然の摂理とマッチしている周波数なのに、世界はそれを無視してわざと440ヘルツの周波数を基本音調と設定して人の自然な生命力に悪い影響を与えようとしているって言ってたな。432ヘルツ以外の周波数でない基本音調は、悪魔を勝利に導くとシュタイナーは警告してるんやて。この前もピアノのチューニングの話をしたけれど、ピアノをチューニングする時も鍵盤の真ん中のAつまりラの音からスタートするけれど、先ずAを440ヘルツに合わせてから始めるんや。

ポニョ:あーっ!その話はどこかで聞いた事があるぜよ。それには支配層の番頭役ロックフェラーが暗躍していたという話やぜよ。基本音調を440ヘルツに設定した後、ロックンロールミュージックを始めて、ヒッピー文化、ドラッグ、性の自由、女性解放運動などを、今、ソロスがやっている様にロックフェラーがドラッグや武器を売った汚れた資金を出して始めたんや。人の精神に安らぎを与え、生命力にも良い影響を与える432ヘルツの周波数ではなく、悪い影響を与える440ヘルツの周波数を基本音程にする為に、世界でアメリカが最初に設定したんやぜよ。

ヨシオ:そういや学習会でそんな話もしていたな。それが理由でシュタイナースクールで使う楽器はライアーも含めて全て432ヘルツに設定してあるんや。勉強会でこの432ヘルツという数字はとてもスペシャルやと説明していたな。例えば432を60倍したら25920となり、それは惑星歳差運動周期の年数と一緒なんやで。またインドの聖典リグベーダの全音節数は432000音節やし、カリユガの1聖年は人のこの世界の360年に等しいので432000年の長さを持ってるし、1マハユガは年代は4,320,000年あるし、宇宙が創造されて破壊されるブラフマ神の一日は432x10の七乗年、4,320,000,000年と言われているし、432ってスペシャルな数字なんや。

ポニョ:気が遠くなるような数字の配列が続いたな。おいらがYouTubeで見たのは、水が入った容器をその432ヘルツの周波数で振動させると、とても美しい模様が出来るんやて。またお腹の中の赤ちゃんは水分が90%もあると言われているけれど、お母さんのお腹の中の赤ちゃんにこの周波数の音楽を聴かせると赤ちゃんに良い影響があるんやて。この周波数は自然に存在する全てのもの、特に水に対して良い影響を与えるんや。
https://m.youtube.com/watch?v=9R4Bkwh9h9c
ヨシオ:ふーん。そうなんや。俺も432ヘルツの周波数の楽器を作ってみようかな。ちょっとは頭の回転の速度が速くなるかもしれんしな。

ポニョ:普通はおいら達の年齢になると、頭の衰えを防ぐ事を考えるんや。その年になって頭の回転をもっと速くしようと考えているのはあんたぐらいやぜよ。

プラナは、宇宙の生成から消滅までの期間は、31,104x10の十乗倍であると述べている。これはくしくも光が100年間かけて進む距離と同じである。
宇宙での一秒は、地上の十万年にあたる。
宇宙が一度創造され消滅する間に、この物質世界と二つの霊界は(Bhu,Bhuvah,Suvah)36000回にわたって破壊されそして創造されるのだ。
これは、432x10の七乗年と等しいのです。
これらを称して宇宙の一日と呼びます。
そしてそれが百年経たときにこの物質宇宙も霊界も消滅します。
宇宙が消滅した後、時というものも無くなります。
時、空間、物質、等は同時に創造されます。ガルーダプラーナP3



<転載終了>